2016年下半期に読んだ50冊から僕が勧めるジャンル別ベスト本

2016年下半期おすすめ本

この本はおすすめ、読んでみて!

2016年、年間を通じて読んだ本は117冊。

その中から、下半期でのおすすめ本をご紹介です。

2016年下半期のジャンル別ベスト本をご紹介!

2016年に読んだ本は117冊。ひとつの目安である100冊こそクリアできたものの、下半期は失速の47冊。

もちろん、たくさん読めば良いというわけでもないわけで。調べてみたら、良書率は上がっていました。

  読書数 良書数 良書率
上半期 70 9 12.8%
下半期 47 11 27.5%

読書スピードは落ちましたが、「目利き」の良さは倍にアップ。もちろん、良書の判断は主観でしかありませんが(^^;)

なにはともあれ、良書に多く巡り合えた2016年下半期から。特におすすめの本をご紹介していきます。

 

【エンタメ部門】なぜ彼女が帳簿の右に売上と書いたら世界が変わったのか?

まずはエンタメ部門から。乃木坂46の衛藤美彩さんを起用した「なぜ彼女が帳簿の右に売上と書いたら世界が変わったのか?」。ってタイトルが長い。

その筋では「なぜカノ」と略されているらしい…どの筋かは察してください。頼みます。

衛藤美彩さんを主人公に据え、いわゆる「複式簿記」の世界を「SF仕立てのエンターテインメント・ビジネスノベル」というテイストで描くというチャレンジ精神旺盛な1冊です。

わたしが「この本を読んでみようかな」と思った理由は2つ。

  • 一般向けに書かれた「簿記・会計」を扱う本であること
  • 本の装丁センスが良いこと

税理士という職業柄ですが、簿記や会計、税務分野については興味があります。といっても、専門家向けの実務書に限らず。むしろ一般向けのほうに興味があります。

ムズカシイことをカンタンに伝えるにはどうしたら良いか?というのは、とても大切なことであり。それを学ぶために、「一般向け」には目を通すことにしています。

その一環で読んでみた、というのが理由の1つめ。

もうひとつの理由は、「本の装丁センス」。会計とか税務分野の本の装丁というのは、どうしても「カタい」。そして、しかたのないこととして「ダサい」。

カッコイイよりも、内容に対する信頼感とか重厚感のほうが重視される世界ですからね。しかたない、しかたない。

その世界にあって、「なぜカノ」の装丁はカッコイイです。僕が本を出すなら、こういう本を出したい。という妄想のもとに読んでみた。というのが2つめの理由です。

ここまで随分と文字数を使ってしまいましたが、肝心の内容にはいまだ触れられず。でも、それは前にも書きました。だから省略。よかったら、そちらもご覧ください。

税理士の僕がオススメ!楽しく読める会計・経理の本ベスト3

2016.10.22

 

【自己啓発書部門】生産性―マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの

自己啓発書部門からはこちら。「生産性―マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの」。

白地に赤字、しかも飾りっ気のないゴシック的書体。装丁ダサっ・・・、というのが第一印象です。しかも、マッキンゼーとかの権威は嫌いです(わたしの悪い偏見です)。

それでも読むことをためらわなかった理由が「生産性」の文字でした。

残業・休日出勤に悩んだ勤務時代も。フリーランスで開業し、ひとり仕事をするいまも。「生産性」というテーマは切っても切れない、因縁のテーマです。

そんなわたしに限らず。広い意味では、日本全体が「生産性」と向き合うべき時が来た。と警鐘を鳴らしているのが、この本です。

日本が今後迎える人口減少。生産性を上げることができなければ、この国の疲弊は止まりません。

減っていく「人」を補うために、各自の「時間」を投下することになるのなら。あなたもわたしも、みんなブラック企業の仲間入りです。

そんなことにはならないだろう、そんなことはわかっているのだから。と言うかもしれませんが。周りを見渡せば、なんと生産性に逆行した考え方・行動をとっていることか・・・

そういう身近な具体例を指摘しながら、かつ、具体的解決策を示してくれる点に、この本の大きな価値があります。

まずは個人、次にチーム、そして会社。さらに国、さいごは社会全体にまで視野を広げる。「生産性」の対象に限りはありません。

本書の副題に「マッキンゼー」だなんて書いてあるものだから。アタマでっかちで、一般人を嫌う話を想定していましたが。そんなこともなく、とてもとても万人向けで実用的なお話です。

そう考えると、「装丁のダサさ」は狙ったものであり。戦後復興期、日本の成長期の「無骨さ」を象徴するものかもしれないとも思うわけで。

内容については、こちらの記事でも触れました。よろしければどうぞ。

生産性 / 伊賀泰代【一冊一言 #05】

2016.12.24

 

【実用書部門】USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門

USJかぁ、ボクはディズニーのほうがダンゼン好きだな。と思いながらもシブシブ読み始めたのがこの本でした。

どんだけディズニー好きなんだよ、ということですが。実はUSJには1度も行ったことがないのだから、それも含めておとなしく読んでおけ。ということで読みました。

読んでよかったです。偏見は捨ててみるものです、はい。

著者の森岡毅さんは、2010年にUSJに入社。当時、窮地にあったUSJをマーケティングでV字回復させた話がつづられています。

いまでこそ、「マーケティング」という言葉は、世の中に浸透し、その汎用性を増しましたが。

足元のところでは結局、マーケティングなんて専門的な話にも聞こえ。マーケティング部門でもなければ関係ないね、なんてことにもなりかねないわけで。

そこのところの姿勢の悪さを、いまいちど正してくれるのがこの本です。

森岡さんは言います。マーケティングこそがビジネスを成功させるための方法論、だと。「マーケティング思考」は、全ての仕事の成功確率をグンと上げる、と言います。

じゃあ、それはどないやねん?という話が、実話をもとに記されています。なぜ、急にヘンな関西弁になってしまったのかには触れないでください。

絶体絶命のピンチにもあきらめなかったUSJの意地と、あまりにきれいなマーケテイングロジックとを堪能できる1冊です。

タイトルの「入門」にもある通り、とても読みやすいこともおすすめ理由のひとつ。はじめての人も、あらためてという人にも一読の価値ある良書です。

 

【番外編】真経営学読本

さいごに番外編としてもう1冊。ジャンルとしては「自己啓発書」でしょう。

著者の福島正伸さんは、縁あって一度だけ講演を聞かせていただいたことがあります。

わたしの語彙力が足りず、どう表現すればよいかわかりませんが。とにかく優しく、それでいてとにかく強い。それが福島さんの印象です。

書籍からはイマイチ雰囲気が伝わりませんが、おそろしく話がオモシロイ方でもあります。お話しも上手なんですね。

挑戦と失敗とを繰り返し。それでもあきらめず成功にたどり着く。話としてはよくある話なのではありますが。

よくある話と違うのは、その「失敗と挑戦の数」の捉え方。一般に、「失敗してもあきらめない」とは数回程度の話でしょう。

クチでは「諦めるまでは失敗ではない」などと言っても、実際のところは3回も失敗したら気持ちが萎えるのがヒトです。

そこんところ、福島さんは千でも万でも繰り返す意志があります。マジで信じている。ご自身でおっしゃっていますが「頭がおかしい」くらい本気です。

その本気がマジマジと伝わってくる。だから、共感できる。感動できる。

失敗と挑戦って何だろう。働く意味って何だろう。目指すべき経営とは。多くの人が抱えるそんなテーマに、「最幸の結果が出るようにしか考えない」という福島イズムが応えます。

わたしの経験上、他に類を見ないスタンスを学べる本として。さいごにご紹介をさせていただきます。ダマされたと思って読んでみて、マジメにそう言える1冊です。

 

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  きょうの執筆後記
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