2019年8月16日(金)、夏休み・お盆の八景島シーパラダイスに行ってきました。
その体験を踏まえて、注意点とおすすめポイントをまとめてみます。
「夏休み・お盆」の八景島シーパラダイスはほんとうに混雑するのか?
2019年8月16日(金)、家族で「夏休み・お盆」の八景島シーパラダイスに行ってきました。
ネットで調べる限り、この時期の八景島は「混雑」「激混み」などのハナシが多く。はたして楽しめるだろうか? との不安はありながらの強行です。
その体験を踏まえて、「夏休み・お盆」の八景島シーパラダイスに行くときの注意点、おすすめポイントをまとめてみました。こちらです ↓
- 早めの到着で「BまたはC駐車場」がおすすめ
- チケット売場は時間帯によって混雑に注意
- 日中の水族館も大混雑に注意
- 水族館のショーで「ずぶ濡れ志願」に注意
- ワンデーパス事前購入はアトラクション休止の注意
- 「うみファーム」で釣った魚を唐揚げ、はおすすめ
- 食事のおすすめは「YAKIYA(やきや)」で爽快バーベキュー
- おやつのおすすめは「Merengue(メレンゲ)」でふわふわパンケーキ
- 花火は場所取りせずに2階で立ち見がおすすめ
- 花火終わりの水族館は「貸切状態」でおすすめ
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
八景島シーパラダイスの夏休み・お盆混雑の注意点とおすすめポイント
早めの到着で「BまたはC駐車場」がおすすめ
クルマで行く場合に気になるのが駐車場。混雑で停められなかったらどうしよう… です。
実際、ネットでは駐車待ちがタイヘンだとの報告があり。また、八景島シーパラダイスも公式WEBサイトにて「観光シーズンや土・日・祝日は混雑する」旨を注意喚起しています。
そこでわが家が目指したのは「開島(※) 30分前到着」。2019年8月16日の開島時間は8時。駐車場はその30分前から入庫開始、とされているので7時半に駐車場到着を目指したわけです。
※ 八景島は「島」なので、「開園」じゃなくて「開島」だそう
結果として、スムーズにクルマを停めることができました。この日に関して言えば、8時半ごろまでは問題なく駐車ができたことを確認しています。
というわけで。八景島の混雑日にクルマで行くのであれば、「開島 30分前から開島 30分くらい」がおすすめです。
さて。ここでもうひとつ、八景島シーパラダイス(以下シーパラ)の駐車場について「シーパラから遠い」問題を挙げておきます。
まず、シーパラと駐車場の位置関係ですが次のとおりです ↓
AからFの駐車場があり、BまたはCがシーパラに近くおすすめ。
ところが、Aの規模(収容台数)が圧倒的に大きいこと、また、国道357号を北から来るといちばん手前にA駐車場があることから、Aにクルマを停めがちです。
Aからシーパラダイスは、徒歩で 10〜15分くらいかかります。BやCなら、その半分くらいのイメージです。
よって、BやCの駐車場が空いているようなら、Aはパスしてそちらに停めるようにしましょう。
国道357を北からシーパラに向かって走ると、次のような標識が現れます。その先の信号を左折するとAに行ってしまうので、B・Cなら「まっすぐ進む」ということです ↓
チケット売場は時間帯によって混雑に注意
夏休み・お盆などの混雑日。シーパラ内で混雑する場所のひとつに「チケット売場」が挙げられます。
2019年8月16日(金)11:30ごろの売場のようすがこちらです ↓
長蛇の列ができており、30分では買えないんじゃないかなぁ…という状況。真夏の炎天下であれば、かなり難儀な事態です。
これに対して、14時過ぎにはだいぶ混雑が解消していました。つまり、時間帯によって「チケット売場」の混雑状況が異なる、ということです。
シーパラダイスは島内(園内)に入るのにチケットはいりません。ですから、到着が遅くなるなどして、チケット売場が混んでいるのであれば、ひとまず食事をしたりショップを見たりで時間をつぶすのもよいでしょう。
シーパラには、チケット売場を避ける手段として「前売り電子チケット」がありますが。これ以外の前売りチケット・割引チケットなどは、現地チケット売場での引き換えが必要になるようです。
この場合、一般チケット購入の列に比べればだいぶマシですが、それでも混むときは混むことを理解しておきましょう。
日中の水族館も大混雑に注意
チケット売場が混むのですから、他にも混む場所はあります。そのひとつが、シーパラの目玉「アクアミュージアム(水族館)」です。
大きな水族館なんですけどね。それでも混みます。2019年8月16日(金)14時半ごろの館内のようすがこちら ↓
上記は広い場所なのでまだよいほうですが、これが狭い通路になると「ここは竹下通り(原宿)か?」と見まごうほどの混雑ぶりです。もはや魚鑑賞どころではなく、とにかく一刻も早く脱出したくなります…
ところが。これが「ある時間」になると状況は一変。まるで「貸し切り状態」になることを申し添えます。詳しくは後述。
また、同水族館にある「アクアスタジアム」で行われるショーも混雑します。2,000人座れるという観覧席は満席、立ち見がでるほどです ↓
というわけで。ショーの開始時間 30分前くらいには座席(自由席)でスタンバイされることをおすすめします。
この日の 15時半開始のショーでは、30分前の時点で8割がたの席が埋まっていましたので。
ショーの時間は30分。立って見るのもちょっとツラいでしょうから、早めの座席確保がおすすめです。
なお、ショーがはじまるまでは、売り子さんが軽食やアイスの販売をしています(飲み物は近くに自販機があります)。それらを食べながら、のんびりと待つのもいいですね。
水族館のショーで「ずぶ濡れ志願」に注意
前述した「アクアスタジアム」でのショーですが。夏限定イベントして、「ずぶ濡れ」になる特別シート(※)が用意されています。
※ ショーがはじまる直前に、特別シートの希望者を挙手で募ります
そりゃあ有り難い、ちょうど暑くて参っていたところだ。ずぶ濡れもよかろう。だなんて、のんきなことを言っているとエラいことになりますので気をつけましょう。
こんな感じです ↓
イルカが水しぶきを上げながら泳いだり、ジャンプをして水を跳ね上げたりで、ずぶ濡れになります。
水はもちろん海水ですし、洗い流せるシャワーがあるわけでもなし。ずぶ濡れになったあとが心配なイベントではありますが。
勇気ある者、笑いが欲しい者、夏の思い出を残したい者などは、ぜひ「志願」をするとよいでしょう。
ワンデーパス事前購入はアトラクション休止の注意
シーパラのチケットは種類がいろいろです。シーパラには、水族館系の施設と遊園地的なアトラクションとがあり、どこで遊びたいか・なにをしたいかでチケットを選ぶことになります。
そのうち、ぜんぶ盛り(水族館系+アトラクション)の「ワンデーパス」を事前購入する場合には注意が必要です。
なぜなら、屋外にあるアトラクションは強風などで「休止」することがあるから。
2019年8月16日(火)は、台風通過直後ということもあって1日中強風のため、やはり一部のアトラクションは休止になりました。
シーパラは海に面していることもあり、もともと風の影響を受けやすいところです。晴れていてもアトラクションの休止があることには注意が必要です。
そう考えると、事前にワンデーパスを買うのもなかなか勇気がいりますね。
「うみファーム」で釣った魚を唐揚げ、はおすすめ
シーパラのなかには「海育(うみいく)」をテーマにした施設、「うみファーム」があります。
ところで「海育」とは、
海や生きものたちを「育てる」「獲る」「食べる」ことを通じて、海の環境を身近に感じ、そして考えること
【八景島シーパラダイス 公式WEBサイトより引用】
というわけで。「うみファーム」では、じぶんたちで魚を釣って、それを食べることができます。
具体的には「アジ」を釣って、お店で唐揚げにしてもらって、それを美味しくいただく、という流れ。
わが家は子どもたち(中2の娘、小5の息子)それぞれが竿をレンタル、親が付添で 1,440円。
エサをつけたら、海上デッキ(そこそこ揺れる)の「いけす」で釣りを開始です ↓
いけすはいくつか(5つくらい)あり、場所によってまったく釣れ具合が変わるのは注意点です。
釣れるいけすは、目に見えて魚(アジ)がたくさん泳いでいるのがわかります。釣れないいけすでは、ときどき泳いでいる魚が見えるくらい。
はじめはこれに気が付かず、釣れないいけすを前に「もしかしてボウズ(1匹も釣れない)?」と焦っておりました…
そのあと、たくさん魚が泳いでいるいけすに移動したら、あとは時間の問題です。じきに子どもたちは2匹ずつ釣り上げて無事終了 ↓
このあと、釣った魚を調理してくれる「からっとキッチン」に持ち込んで唐揚げに(1匹 190円で調理してくれます) ↓
釣った魚が唐揚げになってから感じたことですが、ひとり1匹だとちょっと少ないかもしれません(食べるには)。
釣った魚の大きさもありますが(だいぶ差があります)、ひとり2匹分くらいはぜんぜん食べられそうです。
横にビールがあればなおサイコーですが、運転手は飲めないんだなこれが。
食事のおすすめは「YAKIYA(やきや)」で爽快バーベキュー
シーパラのなかには、フードコートやレストラン、ファストフード店がいろいろあります。
ところが、混雑時ともなれば、「どこで食べるか・いつ食べるか」はだいじな選択です。
わが家は今回、バーベキューができるレストラン「Seafood & Grill YAKIYA」さんを利用してみました ↓
料金は時期によって変わるようですが、この時期、大人は 3,000円、小中学生は 1,700円。家族4人で 9,400円。
食べ放題・飲み放題(お酒以外)とはいえ、なかなかのお値段です。
とはいえ。シーフードにお肉・野菜、じぶんで作る焼きそばやアヒージョ、デザート(かき氷・わたあめなども)、カレーや白飯、味噌汁、飲み物などいろいろあってのこのお値段。
シーパラでの飲食は他の店でも割と高めになりますので、そう考えると「高すぎる」ことはないかなぁ、と思います。
なにより、海を近くに感じながらのバーベキューは気分も爽快ですね ↓
2019年8月16日(金)11:45ごろの入店でしたが、意外にも席はガラガラでした。帰るころ(13時過ぎ)にはそこそこ埋まりましたが、それでも混雑というほどではなく。
のんびりとバーベキューが楽しめました。シーパラで食事をするならおすすめです。
おやつのおすすめは「Merengue(メレンゲ)」でふわふわパンケーキ
シーパラで長い時間を過ごしていれば、おやつ(スイーツ)も楽しみたいところです。
そこでおすすめするのは、「ハワイアン&カフェレストラン Merengue(メレンゲ)」さん ↓
お料理だけではなく、外装・内装もハワイらしくてリゾート感があります。
で。お店の売り「パンケーキ」はおすすめです。「できあがりまでに時間がかかる」との注意を受けますが、待つに値する美味しさと言ってよいでしょう。
しっとり、ふわふわ。美味しいです! ↓
ドリンクバーには「コナコーヒー」が用意されているのもナイスでした。
ほかにも、メニューにはハワイ的揚げパンの「マラサダ」があったり、ロコモコやガーリックシュリンプなどもあります(食事もしましたが美味しかったです!)。
八景島にいながらにして、ハワイ気分も楽しめるお店。おすすめです。
花火は場所取りせずに2階で立ち見がおすすめ
シーパラは、夜の花火ショーでも有名です。2019年で言うと、「7/13、14、20、27、8/3、10~17」のぜんぶで13回。
わが家が訪れた2019年8月16日(火)もその日でした。
しかしまぁ、人気ということもあって、2時間も前から場所取りで座っている人もチラホラと。おもに海沿いのウッドデッキがあるあたりですね。
※ 有料の特別席もあったりします
これを見て思わず、「負けないように場所取りをしなければ」とも考えてしまうかもしれません。
が、よほどのこだわり(真正面から見たいとか)があるなら別ですが、フツーに見られればいいのであれば場所取りをするほどでもないでしょう。
八景島も広いので、花火を見るのにそこまでの大混雑ではないからです。
また、ショーの時間も 20時半からの 15分。長時間並ぶのはコスパ的にどうなのか…? との思いもあります(もちろん、わたし「個人」の思いです)。
というのであれば。おすすめは、ショッピングモール「Bay Market(ベイマーケット)」のD棟2階、海側の通路です ↓
ショー開始直前でも、人はこのくらい。問題なく立ち見ができる状況です。モール内でお店を見て過ごし、ショーがはじまる少し前にここまで出てくればよいでしょう。
ここから見える花火のようすはこちら。じゅうぶんに素晴らしいです ↓
時間にすると「たった15分」ですが、間近で花火の迫力を感じられるショーなので、機会があればぜひ観覧をおすすめします。
花火終わりの水族館は「貸切状態」でおすすめ
さいごにおすすめをもうひとつ。前述の花火終わりの水族館(アクアミュージアム)です。
なぜなら、メチャメチャに空いています。ガラ空きです。花火が終わると 20:45、ほとんどの人たちは帰路につくようで。
これに対して水族館は、21時最終入館。21時半閉館。花火が終わってから 45分ほど開いています。
そんなガラ空きの館内は「ほぼほぼ貸し切り」の様相を呈しています。日中は混雑で身動きもできず、ロクに写真も撮れずの場所でも、ほらこのとおり ↓
シーパラ水族館の売り「大水槽」前でも、誰に気遣うこともなく「独り占めショット」が可能です。
日中にはあまりの混雑で素通りをするだけだった展示もじっくりと見ることができて大満足。人気のペンギンやセイウチ、クラゲなども好きなだけ見放題です。
時間に余裕があるのであれば、ぜひ花火終わりの水族館に立ち寄ってみるのをおすすめします。
悪夢のような日中の水族館を知る者にとって、そこはまさに「異空間」です。
まとめ
八景島シーパラダイスの夏休み・お盆混雑の注意点とおすすめポイントについて、2019年の体験をもとにお話をしてきました。
混雑時のシーパラを楽しむには、ちょっとした注意も必要になるようです。本記事が、ご参考になりましたらうれしく思います。