日付指定券限定入園日とな?ディズニーめ、こざかしいマネを・・・
なんて、悪態をついている場合ではありません。2016年10月からはじまった東京ディズニーリゾートの新施策『日付指定券限定入園日』。
そんな日に、うっかりオープン券を持って行かれぬように。最悪、入園できずに泣きを見ます。
『日付指定券 事前購入』の一択
「日付指定券限定入園日」にディズニー行くのなら、日付指定券を買ってから行きましょう。それが、わたしからのきょうのワンメッセージ。
勇敢なるチャレンジャー精神で夢破れぬように
「日付指定券限定入園日」であっても、日付指定券を持たずにディズニーに挑む手段があります。たとえば、当日券を買う。でもね、
・パークの混雑状況によっては入園制限を行い、当日券の販売、券種変更を一時中止する場合がございます。
日付指定のないパークチケット(オープン券)をお買い求めいただく方へのお知らせ/東京ディズニーリゾート より抜粋
あなたが当日券にチャレンジする日に、入園制限されないという保証はどこにもありません。
チャレンジ失敗ともなれば。こどもには「お父さん、キライ!」と言われ、恋人には「ダメな人・・・」呼ばわりされるレベルです。そんな切なく悲しい物語は聞きたくありません。
日付指定券を事前に買う、ただそれだけ
入園制限がかかる確率は、「それほど高くない」という見方もあるでしょう。実際、2015年1年間の入園制限は、ランドが18日、シーが8日です。ところがそれはただの「過去の統計」です。
今後、ディズニーサイドで入園制限の基準を変えるかもしれません。もしかしたら、あなたがディズニーに行く日に限って、なぜか皆が大挙して押し寄せるかもしれません。
過去の統計をもとに、「可能性」でディズニーに行くのはやめましょう。そんなことをしていたら、切なく悲しい物語の主人公に抜擢されるかも。ということで、
「日付指定券限定入園日」にディズニー行くのなら、日付指定券を買ってから行きましょう。
日付指定券限定入園日とは?
ではでは。そもそも日付指定券限定入園日とはなんぞや、ということについて。
入園可能なチケットが限定される日
東京ディズニーリゾートでは、2016年10月より日付指定券限定入園日を導入致します。と高らかに宣言されています。
日付指定券限定入園日とは、「入園できるパークチケットが限定される日」です。
入園可能なチケットとは?
日付指定券限定入園日に、入園可能なチケットについては次のとおりです。
■該当日に、ご入園いただけるパークチケット
・日付指定券(1デーパスポート、シニアパスポート、マルチデーパスポート、スターライトパスポートなど)
・年間パスポート (東京ディズニーランド、東京ディズニーシー、2パーク年間パスポート※)
・株主用パスポート※
※入園制限中は、ご入園いただけません。
・該当日に入園保証のあるパークチケット日付指定のないパークチケット(オープン券)をお買い求めいただく方へのお知らせ/東京ディズニーリゾート より抜粋
ここで、大事なのは一番上に記載されている「日付指定券」です。日付指定券とは、入園日は「○年○月○日」と記載されているチケット。
年間パスポート、株主用パスポートなどは少数派でしょうから。多くの人はこの「日付指定券」を購入することになります。
いっぽうで、入園できないチケットはというと。
■該当日に、ご入園いただけないパークチケット
・日付指定のないパークチケット(オープン券など)
※該当するパークチケットには“日付指定券限定入園日は使用できません。”と記載しております。
・変更可能なオープン券を、事前に日付指定券に変更していただければ、日付指定券限定入園日にご入園いただけます。
※券種変更には、差額の精算と変更手数料がかかります。(ディズニーeチケットのオンライン変更では変更手数料はかかりません。)
・該当日の前売券が売り切れの場合は、変更いただけません。日付指定のないパークチケット(オープン券)をお買い求めいただく方へのお知らせ/東京ディズニーリゾート より抜粋
こちらで注目すべきは「日付指定のないパークチケット(オープン券など)」です。人からいただくようなチケットは、ほぼほぼこのチケットですから要注意。
この日付指定なしチケット、いわゆる「オープン券」はダメですよ。というのが、日付指定券限定入園日の趣旨です。
指定日について(2016年12月31日分まで)
本記事の投稿日(2016年11月5日)現在、公表されている日付指定券限定入園日は次のとおりです。
2016年10月~2016年12月の「土日祝日」すべて
券種変更せず、オープン券をオープン券として使えるのは平日だけ。ということになります。
なんでこんなことになっちまったんだ?と言うあなたへ
ところで、なんでこんな施策をはじめたのか?わたしはディズニー関係者でないので、ほんとうのところはわかりませんが。おそらく、
- ハロウィンだのクリスマスだので10月から12月の休日は恒常的に混む
- 東京ディズニーリゾートはリニューアル等が予定されており、ゲスト受け入れのキャパシティ、満足度維持に不安がある
ゆえに、比較的空いている平日にゲストの来園を誘導したい。ということだろうと見ています。
日付指定券限定入園日のディズニー行きに向けてやるべきこと
日付指定券限定入園日にしか行けんのだ、というあなた。どうしたら良いのか、ということについてお話しします。
日付指定券を買う
冒頭にお伝えした通り、日付指定券を買うのが一番確実です。東京ディズニーリゾート現地、ディズニーストア、オンラインで購入できますが、オンラインでのeチケット購入がおすすめです。
日付指定券限定入園日の導入で、ディズニーストアのチケット販売は混雑しているという情報もあります。並ばずすぐに買えるeチケットが便利です。
また、日付指定券で買うことができるのは、入園日が2か月先分までになります。狙っている入園日があれば、早めに買いましょう。売り切れることがありますので。
東京ディズニーリゾート現地、ディズニーストア、オンラインの売切情報はこちらから
ちなみに、一度購入した日付指定券も、有効期間内であれば(入園指定日を過ぎても)日付変更を行うことができます。
指定日に行けなくなってしまったらどうしよう、と不安かもしれませんが。そのときは、手間と変更手数料はかかりますが、日付を変更すればいい話です。
この場合もeチケットであれば、オンラインかつ手数料無料で変更できるメリットがあります。
持っているオープン券を日付指定券に変更する
すでに持っているオープン券があるのなら。有効期限が切れていないことを確認のうえ、日付指定券に券種変更することが可能です。
ただし、紙チケットの場合には、有効期限内であっても券種変更できないチケットが存在します(所定の場所に”N”と記載されているなど)。詳しくは公式ページに記載がありますので確認しましょう。
先述のとおり、eチケットはオンラインで変更が可能です。
当然ながら、「変更したい日の日付指定券が完売している」ということはあり得ますのでご注意ください。
当日券を狙う
手段としては。入園日当日に当日券を狙う、という方法があります。オープン券を当日に、チケットブースで当日券に変更することも同じことです。
再三のお願いではございますが。極力やめておきましょう。わざわざ舞浜まで行ってみて入れなかった、ではシャレになりません。ヒマなので別にいいのだ、という人以外はやめておきましょう。
これから行こうというならば、少なくともいまこの瞬間の当日券販売状況は確認してからにしてください。それでも、行くまでに無くなってるかもしれませんけど。
当日券販売状況の確認ページはこちらから(ページ下部の「日別スケジュール」にて、販売しているときは「販売中」である旨が表記されています)
余談ですが。当日券を買うだの、変更するだのでチケットブースに並ぶなんてもったいない。これからイヤというほどパーク内で並ぶのです。ムダな時間、ムダな体力は使わないに限ります。
年間パスポートを買う、ディズニーホテルなどの入園保証を得る
こうなったらもう、最後は「おカネ」にモノを言わせて。というのがこちらです。「入園可能なチケットとは?」で掲載した「■該当日に、ご入園いただけるパークチケット」を見てください。
年間パスポートがあれば、日付指定券限定入園日でもだいじょうぶ。ただし、ランドとシー両方OKの年間パスポートはアウトです。なかなか細かい設定を仕掛けてきますね。気をつけましょう。
あとは、ディズニーホテルやオフィシャルホテルに宿泊することで得られる「入園保証」です。宿泊ゲストは「宿泊日とその翌日」については入園制限日でもだいじょうぶ、というのが入園保証。
しかしまぁ、大人用の年間パスポートは消費税込63,000円です。高い、高いよ。ウチはやめておきます。
まとめ
日付指定券限定入園日についてお話をしてきました。対応手段はいろいろありますが。
なんの備えもなくオープン券を持って、日付指定券限定入園日にディズニーに行くのはやめておきましょう。というのが一番のメッセージです。
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きょうの執筆後記
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確率で言えば。ほとんどの日で、当日券をゲットすることができるでしょう。でもやっぱり怖すぎます。
ディズニーに行くというのは、多くの人にとって一大イベントだったりするわけで。そんな日に、いざ行ってみたら入れませんでした。なんてことは絶対に避けるべき愚行でしょう(^_^;)