3S HOTEL ATSUGI(神奈川県・厚木市)に行ってきましたので、レポートです。一見、ふつうのビジネスホテルですが、ハイクオリティなサ活ができて、高コスパに宿泊ができます。サウナ好きにはとくにおすすめ。
本厚木駅からすぐ、です
こんにちは、サウナ好き税理士のモロトメジョーです。きょうも、サウナしてますか?
というわけで、3日に1回のペースでサウナ通いをしているわたしが、きょう紹介するのは「3S HOTEL ATSUGI(神奈川県・厚木市)」です。「厚木だなんて、ちょっとローカルだよなー」などとおもいつつ。
最寄り駅の本厚木駅に降り立ったところ、自宅の最寄駅よりもずっと都会で失礼しました。で、お目当ての「3S HOTEL ATSUGI」は、その本厚木駅からすぐです。本当にすぐ。小田急線の改札出てから1分くらいでした。
一見すると、ごくふつうのビジネスホテル的な外観です↓
ですが、その正体は…ハイクオリティなサウナ施設!だったりします。ようく見たら、入口の庇(ひさし)には、「SAUNA & STAY」とか書いてありますしね。要は、サウナ推しなのです。
で、「3S HOTEL ATSUGI」は、宿泊せずに日帰り入浴もできます。料金は、3時間1,800円です。サウナ施設としては、まずまずのお値段といってよいでしょう。少なくとも安いわけではありません。
そんなサウナ施設を、宿泊中は利用し放題!という点ですでにコスパが高いわけですが。まだまだ、おすすめポイントがありますので、そのあたりをご紹介していきたいとおもいます。
気になる料金については、のちほど。というのも悪いので、はじめてにお伝えしておくと…1泊朝食付きで6,480円でした(日曜日チェックイン・月曜日チェックアウト)。すでに、リーズナブルですよねー。
というわけで、詳しいお話をはじめていきます。
まずはサウナから
僕が「3S HOTEL ATSUGI」を選んだのは、完全にサウナ目的なので。まずは、サウナ(大浴場)からお話をはじめていきましょう。
セルフロウリュし放題という贅沢
言ってもビジネスホテル的な大浴場だろうから…と、変にハードルを下げていた僕です。で、大浴場に入った瞬間にド肝を抜かれました。めっちゃオシャレやん…↓
画像の真ん中、幻想的に光っている円筒は「かけ湯」です。ムダにオシャレ(←良い意味で)。こういうの大好物です。オシャレは最高、オシャレは正義。テンションも上がり、はやる気持ちを押さえて、まずは洗体から。
そして、いよいよサ室(サウナ室)へ。ふたたびド肝を抜かれる僕…↓
広っ!15人くらいは入れますね。ビジネスホテル的なサ室だと5人前後が定員のところも多かったりするので、これは広い。し・か・も、僕しかいませんでした。と、これだけでも贅沢なのですが、さらなる贅沢が…
セルフロウリュし放題。サウナストーブの前には、桶と柄杓(ラドル)が置いてありまして。ロウリュは10分に1回だよ、といった注意書きや砂時計もなく。要は、好きにやっちゃってください、というスタイルです。
すごい、すごいよ、3S HOTEL ATSUGI。じゃあ遠慮なく、ということで、ひとりで存分にセルフロウリュを楽しみました。ちなみに、室温計によれば、おおむね90℃前後といったところで、わりとマイルドな仕様です。
そこに、セルフロウリュというのはベストマッチではないでしょうか。また、サ室内にテレビは無く、照明も暗めであり(画像の感じよりもだいぶ暗め)、僕が愛する瞑想サウナに最適な空間です。このサウナに、滞在中入り放題とは。
と、すっかり温まったところで、次はもちろん…
地下水14.8℃、5人入れて広々
さぁ、水風呂ですよ。きちんと「かけ水」をして、汗を流してからね。素晴らしいことに、サ室から水風呂までの動線上には「シャワーブース」もあります。3S HOTEL ATSUGIは、サウナをようくわかっているらしい(←上から目線)。
で、肝心の水風呂はこんな感じです↓
向かって右奥が水風呂です。地下水で水温は14.8℃をうたっています。実際にヒエヒエです。この水温はうれしいですね。ホテル系の水風呂は、万人に優しくあるために17℃〜18℃くらいの設定も少なくありません。
が、サウナーにとっては「ちょっとぬるい」と感じるところでしょう。この点、15℃切りの水温はありがたい。気持ちよく水風呂を楽しむことができます。しかも、5人は入れる広々設計です。こちらも貸切状態の贅沢でした。
なお、上記画像のうち、左手前の浴槽は「ぬる湯(不感温)」です。つまり、水風呂→ぬる湯→水風呂の冷冷交代浴を楽しめます。なので、お風呂好きにもたまらない!といった環境です。
左奥の浴槽が、ふつうのあったかいお風呂になります。あったかいお風呂がないサウナ施設もありますが、冬はとくに、あったかいお風呂があるとうれしいので。欲しいものがぜんぶあるのも「3S HOTEL ATSUG」の良さですね。
水風呂のあとは、ととのいタイム。画像でいうと、水風呂の真隣のスペースにあたります。動線が完璧かよ。ととのいを感じるためには、水風呂からいかにすぐ休憩に入るかが大事なのです。
至高の半外気浴
「3S HOTEL ATSUGI」の休憩スペースは、半外気浴です(女湯側は内気浴らしいです)。外気が取り込まれていると、いっそう気持ちよく感じるのは、僕だけではないでしょう。落ち着いたフンイキもよいですね↓
天井にはエアコンも設置されていて、この日は冷房がついていたかもしれません。スペース全体がだいぶ冷え冷えとしていました。ととのいタイムでは、空気が冷えているほうがよい感じなので、これもすばらしいなとおもいます。
あたたかい空間での内気浴しかできない施設もありますが、僕はちょっとととのいづらく感じるのですね。この点、「3S HOTEL ATSUGI」は抜かり無し。すべてがサウナーに配慮された環境だといってよいでしょう。大満足です。
湯上がりアイス、あり〼
「3S HOTEL ATSUGI」では、湯上がりにアイスキャンディーも用意されています。無料です↓
味はいろいろあるみたいでしたが、僕は滞在中にコーラ味とサイダー味(たぶん)をいただきました。サウナ上がりに冷たいアイスが常備されているなど、最高すぎるだろい。
客室は可もなく不可もなく。だが飲食は…
それでは続いて、客室(シングルルーム)のご紹介です。
いたってふつうのシングルルームです。可もなく不可もなく。デスクは割と広いので、お仕事するには困りません。あと、椅子のクッションが思いのほかフカフカだったのはポイント高し。見た目からすると硬そうなのですが。
イマイチだった点を挙げると、コンセントのたぐいがデスク上やベッドサイドには見当たらず。ちょっと、使いにくい場所にありました(僕が見落としているだけだったらすみません)↓
テレビの上のあたりですね。これはちょっと使いにくい。
なお、部屋のなかにはトイレとお風呂があります。こちらも可もなく不可もなくです↓
というわけで、客室についてはとくにこれ以上ありません。可もなく不可もなくとはいいましたが、宿泊するにあたって問題はない、ということです。じゃあ、ふつうじゃん?と、おもわれるのでしたら、それは違います。
お楽しみはこれからです。まずは、ラウンジコーナーでは「常時、ハッピーアワー」となっております。つまり、お酒がいつでも、リーズナブルにいただけます。生ビールは300円、ハイボールやレモンサワーは200円。安いっ!
なので(?)、僕もハイボールをいただきながら読書を楽しみました↓
飲み物でいうと、コーヒーも飲み放題です(15時から翌朝10時まで)。コーヒーマシンで、ホットとアイスのコーヒーがいつでもいただけます。滞在中に、5杯くらいはいただきました。コーヒー好きにはありがたいサービスです↓
紅茶やほうじ茶、緑茶のパックも、アメニティグッズといっしょに置いてありました↓
そして、3S HOTEL ATSUGI名物といってよいでしょう。21時からは、ラウンジにて「〆茶漬け」がふるまわれます。もちろん無料です。具材もたくさん選べて、たいへん美味しゅうございました↓
ふだんは21時(早いと20時)には布団に入っている僕ですが。さすがに、お茶漬けの誘惑には勝てませんでした。直前にお酒をいただいていたこともあり、お茶漬けはいっそう美味しかったですねー
というわけで、就寝。そして、目覚めたあとも、お楽しみは続きます。これまた、3S HOTEL ATSUGI名物の朝食バイキングです。ビジネスホテルの朝食バイキングとかって、「申し訳ていど」ですよね。
ところが、3S HOTEL ATSUGIは違います。ざーっと、画像でお見せしましょう↓
お飲み物コーナーは撮り忘れました。野菜ジュースやフルーツジュース、コーヒーなんかがあります。
種類もあるし、内容としてもちゃんとしている、って感じました。お味もよかったです。とくに、カレー(グルテンフリーのスパイスカレー)と、地元野菜がたっぷりのスープは美味しかったのでおすすめ。
ふだんは、基本、朝食をとらないのですが(プチ断食してる)。この日は解放で、好きなだけ食べました。上の画像は1回めであり、おかわりもしています(笑)
食べすぎたので、さいごに館内施設を案内して腹ごなし。Book Cafeなる休憩所があります。漫画や雑誌が読めたり、コインランドリーや自販機があったり。僕は、マラソン大会後の宿泊だったので、汗をかいたウェア類を洗濯してすごしました↓
まとめ
3S HOTEL ATSUGI(神奈川県・厚木市)に行ってきましたので、レポートしました。一見、ふつうのビジネスホテルですが、ハイクオリティなサ活ができて、高コスパに宿泊ができます。サウナ好きにはとくにおすすめです。