舞浜といえば、夢の国。そんな場所で、ワーケーションはできるのか?そもそも、仕事ができそうな場所なんてある?というわけで、僕が身をもって試してきた結果をお話ししてみます。
話さずにはいられない
突然ですが、千葉県・舞浜でワーケーション(仕事+休暇)はできる?できない?
舞浜といえば、なんといっても夢の国・ディズニーリゾートでしょう。そんな舞浜で、夢の国の誘惑にも負けずワーケーションはできるのか?そもそも、仕事ができそうな場所なんてある?
というわけで、僕が身をもって試してまいりました。その結果、舞浜でワーケーションは、でき……る!
とある平日の早朝から夕方まで、舞浜をウロウロしながら仕事(おもに執筆)をしたり、休暇を楽しんだり。ひとつのモデルケースとして、お話をしていきます。
ニーズあるのかこれ?とはおもいつつも。じぶんが大満足の1日だったので、話さずにはいられない。と、そんな感じです、はい。それではいってみましょう。
舞浜ワーケーションのモデルケース
舞浜近辺に到着したのは朝の7時。まずは、カフェにこもって、執筆(ブログやらメルマガやら)するでしょ!
ということで、お仕事場所に選んだのがこちら。シェラトン・グランデ・トーキョー・ベイ・ホテルです↓
ホテルのなかには、たいてい「ラウンジ」がありますからね。優雅にコーヒーでもいただきながら、執筆しましょうか。と、ホテル内の2階にあるラウンジ「トスティーナ」に向かいます↓
ん〜?なんか混んでるぞ…あぁ、朝食ビュッフェをやってるのね。えっ…なんか、嫌な予感がするぞ。で、店員さんに「飲み物だけでもいいですか?」とたずねたところ、「テイクアウトなら」とのご回答。嫌な予感が的中です。
それじゃあ、仕事ができないじゃん。と、いちどは立ち去ったのですが。2階のフロントフロアをウロウロしていたら、めちゃめちゃたくさん座るところがあるのですね。しかも、めっちゃ空いてるし。
これなら、テイクアウトしてきて仕事してても大丈夫じゃね?と、おもいいたりました。で、トスティーナに戻って、アイスカプチーノ(600円)をオーダー。それをもって、窓際のおひとりさま席をチョイスしました↓
なんかね、ユラユラするタイプの椅子。なんて、いうんだっけこういうの?あぁ、そうそう、ロッキングチェアね。アゴヒゲがフッサフサのおじいさんなんかが、パイプを加えて座ってるのがロッキングチェアだわ。
いやいや、そんなどうでもいいイメージをふくらませるためにここへ来たのではない。執筆をするのです。いやいや待って、僕の目がフシアナでなければ、前方には「インディー・ジョーンズの神殿」が見えるのですけど…?
というわけで、上の画像からは見づらいのですが、茂みの先には「ディズニーシー」のロストリバーデルタ・エリアが広がっています。うぉぉ、ディズニー来たぁ!と、テンションがアガるのは僕だけ?
かとおもいきや、ここを通る人たちが、たびたびカメラを向けていたので、みな同じ気持ちなのでしょう。同志よ。
気分もアガってきたところで、ブログを一気に書き上げます。オッケー、きょうのモロトメジョーはいいぜ。と、誰に宛てるでもなく、あの名台詞をオマージュしたところで、ボチボチ移動します。
長居はしないんだぜぇ、ワイルドだから。いや、ワイルドではないですね。紳士です。公共の場所で、長居はしない。
で、移動の手段がこれ↓
そうだ、夢の国にはこれがあるじゃないか。世界一幸せな乗り物、ディズニーリゾートラインです。「みんな、おまたせ。ハハッ(笑)」と、世界一有名なネズミ(←怒られるやつ)の笑い声が聞こえます。
いや、空耳か?まぁとにかく、リゾートラインもまた、テンションが爆アガりでしょう。もうね、たくさん乗りたいし、たくさん乗る予定だから、「フリーきっぷ(1日乗車券)」を買っちゃいます↓
か、か、か、可愛い。可愛いは正義。にしても、オルメル(亀のキャラ)が人気なんですって?グッズが売り切れるらしい。いや、どうして?ダッフィーとか、リーナベルのほうが可愛いでしょ。亀、ちょっと怖いよ。
はい、はい、そのくらいにしておきましょう。言い過ぎると、夢の国から出禁をくらいますよ。
ハナシを戻して、リゾートラインはどのあたりが世界一幸せなのか。まぁ、ぜんぶでしょう。車両の外装はもちろん、内装がよき。吊り革なんかもう、絶品ですよね。持って帰りたいくらい(絶対ダメ)↓
窓枠が、ミッキー。この窓をとおして見える景色は、すべてが輝いて見えます。ウソじゃないよ。ウソだとおもったら、いちど試してみるといい。それでも輝いて見えないというのなら、あなたの心が…いや、やめておこう。
で、どんな景色が見えるかというと、いろいろです。社内アナウンスで「左手をご覧ください」といわれたので、見てみたら、こんな景色が見えました↓
駐車場に立てられた三角コーンで、ファンタジースプリングス(新エリアの名称)のロゴが描かれていました。駐車場キャストの方々がつくられたそうです。はい、幸せ〜
あとは、ディズニーシーの駅で降車したら、ホームから出られるバルコニー的な場所で見える景色がこちら↓
はい、優勝〜!いいなぁ、行きたいなぁ。でも、きょうは行かない(正しくは、行けない)。でも、見ているだけでも楽しくなってくるし、やっぱりテンションがアガるよねぇ。ディズニー最高。
そんなディズニーシーのエントランスに、人々が群がる(←言い方)ようすを、車内から高みの見物もできちゃいます↓
うひゃー、みんながんばって。僕は、次の目的地へ向かいます。
ちなみに、リゾートラインは4つの駅を1周する乗り物です。知ってるか。いちおう、こんな感じです↓
さきほどのシェラトンがあったのが、ベイサイド・ステーション。まわりには、ホテルがたくさんあります。で、次にディズニーシー・ステーションがあって、その次にリゾートゲートウェイ・ステーションがあります。
リゾートゲートウェイ・ステーションは、JR舞浜駅があるところです。次の目的地はそこ。
商業施設・イクスピアリがあるので、そのなかにあるカフェで、引き続き執筆をすることにします。で、見つけたカフェは、我らがスターバックスです↓
まだ朝早いので、周囲のお店はほとんど閉まっていますが、スタバはやっています。というわけで、注文をしたのがこちらです↓
テンションアガって、コーヒーではなくてフラペチーノにしちゃいました。ふだんは、朝は「ノーカロリー」なんですけどね。しかも、パインフラペチーノを注文するつもりが、なぜか、ストロベリーフラペチーノを注文するという…
ヒトはわからないものです。まぁ、いいや。とにかく、メルマガを執筆したり、依頼原稿の執筆をしたり。小1時間ほどたったところで、また移動です。ふふふ…きょうのメインイベント、否、メインスペースへ移動します。
ずばり、舞浜ユーラシアです。舞浜にある、もう1つの夢の国。それが、舞浜ユーラシア。この人はいったい何を言っているのか?と、おもわれるかもしれませんが。だって、僕以外の人でもそう言ってる人たちがいるんだってば。
とにかく、舞浜ユーラシア。ホテルが併設されたスパ施設です。以前、宿泊で利用したときにレポートしてますので、くわしくはそちらをどうぞ↓
さきほどのスタバがあったイクスピアリからだと、徒歩で20分くらい。座ってばかりもカラダによくないので、運動もしたいじゃないですか。なので、往復40分歩けるのもナイスな距離感でよき。
というわけで、舞浜ユーラシアに到着。営業開始(午前11時)と同時に入館です。いちばんの目的は、サウナなんですけどね。僕は、3日にいちどサウナに通うくらいにはサウナ好きなのです。
仕事して疲れたらサウナ、サウナで回復したら仕事、また疲れたらサウナ…あれ、これって無限にいけるやつじゃね?って、気づいちゃいました。だから、ときおりスパ施設にこもっていたりします。今回もその一環です。
でも、まずは仕事の続きから。施設内の休憩処に向かいます。こんな感じです↓
いたってフツーの休憩処ですって?違うんだな、これが。気がつかないかなぁ。気がついてくださいよ。やっと気がついてもらえました?そう、そう、窓の外。あれが、真・夢の国「ディズニーシー」だぞ!って↓
こんな感じでね、ディズニーシーの「プロメテウス火山」とか、「タワーオブテラー」なんかが見えるわけ。そうするとね、「あー、ディズニーだなぁ、ワーケーションだなぁ」っておもえるわけ。わかる?わからないかぁ。
でも、実際に行ってみたらわかるとおもうよ。ディズニーシーを見ながらお仕事するって、なかなかの非日常です。それでいて、距離感がありますからヘンにテンションがアガりすぎない。
これがね、ディズニーシーの中とか、真隣とかだと、さすがにテンションがアガりすぎる。仕事にならない。だから、なにごとも適度な距離感を大事にしましょう、ってハナシ。どんなハナシだよ。
で、仕事にも疲れてきたので(←サウナに行く言い訳)、そろそろサウナに行きます。ここのサウナがね、また絶品なのですよ。アッチアチのフィンランド式サウナと、癒やしのケロサウナ。どっちもいい。
今回は、アウフグースイベントにも参加させていただきました↓
アウフグースとは、サウナストーンにアロマ水とかをかけて、発生した蒸気で室内をアチアチにして、さらに熱波師さんがタオルであおぎまくるやつです。サウナ好きでない人からすると、いったい何が楽しいのかわからない。
でも、お風呂の種類もいっぱいあるので、サウナ好きではなくても楽しめるはず。そのあたりもくわしく、以前にレポートしています。よろしければ、こちらもどうぞ↓
さきほどの休憩処は、机と椅子の「カッチリ」したタイプですが、もっと「リラックス」したいのであれば、そういう休憩処もちゃんとあります。いわゆるリクライニングシートとか↓
寝っ転がって、マンガを読むとかもできますね↓
お食事処もありますし。なので、1日過ごすことができちゃいます。なんなら、翌朝まで居られるらしい…
ちなみに、お値段は平日2,200円。それだけでもリーズナブルなのですが、事前に「セブンチケット」で購入できる前売り券だと1,550円。や、や、安すぎる。タオルや館内着なんかも、ぜんぶ付いてますしね。手ぶらでOKです。
ディズニーリゾートに行く前後のタイミングで利用するのもいいのではないでしょうか。なかには、ディズニーリゾートに入園したあと、いったん舞浜ユーラシアで疲労回復して、また再入園する人もいるのだとか。
なにはともあれ、舞浜ユーラシアでもガッツリと執筆できたので、またまた移動です。イクスピアリ(舞浜駅)のほうに戻ります。途中には、ディズニーアンバサダーホテルがあるのでそちらのほうへ↓
いいですねぇ、テンションがアガります。ディズニーショップなんかもあるので、フラフラと眺めているだけでも楽しい。で、向かった先は、ホテル内のラウンジ「ハイピリオン・ラウンジ」です↓
夕方になりましたので、ここで優雅にコーヒーでもいただきましょうかと。でも、メニューを見ていたら「ケーキセット(1,500円)」もいいよなぁ、と心変わりして注文しました。ところが…
あとから店員さんがやってきて「すみません、本日はケーキがすべて売り切れてしまいました」と。あ、そう。さすがのディズニー。ケーキも大人気なのですね、と。コーヒー(1,000円)を注文しなおしました。
すると、ふたたび店員さんが戻ってきまして、やや控えめなボリュームでこう言います。「予約しなければ食べることができない、スペシャルなケーキに1つだけキャンセルが出て残ってまっせ。どうします?」
いやいや、そんな言い方はしませんね。とても、ていねいな言葉遣いで(ていねいすぎて忘れた)、ご案内をしてくださいました。いやー、そんなこといわれたらいただくしかなくね?とおもい、値段も聞かずに二つ返事です。
たぶんお高いのだろうなぁ、と想像はしていましたが。もしかしたら、ワンチャン、当初のケーキセット1,500円で融通してくれるのでは?などと、いやしい想像をしていたのはわたしです。
そんなことを考えているとはつゆ知らず、にこやかな笑みを浮かべた店員さんが届けてくれたのがこちらです↓
ま、ま、まぶしい…!アラフィフおじさんがひとりで立ち向かうには、あまりにもまぶしすぎるディズニー臭。言葉選び間違えた、ディズニー感。ほら、見てみなよ、ミッキーだってまぶしすぎてサングラスしてるだろい!
なんでも「“SuiSui Summer”ケーキセット」というのだそうです。トロピカルフルーツタルトとチョコレートムースで、ほかにも店員さんがめちゃくちゃ一生懸命に、いろいろ説明をしてくれました。
でも、まぶしすぎる現実を受け入れるのに精一杯で、アタマに残りません。とにかく、いただこうじゃないの。う、う、う、旨い。たしかにトロピカルだし、チョコレート。感想、まんまやないかい。
それはそれとして、ちょっとびっくりしたのが砂糖菓子。画像のヤシの木とかミッキーとか、空や海のイラストなんかの部分は砂糖菓子で、「ぜんぶ食べられます!」といわれたのですが、「そんなに砂糖菓子ばかり食べれるかいっ!」と心のなかでおもってました。
だって、よくあるケーキに付いてくる砂糖菓子って、正直、そんなにおいしいものではない。あくまで添え物。ところが、この砂糖菓子、ふつうにめっちゃおいしいの。イッツ、ディズニーマジック。なの?しらんけど。
とにかくね、ステキなラウンジで、スペシャルなケーキセットをいただきました。さぁ、注目のお会計です。伝票を開くと……はい、2,500円。ちゃんと高い。そりゃそうだ。僕は、何を期待していたというのか。恥ずかしいよ。
ケーキが売り切れているところ、すばらしい機会を提供していただいたことに感謝をしつつ、お支払いをさせていただきました。あぁ、でもね、フンイキや味から考えても、2,500円が高すぎることはありません。納得のお値段です。
と、おやつタイムもおわったところで、夜も近づきました。また、リゾートラインのフリーきっぷを使って、ディズニーランド・ステーションで下車して、ディズニーランドホテルをウロウロしてみたり。
リゾートラインでグルグルまわって、スタンプラリーを楽しんでみたり。ちょうど、リゾートラインのスタンプラリーをやっていました。4つの駅でスタンプを押していくと、ファンタジースプリングスのロゴが完成します↓
そんなわけで、舞浜ワーケーションを大満喫の1日でした。
まとめ
舞浜といえば、夢の国。そんな場所で、ワーケーションはできるのか?そもそも、仕事ができそうな場所なんてある?というわけで、僕が身をもって試してきた結果をお話ししてみました。
舞浜に行かれる機会があればぜひ。というか、ワーケーション自体を目的に、舞浜に行ってみるのはいかがでしょうか。