西小山 東京浴場(東京都・品川区)へ行ってきましたのでレポートです。ウワサの「おこもりサウナ」ですが、セルフロウリュ・セルフ熱波が最強すぎました。だけではなくて、樽水風呂もサイコー。ととのい確定の銭湯サウナです。
ウワサのおこもりサウナへ行こうじゃないの
こんにちは、サウナ好き税理士のモロトメジョーです。きょうも、サウナしてますか?
というわけで、きょうは「西小山 東京浴場(東京都・品川区)」をレポートします。ちなみに、「東京浴場」は同じく品川区の大井にも同名の銭湯があるので、間違えないように気をつけて。
で、西小山 東京浴場は、東急目黒線の西小山駅から徒歩数分で。駅前の商店街にあります↓
外観からして、すでにワクワクじゃありませんか。1月も10日だというのに、金色のクリスマスツリーが飾られているのも、なかなかにカオスですがそれもまたよし。なにはともあれ、お目当ては「おこもりサウナ」です。
くわしくは後述しますが、ひとり用のサウナを売りにしている銭湯サウナが、「西小山 東京浴場」になります。ひとり用サウナというと、「貸し切りサウナは、お高いんでしょう?」と心配されるかもですが。
ずばり、1,620円(90分制)。さすがは銭湯サウナ、リーズナブルです。ただし、いわゆる「貸し切りサウナ」のイメージとは、だいぶ異なるかもしれません。そのあたりもふまえて、このあとレポートしていきます!
西小山 東京浴場を詳しくレポート
西小山 東京浴場でサウナを利用したい場合、1人用の「おこもりサウナ」しかありません。複数人で1室に入るタイプのサウナはないので、そこはご注意を。で、基本はWEBサイトで予約をしてから行くことになります。
直接行っても、空いていれば利用できるようですが、空いていないと悲しいので、忘れずに予約をしていきましょう。曜日、時間帯によっては満席もありますので(男性2席、女性1席)。
料金は、銭湯の入浴料520円+サウナ1,100円で、合計1,620円です。サウナ利用の場合には、フェイスタオル、バスタオルも付いていますから、手ぶらでもOKでしょう。わたしは、常にサウナハットなどを持参しますが。
おこもりサウナがはじめての人は、受付の方から「動画」を視るように案内があります↓
この動画を見れば、おこもりサウナをはじめ、東京浴場のことがよくわかっちゃいますが。わたしにも、語らせてください。レポートをさせてください。というわけで、まずは「サウナ」から↓
おこもり+セルフロウリュ・セルフ熱波の破壊力よ
そもそも、おこもりサウナって何?というハナシですが。せっかちなアナタは、すでに前掲の動画で確認をしてしまったのかもしれません。いうなれば、電話ボックス型のちっちゃな個室サウナです↓
おこもりサウナが置かれている場所は、脱衣所の一角です(奥には、お風呂の洗い場が見えますね)。なので、いわゆる貸し切りサウナをイメージしていると「え〜、なにそれ?」と、びっくりするかもしれません。
というわけで、サウナは個室(貸し切り)ですが、そのあとの水風呂や休憩スペースなどは、銭湯を利用する方々と共用になります。ゆえに、貸し切りでもリーズナブルが実現できるわけです。たぶん。きっと。
いやいや、脱衣所の一角って、落ち着かなくね?と、おもわれるかもですが。だいじょうぶです。画像のとおり、目線の位置には、ガラス部分に掲示物があるので、知らないおじさんと目があって気まずい…みたいなこともなく。
それに、狭い空間ってミョーに落ち着いたりしますよねー。というハナシでもあります。で、おこもりサウナのなかはというと…ひとり分の座席があって、小さなサウナストーブが。こんな感じです↓
なかは、意外と明るいです。暗めが好きなら、サウナハットを持参して、目深にかぶるのがおすすめ。ちょうど上のイラストみたいに。でもね、入室した瞬間におもったんです。ぬ、ぬ、ヌルい。
つまり、室温が低い。これは、失敗か。失敗なのか。オレは熱いのが好きなんだ。って、そうおもったんです。でも、それは勘違いでした。すみません。なぜなら、東京浴場にはセルフロウリュがあるから。
イラストにもあるとおり(室内の足元)、受付ではアロマ水の霧吹きをいただけます。アロマは3種類あって、好みで1つ選べる仕様です。ユーカリ、シトラス…あと1つなんだったっけ。僕は、ユーカリにしました。
で、アロマストーンに向かって、霧吹きでアロマ水を吹きかけると…うぉぉ、セルフロウリュだぜぇ。というわけで、狭い室内ゆえに、蒸された熱気(蒸気)が一気に広がります。室温も上がるし、湿度で体感も上がっていく。
4セットほど楽しみましたが、最終的に100℃超え(室温計あります)。じぶん好みのコンディションで、ぞんぶんに汗をかくことができました。しかも、秘密兵器はセルフロウリュだけではありません。
受付では、ウチワもセットで渡されます。なので、セルフロウリュをしつつ、ウチワでパタパタあおいでみたところ…うぉぉ、これってもはやセルフ熱波じゃねぇの。やっぱり狭い室内だから、破壊力がヤバい(←語彙力崩壊w)
念のため補足をしておくと「熱波」とは、サウナ用語でして、熱したサウナストーンにアロマ水などをかけて、熱波師と呼ばれる人が、蒸気をタオルなんかであおぐことをいいいます。アウフグース、とも呼ばれるものです。
そんな熱波を、セルフでお手軽にできちゃうのが「おこもりサウナ」だったりします。とにかく、破壊力抜群です。というわけで汗をかいたら、次はお楽しみの水風呂でしょう。
の前に、ワンポイントアドバイスを。おこもりサウナ内では、ベンチが狭いのであぐらをかくのは困難でした。脚を下ろしていると、足元は温度が低いものなので、あまりよろしくありません。
というわけで、おすすめは「横向き」になって体育座りです。すると、おこもりサウナの壁面が背もたれになるし、脚は上げられるし、ちっちゃくコンパクトにカラダを丸めることで、なんか落ち着く〜みたいな。お試しあれ。
水風呂も樽で独り占め
続いては、水風呂です。東京浴場の名物は、おこもりサウナだけではありません。水風呂も、です。ブランデー樽でつくったという「樽水風呂」があります↓
というような感じで、1人用です。2人で入っちゃダメとはなっていませんが、さすがに知らないおじさんといっしょははばかられるので、やはり1人用です。これがまた、気持ちいいんだな。
樽のなかに入るという、「黒ひげ危機一発」的なエンタメ性もさることながら。とにかく水が気持ちいい。「井水の源泉かけ流し」ということで、冷たすぎない(20℃くらい)のがカラダに心地よく。かけ流しってぜいたくですよねー、というハナシ。
樽のなかに入れば、当然、水がザバーンとこぼれます。でも、こぼれたそばから水が注がれていく…新鮮な水をふんだんに利用できるぜいたくさよ。そんなわけで、いろいろと気持ちいい。
ところで、東京浴場では「温冷交代浴」もおすすめをしています。だから、サウナを利用せずとも、銭湯のお風呂(ぬる湯やあつ湯)を利用しつつ、樽水風呂にも入ることで、サウナ的な「ととのい」を得ることも可能らしい。
なので、みなさん(お風呂だけの方々)も、けっこう水風呂に入られていました。樽は2つあるので、それほどの混雑にはならないものとおもいます(わたしがいた、平日10時〜11時半はだいじょうぶでした)。
では、カラダを冷やしたところで、次は休憩(内気浴)です。
銭湯だけど、ととのい椅子は7つもあるよ
銭湯サウナの難点として、ととのい椅子が少ないことが挙げられます。ゆっくりと、休憩するための椅子です。まぁ、銭湯ですからね。そんな椅子を置くスペースはねぇ!っていうこともあるでしょう。
ところが、西小山 東京浴場では、ととのい椅子もじゅうぶんです。男湯には、7つも設置されていました。これは、サウナーにとっても、うれしいことです。これだけあれば、ととのい難民(椅子が空いてねぇ…)にならずにすみます。
というわけで、「ありがたや、ありがたや」と洗い場の一角で、内気浴です。いま時期(1月でした)は、外気浴よりも内気浴のほうが、カラダに優しくていいかもねー。という考え方もあるでしょう。
真冬の外気浴もよいですが、内気浴もまたよし。洗い場に流れる水の音も心地よく、目を閉じれば、至福のととのいタイムがおとずれます。なにしろ、サウナと水風呂の質が高いので、ととのいやすいのは間違いありません。
なので、東京浴場は、ととのい確定の銭湯サウナだといってもよいでしょう。
まとめに代えて
というわけで、西小山 東京浴場についてレポートしました。おこもりサウナ、気になるようでしたらぜひいちど。樽水風呂もおすすめですし、ととのい確定の銭湯サウナです。
なお、東京浴場は、風呂上がりの休憩スペースも大充実!漫画は7,000冊もあるのだとか(手前が受付、奥が休憩スペース)↓
2階には、個室風の席まであって、気をつけないと入り浸ってしまいそうです。家の近所でなくて良かったよ↓
風呂上がりのお楽しみ、ビールも充実。クラフトビール4種飲み比べ(980円)をいただきました。最高すぎるだろい↓