東京豊洲 万葉倶楽部(東京都・江東区)に行ってきましたので、レポートです。結論、安定クォリティのサ活が約束された場所だといってよいでしょう。ちょっと贅沢な料金設定ではありますが、長居をするならリーズナブルです。
安定クォリティが約束された場所
こんにちは、サウナ好き税理士のモロトメジョーです。きょうも、サウナしてますか?
というわけで、3日に1回のペースでサウナ通いをしているわたしが、きょう紹介するのは「東京豊洲 万葉倶楽部(東京都・江東区)」です↓
東京豊洲 万葉倶楽部は、2024年2月にオープンした施設であり、商業施設「豊洲 千客万来」に隣接しています。上の画像でいうと、左手前の江戸っぽいところが「千客万来」で、奥のビルが「万葉倶楽部」です。
千客万来に関しては、外国人観光客でごった返すようすをテレビで観た!という人も多いことでしょう。で、万葉倶楽部のほうはどうなのよ?と、気になっていたところ。とある平日(金曜日)の午前中にサウナチャンス到来です。
というわけで今回は、東京豊洲 万葉倶楽部の「サ活(サウナ活動)」にフォーカスをして、レポートしてみることにします。結論、安定クォリティのサ活が約束された場所です。それでは詳しいレポートを、はじめていきましょう。
東京豊洲 万葉倶楽部のサウナを詳しくレポート
まずは、料金のお話をしておきます。平日・休日の区別はなく、大人は3,850円です。うん、高いっ!何をもって高いというかの基準は人それぞれでしょうが、いちサウナーとしての基準では高いといえます。
つまるところ、サ活をするのであれば、3,850円よりもお安い施設はたくさんあるわけで。東京豊洲 万葉倶楽部には、3,850円の価値があるのかい?と疑問をいだいてしまうのは、わたしの「個人的感覚」であることを申し添えます。
東京豊洲 万葉倶楽部は別に、サウナ施設ではありませんから。サウナのほかにも、お風呂や岩盤浴、休憩処や食事処などもふまえて、「総合リラクゼーション施設」の位置付けとして料金を考えるべきでしょう。
この点、長居をするのであれば(3,850円で早朝から深夜まで居れる)、じゅうぶんにリーズナブルですし。
と、前置きが長くなりましたが、サウナのレポートに移りましょう。ちなみに、料金のなかには、タオル(大・小が使い放題)や各種アメニティ、館内着など、おおむね必要なものはすべて含まれています。手ぶらでOKです。
良い意味でスタンダードなサウナ室
サ活のスタートといえば、洗体から。いきなりお風呂やサウナ室に直行するのは、マナー違反です。というわけで、東京豊洲 万葉倶楽部の「洗い場」はどうかというと…広い、そして、洗い場のブースがたくさんある(30くらい?)。
おとずれた平日(金曜日)の午前10時過ぎは、まぁガラガラといってよいでしょう。洗い場ブースは選びたい放題です。ブースによってシャワーヘッドの種類が異なるので、好みのものを選べるのは嬉しかったりします。
また、シャワーの「水圧」がしっかりしているのはGoodです。施設によっては、腰が抜けるくらいには水圧が弱いところもありますので。わたしは、シャワーの水圧は高いほどいい!とおもっている派です(←どうでもいい好み)。
いい加減にサウナの話をします。「ドライサウナ室」のフンイキとしてはこんな感じです↓
全4段のタワー型で、20人くらいは入れる広さがあります。この日の室温計は94℃くらいであり、最上段はじゅうぶんにアチアチ。わたしは、特段の事情がない限りは最上段に座る派です(←また、どうでもいい好みのハナシ)。
サウナストーブは、サウナーにはおなじみの「METOS社のiki」。全体として、シンプルでクセのないサウナ室であり、良い意味で「ザ・スタンダード」。日ごろ、安定したクオリティが保たれるであろう状況に安心できます。
30分おき(毎時30分、00分)のオートロウリュもあって、そつがない。湿度も保たれるので、カラカラアチアチの昭和サウナではなく、しっとりアチアチの令和サウナです。ただ、毎時30分のほうのオートロウリュが発動しなかったような…(気のせい?)
なお、オートロウリュは「ほどほど」であり、激アツになったりしないところは安心クオリティです。尖り散らかしたサウナ施設になると、ヤケドが心配になるくらいには激アツなところもあったりしますから。
まぁ、とにかく。東京豊洲 万葉倶楽部のドライサウナ室は、安定・安心のクオリティなのです。ただひとつ、あえて難癖をつけるのであれば、テレビは残念…せっかく居心地がよいサウナ室なのに、否応無しでテレビの音を聴かされます。
とはいえ、大衆サウナとしては、テレビが欠かせないのかもしれません。個人的な好みによるのでしょうが、わたしは、サウナにテレビは要らない派です。ましてや、東京豊洲 万葉倶楽部は高級路線でしょうから、テレビがあると安っぽくなってしまうのはもったいない。そんな気がしております。
なにはともあれ、汗はしっかりとかけるサウナです。となれば、次は水風呂に行ってみよう!
動線バッチリ、広々ヒエヒエの水風呂
水風呂に大事なもの、まずは「動線」です。どんなにコンディションがよい水風呂だとしても、サウナ室からめっちゃ遠ければ台無しになってしまいます。アチアチのカラダをいかに早く冷やすかの勝負です。
負けられない戦いが、そこにある。この点、東京豊洲 万葉倶楽部の「サウナ室→水風呂」の動線は最強です↓
玄関開けたら2分でご飯ならぬ、扉を開けたら2秒でザブンです。いやいや、2秒はないない。水風呂の前には「かけ水」がお約束です。しっかりと汗を流すのがマナーですから、さすがに2秒はムリ。でも20秒ならじゅうぶんいけますね。
欲をいえば、動線のあいだに「シャワーブース」があるとサイコーです。水風呂の水をかけるのって、なんだか罪悪感があるんですよねー。せっかくチラー(冷却装置)を使って冷やしているのに、ジャバジャバもったいない…みたいな。
それはさておき、かけ水がおわったら水風呂にイン。この日の水温計は15℃くらい。ちょうどよくヒエヒエです。10℃台前半以下になると、慣れない人には冷たすぎる。20℃近くになると、なんだかヌルいものなので。
こちらの水風呂のよいところは、じゅうぶんに広さがあるところ。水深は浅めなのですが、広いので、水のなかでカラダをググ〜っと伸ばして、カラダ全体をしっかりと水に沈めることができます。気持ちよくてGoodです↓
意外と困るのが、水深が浅くて狭い水風呂なんですよね。カラダを水にしっかり沈めることができず、カラダをじゅうぶんに冷やすことができない…でも、東京豊洲 万葉倶楽部の水風呂はぜいたくに広いからOKです。
空いている、というのもありますね。混んでいるとカラダを伸ばすことはできませんが、空いているからこそ伸ばすこともできる。あるていど空いているのは、料金が高め(少なくとも安くはない)なのもあるでしょう。
そう考えると、料金が高いのは利用者にとってもメリットであり、空いているのは施設のよさでもあります。などと言っているうちにカラダも冷えたでしょうから、しあげの外気浴です。
当然の外気浴、ウォーターフロントがトレンディ
さきほどの水風呂の画像(2枚め)を見るとわかりますが、水風呂のすぐ近くに外気浴スペースがあります。なので「水風呂→外気浴」の動線も抜群です。
なにしろ、いわゆる「ととのいタイム」は、水風呂から出て2分ていどといわれています(血中のアドレナリンと不副交感神経の関係上)。ゆえに、水風呂から出たら、いかに速くととのい椅子に座れるかが勝負なのです。って、勝負ばかりだなおい。
そんなわけで、水風呂から外気浴スペースが近いのは正義です。なお、外気浴スペースには、フルフラットタイプのととのい椅子(ぜんぶで7脚くらい?)がぜいたくに配置されています。フンイキはこんな感じです↓
とにかく空いているので、ととのい椅子が満席になるようなこともなく。上の画像を見るとわかりますが、景色もすばらしいですね。わたしは日中でしたが、夕方以降は夜景がすばらしいことでしょう。
左手にレインボーブリッジから、右手に向かって晴海方面までウォーターフロントを見渡せます。うーん、トレンディ!って、そういえば、東京豊洲 万葉倶楽部にはなんだか「バブル感」があるんですよねぇ。
あぁ、別にディスっているわけじゃなくて。古き良きバブルの香り。なつかしきトレンディ。おじさん・おばさんには何となく伝わるはず、たぶん。一周回って、そんなバブルが若者にもウケるのかもしれない。知らんけど。
何はともあれ、外気浴スペースも安定クォリティです。フルフラットで横になれることは、ととのいにもよい効果があります。座っているよりも横になるほうが、血流が足先まで流れやすく深部体温も上がってポカポカを維持できる。
気分的にも、横になったほうがリラックスを感じられますしね。わたしは、断然、ととのいでは横になる派です。
なお、サウナ後は温泉(暖かいお風呂)も楽しめます。万葉倶楽部は、箱根や小田原から、毎日温泉を運んできているらしく、ここ豊洲でも温泉が楽しめるのですね。でも、どれくらいの温泉濃度なんでしょう…?
まとめに代えて
東京豊洲 万葉倶楽部(東京都・江東区)に行ってきましたので、レポートしました。結論、安定クォリティのサ活が約束された場所だといってよいでしょう。ちょっと贅沢な料金設定ではありますが、長居をするならリーズナブルです。
広い館内にはリラックススペースもありますし、休憩処もあります。再入場もできるので、ちょっと隣の千客万来まで食事に行ってから、また万葉倶楽部に戻ってのんびり…なんてことも可能です。
わたしも、サウナを楽しんだあと、千客万来でランチをし、その後は万葉倶楽部で「水出しコーヒー(450円)」なんぞをいただきながら、のんびり仕事をして過ごしました。