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すえひろ湯/生ケツ禁止をうたう銭湯サウナのインパクト

すえひろ湯/生ケツ禁止をうたう銭湯サウナのインパクト

2022年12月にリニューアルした銭湯サウナ、すえひろ湯(東京都・品川区)に行ってきましたのでレポートです。見た目のかわゆさとは裏腹に、「生ケツ禁止」をうたうインパクトよ。現状、混まないのがフシギなおすすめサウナです。

目次

かわゆさが溢れ出て止まらない。

こんにちは、サウナ好き税理士のモロトメジョーです。きょうも、サウナしてますか?

というわけで…今回は、東京都・品川区にある「すえひろ湯」に行ってきました。2022年12月にリニューアルした銭湯サウナであり、サウナーであれば知らぬものがいないであろう「金春湯」と同じ運営だというから期待も大です。

もうね、「看板」やら「のれん」やらからすでに、オリジナリティがあふれ出ています。か、かわゆい…↓

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のっけから、お話もそこそこに、画像をバンバンと載っけてしまいましたが。載っけるに値するだけの良さがありませんか?ありますよね!あるよな!うん、あるある(ゴリ押し)。ちなみに、外観はこのような感じです↓

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東京・大井町駅からは徒歩5分ほど。どちらかといえば住宅街のなかにある「すえひろ湯」は、いわゆる街中銭湯です。というわけで、ボチボチレビューをはじめていきましょうか。

すえひろ湯のサウナを詳しくレポート

生ケツ禁止の掟を破れば、わが尻を焼く

冒頭、すえひろ湯は「かわゆい」よねー、と言ったそばから油断をしていると、すぐさまのけぞることになります。なぜなら、脱衣所にて、「生ケツ禁止」の掲示が視界に飛び込んでくるからです。

生ケツという言葉のインパクトよ。かわゆさからのギャップよ。これが、あのギャップ萌えというやつか。などと、くだらぬことに感心をしている場合ではありません。

生ケツ禁止とは、サウナ室内のことに違いないわけで。でも、それは僕がサウナーだから知っているわけで。サウナーではない人(単にお風呂に入りに来た人)であれば、よくわからないわけで。通常、お風呂に入るのならば、生ケツがフツーなわけで…

生ケツ、生ケツ言うな!と、おもわれるかもしれませんが。いちど目にすると、そうそうカンタンにアタマから離れるワードではありませんよ。まぁ、いいや。とにかくハナシを進めることにしましょう。

すえひろ湯のサウナ利用は、600円です。銭湯代の520円とは別に、番台(受付)で支払いをします。しめて1,120円。すると、サウナマットが入ったバッグを渡されます。そのバッグには、黒マジックで書かれた「ライオン」の文字。

浴室内で、じぶんのバッグを区別するためですね。ほかにも、シマウマとかペンギンとかあるみたい。なにはともあれ、きょうの僕は「ライオン」なのだ、ということを忘れないようにして、浴室内へと入場します↓

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サウナイキタイWebサイトより引用

おー、洗い場が「八角形」だぁ!というのが、わりとワクワクです。そして、シャワーが壁面に「固定式」なタイプ。はじめて見たときは驚いたけど、銭湯ではめずらしいことではないのですかねー。

サウナの前にまずは、身を清めてから(アタマやカラダを洗ってから)です。無料で使えるボディソープやシャンプーもちゃんとありますので、ご安心を(銭湯だと、けっこう気になるポイントだったりする)。では、いざサウナへ↓

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サウナイキタイWebサイトより引用

画像だとアレですが、実際には暖色系の灯りで、ほの暗く、とても落ち着く感じのサウナ室です。右奥に「ヌシ席」のような1人分のスペースが、けっこう気になります(笑)

それはさておき、サウナーの方であればお気づきのとおり「ストーブ」や「ヒーター」が見当たりません。はい、いわゆる「ボナサウナ」です。ヒーターは、ベンチの下に格納されています。

だから、ボナサウナであれば、コンパクトながらも大人数を収容できるサウナ室ができるわけです。で、すえひろ湯のサウナ室(男湯側)の定員は10名、と掲示されていました。銭湯サウナでは、なかなかの収容力です(←なぜか上から目線)。

この日は、平日の17時前。混んだらイヤだなぁという時間帯でしたが、サウナ利用者は5名ほど。ゆったり・のんびりと、混雑を気にすることなく、落ち着いてサウナ瞑想に取り組むこともできました。

はい、忘れてましたよね。生ケツ禁止のこと。なので、サウナ室内では、受付で渡されたサウナマットを、じぶんのお尻の下に敷きましょう。えー、別にオレは生ケツでいいよー、とか言ってはいけません。

生ケツの掟を破ってはいけません。破れば、それはそれは恐ろしい制裁が待っています。

ヒーターをベンチ下に格納するボナの「座面」はアッツアツなのです。生ケツだと、その尻焼けますよ。ちなみに、生ケツ禁止は「エチケット」面の目的もあるとおもいますので、尻焼きを試すのはやめましょう。

なお、室内は90℃くらい。コンパクトな室内なので、全体的にしっかりと温まっていますし、ちょうどよく心地良い。とても満足度が高いサウナだというのが、わたしの感想です。いやいや、なんでもっと混まないの?

サウナ室もいいけど、水風呂もいい…

サウナで蒸されたら、こんどは水風呂です。サウナ室を出たら、目の前がすぐに水風呂なので、動線もバッチリ。かけ水をしたら、すばやく浸かりましょう。この日の水温は16℃、見た目以上にキンキンに冷えます。

けっこうしっかりめのバイブラ(ブクブクするやつ)もあるからでしょうか。バイブラの水流によって、「羽衣(皮膚と水とのあいだにできる空気の膜)」は破壊されてしまいます。だから、ちべたい。

とはいえ、「水風呂は冷たくてナンボだろう」という、どこか誤った思考をいだいているサウナーにしてみると、キンキンがよいのです。キンキンでなければダメなのです。でも、行き過ぎるとサウナ依存症になるんだ。気をつけろ!

まぁ、いいです。水風呂は3人くらいはいちどに入れる広さがあります。でも、この日はいちども、他の人といっしょになることはなく。水風呂をひとり占めできるのも、気持ちの良いものです。だから、なんでもっと混まないの?

17時ともなると、平日でもわりと混むはずの時間帯なんですよね。ということは、サウナを趣味にするようになって知りました。でも、すえひろ湯はそこまで混んではいない。これは、すげー穴場を見つけてしまったのではないか…?

などと、あまりのんびり考えごとをしていると、ボチボチ凍えますから。いい加減にして上がります。次は、内気浴です。

フシギと落ち着く、内気浴

さきほど掲載した、洗い場の画像をいまいちどご覧ください。青色の「ととのい椅子」が写っています。その数は7つ。サウナ室の定員(10名)から見れば、じゅうぶんな数です。ととのい難民になることもないでしょう。

サウナーは、しばしば難民の憂き目にあうものです。ととのいたいのに椅子がないこともあれば、水風呂に入りたいのに空いていないこともあります。なので、難民にならずに済むのは、とても幸せなことなのですっ!

まぁ、落ち着いて。まずは、座りましょう。理想をいえば、外気浴ではありますが。銭湯サウナに多くを望むものでもないでしょう。にしても、落ち着くわぁ…なんでしょうね、銭湯には銭湯特有の「フンイキ」があります。

銭湯といっても、いわゆる「スーパー銭湯」にはない、街中銭湯だからこそのフンイキです。時間の流れがゆっくりしているというか、空気が緩んでいるというか。とにかく、フシギと落ち着くのです。

そういえば、サウナ室のなかに「時計」はありませんでした。なので、どれだけ蒸されるかは、じぶんの「体感」に頼ることになります。時間を気にせず、じぶんと向き合うというのは、大事なことでもあるでしょう。サウナは素敵。

この点、すえひろ湯のサウナ室には「会話厳禁」の掲示もあって、テレビ無し・BGM無しなので、とことんじぶんと向き合えます。こういうサウナ室は、意外とあるようで、意外とない。ということを、いまのわたしは知っています。

だから、じぶんと向き合いたいサウナーに、すえひろ湯はおすすめ。みんながそれに気づいちゃって、混みすぎたりするのもナンだけど(お店にとっては悪くないけれど)。とにもかくにも、おすすめの銭湯サウナです。

まとめに代えて、ビール

以上、すえひろ湯のサウナをレポートしました。まとめると、生ケツ禁止に気をつけろ!というハナシです(たぶん、違う)。大井町近辺でサウナを探しているときには、すえひろ湯でいかがでしょうか。

なにしろ(?)、すえひろ湯は「クラフトビール」も売りです。「生」もありますが、この日は「缶」のほうをいただきました。これまたかわゆい感じの缶が、何だか映えそうな気がしたもので。

映えとかわゆさを気にする、アラフィフおじさんのビールがこちら↓

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すえひろ湯オリジナルのグラスが映えるじゃねーの。ヴァイツェンのフルーティーさが全開で、とっても爽やか。苦味が少ないタイプなので、すっきりゴクゴクいけちゃいます。やっぱり、うまいんだなコレが。

すえひろ湯/生ケツ禁止をうたう銭湯サウナのインパクト

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