サウナを楽しむにあたって、意外と知らず知らずのうちにやっているかもしれないマナー違反… というわけで、初心者サウナー必見の「知られざるサウナのマナー」を厳選しました。
サウナ初心者のあなたも、サウナ好きのあなたも。
こんにちは、サウナー大好き税理士のモロトメジョーです。きょうも、サウナしてますか?
温まる、汗を流す、そして、心地よい休息。サウナは、日々のストレスを洗い流して、心と体をリセットするのに絶好の場所です。が、サウナをより深く楽しむためには、あるていどのマナーが必要になるものと考えます。
というわけで、「初心者サウナー必見!知られざるサウナのマナー」と題し、初めてサウナに足を踏み入れるあなたはもちろん、すでにサウナを楽しんでいるものの、よりいっそうの理解を深めたい! というあなたに向けて書いた記事がこちらです。
マナー違反とは、知らず知らずのうちにやってしまうものでもあります。それを避けるためには、どうしたらよいのか…? その疑問を解決するために、本記事では、サウナの基本的なマナーから、意外と知られていないエチケットまで9つを厳選しました。
サウナ初心者のあなたも、サウナ好きのあなたも、これを知れば、次のサウナがさらに楽しく、快適なものとなるはずです。みなさんのサウナライフが、より充実することを願いつつ、お話をはじめていきましょう。
初心者サウナー必見!知られざるサウナのマナー9選
1.サウナはカラダを洗ってから
なにを隠そう(?)、わたし自身が、まだまだ初心者サウナーでもあります。なので、ちょっと前には、違反していたマナーがこれです。サウナに入る前には必ずカラダ(体と髪)を洗いましょう。
これは、カラダに付着している老廃物をあらかじめ洗い流すことで、汗をかきやすくして、サウナの効果を最大限に発揮するためです。加えて、ほかのサウナーと共有する空間を、清潔に保つためのマナーでもあります。
2.サウナ室の出入りは素早く
サウナ室のドアを開けるときは、室内の熱を逃がさないように、素早く入退室しましょう。ドアをのんびり開けたり閉めたりしていると、室内の温度が下がってしまい、サウナ体験を減退させてしまう可能性があります。
すると、ほかのサウナーの迷惑にもなるところです。出入りは、猫のごとく迅速かつ静かに。他の人に気付かれないくらいを目指してみる、というのはどうでしょう?
3.サウナマットを使う
サウナマットが用意されているサウナがあります。清潔さを保つのに、サウナマットは必要不可欠。座る前にマットを敷くことで、皮膚と座席のあいだのバリアとなり、衛生を保つことが可能となるのです。
なお、使ったあとには必ず、お湯(あるいは水)で流してから返却するようにしましょう。というマナーを知らずに返却する人もいるので、使う前にも流したほうがよいかもです…
4.サウナ室では静かに
サウナ室内は、静寂こそが美徳。サウナーおのおのが、深いリラクゼーションを求めているのであり、静かな空間を尊重しましょう。よって、会話は控えめに、必要であれば心と心でコミュニケートすることです。
音には、温度が高いほど、伝わりやすい性質があります。室温が高いサウナ室のなかでは、いっそう会話が悪目立ちすることは覚えておきましょう。
5.サウナ室で汗を飛ばさない
サウナでは汗をかくのが目的。ですが、その汗を他人に飛ばすのはマナー違反に違いありません。手で汗を払ったり、タオルで強く拭いたりすると汗が飛び散り、まわりのサウナーに不快感を与える可能性があります。
汗は自己満足なものであり、他人に見せびらかすものではありません。他人には気付かれぬように、静かにひっそりと汗をかきましょう。汗はそっとぬぐいましょう。
6.ロウリュは一声かけてから
セルフロウリュ(利用者自身でサウナストーンに水をかける)ができるサウナがあります。ロウリュによって、湿度が上がり、体感温度も上がり、よりサウナ体験は充実するものです。
が、この変化は、一部の人にとっては望まれないものであるかもしれません。なので、ロウリュをする前には必ず、まわりに一声かけて、了承を得るようにしましょう。礼儀正しきサウナーであれ。
7.水風呂の水は大切に
サウナで熱々になったあとの水風呂は最高です。ただし、いきなり飛び込むようなことをしてはいけません。水風呂を汚さないために、まずは汗を洗い流すことからはじめましょう。
なので、かけ水をしたり、シャワーを浴びたり。これができない人は「かけず小僧」と言われ、サウナーから憎まれることになります。
なお、水風呂がチラー(冷却装置)で冷やされている場合は、シャワーを使うのが優しさらしいです。水風呂の水は、サウナーの大切な共有資源。ムダに使ったり、飛び散らせたりしないように。
8.水風呂はゆっくり入る
汗を洗い流したら、いよいよ水風呂のなかへ。このとき、ほかのサウナーがいるときには要注意です。水しぶきをかけてしまうのがよくないのはもちろん、「羽衣」を破壊するのもよくありません。
羽衣とは、「肌と水のあいだに生成される膜」のこと。これにより、水風呂の冷たさが中和されて、快適な水風呂を楽しむことができます。勢いよく水風呂に入り、水流でほかのサウナーの羽衣を破壊することがないように、気をつけましょう。
9.チェアを使ったら洗う
水風呂のあとは外気浴(あるいは内気浴)が至高です。これにより、いわゆる「ととのう」こととなります。で、外気浴のときにお世話になるのが「チェア(ととのいイス)」です。
使いおわったら、近くにある手桶などで、必ず洗い流しましょう。誰だって清潔なチェアに座りたいですよね? 次に使う人のために、清潔な状態で明け渡すわけです。
なお、他人を観察していると、この洗い流しをやっていない方もそこそこいることに気が付きます。だとすれば、チェアを使う前にも洗い流す… というのは神経質なのでしょうか。
まとめ
サウナを楽しむにあたって、意外と知らず知らずのうちにやっているかもしれないマナー違反… というわけで、初心者サウナー必見の「知られざるサウナのマナー」を厳選しました。
これを知れば、次のサウナがさらに楽しく、快適なものとなるはずです。それでは、良いサウナライフを!
- サウナはカラダを洗ってから
- サウナ室の出入りは素早く
- サウナマットを使う
- サウナ室では静かに
- サウナ室で汗を飛ばさない
- ロウリュは一声かけてから
- 水風呂の水は大切に
- 水風呂はゆっくり入る
- チェアは使ったら洗う