夏のディズニーランドに行くのなら。「暑さ対策」はだいじょうぶですか?
夏のディズニーはとにかく暑い!なんせ、基本は屋外です。暑さを甘く見るとほんとうに危険!1日元気にディズニーを満喫したければ、「暑さ対策」は欠かせません。
服装、飲み物、冷却グッズ・・・いえいえ、まだあります。アトラクション選び。これもたいせつな「暑さ対策」のひとつです。
そんな「暑さ対策アトラクション」を、パーク内ではうまく行動に織り込んでいきましょう!
暑さをしのぐ、ひと休み系アトラクション
みんな知ってる、ディズニーランドのアトラクションを。あくまで、暑さ対策の観点から独断でセレクトします。
絶叫系アトラクション、スタンバイの長蛇の列のあとには。「ひと休み系アトラクション」で、慌てない慌てない。ひと休みひと休み。
やはり鉄板!イッツ・ア・スモールワールド
「ひと休み系アトラクション」といえば、イッツ・ア・スモールワールドでしょう。いつも短めの待ち時間、適度に長い所要時間(約10分)は、常時混雑のディズニーランドにあっては癒し空間。暑い夏も、寒い冬もこういうアトラクションは重宝します。
だから意気揚々とアトラクション前に到着し、待ち時間が「15分以上」だと愕然とします。こ、混んでる・・・。まぁそれでも、スタンバイの列はほとんど室内ですから体は休まります。世界各国をボートでゆったり巡る旅を楽しみましょう。
先日訪れたスモワ(イッツ・ア・スモールワールドの略称)では、定員20名のボートに半分以下のガラ空き。旅のあいだ中、突っ伏して寝ていたのはわたしです!
暗黒版スモワ。カリブの海賊
ボートで「海賊」の世界を巡るカリブの海賊は、先述のスモワの「暗黒版」ともいえるアトラクション。「暗い、怖い、夜眠れない」というお子様泣かせのアトラクションではありますが、休むのにはうってつけです。
待ち時間はスモワ並みに短いうえに、所要時間はスモワを上回る約15分!基本的に真っ暗ですのでどこか涼しげ。途中、大砲による砲撃など大音響な箇所も多めなので、眠るのには適さないかもしれません。
先ほどから、ディズニーのアトラクションで眠ることを考えるという不届きをお許しください。苛酷な暑さを乗り切るには休むことも必要なのです。
寝るなら注意!ミッキーのフィルハーマジック
収容人数は驚異の454名というシアタータイプアトラクション、ミッキーのフィルハーマジック。待ち時間が15分前後であれば、次回の上映で案内されるということ。1回の収容人数が多いので、待ち時間はいつも少なめです。
アトラクション名称に「ミッキー」を冠しながら、ほぼドナルド推しのストーリーはズルい気もしますが。3Dメガネをかけての「魔法の世界の大騒動」はリアルに楽しめます。座席も映画館風でしっかりしているので、約15分の上映時間中ゆっくり休めるのがありがたい。
唯一気がかりなのは、途中で水しぶきが飛んできます。うっかり寝ているとびっくりしますので気を付けて。眠らない人には要らぬ気がかりです。
ハワイ、キター!魅惑のチキルーム
みんな大好きスティッチのシアタータイプアトラクション、魅惑のチキルーム。みんな大好きなのにいつも空いてます。ガラ空き。次の上映で入れないことはないでしょう。すぐ休みたいんだ!というときは迷わずチキルームへ行きましょう。
上映時間中、とにかく誰かがずっとハワイアンソングを歌っています。そういうアトラクションです。キャストの方に促され、最初は曲に合わせて手拍子をしているのですがそれも尻すぼみ。気が付くと寝落ち、しているのはやはりわたしです。
難を言えば、長椅子なのでくつろぐにはイマ一つ。周囲の壁などが動きますが、その際のカシャカシャ音が寝るにはうるさい。って、相変わらず眠る前提のレビューです。元気なみなさんはスティッチと一緒に歌ってください!
座れないけど。シンデレラのフェアリーテイル・ホール
ディズニーランドのランドマーク「シンデレラ城」の中にあるウォークスルータイプのアトラクション、シンデレラのフェアリーテイル・ホール。シンデレラの「おとぎ話・広間」。意味はありませんが訳してみました。
歩いて回るので座ることはできませんが、エアコンばっちりで涼しいです。また、魔法を写真に収めるしかけがあったり、立派な玉座で記念写真を撮れたり。なかなかイイ写真撮影スポットです。
そんなわけで混んでいるとあまり楽しめません。撮影スポットで並ぶことになります。待ち時間10分以下なら、といったところでしょうか。
ごめん、寝るわ。カントリーベア・シアター
「18頭のクマがカントリー&ウェスタンを大熱演」という触れ込みのシアタータイプアトラクション、カントリーベア・シアター。クマさんですが、プーではありません。プーほどかわいくありません。あくまで個人的見解です。
なぜだろう、クマのジョークやユーモアがわからずに眠くなってしまいます。また、ありがたいことに上演時間は約15分~17分と長い!ごめんなさい、ボク寝ます。あ、でもこの間はちゃんと最後まで起きて観ていました。アトラクションとは本来そういうものです。
1回の上映で306名収容しますので、待ち時間もいつも少なめ。夏にはおススメです。
番外・レストラン編 グランマ・サラのキッチン
ここで番外編として、夏のおススメレストランを紹介です。大人気アトラクション「スプラッシュマウンテン」のすぐ横に位置するレストラン、グランマ・サラのキッチン。
座席数が約530とディズニーランド内でも大きいほうに入るレストランです。昼食の狙い目は11時台前半。時間帯を間違えると長蛇の列に並ぶハメになりますので要注意。
おススメポイントは、まず料理のおいしさ。ジャコウネズミのサラおばちゃんがつくる家庭料理は安定感抜群。なかでもチキンドリアは間違いありません。また、ネズミの世界だから何なのか、穴倉風の店内はかなり暗めです。これがまた涼しげで良い。座席も広々しているのでゆっくり休めておススメです!
暑さに挑む、あえて自分を追い込む系アトラクション
あえてイバラの道を進もうというアナタ。夏が大好き、暑さ上等というアナタ。
わたしがおススメしなくてもだいじょうぶな気がしていますが、「あえて自分を追い込む系アトラクション」のご紹介です。ある意味危険なので自己判断でお願いします、はい。
歩け歩け大会。トムソーヤ島いかだ
いかだに乗って島に向かうアトラクション、トムソーヤ島いかだ。55名乗りのいかだがピストン運航していますので、そうそう混みませんし待ちません。このアトラクションの待ち時間が30分を超えるようなときは、ランドは「深刻な混雑ぶりなんだ」と理解する必要があります。
それはともかく。地図を片手に島を巡ります。でも地図はしまってだいじょうぶ。迷わないから。その代わりに飲み物を手にしてください。そっちのほうが大事だったと気が付きます。
トムソーヤは見当たりませんが、洞窟やら吊り橋やらツリーハウスやらいろいろあります。いろいろあり過ぎて、並の精神力の人が夏に上陸すると途中で帰りたくなります。半端な気持ちでいかだには乗らないように。
ひたすらに漕げ!ビーバーブラザーズのカヌー体験
ほんとうにカヌーを漕ぐという、超体験型アトラクションがビーバーブラザーズのカヌー体験。スプラッシュマウンテンから先の奥まったところに、ひっそりとその乗り場はあります。ときおり未認知の方さえいるというマイナーアトラクションです。
16人乗りのカヌーに乗ってゲストみんなでアメリカ河を一周します。どメジャーアトラクション、蒸気船マークトウェイン号が走る河です。そこを真夏に「人力」で行こうというのですから覚悟してください。ビーバーブラザーズは手を貸してくれませんが、屈強なキャストさんが一緒に漕いでくれます。
汗で濡れます。不慣れなオールさばきにより、水しぶきで濡れます。そして雨に濡れます。違う、それはわたしが雨男だから。乗船したあとに降り出した雨と涙で濡れた日もありました。とにかく。予想しているよりもだいぶハードなアトラクションなので心してチャレンジしましょう!
まとめ
暑さ寒さには注意を要するのがディズニーランド。特に小さなこども連れは気を付けなければいけません。決して無理をせず、体を休めながら1日を元気に過ごすことが、夢の国をさいごまで楽しむ秘訣です。
さいごのさいごで、もうひとネタ。夏のウェスタンリバー鉄道は「ひと休み系アトラクション」とは言えません。まず、外気にさらされていて暑い。想像以上に低速なので、じゅうぶんな風を感じられない。さらに、河沿いの密林を走るものだから蒸します。休もうと思って乗ると、期待を裏切られた気持ちになります、たぶん。元気なときに乗りましょう!
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きょうの執筆後記
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昨日は夏休み最終日。娘のテニスの試合、デビュー戦を家族で観に行きました。結果は残念な部分もありましたが、普段は見れない姿が見れてよかったです。
それにしても、当人よりも観戦している親の盛り上がりがスゴかった。観客席からアドバイスを送るとか・・・