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『子連れで熱海城』はスケジュール乱れにご用心【熱海旅行レポート】

熱海城・熱海旅行レポート

2019年5月11日(土)、熱海城や来宮神社など「熱海」に家族旅行してきたレポート記事です。

目次

子連れには危険な熱海城、無料の〇〇にご用心

ふと思い立ち、2019年5月11日(土)に熱海へ家族旅行(日帰り)に行ってきました。住まいの最寄り駅(東戸塚)からは電車で片道1時間ちょっとです。

ちなみに、熱海に旅行をした記憶は無く。少なくとも、大人になってからはまったく無い。

というわけで、よくわからないままに飛び込んだ熱海ではありましたが。思いのほか(というのもどこか失礼だけれど)楽しめましたので、旅行レポートをしてみたいと思います。

それではまず、もっとも印象に残った「熱海城」から。

熱海城に入城ならぬ入場

早めの昼食を済ませて(後述します)、12時半過ぎに熱海城に到着しました ↓

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熱海の景勝地「錦ヶ浦」の山頂に建てられた立派なお城なのですが、歴史上は「熱海城」というお城は存在せず。あくまで「観光用施設」として建てられたお城です。

入場料は、大人 1,000円、小・中学生 500円、4〜6歳 350円。ネットにはいろいろクーポンがあるので、実際にはもう少し安く入場できます。

のちに、この入場料がとんでもないコスパを発揮するものだ、と気づくことになりますが。それはもう少しあとのハナシです。

のっけから観光全開、金のシャチホコに乗る

熱海城の天守閣にほどこされた「金鯱(きんしゃち)」は日本一なのだそうで、入場直後にいきなりの撮影スポットが待ち構えています ↓

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このあたりからもうすでに、「観光」のニオイがプンプンです。だから、そのノリに乗りましょう。乗りました。

城のなかにマッサージチェアコーナー…というセンス

記念撮影を終えて、ズンズンと進んでいきますと、マッサージチェアコーナーがあらわれます ↓

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もういちど言います、「マッサージチェア」です。観光用施設とは言っても、ここ「お城」ですからね。

お城のなかにマッサージチェアって… とわたしなんかは思うわけですが。そのあたり、熱海城はセンスの違いというものを見せつけてくれます。

しかも無料です。疲れたお父さん・お母さんなどは、「ここに居る、ずーっと居るの」と思わず言ってしまいそうです。

いやいや、まだ入場したばかり。先を急ぎましょう。

まさかのジェット足湯で足止めを食う

その後は、鎧やら刀やら銃やらの展示があり、「城」っぽくなってまいります。

日本刀の重さ(お、重い!)を体験できるコーナなどもあり、楽しい学びもいいですね ↓

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ところがふたたび、この城はまた「独自のセンス」を発揮しはじめます。絶景のジェット足湯、というセンスです ↓

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雄大な熱海の海を見ながら足湯、って最高か。はい、最高です。当然のように無料なのも最高です。

気をつけないと、動く気がなくなりますねコレ。実際、動く気がなさそうなカップルが居座っているようでしたし。

足湯用タオル(100円)も販売中、というチカラの入れよう ↓

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絶景の最上階、パノラマ展望天守閣

と、ここまでは熱海城の「1階」のお話をしておりました。熱海城は、地上6階・地下1階です。まだ1階です。やれやれ。

このあと順路は最上階の「6階」、エレベーターで向かいます。

その6階は、熱海一の絶景をうたう「パノラマ展望天守閣」。その絶景ぶりにウソ偽りはありません。たしかに絶景です ↓

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あまりに高所なうえに割と無防備なつくり(柵が低いように思う)なので、特別高いところが苦手ではなくてもちょっと身震いするほどです。

それはそれとして。熱海の街はもちろん、初島や大島、遠く房総半島などを眺めることができます。

絶景の天守閣で「お城」としての存在感を出し始めたと思ったら。そこはやっぱりセンスが違う熱海城、6階の屋内にはまたもマッサージチェア。加えて、オセロやら。さすがです ↓

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5階から2階はいったんダイジェスト

天守閣の6階から下に降りていく、というのが順路になります。

5階から2階までは、「お城」っぽさを取り戻しており、いろいろと学ぶことができます。そのようすをダイジェストで ↓

5階・江戸体験コーナー

肥え桶を実際にかついでみたり(背丈が足りずにかつげていないの図) ↓

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4階・江戸のなぞ絵・遊び絵

クイズに全問正解すると、熱海城オリジナルグッズをもらえたり ↓

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3階・浮世絵・春画展

18歳未満は入場できないところがあったり。

2階・日本城郭資料館

日本全国のお城についての資料・模型など。城好きにはたまらない場所があったり ↓

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かくして、残すは「地下1階のみ」となりました。

そして禁断の地下1階、無料ゲームコーナーに子どもがハマる

いろいろ目白押しの熱海城、残されたのは地下1階。そこにあるものは…

なんとゲームコーナー。しかも無料、かつ、無料にしてはかなりの規模感です。

アーケードゲームがいろいろ。レーシング、シューティング、リズムゲーム、エアホッケー、スポーツゲームも格闘ゲームも…(下の写真はそのなかの「一部」に過ぎません) ↓

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ついでに卓球も無料。台は4〜5台あります(うろ覚え) ↓

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ほかにも、小さい子用のボールプールやボルダリングなんかもあります。

子どもにとっては夢のような空間です。もっとも、ゲームが好きな大人にとっても楽しい空間なのですが。

ゆえに、「思わぬほど長い時間」をここで過ごしてしまう可能性があります。わが家もそれなりに過ごしましたし。

せっかく熱海にまで来ているのにゲームしてる場合じゃねぇ…! って気づいたころには後の祭り、ということもありそうです。

ここのゲームし放題だけでも、入場料のもとが十分にとれる「コスパ」の良さ。引き換えに「時間」を失わないよう、心してゲームコーナーに臨まれることをおすすめするばかりです。

 

熱海城以外の熱海グルメ・観光レポート

ここからは、時系列で当日のようすをレポートしてみます。

8:40 JR熱海駅に到着

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住まいの最寄り駅から、電車に乗るのは1時間ちょっとなのですが、子ども2人(中2の娘、小5の息子)は「酔った…」といういつものパターン(遠出がなかなかできません)。

というわけで、徒歩で動けそうなところは徒歩移動で回復を試みます。

まずは最初の目的地「来宮神社(きのみやじんじゃ)」へ。熱海駅からは、だいたい 20分くらいで歩くことができます。

途中、狭い道や上り坂がありますから、あまり小さいお子さんだとちょっとキツいかも、ですが。

9:06 来宮神社に到着

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木々に囲まれた雰囲気のある神社ですね。9時開場ですから、まだ人もほとんどいません(それでもいることはいます)。

鳥居をくぐると、まもなく手水舎。そこからちょっと進むと樹齢 1,300年超と言われる「第二大楠」があります。

この樹でもじゅうぶんにスゴいのですが、神社の最奥地にはそれをも凌ぐ、樹齢 2,000年超・国の指定天然記念物「大楠」が待っています ↓

 
 
 
 
 
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本州一の巨樹に願いごとをしに。#パワースポット #熱海 #来宮神社 #家族旅行

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この「大楠」は本州1位の巨樹、幹周 23.9m、高さ 26m。

幹の周囲を右回りで1周すると寿命が1年延びる。心に願いを秘めながら1周すれば願いがかなうという伝説があるとされています。

なので、みんな回ります。回っています。そういうパワースポットです。

夜のライトアップも名所となっているようで、さぞかし神秘的なことだろうと思われる来宮神社。

本殿前の広場には、落ち葉でつくった「ハート」があったり ↓image15

樹々に囲まれたおしゃれなカフェがあったり ↓

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熱海に来たら、ぜひとも立ち寄ってみるのがいいだろうおすすめスポットでした。

10:13 大湯間歇泉を見学

来宮神社の次の目的地はランチ。なのですが、まだだいぶ時間があるため、散歩をしつつ徒歩で目的地(熱海銀座商店街方面)に向かいます。

途中、熱海七湯のひとつ「大湯間歇泉」があったので見学です。間歇泉(かんけつせん)ということで、定期的に熱湯を吹き上げています(写真だとわかりづらいですが)↓

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もともとは世界3大間歇泉のひとつに数えられていましたが、大正12年には止まってしまい、いまは人工的に4分ごとに3分のあいだ熱湯を吹き上げるようになっているとのこと。

また、この大湯間歇泉のすぐ脇には、日本で最初の電話ボックスもあったりします。

10:23 熱海プリンカフェ 2nd でおやつ

大湯間歇泉からすぐ、ホテルや飲食店、服飾・雑貨のお店などが並ぶ「熱海銀座商店街」があります。

その銀座商店街のなかにある「熱海プリンカフェ 2nd」。熱海では有名な熱海プリンの2号店です ↓

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本店は熱海駅前にありますが、けっこうな行列になっていたりしますから。それを考えるとこちらは空いています。この時間、待ち時間はありませんでした。

おもしろいのは「お風呂」モチーフのコンセプト。店内もお風呂風で、牛乳瓶入のプリンが風呂桶に入って出てきます ↓

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いわゆる「映える」系のお店で、みんな一生懸命に写真を撮っていました。わたしもがんばりましたが、「熱海」の文字は見切れてるしで映えずじまい ↓

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いただいた「熱海プリン(特性カラメルシロップ付)350円」はとろとろなめらかで濃厚。別添の苦目のカラメルが合う、たいへん美味なプリンでした。

10:49 熱海サンビーチで海を感じる

その後、銀座商店街を海方向にまっすぐ抜けていくと、「親水公園」にぶつかります。

その「親水公園」のすぐ脇には、きれいな砂浜が広がる「熱海サンビーチ」です。

ランチのお店が開くまでには時間があったので、しばらくここで海を楽しむことに。

ザ・熱海な街並みを海側から眺めてみたり ↓

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波と戯れてみたり ↓

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天気のよい5月ということで暖かく、水着で遊ぶ小さな子どもたちもいました。

海の水も透明度が高く、吹く風も心地いい、熱海の海が楽しめる「熱海サンビーチ」です。

11:30 魚ごころ 季魚喜人・渚店で海鮮ランチ

そしていよいよ、食べるの大好きな娘がいちばん楽しみにしていたランチです。

事前の調べで「美味しい」との評判だった「魚ごころ 季魚喜人」さんの渚店へ。さきほどの熱海サンビーチのすぐそばにあります。

割と近くに「本店」もあり、はじめはそちらに行ったのですが予約で満席。「いつ空くかわからない」とのこと。

というわけで、渚店のほうに移動してみたところ、開店前の列(わがやの前に4〜5人ほど)に並んで入ることができました。

お目当ては「豪快漁師丼・2,570円」。見た目も豪快ですが、ランチとしてはお値段もまた豪快です ↓

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評判のお店ということもあるのでしょう、開店からすぐに満席状態で賑わっておりました。

12:19 湯〜遊〜バスで熱海城に移動

ランチのお店からふたたび海のほうへ戻った数分のところに「銀座」バス停があります ↓

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そこから、熱海市内の周遊バス「湯〜遊〜バス」で、熱海城まで 15分くらいです。

料金は1回あたり大人 250円、小人 130円。乗り降り自由の1日フリーパス 700円もあるそうです。

このバスに乗って、冒頭の熱海城へと向かうわけですが。なかなかスリリングな乗り物であることを申し添えます。

理由は「坂道」です。熱海城は海抜 100mの山頂にあり、けっこうな坂道を登っていきます。

その傾斜のスゴさに「おいおい大丈夫か? 後ろに転げ落ちていくんじゃないだろうな…」と不安になるほどです。

息子もずっと「スゲー、スゲー」言ってましたから、わたしだけではなく、みんなスゴいと感じる乗り物だと思う。

まぁ、とにかく。思わぬところでスリリングな体験をさせられますので、いちおう事前に知っておくとよいのかもしれません。

14:20 熱海城を退城、熱海駅へ

熱海城を満喫したあとは、熱海駅へ。あとは駅前でスイーツでも食べて、お土産を買って帰りましょう。というスケジュールです。

行きと同様に「湯〜遊〜バス」でしたがかなりの人。わが家は座ることができましたが、通路に立たなければいけない人多数。ギュウギュウ詰めの満員です。

おまけに、小学生以下は親のひざの上、とのご指示。「ウチの息子、もう5年生でだいぶデカいのだけど…」という言い訳もできません。

久しぶりに息子を抱っこして 20分ちょっとのバス旅となりました。

ちなみに、熱海城からの帰り道は「下り坂」ですから、上り坂とは違ったスリルを体験することになります。

あぁ、このまま坂道を転がり落ちるのではなかろうか… だいたい、満員で人を載せすぎているし… そして、スリリングな箇所では車内でどよめきが起こる、というなんとも不思議なバスです。

【参考】熱海城ではタクシーが呼べる

本文のとおり、バスは大混雑をすることありますが。熱海城には、無料でタクシーを呼び出すことができる電話が設置されています(2019年5月12日現在)。

バスの行列がひどいときには、利用を検討してみるとよいでしょう。

15:13 熱海の新スイーツ?BONBON BERRYでいちごづくし

熱海駅の周辺は、お土産屋さんや飲食店などでいっぱいです。

そのなかから、この5月(2019年)にオープンしたばかりという「BONBON BERRY」さんへ行ってみました ↓

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コンセプトは「いちごスイーツの夢のアトリエ」。とにかく、いちごづくしなスイーツがこれでもかと並びます。

なかには、温泉まんじゅうといちごを1本の串に刺す、というムチャをする「温泉まんじゅういちご串・350円」なる商品も… ↓

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わが家は、保守的に一番人気の「ボンボンソフト・500円」を。いちごを贅沢に使ったソフトクリームで、果実感・ミルク感がともに強いです。

まがまがしいほどに真っ赤な「見た目」も強いスイーツですが、おいしいと思います ↓

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テイクアウトのほかにも、店内でパフェなんかも食べれるらしく。ご興味あればぜひ、というお店です。

HAPPY BERRY DAY ! って、店員さんが声がけをしてくれます。たしか。

 

以上、家族4人、とある5月の熱海旅行でした。

熱海城・熱海旅行レポート

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