生活変化の記録~ある『ひとり税理士』が過ごした確定申告の1か月

月の時間記録

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「ひとり税理士」ってどんな時間の使い方をしているんだろう?

そんなとってもピンポイントなご質問に、個人データをフルオープンでお話ししちゃいます。

『ひとり税理士』で一変した生活

きょうは2017年3月10日です。わたしが「ひとり税理士」として独立開業したのが2016年4月4日。もうすぐ1年です。

ちなみに「ひとり税理士」と言えば。わたしにとって「ひとり税理士」は、井ノ上陽一さんを代表する言葉であり、ここでは借り物の言葉であることを申し添えます。

借り物であるにもかかわらず、「ひとり税理士」に魅せられて。ひとりを選び、ひとりで在り、ひとりで在り続けようとというのが今のわたしです。

そんなわたしのある1か月について。きょうはお話してみます。

とりあげる1か月は、この2月11日から3月10日まで。税理士業界では確定申告による「繁忙期」と言われる期間です。

ここからの話の意図は、「変化を客観的に示す」ことにあります。

1年前、勤め人として過ごした繁忙期と。今年、ひとり税理士として過ごした繁忙期との間に起きた変化の記録。

「どちらが良い、どちらが悪い」という話ではありません。「どちらを選ぶか」の話です。

ひとり税理士を選んだわたしが、選択の結果を再理解する機会として。そして何より、これから「ひとり」を目指される方のひとつの材料として。

話をはじめます。

 

時間の記録、生活の記録

わたしは毎日、分単位の計画を立て、分単位の記録をとっています。

TaskChute Cloud~タスク・スケジュール・時間管理のツール選びに終止符を

2016.09.18

ひとり税理士として過ごした「2月11日から3月10日まで」の記録がこちらです ↓

  割合 時間換算 内容
直接業務 16.30% 3.9 特定のお客さまに紐づけできる仕事
間接業務 3.26% 0.8 経理、庶務など特定のお客さまには紐づけできない仕事
ブログ 13.50% 3.2 ブログ、メルマガの執筆。その他ブログサイトの手直しなど
インプット 6.59% 1.6 研修参加、勉強、読書、テニス、ランニングなど。自己成長のための時間
計画 0.59% 0.1 タスク整理、スケジュール管理
生活 10.37% 2.5 食事、身支度、風呂などの日常生活
交流 0.90% 0.2 知人、友人との食事。交流会への参加など
Break 12.76% 3.1 日々の細かい休憩、休日家族と過ごす時間など
移動 7.10% 1.7 仕事、プライベートでの移動にかかる時間。移動中のインプット時間を含む
睡眠 28.63% 6.9 文字通り睡眠
 合計 100.00% 24.0  

「仕事してんの?」なんて言わないで

さて。これを見て、あなたはどう思われるでしょうか?

たとえば。直接業務と間接業務の時間は、1日あたり「4.7時間」。

これは平日・休日あわせての平均ですから平日に換算してみると。だいたい1日あたり「6.5時間」弱といったところです。

繁忙期と言われるこの時期に、たったそれだけ?ブログやり過ぎじゃね?そう思われるかもしれません。

1年前のわたし、つまり、勤め人時代のわたしが見たら。「コイツ、ほんとに仕事してんのかい?」と首を傾げたことでしょう。

ただ、今のわたしとしては。おおむね、満足をしています。

まだまだ改善の余地があることは反省したうえで。それでも「変化した生活」には満足をしている。そういう評価です。

「ひとり税理士」の仕事とは何か

そもそも、「仕事をしている」とはどういうことなのでしょうか。

さきほどの表で言うと。直接業務や間接業務の時間を増やすことなのか?定時を超えても、一生懸命残業をすることなのか?

いや、それは違う。というのが、いまのわたしの考えです。なぜなら、

  • 「ひとり」である以上、時間あたりの生産性を上げることが超重要
  • 直接業務や間接業務をやっているだけでは「生産性」は上がらない
  • 生産性アップの材料になる「計画、インプット」の日常化・習慣化が必須
  • 身代わりがいない「ひとり」にとって健康第一、睡眠第一

ザッとそんなふうに考えています。

睡眠を削り、インプットもできず。ただひたすらに直接業務と間接業務・・・それが1年前の自分です。

目の前の仕事をチカラ技で片づけているようでは生産性はなかなかあがりません。カラダを壊します。事務所は潰れます。

これは、ひとりでもひとりじゃなくても同じことなのですけど。

組織には「組織としての体力」があります。いっぽう、ひとりの体力は小さい。

ゆえにひとり税理士のほうに、「生産性」に対するより大きな危機がある。そういうことです。

もういちど、「ひとり税理士」の仕事とは何か

そう考えるとき。ひとり税理士にとっての「仕事をしている」とは何なのか?

わたしが出した結論は、「時間をコーディネートできている」ことです。

コーディネートだなんてインテリぶった表現ですが。平たく言えば、時間管理です。

さきほどの表で言えば、「直接業務」「間接業務」などの項目を、できるだけ最適な配分に整えるということ。

と言っても。実際にはその言葉ほど、きれいに割り切りれるものでもありません。

  • そもそも、完全に最適な時間配分などあるのか?
  • 最適な時間配分が存在するとして、ほんとうに実現できるのか?

というのが、常に現実的な問題としてジャマをします。

それでもあえて、

  • 自分が望む仕事とプライベートの実現に向かって「最適な時間配分」を模索する
  • 模索した「最適な時間配分」の実現に挑戦する

勤め人を辞めたことも、ひとり税理士を選んだことも。その出発点、原動力は「自分が望む仕事とプライベートの実現」でした。

ひとり税理士はひとりであるがゆえに、勤め人であるよりも果敢に「模索し、挑戦できる」という恵まれた環境があります。

現実問題との終わりなき争いの先に、ひとり税理士の未来はあると信じて。わたしはただ粛々と、時間管理を続けています。

 

まとめにかえて

繰り返しになりますが。いまのわたしの時間の使い方について、「良い悪い」を論じるつもりはありません。

人それぞれに、それぞれの時間があるものだと考えているからです。

わたしは「時間の記録」をきっかけに、過去の自分と向き合いましたが。

自分と向き合うための、自分なりのきっかけを持つようにしてみてはいかがでしょうか。

 

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  きょうの執筆後記
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ABOUTこの記事をかいた人

税理士レス経理エバンジェリスト、フリーランス型税理士。1975年生まれ。 フリーランスの経理・会社の銀行融資支援を得意にする、横浜市の諸留誕税理士事務所・所長。2016年4月、18年間の「勤め人」を脱して独立開業。以来、ブログを毎日更新中!