東京都品川区・旗の台の銭湯「新生湯」に、サウナ目当てで行ってきましたので、そのレポートです。結論は良き! 想像していた以上に良き、という感想をまとめてみます。
サウナーにも人気の銭湯・新生湯
こんにちは、サウナ好き税理士のモロトメジョーです。きょうも、サウナしてますか? きょうは、2023年7月15日。すっかり暑くなり、少々うんざりもしているわけですが。
にもかかわらず、なお暑いサウナに入りたいのですから不思議なものではあります。それはさておき、先日、東京都品川区・旗の台の「新生湯」に行ってきましたので、今回はそのレポートです。
全国初の「健康増進型銭湯」ということで、「流水歩行プール」や「高密度炭酸性」など、お風呂も豊富なのですが、「サウナもまたいい!」とサウナーのあいだでは人気があるのだとか…
まだまだ入門サウナーのわたしではありますが、楽しみにして行ってきたしだいです。
結論、良き! おもっていたよりも(←失礼)、想像していたよりもずっと良き。というわけで、さっそくレポートしてみます。基本、写真は「外観のみ」ということでご容赦ください…
ではまず、その外観から↓
町の銭湯感があふれ出ています。ノスタルジーなフンイキが逆に新鮮、みたいな。
ちなみに、わたしは銭湯経験が少なく、ひたすらにドキドキしながら入場したしだいです。常連さんばかりで敷居が高い!そういうフンイキもまたあふれ出ていましたし。
新生湯のレポート(サウナ中心に)
新生湯には、2つの浴場があります。「動」がテーマの「太陽の湯」と、「静」がテーマの「大地の湯」の2つです。男女で、週替りの入れ替え制となっています。
わたしが行ったときには、男湯のほうが「太陽の湯」でした。なので、ここから先は、太陽の湯を前提にしたお話しになります(再訪して大地の湯も体験した際には、追記します!)。
なお、太陽の湯と大地の湯について、イメージMAPが掲示されていました。こちらです↓
これを見ているだけでも、ワクワクしてきますよねー。まず、スーパー銭湯並みに、お風呂の種類が充実していますし。太陽の湯の「洞くつ風呂」とか、大地の湯の「ウッドデッキ」とか、ステキすぎるでしょう。
なにはともあれ、入場です。
受付〜脱衣所
入口の扉をあけたら、まずは下駄箱です。鍵タイプではなくて、木札タイプが銭湯らしさを醸し出しています。でも、料金の支払いは券売機です(笑)
しかも、電子マネー(Suicaなど交通系)が使えるのはすばらしい! わたし、現金はほとんど持ち歩かない派でもあるので助かります。で、チケットを買ったら、番頭さんに渡すスタイルです。
料金は、お風呂だけなら 500円、サウナも入るのであれば 800円になります(いずれも、大人の場合の料金)。フェイスタオルとかシャンプー類は別料金です。
わたしは、もちろん「お風呂 + サウナ」のチケットを購入。番頭さんに渡すと、腕に付けるプレートと、バスタオルをいただけます。これらが「サウナの利用証」ということらしい。ふむふむ。
脱衣所に進むと、高い天井や板張りの床に銭湯を感じることができます。実は、ちょっと不安があったロッカーですが、申し分ありませんでした。
サイズは、小さなものと大きいものとがあります。いつも 20リットルサイズのリュックを持ち歩いているわたしとしては、大きいロッカーがないと、ちょっとキツいのですよね。
この点、新生湯の大きいほうのロッカーは、じゅうぶんでした。
そして、鍵が無いタイプとかだったらどうしよう? などともおもったのですが、ちゃんと鍵もかけられます(あたりまえ?)。鍵タイプのほかにも、ダイヤルタイプもあって安心・便利です。
脱衣所には、飲み物の自販機や、ドライヤー、冷水機なんかもあります。では、準備ができたら、いよいよ浴場へ。
洗い場
さっそく、サウナ室へ行きたいのはヤマヤマですが。まずは、カラダを清める(洗い流す)のが、サウナのマナーです。というわけで、洗い場へ。
平日の 16時過ぎでしたが、混み合っているような状態ではなく、洗い場もスムーズに利用することができました。洗い場の「数」としても、じゅうぶんありますし(15〜20くらい?)。
サウナ室
では、本命のサウナ室へ。今回は、「太陽の湯」のほうのサウナ室です。広さとしては、めいっぱい座って8人でしょうか。
この日は4セットしたのですが、このうち1セットは7人の利用者がいたので、ちょっと密集感… 一瞬、入室を躊躇したのですが、あいだを詰めてスペースをあけてくださる人がいたりで、譲り合い・心遣いを感じることもできました。いろんな意味で気持ちいい!
で、サウナ室の温度計は 100℃くらい。なかなかの熱々ぶりです。ロウリュはないので(たぶん)、湿度は低め。ふだんは 10分くらい入ることが多いのですが、新生湯では8〜9分くらいでちょうどいいかなぁ、という感じでした。
なお、サウナ室ではテレビが点いていますが、音量は小さめなので、それほど気にはならず(個人的には、テレビは要らない派)。明るすぎず、薄暗い照明は心地よくて Goodです。
とにもかくにも、ここでのサウナ室は「熱々」なのがいいですね。とても、満足感があります。
ところで、受付で渡されたバスタオル。サウナ室のなかで、みなさん、おしりの下に敷いていたので、わたしもそれにならいました。サウナマットは置いてなかったので、タオルはその代わり、ということでよいのでしょう。
水風呂
サウナのあとは、もちろん水風呂。事前情報で「ぬるめ」と聞いていたとおり、この日の水温計は「22〜23℃くらい」でした。実際、はじめのうちは「ぬるいなぁ」と感じもしました。
でも、2セットめ、3セットめ… とセットを重ねるなかで、水風呂の時間をいつもより長めにしたら、いつもと同じように気道もスースーとしてきて、「おー、ちゃんと冷えるぞ」と。
そもそも、サウナ室が 100℃だとすれば、水風呂が 22〜23℃だとしても、温度差としてはじゅうぶんだと言えます。なにより、肌触りが「なめらか」なのが、気持ちいい。
新生湯では、100%天然地下水らしく、その水質も影響しつつ、ぬるめの水温があいまって「なめらか」な肌触りを実現しているものとおもわれます。これは、なんかクセになる感じです。
水風呂の広さは、満員で3人といったところでしょうか。ここでも、譲り合い・心遣いがあって、スペースをあけてくださる人がいたりで、本当にグッドプレイスです!
外気浴スペース
スペース自体は狭く、4つのチェアが置けるくらいです。それでも、外気浴ができるのはありがたい。内気浴も悪くはありませんが、やっぱり外気浴ができるならそのほうがよいわけで。
新生湯の場所が、閑静な住宅街ということもあって、静かに外気浴を味わうことができます。
チェアが4つなので、じぶんも入れて満席になるタイミングもありましたが、待ちになることまではありませんでした。平日のこの時間帯(16時過ぎ〜17時半前くらい)だと、あまり混まずによいのかもしれません。
というわけで、「サウナ→水風呂→外気浴」を通じて、4セットですっかりととのうことができました。ぜひ、また来たいなぁ、とおもえるサウナです。
洞くつ風呂
さいごに、お風呂について。冒頭でも触れたとおり、新生湯にはいろいろなお風呂があるのですが、わたしはお風呂にはあまり入らない派でして…
それでも、さすがに洞くつ風呂には惹かれて、入ってみました。おもった以上に洞くつ感があり、瞑想的な入浴にもってこい、というフンイキでした。こちらも、良きです。
おまけのサ飯紹介
サウナ後の楽しみといえば、やっぱり「サ飯」でしょう。サウナのあとのサ飯があってはじめて、サウナは完成するのである。きっと。で、今回は、新生湯から徒歩5分くらいのところにあった「元祖・豚丼屋 TONTON」へ↓
こちらで、豚バラ丼の並をいただきました。厚切りの豚バラ肉がインパクト抜群で、実は以前から気になってはいました。実際、食べごたえも抜群でした。甘ダレがご飯にもからみます↓
ふだんは 780円(税別)のところ、期間限定で 580円。コスパも抜群のサ飯となりました。
まとめ
東京都品川区・旗の台の銭湯「新生湯」。サウナ目当てでしたが、結論は良き! 想像していた以上に良き、という感想をまとめてみました。入門サウナーの方も、熟練サウナーの方も、機会があればぜひ! と、おすすめできる銭湯です。