税理士試験不合格者へ-だから、あなたはまた落ちる

税理士試験の不合格

不合格・・・残念だけど、そういうこともある。

毎年たった一度、税理士試験の合格発表。「不合格」のときにこそ、その受け入れ方が大事です。

他人が慰めてくれるのはいい。けれど、自分で自分を慰めてはいけない。変われるチャンスは今なんだ。

勝ったもん勝ち

税理士試験に関して言えば、どんなにきれいごとを言ったところで。合格しなければ意味がない。勝たなければ意味がない。

「価値」を語るな、「勝ち」を語れ

あるゆる試験の受験者には皆、「合格」という共通の目標があります。

合否はともかく勉強自体に価値がある、という考え方もあるかもしれませんが。難関資格と言われる税理士試験に限って、「合否はともかく」などと言う人はそう居ないでしょう。

であるならば、やはり。勝たなければ意味がない。

もちろん、極論です。残念だったけどよくがんばった、という「見方」もある。やむを得ない事情があった、という「理由」だってあるかもしれない。

けれど、合格か不合格かの二択を迫るのが「試験」であるならば。二択以外の「見方」や「理由」に、価値を見出しているヒマはありません。

「価値」にこだわるのではなく、「勝ち」にこだわる。

不合格を前にまずなすべきことは、「勝ち」を語ることです。

きれいごと?どっちが?

「勝ち」にこだわるだなんて。「勝ち」を語るだなんて、当たり前のことを。だいたい、そんなの綺麗事だ!と言われるかもしれませんが。

どっちが?不合格の現実から逃れ、「見方」や「理由」に価値を求めることの方が。そっちの方がずっと綺麗事でしょう。

わたし自身、そんな綺麗事に逃げるクチでしたからわかります。わかっています。そのうえでたどり着いた「合格」、たどり着いた「勝ち」です。

いまは負けたあなたでも、次は絶対に「勝ったもん側」に立って欲しい。「勝ったもん勝ち」を語って欲しい。だからこそ、あえて挑戦的な物言いで臨んでいます。

優しい言葉や慰めの言葉なら、ほかの誰かがかけてくれるでしょう。だから、そんなことをわたしは言いません。わたしが言いたいことはただひとつ。

勝たなければ意味がない。

 

「絶対に負けられない戦い」に敗れぬために

「勝ち」にこだわるためにすべきこととはなにか? 「勝ったもん勝ち」のわたしが語る、負けないための3箇条は次のとおりです。

  1.  受け入れるな、否定せよ
  2.  気持ちを切り替えるな、やり方を切り替えよ
  3.  昨日の自分にきょうは勝つ

ではそれぞれについて、説明を少々。

受け入れるな、否定せよ

不合格の現実を、素直に受け入れてはいけません。

今回の試験は難しかった。ヤマが外れた。体調が不十分だった、などなど。言い訳には事欠きません。が、言い訳の一切は「不合格」を受け入れることにほかならない。

言い訳をすればするほど、「不合格」という現実に甘んじたことになります。「不合格」を納得し、あきらめたことになります。

でも、そうじゃない。「不合格」を素直に受け入れてはいけません。否定すること、納得しないことです。

しかたがないことなんてひとつもなかった。
絶対に合格しなければいけなかったんだ。

言い訳ならばいくらでもある。事情だってひとそれぞれ、いろいろある。そんなことはわかったうえで臨んでいるのが税理士試験です。

「不合格の現実」を否定し、「合格の現実」だけを肯定する。強い自分であれ。

気持ちを切り替えるな、やり方を切り替えよ

不合格について、「気持ちを切り替えよう」というようなアドバイスがあります。

けれど、わたし自身は「気持ちは切り替えない」派です。なんだその派は、ということですが。

不合格のときの悔しい気持ちや、喪失感、焦燥感など。
あらゆる気持ちを忘れないことです。

そういう忘れてはいけない気持ち、大事な思いを忘れてしまうから、自分に甘くなる。「がんばろう」などという精神論に逃げて、終わりになってしまうんです。

切り替えるべきは気持ちではなく、やり方です。

不合格ということは、なにかしら「やり方」にマズさがあったということ。

何ができなかったのか、何が足りなかったのか、何が間違っていたのか。マズいやり方を徹底的に検証しましょう。

悔しかった気持ちをそのままに、やり方を切り替えるのです。

昨日の自分にきょうは勝つ

不合格だった自分は、マズいやり方をしていた過去の自分の積み重ねです。そんな昨日の自分を超えていかねばなりません。

わたしは、3科目まで毎年順調に合格したあと。2年連続の不合格が続き、それが転機になりました。

転機に選択したやり方は「2科目受験」。働きながらで勉強時間の確保が厳しいところに、あえてムチを入れました。

1科目でボヤボヤしていた昨日までの自分に勝つために。絶対に負けられない1年で、もう負けないために。

歩きながら勉強もしたし(危ないので要注意!)、通勤の満員電車でも欠かさずに勉強した。朝早く出勤して勉強、昼食も惜しんで勉強しました。

時間の確保にこだわる一方で、効率にもこだわりました。2科目受験で当然、勉強内容はボリュームアップしましたが。合格に必要なギリギリのところまでボリュームを落としました。

ヤマを張る、ということではなく。絶対に落としてはいけない部分に集中し、難部や細部はあえて捨てました。通っていた専門学校の先生の指導を受けながら。

昨日の自分がしていなかったことをやってみる。

昨日までの自分ではダメなんです。昨日までの「やり方」ではダメだったんですよね。だから、きょうの自分は、昨日の自分に無かったものを。昨日の自分にきょうは勝つ。

そして、わたしはその年。2科目同時合格で全5科目合格を果たすことができました。

 

まとめ また落ちてなど欲しくない

税理士試験の不合格について、お話をしてきました。

税理士試験自体は、本来の目的ではありません。税理士の資格は、ひとつの「手段」であって。その先に、人それぞれの「目的」があるものでしょう。

それでも、税理士「受験中」に関して言えば。合格は、目的であるべきだとも思います。

その絶対の目的に向かって、ただひたすらに「勝ち」に執着すること。

勝たなければ、税理士資格は得られず。その先の本来の目的に向かうスタートラインには立てないから。だから、勝たなければ意味がない。

エラそうなことを言うつもりはありませんが。税理士試験合格者のひとりとして、「また落ちてなど欲しくない」という思いでお話をさせていただきました。

自分に負けないこと。それが税理士試験に負けない秘訣です。

 

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  きょうの執筆後記
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