やってみてわかった『仕事用カバンがリュック』5つのデメリット

仕事用カバンにリュックのデメリット

” 両手が空いているって、なんて素晴らしいんだ! ”

と歓喜してから、わずか5ヶ月。仕事用カバンとしてのリュックはあきらめることに。というわけで、「仕事用カバンがリュック」5つのデメリットについてお話をします。

目次

リュックサック最強!だが「仕事でリュック」はあきらめた僕

突然ですが。リュックサックを仕事用カバンとして使うのをあきらめました。

この春からリュックを使いはじめて、夏が終わるまでのあいだ。わずか5ヶ月ほど、という短い期間ではありましたが。

仕事では、ビジネスシーンでは、リュックはダメだ。あきらめよう… という結論にいたりました。さようなら、僕の夏。さようなら、僕のリュック。

ちなみに、使っていたリュックはこちらです ↓

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あきらめたとは言いながら、リュックは最強でした(code10という製品自体も最高)。なんと言っても、リュックは得られる「身軽さ」がハンパない。

しごと道具をいろいろ持っているのに。両手が空いているって、なんて素晴らしいんだ 。雨降りに傘を差してもなお、片手が余っているとは…!

そんな驚きと喜びとで、手提げのビジネスバッグからリュックに変えたときには小躍りをしたものです。

にもかかわらず。

リュックをあきらめるにいたった理由。言い換えるならば、「仕事用カバンがリュック、のデメリット」についてお話をします。こちらの5つです ↓

仕事用カバンがリュック、のデメリット
  1. カジュアル化が進行する
  2. 周囲の視線が痛い(気がする)
  3. 夏は暑い
  4. モノを出すのがわずらわしい
  5. 服が傷む【致命的】

それでは、このあと順番に見ていきましょう。

いままでは手提げカバンだったけど、これからはリュックにしようかな? というあなたは、ご参考にしていただければと存じます。

本記事は、「仕事用カバンがリュック」を否定・非難することを意図したものではありません(あたりまえ)。

 

「仕事用カバンがリュック」5つのデメリット

わたしが実際にやってみてわかった、「仕事用カバンがリュック」のデメリットについてお話をします。

《デメリット①》カジュアル化が進行する

リュックによる「身軽さ」ゆえか。カラダが「もっと身軽になりたい!」と欲するようになります。って、わたしだけだったらすみません。

つまるところ、服装全体のカジュアル化が進行しました。

独立開業して以来、もともとスーツを着て仕事、ということは数えるほどしかないのですが。この夏は、リュック投入をきっかけに、さらにカジュアル化しました。

ジャケットは袖が七分丈になり、パンツはアンクル丈になり。靴もスリッポン(ヒモなし)に。

それでも、必ずニットのネクタイは締めたりと、じぶんなりの「ONビジネス」は守ってはいましたから。カジュアル化自体が特段悪いことだ、という認識はありません。

ただ、「ラクをする」と「もっとラクをしたくなる」のがヒトですから。行き過ぎたカジュアル化が進行しないとは限らない、という点でデメリットに挙げておきます。

《デメリット②》周囲の視線が痛い(気がする)

前述の《デメリット①》の延長線上にあるハナシ、と言ってよいでしょう。

リュックを含めた「カジュアルさ」に対する周囲の視線を感じることがあります。「オマエ、その恰好はビジネスにそぐわないだろ」的な視線です。

時代の流れとともに、ビジネススタイルも変化して、だいぶカジュアル化をした観はありますが。

まだまだ、「従来のビジネススタイル」という価値観も、世の中のそこかしこに根強く残っていたりします(具体的にどこに残っているのか、はあえて言わない)。

肩から下ろしたリュックをマジマジと見られる。なんなら、上から下まで全身を見られる。見られたうえで言葉は無い。コメントは無し。

よって、視線だけがただただ痛い… という経験はなんどかしております(気のせい・気にしすぎ、かもしれないが)。

それなら、TPOをわきまえて服装もカバンも変えりゃあいい、というのはごもっともなハナシです。

が、しかし。「どこへ行ってもじぶんはじぶんでいいじゃん(それもあって独立したんだし)」という信念でいる限り、TPOを発揮することはかなわないわけでして。

信念を曲げるか・視線に耐えるか、という二者択一を迫られるのはデメリットと言えるでしょう。ちなみに、わたしは視線に耐えられます(変わり者なのか、鈍感なのか)。

《デメリット③》夏は暑い

夏が暑いのはあたりまえだろう、と言われればそのとおりです。そのとおりなのですけれど、リュックを背負うとひときわ暑い。背中がね。と、そういうハナシです。

リュックの背中も、「通気性に優れたメッシュ加工」なんてことを謳っていたりはするのですが。夏の暑さにはかないませんで、暑いものは暑い。

そんなことはない、背中ヒンヤリの特殊仕様リュックだってあるんだ! と言われたりするのでしょうか(実在するかは調べていません)。

しかしながら、それは「特殊」なのであって、一般的なリュックではございませんから。

「夏は背中が汗でビッショリ… 」なのは、一般的なリュックの宿命であり、デメリットでもある。ということでよろしいかと思います。

《デメリット④》モノを出すのがわずらわしい

手提げのカバンに比べると、モノを取り出すのがわずらわしいのはリュックのデメリットです。

これに対して、リュック内部にアクセスしやすいようにファスナーが配置されていたり、外部ポケットが付いていたり、という謳い文句もありますが。

それはそれで、防犯的にどうなのよ? と思ってしまったりもするわけで。じぶんがモノを取り出しやすいということは、ドロボーなど他人にとっても取り出しやすいということです。

というわけで、あまり不用心ではないリュックとなると。やはり、「モノを取り出しやすい」ということはない。

なにより、リュックの中身を出すときには、まず肩から下ろさねばならない。さらに、安定した場所にリュックを置かないと、中身を探しづらい、取り出しにくい。

「あれ、ペンがない。入れていたはずなんだけど… すみません、貸していただけます?」なんて、実際にありましたし(あとで落ち着いて探したらちゃんと入ってたし…)。

こういうことが、ビジネスの場面(お客さまの前とか)で起きると、スマートではありません。

どちらかと言われれば、そりゃあもう「スマートなほう」でお願いをしたいのであって。この点では、手提げのビジネスバッグに軍配が上がります。

《デメリット⑤》服が傷む【致命的】

ここまで4つほどデメリットを挙げてきましたが。実のところ、いずれのデメリットも、わたし的にはガマンをできるものです。

リュックが持つ「身軽さ」というメリットに比べれば、OK、OK。そういうレベルです。

しかし、この5つめのデメリットだけはガマンができませんでした。

それが、「服が傷む」というデメリットです。わたしの場合には、特にジャケットの背中から腰にかけての部分。毛玉ができたり、生地が薄くなったりです。

そりゃあ、粗悪なジャケットを着ているからではないのか? と言われても困るので、ググってみたところ。少なくはない人たちが、リュックで服が傷むという悩みを吐露しておられました。

つまり、ていどの差こそあれ、リュックで服は痛むのです。背中や肩・腰など、リュックと服が当たるところに摩擦が起きるのが原因ですね。

わたしはこの原因に気づくのが遅く、計4着のジャケットをダメにしてしまいました。服の寿命なのかなぁ、と(笑) って、ちっとも笑えないんですけれど。

ネットを見ていると、摩擦が起きにくい生地(サラサラ系?)の服を着るとか、摩擦防止の布を当てるとかの「解決策」が示されています。しかし、それも少々現実離れをしたハナシです。

わたしとしては、服が傷むのは致命的なデメリットなので。ここは涙をのんで、リュックをあきらめるしだいです。また、コイツに戻ります ↓

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まとめ

「仕事用カバンがリュック」の5つのデメリット、についてお話をしてきました。

デメリットを挙げながらも、それでもなお、リュックのメリットは健在です。

よって、メイン使いはやめますが、雨の日などは引き続きリュックが活躍をすることでしょう。

仕事用カバンにリュックのデメリット

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