COCOFURO たかの湯/ミュージックロウリュという狂気乱風のサウナ

COCOFURO たかの湯/ミュージックロウリュという狂気乱風のサウナ

サウナー界隈では、ミュージックロウリュで有名な「COCOFURO たかの湯」に行ってきました。というわけで、レポートです。狂気乱風のサウナによって、火傷未遂が発生(←じぶんのせい)。そんなお話をしていきます。

目次

狂気乱風のサウナへGO

こんにちは、サウナ好き税理士のモロトメジョーです。きょうも、サウナしてますか?というわけで…今回は、東京都・大田区にある「COCOFURO たかの湯」に行ってきました↓

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結論、とても良いサウナ、いちどは行くべきサウナの1つです。何が良いの?ってハナシはこのあと、じっくりしていきます。それでもあえて、先に言うのだとすれば…

ミュージックロウリュという狂気乱風、そして火傷未遂。えっ、なんかヤバいところなの?ますます何のこっちゃ?ということかもしれませんので、お話をはじめていくことにしましょう。

ミュージックロウリュとは

もったいぶらずに、はじめからクライマックスでいきます。「COCOFURO たかの湯」の一番のウリは、なんといっても「ミュージックロウリュ」です。冒頭でもふれたミュージックロウリュとは、いったい何なのか?

ひとことで言えば、「強制爆風ロウリュwithミュージック」です。サウナ室のなかで、大音量の音楽とともに、ロウリュにともなう蒸気を強制的な爆風によって浴びせられます。何も知らずに飛び込むと火傷するぜ!いや、本当に。

その熱さは、はっきり言って「狂気じみている」し、あまりの爆風、あまりの乱風に恐怖すら感じたほど…それでも、ミュージックロウリュを目当てに、多くのサウナーが集まってくるのが「COCOFURO たかの湯」です。

かく言うわたしも、「また絶対に行く!」と決めています。なぜなら、このたびの訪問では、ミュージックロウリュを攻略できなかったから。つまり、ミュージックロウリュをさいごまで耐えきれなかった。む、無念。

そんなわたしのハナシはさておき、もう少し詳しいお話を進めていくことにしましょう。

COCOFURO たかの湯を詳しくレポート

いきなりビックリのお値打ち価格

のれんをくぐると、発券機がお出迎え。そこに示された料金を見て、多くの人は驚くことでしょう↓

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大人520円、サウナはプラス200円。銭湯価格とはいえ、サウナ200円は安い!しかも、少し前まではプラス料金はなかったというから驚きです。それはさすがに安すぎる。ちゃんとおカネを払わせてください。頼みます。

銭湯価格とはいえ、のちのちサウナをへて、あらためて考えてみると、やっぱりそれでも安すぎる。とおもえるくらいに、サウナのクォリティが高いのですね。まぁ、とにかく、いきなりビックリのお値打ち価格ということで。

無知は危険のサウナ室

では、さっそく、サウナ室から。もちろん、洗い場にて「身を清めてから」の入室です。この時点では、うかつにもミュージックロウリュのことはあまりよくわかっておらず、フツーの感覚でサウナ室に飛び込みました。

すると、爆音でロックな音楽が流れていて、「おー、狂ってるなー(良い意味で)」とのんきに、最上段(3段め)へ。ちなみに、わたしは熱いのが好きなので、基本的に最上段に座ります。

その最上段には誰も座っておらず(4名が1段めと2段めに)、「お、どうした?みんなヒヨっているのかい?」などと、きわめて無知ぶりを発揮していたわけですが。まもなく、激しい後悔がおとずれることになります。

ミュージックロウリュが炸裂です。サウナストーンに、水が注がれる音が聞こえ、送風機の運転音が聞こえてくると…あ、熱いっ。いやいや、熱いとかそういうレベルじゃねぇ。焼ける、火傷しちゃうよー。助けてくれ!(心の叫び)

そんなわたしの混乱をおかまいなしに、サウナ室内には大音量のロックが流れ、真っ赤なライティングがチカチカしています。そして、わたしはあらためて気がつくのです。このサウナ、狂ってやがる…

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COCOFURO たかの湯 公式WEBサイトより引用

身の危険を感じたわたしは、一段下がることを決意。プライド(何の?)を捨てて、2段めに移動します。ふー、これで大丈夫。じゃねぇーーっ!焼ける、まだ焼けるっ。誰か、誰か助けてください!(相変わらず心の声)

みずからを救えるのは、じぶんのみ。わたしは、すべてのプライドを投げ捨てて、早々にサウナ室を飛び出したのでした。体感的には永遠のような時間でしたが、実際には、2分くらいがいいとこだったとおもいます。

無知とは恐ろしいものです。無知とは危険なものです。どうか、みなさまもお気をつけください。

室温は90℃ちょい超えるくらいでしょうが、ロウリュによる蒸気と爆風によって、体感では測定不能になるくらい熱いです。室温に頼ってはいけないという、良い教訓にもなりました。はい。

なお、ミュージックロウリュは20分に1回。スケジュールは、サウナ室前に掲載されています。また、その日にどのような音楽が流れるかは「COCOFURO たかの湯」の公式X(旧Twitter)でお知らせされています。

キンキンに冷えてやがる水風呂

で、サウナ室に飛び込んで、飛び出したわたしの全身は真っ赤。じぶんでもビックリするくらいに真っ赤。これは、すぐに飛び出してきた恥ずかしさによる赤みなのか?いやいや、違う。焼けているのだ。どうしよう。水風呂だ!

というわけで、サウナ室の前にはちゃーんと水風呂があります。すぐに「かけ水」をして、こんどは水風呂に飛び込みます。つ、冷てぇ〜。キンキンっに冷えてやがる。というお決まりのフレーズを脳内再生して、水温計を探します。

およそ14℃、たしかによく冷えています。アツアツのサウナ室から、この水風呂は極上です。ちなみに、水深は90cmと深めでもあります。お水がたっぷりなので、あるていど人が出入りしても水温がキープしやすいのでしょう。

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COCOFURO たかの湯 公式WEBサイトより引用

水風呂のあとは、もちろん、ととのいタイムです。

内気浴スペースもたっぷりゆったり

「COCOFURO たかの湯」はもともと、サウナ付き銭湯「隆の湯」でしたが、老朽化のため2020年にいちど閉店。デザイナーズ型銭湯としてリニューアルしたのが、「COCOFURO たかの湯」ということになります。

なので、銭湯の古き良きフンイキを残したまま、とんでもないサウナを提供しているわけです。

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COCOFURO たかの湯 公式WEBサイトより引用

サウナ室、水風呂が素晴らしいことに加えて、ととのいスペースも充実しています。銭湯にはめずらしい、籐風のゆったりと座れるチェアが8脚ほど。これだけあると、座れないということも少なくなりますね。

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COCOFURO たかの湯 公式WEBサイトより引用

いちぶのチェアは、上方から扇風機の風を受けることができて、いっそう快適です。

月曜日の11時ごろ入店したのですが、混雑はしておらず、ほどほどの人出でした。サウナ室、水風呂、ととのいスペース、いずれも「待ち」が発生することはなく、スムーズに過ごすことができてよかったです。

で、いちどめは2分でリタイアしたわたしですが。変に負けずぎらいなところがあるので、その後も、ミュージックロウリュに挑戦。同じ轍を二度は踏まない!と、こんどははじめから1段めで。

すると、無事に「完走」することができたじゃありませんか。調子に乗ったわたしは、次のミュージックロウリュでは、2段めに挑戦。ですが、1段めとは別モノでした。残り30秒といったあたりで、サウナ室を飛び出します…

ミュージックロウリュ攻略の道のりは険しい。再訪を誓い、この日のサウナ室をあとにしたのでした。

どうやら、「素」で攻略するのは難しいらしく(とくに最上段)、タオルを肩などに引っ掛けて楽しむのがよいらしい。と、あとから知りました。というように、無知すぎると、あとから知ることが多くなります。お気をつけて。

まとめ

サウナー界隈では、ミュージックロウリュで有名な「COCOFURO たかの湯」に行ってきました。レポートは以上です。狂気乱風のサウナによって、火傷未遂が発生(←じぶんのせい)するも、もちろん素晴らしいサウナでした。

サウナ上がりには、ソフトクリーム(バニラ・ブラックコーン、280円)をオーダー。期待値をはるかに超えて、濃厚で旨し!「COCOFURO たかの湯」に訪れたときには、こちらもぜひご賞味あれ。

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COCOFURO たかの湯/ミュージックロウリュという狂気乱風のサウナ

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