ひとりでもやれます~フリーランスの朝礼

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朝礼をやっている会社は少なくないと思います。
先日、とあるブログを拝見し、勤め人時代の朝礼を思い出しました。
どんなことでもそうですが、目的いかんで良くも悪くもなります。
目的が良くても、目的を見失ってしまうこともあります。

朝礼に意味はあるか?

先日見つけたのは、プロブロガーのイケダハヤトさんのブログ。
こんなことが書いてありました。

非常に素朴な疑問として、毎日みんなで集まって「朝礼」をする意味って、
なくないですか?何?学校なの?校長先生の話聞くの?
その間に仕事した方がいいんじゃない?つか、会社行く意味あるんすか?

「朝礼」というのは工場労働が主流だった文化の名残なんでしょうね。

まだ会社で「朝礼」やってるの?会社は学校じゃねぇんだよ!/まだ東京で消耗してるの?

イケダハヤトさんがおっしゃるように「名残」としてやる朝礼であれば、たしかに意味はないといえます。
貴重な朝、見失った目的のために割いている時間はありません。
その点でイケダハヤトさんの話は納得がいきます。

それでもあえて、朝礼をやるということについて話をしてみたいと思います。

朝礼の目的

自分がフリーランスになる直前の勤務先では朝礼がありました。
そして、フリーランスになった今も朝礼をやっています。

えっ、ひとりで朝礼できるの?と思いますよね。ひとりでやる意味があるのかと。
自分は勤務先での朝礼の「目的」をたいせつなものとして理解していました。
ひとりになっても継続すべきだけの目的だと考えています。

勤務先での経験も含めて、いま自分が朝礼の目的に掲げることは3つ。
「楔」、「報」、そして「絆」です。

楔(くさび)

自分は朝5時前後から仕事をはじめ、朝礼の定刻8時半には朝のルーチンワークを終えるようにしています。
このとき、朝礼開始の時刻はひとつの「制限」になります。

その時刻までに「やるべきルーチンワークを終えてしまおう」というのは、早起きの動機にもなりますし、集中力を高める要素にもなるもの。
ともすればいたずらに流れかねない時間に、ひとつの「楔を打つ」ために朝礼を行っています。

ちなみにルーチンワークを早朝に行う理由は、ルーチンワーク自体をとても重要なものと位置づけているからです。
機会があれば具体的な内容についてはお話ししたいのですが、怠れば「仕事力」が低下するたぐいのものです。
絶対に毎日クリアするべき仕事として、最優先で早朝に行っています。

報(ほう)

これはかつての勤務先での教えを持ち込んだものです。
勤務先では、社員それぞれがそれぞれの生活を背に、日々の仕事をスタートさせます。
たとえば、前の晩に子供を叱りすぎて気分が沈んでいたり、出がけに夫婦げんかでイライラしていたり。

そんなそれぞれの社員が1つの職場に集まって仕事をはじめるとき、朝礼は「仕事スイッチON」の役割を担います。
同僚やお客さまと、これから関わりをもって仕事をしていくのですから、それぞれの生活はいったん「保留」しておく必要があります。

これは、ひとりで仕事をするのでも同じこと。
特にフリーランスは生活と仕事の「境界」があいまいになりがちなものです。
「さぁとにかく、仕事をはじめよう」と、「報を発する」ために朝礼を行っています。

絆(きずな)

で、朝礼は何をやっているの?と思われるでしょう。
ここまで「ひとり、ひとり」と言っておきながら、実は妻とふたりでやっています。
やっていることは、一言でいうならば「情報の共有」です。

自分は、今日1日のスケジュールを中心に、週・月の予定などを適宜伝えます。
妻は、家庭・育児に関するスケジュールを伝えてくれます。
このとき「なにをするか」を伝えることはもちろんですが、「なんのためにするか」を伝えられることが望ましいのですが、そこはまだ難しいですね・・・

先にお話ししたように、フリーランスは生活と仕事の「境界」があいまい。
自分のように自宅の一部を職場にしているような場合には尚あいまいです。
仕事の一部に生活が紛れ込んだり、その逆もあります。
そんな「境界」上でもっとも関わりが深い家族とは、それぞれの生活と仕事とを深く理解しあっておく必要があるだろうと考えています。
というか考えるようになりました。

本来、「それぞれの生活と仕事とを深く理解しあう」ことは、勤め人であっても当然に同じこと。
それができていなかったなぁ、という反省のもとに立つ目的といえます。
家族と「絆を結ぶ」ために朝礼を行っているわけです。

ひとりだろうが大勢だろうが

自分は妻とふたりの朝礼です。
ですが、フリーランスとして別にひとりで朝礼をやることももちろん「アリ」でしょう。
要は目的しだいです。

私が言う「楔」や「報」の目的は人数の多少を選ぶものではありませんし、スケジュールやToDo(やること)を整理することだって、自己内省につながるでしょう。
妻以外にも「絆」を結ぶべき相手もいるはずです。

毎日当たり前に訪れる朝も、同じ朝は2度と来ません。
貴重な朝に何をやるか、考えるきっかけをくれるのが朝礼です。

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  きょうの執筆後記
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妻との朝礼では「輪読」もしています。書籍を題材に10行程度を1センテンスづつ読みます。
家庭や生活、仕事に対する考え方に関する書籍ですが、題材自体が大事なわけではありません。
ともに学んだ「何か」について、お互いがどう感じて何を思うのか、まずは知ろうとすることです。

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