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横濱スパヒルズ・竜泉寺の湯/グルシン水風呂に震える癒やし

横濱スパヒルズ・竜泉寺の湯/グルシン水風呂に震える癒やし

2023年7月にリニューアルされた、横濱スパヒルズ・竜泉寺の湯に行ってきました。ウワサの「グルシン水風呂」についてもレポートします。結論をひとことで言うのなら、「じぶん史上、最強のスーパー銭湯サウナ」です。

目次

最強のスーパー銭湯サウナ、という結論。

こんにちは、サウナ好き税理士のモロトメジョーです。最近では、週2回のサウナ通いが定着しつつあります。サウナーとしてはまだまだの頻度かもしれませんが、着実にサウナーとしての道を歩みはじめてしまいました。

そんな「じぶん語り」はさておき、それよりなによりサウナレポートです。今回は、神奈川県横浜市にあるスーパー銭湯「横濱スパヒルズ・竜泉寺の湯」に初めて行ってきましたので、そのようすや感想などを。

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2023年7月にリニューアルをしたとのこと。申し訳ないことに「リニューアル前」を存じないため、新旧の比較はできませんが、大事なことは「常にいま」です。たぶん。なので、いまの竜泉寺の湯を全力レポートします。

それではさっそく、はじめていきましょう!

と、その前に。この記事を読むべきか否かの判断材料として、結論をお伝えしておきます。横濱スパヒルズ・竜泉寺の湯はずばり… じぶん史上、最強のスーパー銭湯サウナだ! 以上です。ここからは、あとはその証明となります。

横濱スパヒルズ・竜泉寺の湯=最強、その証明を。

はじめに、言っておきます。スーパー銭湯とはいえ、わたしは「いっさい」、お風呂には入っておりません。いまはサウナに魅せられているため、お風呂に入ろうという気にはならないのです。

種類豊富なお風呂もまた、横濱スパヒルズ・竜泉寺の湯の魅力のひとつなのでしょうが、そこはお伝えができませんことご了承願います。ですが、サウナだけでも魅力は十分すぎるほどなので、どうぞご安心ください。

何と言っても、まずは一番の魅力である「グルシン水風呂」から。

冷たいより痛い、8℃の衝撃

サウナといえば、「サウナ室 → 水風呂 → 外気浴」の順序が流儀であると言われます。が、その順序は無視して、まずは一番お伝えしたいことからお伝えをしていきます。それが、ブロガーの流儀です。おそらく。

で、リニューアル後にできたとされる「グルシン水風呂」。グルシンとは「シングル」のサウナ用語です(ザギンでシースー的な)。ふつうに、シングルと言えばよいだけのハナシでもあります。ただ言いたいだけ、です。

それはそれとして、なにが「シングル」なのか。水温です。水風呂の水温が1ケタ、つまり、10℃未満であることを、サウナーは「シングル(あるいはグルシン)」と呼びます。そして、この日の水温は8℃でした。キンキンです。

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ちなみに、通常の水風呂は 15℃〜18℃くらいであり、水の常温が 20〜25℃くらいだとすれば、8℃が尋常ではないほど冷えていることはおわかりいただけるかとおもいます。とはいえ、しょせんは「理屈」にすぎません。

理屈じゃわからないことが、現場にはあります。なので、わたしもサウナ室でカラダを熱々にしたあと、グルシン水風呂に飛び込みました(言葉のアヤです、おしとやかに浸かりました)。

その刹那、「い、イテテテテ… 痛い! 冷たいよりも痛い…!」と、生命の危機を感じることになります。それでも、サウナーたるもの「羽衣があるじゃないか」と、ジッと耐えてみることにしました。

羽衣とは、じっとしているとできる「カラダのまわりを覆う膜のようなもの」です。おかげで、水風呂にはおもいのほか長居することができます。ふふふ、どうだ? と、おもったのも束の間。気がついたら、水風呂を飛び出していました。

とにかく、足先が痛い。痛すぎるぞ。数十秒は歩くのがフラつくくらいには、ダメージを負います。この日は、三度、グルシン水風呂に挑みましたが、最長でも 20秒がわたしの限界です。ふがいない。いや、別にふがいなくはないだろう。人間の限界だ。

というわけで、人間の限界を知りたい方はぜひ。誤解なきように申し上げると、グルシン水風呂は「ツラいだけのアトラクション」ではありませんので。要は、そのあとの「ととのい」をより有意義なものへと導く「過程」です。

なお、グルシン水風呂のほかにも、ふつうの水風呂があります(16℃前後)。グルシンのあとに入ってみると、「えっ? ぬるま湯なの?」と感じたりもするわけですが、完全に体感がバグっているだけなので注意しましょう。

外気浴スペースがパねぇ

続いて、外気浴スペースにいってみましょう。水風呂のあとは、やっぱり外気浴。サウナと水風呂とで、敏感になった皮膚が感じる自然の風がなんとも心地よい… そして、ととのう〜〜〜、という流れです。

ところが、近年のサウナブームによって(オマエもブームに乗りまくりじゃないか、というハナシ)、多くのサウナーによって、外気浴スペースがパンパンに混んでいる… というケースが少なくありません。

この点、横濱スパヒルズ・竜泉寺の湯の外気浴スペースには、かなりの数(20以上は)の「ととのいチェア」が用意されていました。どうなんでしょう? このあたりもリニューアルがされたのかどうなのか。とにかく、いまは充実しています。

数がありますから満席にはなりづらく、満席になってもしばらく待てば空きが出るのは良きです。

チェアの足元には、台座(足を乗っけられるやつ)もセットされています。台座があるのとないのとでは気分が違う。「お〜、わかってるじゃないの」と、どういうわけか上から目線になってしまうのはフシギなものです。

チェアのそばには、専用の水道と水桶があるのもすばらしい。チェアを使ったあとには、スムーズに水で流すことができます(水で流すのは、使った人のマナーです)。遠くまで水を汲みに行くのは、地味にメンドーなんですよね。

チェアの配置もゴチャついた感じがなく、フンイキの良い外気浴を楽しむことができるでしょう。この日は平日、早朝の営業開始と同時の6時にインしたこともあって、外気浴スペースも静かに落ち着いたフンイキでよかったです。

結果、バチバチにととのいました。ここの外気浴、水風呂とサウナ込みでパねぇ。と、おもわず俗語が飛び出します。もちろん、良い意味での「パねぇ」です。

休日の日中とかだと、若者やお子さまなどが多く、どうしても騒がしくなりますから。サウナー的には、「ととのわね〜」となりがちです。なので、わたしは「平日の早朝〜夕方まで」を、おもなサウナタイムにしています。

この点、横濱スパヒルズ・竜泉寺の湯には、さらにうれしいお話が。それは、早朝料金があること。朝6時〜9時までに入館すると 780円です(日中は 880円)。このあとお話するサウナ室のクオリティも含めて、「リーズナブル」と言ってよいでしょう。

まさに、早起きは三文の徳です。

2室のサウナが、優柔不断な君を悩ませる

横濱スパヒルズ・竜泉寺の湯には、2つのサウナ室があります(男湯のほう)。うち1つは、リニューアルによって、新設されたっぽいです。それが、「メディサウナ」。メディテーションサウナの略だとおもいます。

メディテーションとは、「瞑想」を意味する言葉であり、瞑想に適したサウナみたいなことなのでしょうか。というわけで、室内はかなり暗めです。ほのかな明かりていどなので、いちどめの入室時に入口でつまずきました。落ち着け。

水がチョロチョロと湧き出ていまして、セルフロウリュ(水をサウナストーンにかける)をすることができます。砂時計が用意されていて、それが落ちきっていればロウリュOKのサインです。砂時計は5分計なのかな… 10分ではなさそうでした。

なにはともあれ、早朝のいちどめは「ひとりきり」だったので、セルフロウリュを存分に楽しみます。水がサウナストーンにあたって蒸気に変わる音、心地よいBGM。まさに、メディテーションに最適な空間です。

室温計は 80℃前後とわりとマイルドですが、ロウリュによって湿度が上がると、かなりアチアチな感じになりますので、満足感は充分です。

もう1つのサウナ室に比べると小ぶりではあるものの、8人くらいまではいけるでしょう。ただし、混んできて人の出入りが多くなると、室内の温度が急激に下がる感じがあります。まぁ、しかたのないことですが。

で、もうひとつのサウナが「黄土サウナ」になります。30人以上は入れる、大部屋です。

いやいや、サウナが室が2つあると迷っちゃうんだよね。わたしのような優柔不断なヒトはとくにでしょう。でもそこは、うれしい迷いとしてありがたく頂戴いたす。

なお、黄土とは、その名のとおり「黄色っぽい土」のことであり、それを壁に練り込んだサウナ室だということです。黄土の効果はよくわかりませんが、真の売りは「バズーカロウリュ」だと言ってよいでしょう。

1時間に2回、バズーカロウリュなるオートロウリュが発動します。自動ロウリュされるのと同時に、蒸気を送付機で強制拡散させるしくみです。めちゃめちゃに熱々です。体感は、マジで火傷してるんじゃないかレベルに熱い。

あまりに熱いからでしょう、バズーカロウリュ発動中には退室者が続々と。気がついたら、最上段にわたしを含めて4人だけが鎮座しているようすに、「うぉお、サウナ四天王ここに見参!」と心中で叫ぶこととなりました。厨二病。

室温は 90℃前後でしたが、バズーカロウリュ後の体感は 100℃超え間違いなし。限界まで汗をかいたら、あとはグルシンの水風呂に飛び込むべし。熱々サウナとグルシン水風呂の相性がサイコーです。

まとめ

2023年7月にリニューアルされた、横濱スパヒルズ・竜泉寺の湯に行ってきましたので、そのレポートをしました。結論をひとことで言うのなら、「じぶん史上、最強のスーパー銭湯サウナ」です。

ウワサの「グルシン水風呂」も、ウワサ以上。2つのサウナ室も充実していますし、外気浴スペースも大充実。機会があれば、ぜひいちど行ってみることをおすすめするスーパー銭湯サウナです。

横濱スパヒルズ・竜泉寺の湯/グルシン水風呂に震える癒やし

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