銀座 SPA & SAUNA コリドーの湯の体験レポートです。施設名称のとおり、銀座・コリドー街という街なかにあります。銀座で本格サウナ、という選択肢がここに爆誕! ということで、利用してみて感じたことをお話ししていきます。
銀座でサウナ、という選択肢。
こんにちは、サウナ好き税理士のモロトメジョーです。きょうも、サウナしてますか?
というわけで、先日、「銀座 SPA & SAUNA コリドーの湯」に行ってきましたので、きょうはその体験レポートです。施設名称のとおり、銀座・コリドー街にあります。銀座の街なかでサウナだなんて、贅沢だとおもいませんか? おもいますよね。うん、おもう。
と、ゴリ押しをしつつ、さっそくはじめていきましょう。
ちなみに、コリドーの湯は、2023年4月10日オープンのまだあたらしいサウナ施設です(きょうは、2023年6月10日)。キレいであるのはもちろん、施設内容としても「本格派・正統派」であり、銀座らしいゴージャスさも兼ね備えています。
仕事や移動のあいまに、ショッピングのついでになど、銀座における「選択肢の1つ」におすすめです。
体験レポート/銀座 SPA & SAUNA コリドーの湯
肝心のサウナから
コリドーの湯には、サウナ以外のスペースもありますが。それはさておき、肝心のサウナから話をはじめていきましょう。まずは、気になるお値段がこちら↓
平日 | 土日祝日 | |
---|---|---|
60分コース | 1,800円 | 2,300円 |
120分コース | 2,900円 | 3,400円 |
フリー | 3,900円 | 4,400円 |
まぁ、まぁ、しますよね… 銀座という場所柄もありますし。とはいえ、本格サウナ施設としては、バカみたいに高い! という価格ではありません。館内着やタオルは、料金に込みです。
なお、営業時間は 11時〜翌9時です。もうちょっと早くから開けてくれるといいなぁ、とはおもいます。
ではいよいよ、サウナ内のお話を。当然といえば当然ですが、サウナ内の画像はございません。撮影禁止なので。画像をご覧になりたい方は、公式サイトをご覧いただきつつお読みいただけますと幸いです。
サウナ室 〜20分ごとのオートロウリュ
室内の広さとしては、最大10人ていど。とはいえ、5人くらいまでが快適かなぁ、という広さです。わたしは、平日11時に行きましたが、男性のお客さんはぜんぶで4〜5人ほど。サウナ室内は多くても3人で、快適でした。
ちなみに、同時間帯の女性のお客さんは3人くらいだったとのこと(妻談)。平日ということもありますし、場所柄もありますし。また、オープンしたばかりでもありますし、そんなものなのかもしれません。空いてて良き、です。
サウナ室は、ドライサウナではありますが、20分ごとのオートロウリュで湿度が保たれています。ナイスです。室温は、85度〜90度との表記(温度計は無かった…)でしたが、湿度があるからか体感はもうちょっと高めになります。
女性のみ、45度のスチームサウナあり
室内の照度はかなり暗めで、ほかのお客さんの顔はよく見えないくらい。好みもあるでしょうが、わたしにとっては快適な暗さでした。また、無音(BGMやテレビなどは無し)なので、落ち着いて瞑想もできます。
水風呂 〜縦長なのが残念ポイント
サウナ室を出ると、すぐ横に水風呂があります。大事な水温は「17度前後(水温計あり)」と、王道の水温帯です。最近、刺激を求めすぎているからなのか、どうもヌルめに感じてしまいます… というハナシは置いといて。
水風呂の形状が、どういうわけか「縦長」なんですよね。つまり、入り口が狭くて、奥行きがあります。3人くらいなら、入れないこともないでしょうが、快適に入るなら2名くらいまでかなぁ、という広さです。
ただ、縦長だと奥のスペースに出入りするとき、手前のスペースにいる人は「波」を受けることになります。すると、いわゆる「羽衣」は破壊されることになるわけで。羽衣とは、カラダの周りにできる薄い水の層であり、これが破壊されるとより冷たく感じます。
これがイヤな人はいるでしょう。なので、奥のスペースに出入りするときは、手前にいる人のことを考えて「そ〜っと」です。でもさぁ、「ととのい」はスピード命。そ〜っと動いているヒマなどないのだぁ! というサウナーもいるとおもうのですよね。
だから、縦長の水風呂はちょっと残念ポイントになります。
外気浴ができるととのいスペース
サウナは、「サウナ → 水風呂 → 外気浴」で完成します。外気浴ができないサウナはサウナじゃねぇ、とまでは言いませんが(← 言ってる)。やっぱり、外気浴はしたいです。いやでも、ここは銀座の街なかだ… ガマン、ガマン。
しなくても、だいじょうぶ。ちゃんと、外気浴ができるととのいスペースが用意されています。ほぼほぼ壁に覆われてはいるものの(空は見えない…)、若干、吹き抜けがあって外気を取り込むつくりです。
外気を取り込む弊害か、街なかの工事の音や電車が走る音がよく聴こえてきます。すると、排気ガスをイメージしてしまったりもして、ちょっと複雑な気持ちになるのはわたしだけでしょうか。
なお、背もたれに角度がついた椅子は2つ(ちょっと少ない…)、ふつうの椅子は3つ。個人的には、背もたれに角度があるタイプ(もっと言えば、横になれるくらい)が好きなので、椅子は増やしてほしいと感じました。
と、いろいろ文句が多いのですが、コリドーの湯がとてもすばらしいのは「動線の短さ」です。サウナから水風呂、水風呂からととのいスペースまで(途中にシャワーブースもあり)の距離がめちゃくちゃ短い! 長くてもぜんぶで 20歩くらいまでにはおさまります。
いわゆる「ととのいタイム(アドレナリンの半減期)」は、正味2分と言われていますから、水風呂を出てからが「本当の勝負」なのです。いかに速く、ととのいスペースにたどりつき、いかに速く、ととのい椅子でくつろげるか、みたいな。
そんなに、せかせかするなよ… ということかもしれませんが。ガチサウナーとは、そういうことを気にするものらしいです。たぶん。
広めの内湯もあるけれど
サウナ室の横には、わりと広めの内湯もあります。ただ、熱っついんですよね。この日の水温計によると「43度前後」でした。だからなのかどうなのか、ついぞ入浴者は見当たらず。その分、水風呂を広げておくれよー、ともおもいます。結果論であり、個人的感想ですが。
ちなみに、コリドーの湯の内風呂や水風呂、洗い場のスペースは、真っ白な壁に青色の間接照明と「幻想的」なフンイキにしあがっております。ネットや SNSなどを見ていると「青の洞窟」とも表現されているところです。映えです。映えは大事です。
このあたりはゴージャスで、銀座らしくもありますね。また、サウナ室内の無音を除き、その他の場所ではジャズっぽいBGMが流れていました。全体的に大人で贅沢なフンイキです。
ロッカー室の設備もじゅうぶん
オートロックタイプのロッカーを1つ使えます。20リットルサイズくらいのリュックなら、じゅうぶんに入る大きさのロッカーです。ドライヤーとか、化粧水的なものとか、そういったものはちゃんと用意があります。
また、ウォーターサーバーもありますから、サウナ中に水分補給もばっちり可能です。
休憩処・お食事処も見てみよう
では、サウナ以外の部分についても、お話をしてみます。
コワーキングはちょっと… かも
ソファー席や作業デスク、テレビ付きリクライニングシートなどが配置されています。というわけで、少し画像を並べてみましょう↓
座席数としてはじゅうぶんです。というか、わたしがいた時間帯(11時〜13時)で見かけたのは1人だけ。心配になるくらい、使われていません。
まぁ、目的がサウナであれば、「60分コースでサクッと帰る」という人も少なくないものとおもわれます(実際にお見かけしました)。
それはそれとして、ソファー席や作業デスクに関しては、「背後から覗ける・背後から見えてしまう」という配置ではあるので、コワーキングで仕事をするようなときには落ち着かない… という人もいるでしょう(わたしです)。
もっとも、この日は周囲に人がいなかったので、気にせずコワーキングもできましたが。もっと遅い時間帯や、休日などのようすは、またちょっと違ったものになるのかもしれません。
ライブラリー(本棚)には、アートな本や禅に関する本、サウナに関する本などが並んでいます。なかなかの充実ぶりですし、おもしろそうな内容なので(何冊かパラパラめくってみた)、フリープランで時間を持て余すこともないでしょう。
お食事処もありますよ
カウンター席のお食事どころ(軽食・お酒・ソフトドリンク)があります。いちいちオシャレです↓
が、こちらもまた利用者を見かけませんでしたね… わたしも利用しませんでしたし。フリープランで長居をするようなときには利用するのかもしれませんが、60分コース・120分コースだと、その時間もありませんよねー、という感じでしょうか。
メニュー表については、こんな感じでした(見づらくてすみませぬ)↓
オマケのサ飯紹介
サウナ後の楽しみといえば、やっぱりサ飯です。ということで、今回選んだのは「銀座 天龍 本店」になります。コリドーの湯からは、歩いて 10分くらいの場所です。
で、天龍は「ジャンボ餃子」で有名なお店。店頭から、ジャンボな餃子が飾られています↓
で、実物はこちらになります↓
伝われよ、このサイズ感。ということで、AirPods Proのケースを並べてみました。いや、わからん。という声も聞こえてきそうではありますが。天龍の餃子1つは、ふつうの餃子の2〜3つ分くらい、といったところでしょう。
上記の画像は、餃子ライス(1,330円)です。1人前で餃子が8個。わたしは、限界ギリギリで食べ切れる量でした(笑)とってもジューシーで美味しく、「余裕で食べきれるんだぜぇ」と食べ始めたのですが、わたしも歳をとったようです。
なお、食べ切れなければ、残りはお持ち帰りもできます(パック代 50円、袋代5円)。ムリせずに、おいしくいただきましょう。サウナに痩せ効果を求めていたのであれば帳消しですが、味や体験としてはおすすめです。
まとめ
以上が、銀座 SPA & SAUNA コリドーの湯の体験レポートです。銀座という街なかでサウナ、という「あたらしい選択肢」ができたことはいいなぁ、とおもいます。
銀座でショッピングやグルメもよいですが、あわせてサウナで「時間を買う」のもよいのではないでしょうか。