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恥ずかしいかも!膨らみすぎたその財布

薄い財布

あなたの財布は膨らみすぎていませんか?
めったに使わないカード、増えていく小銭。
膨れてパンパンの財布を使っていませんか。

目次

財布で演出するスマートもある

お金を支払う場面がある以上、お財布を人前で「披露」する機会は少なくありません。
また、お財布に余計なモノを入れていると、お金を支払うわけでもないのに財布を出すことになります。

膨らんでいる財布の共通点

人前に披露された財布が膨れてパンパン。
あなたがそんな財布を目にしたらどう思うでしょう。
ときどき「いったい何が入っているんだ?」と驚くものがあります。
少なくとも「スマート」にはみえませんよね。

そのような財布の共通点として、
・使う機会が少ないカード、会員証
・必要以上に増えた小銭
が挙げられます。

かつては私もそうでした。
ですがビジネスパーソンたるもの、スマートさも演出のひとつ。
そして出した答えが「小さい財布」。

膨らんでいるカバンも同じ

通常、小さなものに大きなものは入りません。
大きいから、入る分だけモノを入れてしまうことになります。
自分はこのことを「カバン」で経験していました。

仕事がらというべきか、持っていた方がよさそうな資料やら書籍があります。
カバンが大きいとそれらをどうしても詰め込んでしまうのです。
布や化学繊維でできたかばんであれば多少伸びますので強引に詰めます。
ファスナーでマチが広がるタイプは最悪で、さらに詰めます。

財布同様、膨らんだかばんもカッコよくはありません。
そこで私はカバんをアタッシュケースに変えました。
アタッシュケースには「膨らむ」という余地がないからです。

余地がなければ、ほんとうに必要なものだけを詰めるようになります。
そして、工夫をするようになります。
「この資料は紙ではなくて、クラウドサービス上にデジタルで置いておこう」とか。

財布を身に着ける(洋服のポケットなどに入れる)習慣のない自分は、
そんな膨らまないカバンへの工夫の一環で、いつもカバンに入れている財布も小さくする必要がありました。

究極の財布

さて、「小さい財布」。
その具体的な答えをくれたのが、「abrAsus 薄い財布」でした。

『ポケットの中で、究極に快適な革財布』をうたうこの財布。
特別なしくみで、世界一薄い革財布の実現を目指したものです。

特別なしくみとは、

1.カードとコインが重ならない構造
2.重なる革の枚数を、極限まで削減

引用元

その詳細については引用元に譲りますが、カードについていえば5枚、コインについては999円までしか入りません。
コインの999円とは、500円玉1枚+100円玉4枚+50円玉1枚+10円玉4枚+5円玉1枚+1円玉4枚の合計15枚です。

カードについては、ほんとうに必要なものに絞ればよいでしょう。
ちなみに自分は、クレジットカード、免許証、健康保険証、ETCカード、カーシェアのカード
を入れています。
使う頻度が高いSuica、楽天カード、Tポイントカードは、必ず胸ポケットに携帯している「名刺入れ」に。
あとのカードや会員証は、別のカードケースにまとめています。

問題はコイン。これはこの財布を買おうとしたときに一番悩みました。
999円で支払いが成り立つのか?おつりで999円を超えることはないのか?
引用元にも記載がありますが、
こまめに小銭を出せば、999円(コイン15枚)を超えることはほぼないのだそうです。

実際、使い始めてからだいぶたちますが、たしかに小銭が入りきらなかったことは1度もありません。
もちろん、「おつりが少なくなるように払う」ことは前提ですが。

「しくみ」の話をしましたが、デザインにもセンスが光ります。
機能美に併せ持つ造形美は、十分な満足を与えてくれるものです。
色や素材の種類も豊富で女性仕様のものもあり、自分に合った「スマートさ」を存分に引き出してくれる財布として一考の価値あり。

おつりは5円、50円、500円をもらうように

この財布、「おつりが少なくなるように払う」という前提がありました。
ふと気になって、おつりを最大限少なくするには?を調べたことがあります。
ひとつの答えは「5円、50円、500円」のコインをおつりにもらうようにすること。

たとえば、479円の支払い時にちょうどを払えないのであれば、1,034円で支払うことを検討するというものです。このときのおつりは555円。
34円の支払いでコインは7枚減って、おつりで3枚増えます。結果、コインは4枚減ります。
ちなみに、500円玉で払えば2枚増え、1,000円札で払えば3枚増えます。

理屈はわかりましたが、479円と言われて、1,034円をすぐにイメージできますか?
残念ながら、自分にはできませんでした。
ですが調べていくと、コツがあることがわかりました。

はじめから1,034円を計算するのではなく、結果的に1,034円を支払えばよい、ということです。
「?」ですよね。479円の例で説明します。

1円の位を見ます。財布を見て9円があるならまず出します。
ない場合には、5円を引いた4円を出します。それもなければ次へ。

9円を出せた場合以外は、10円の位の70円に「10円を足す」ことにします。つまり、10円の位は80円です。
80円あれば出します。ない場合には、50円を引いた30円を。それでもなければ次へ。

80円を出せた場合以外は、先ほど同様、100円の位に「100円」を足します。
これで100円の位は500円です。500円出せれば出します。
なければ、お札を出すことになります。

財布の中の小銭事情によりますが、これで1,034円を導くことができます。
小銭事情により、484円を支払ったり、534円を支払ったりすることになりますが、おつりの中に5円や50円が混じることで、1円や10円がない分だけ、コインは減ります。

ポイントは1円の位から上の位に向かって検討しながらコインを出していくこと
そうすれば、複雑な計算なしにおつりを減らすことができます。
最初は多少時間がかかるかもしれませんが慣れで早くなります。

究極に薄い財布、そしておつりを減らすコツ。
これでもう、財布は絶対に膨らみませんよね。ご興味のある方はお試しあれ。

補足
計算の過程で「5円」や「50円」を引いていますが、引けない場合があります。
数字が4以下のときです。たとえば、1円の位が4円のケース。
このときは4円を出す。出せなければ5円を払う、もしくは出さない。
出さなかった場合には、10円の位に「10円」を足します。 以上の払い方で、
必ずしもおつりのコインが最小枚数にはならない場合もあるかもしれません。
つまり、他の払い方もある、ということです。

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  きょうの執筆後記
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カーシェアを利用しています。利用し始めて3年近く。どんどん使える場所が増えました。
利用頻度を考えると、経済的には「所有する」よりも圧倒的におトク。
クルマに乗るのは好きですが、クルマ自体にこだわりがない自分にはぴったりのシステムです。

薄い財布

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