千葉県・浦安市にある「スパ&ホテル 舞浜ユーラシア」に、サウナ目当てで行ってきましたので、そのレポートをします。結論、すばらしきサウナ室。でも、利用する時間帯には気をつけて! みたいなお話です。
夢の国の目と鼻の先にあるもの
こんにちは、サウナ好き税理士のモロトメジョーです。きょうもサウナしてますか? 今回は、ネズミたちの夢の国「ディズニーリゾート」の目と鼻の先にある、「スパ&ホテル 舞浜ユーラシア」のご紹介です。
家族4人(妻、高3娘、中3息子)で、1泊2日の滞在でした。ホテルのほうはあらためてのご紹介として、本記事では「スパ」部分、とくに「サウナ」に的をしぼってお話をしていきます。
結論、すばらしきサウナ室。でも、利用する時間帯には気をつけて。って、いったい、なんのこっちゃ? ということかもしれませんが。まずは、注意点からお話をはじめてみましょうか。
舞浜ユーラシアのサウナをレポート
というわけで、まずは利用する際の注意点から。後述のとおり、サウナ自体は素晴らしいのですが、利用者の状況によっては「満足度」にだいぶ差が出るものとおもわれます。
利用する時間帯によって地獄と化す…
今回は、舞浜ユーラシアのスパに隣接するホテルに滞在したため、「早朝・日中・夜」と、それぞれの時間帯で利用してみました。このうち、夜は「わりと地獄」だったので、注意が必要です。
具体的な時間帯でいうと、20時くらい。まずは、ホテルに宿泊していたらしい団体の学生さんが、サウナ室で「ガマン大会」をはじめます(笑)出入りでうるさいし、おしゃべりでうるさいし… なかなかの地獄です。
さらには、水風呂を団体で占拠するので、これまた地獄。そのような障害をうまくかわしながらでないと、サウナを楽しめない状況がありました。
なので、夜は団体の子どもたちがいるかもしれないことは、覚悟しておきましょう。舞浜ユーラシアのスパ施設は、日帰り利用もできるのですが、ホテル施設の「大浴場」も兼ねていますので。
さらに、地獄要素があります。このくらいの時間から、ディズニーリゾート帰りの利用者が増え始めます。ここにも、子どもたちが含まれるので、なかなかのカオスです。
とりあえず、サウナ室の扉を開けては「熱い〜!」と叫びながら去っていく… そのような状況が繰り返されます。落ち着かねー、ととのわねー。ということになりますよね、ふつう。
で、おすすめは、早朝です。5時から営業開始で、その直後はとても空いていました。夜に比べると「天国」です。というような比較でいうと、日中(15時過ぎくらい)はそのあいだ、といったところでしょうか。
以上、舞浜ユーラシアを利用する時間帯によっての違いを、注意点としてお話ししてみました。もちろん、日によっても違いはあるのでしょうが、「こういう日もありましたよ」というご報告まで。
サウナ室は大満足のケロとフィンランド
では、やっと本題。舞浜ユーラシアのサウナ室について、お話をしていきます。わたしが男なので、男湯の状況にはなりますが、サウナ室は2つあります。ケロサウナとフィンランドサウナです。
ケロサウナとは、高級木材の「ケロ」を室内に使用したサウナのこと。ケロは、樹齢 200年以上の立ち枯れした木であり、優れた断熱性と保温性、芳醇な香りに特徴があります。室温は 80℃で、じんわりとあたたまる感じです↓
いっぽうのフィンランドサウナは、アチアチの高温 100℃設定なので、ガンガンにあたためられます。段数は3段、上にいくほど熱いわけですが、最上段はかなりの破壊力でした↓
いずれのサウナ室も、15人くらいは入れる広さがあるので、利用者が多いときでも、完全に満室になることはありませんでした。早朝などは、広い室内にひとりきりのタイミングもあり、瞑想がはかどります。
瞑想といえば、どちらのサウナ室も「薄暗い」のがいいですね。明るいよりも落ち着きますし、じっくりと集中できるものでしょう。また、ケロサウナにはテレビがなく、フィンランドサウナはテレビありですが、消音です。
個人的には、サウナ室にテレビは不要派なので、そのあたりも満足度が高まるポイントになります。
なお、サウナ室の最上段から「天井」までは低いので(とくにケロサウナのほう)、気をつけないと、立ち上がったときにアタマをぶつけます。3回くらい、勢いよくアタマをぶつけて痛そうにしているのを見たので注意です。
みな、限界までガマンして、「急いで」サウナ室から出ようとするので、たいがい勢いよく立ち上がります。
曜日によっては、アウフグースイベントなんかもやっているようで。残念ながら、わたしは日が合いませんでしたが、人気のようなので、機会があれば、次は参加を狙ってみたいとおもいます。
なぜかストイックな水風呂
舞浜ユーラシアの名のとおり(?)、全体的に洋風なつくりが取り入れられています。ずいぶんと、おカネがかかっていそうだよなぁ、という感じでもあり、だいぶ立派です。
たとえば、「蒸気浴カルダリウム」なるスチーム浴スペースが、こんな感じだったり↓
また、ドーム風呂なる内湯もありますが、やはり手が込んでいます↓
サウナ室も良かったですしね、さぁ、水風呂はどうなんだ? というと… ふつーです。びっくりするくらい、ふつーでストイックな「ザ・水風呂」。まぁ、別にかまいませんけど、ここだけどうしちゃったのかなぁ、とはおもいます↓
ちなみに、水風呂の温度は 18℃設定だとおもわれます。空いているときでもそれくらいだったので。利用者が多い時間帯だと、19℃台前半になるタイミングもありました。
ただ、フィンランドサウナはアツアツなので、ギャップとしてはじゅうぶんかとおもわれます。
外気浴のチェアがだいぶ少ない
サウナのルーティンは、「サウナ室→水風呂→外気浴」ということで、さいごは外気浴についてです。舞浜ユーラシアは、サウナ室が素晴らしく、収容できる人数も多くてよいのですが。いっぽうで、外気浴のチェアが少ない。
正直にいえば、圧倒的に少ないです。リクライニングチェアが4つと、ベンチ(がんばれば3人座れるくらい)が3台。なので、日中や夜だと座れるタイミングのほうが少なくなります(早朝はガラガラですが)。
内風呂のほうにもチェアが2台ありますが、それでも足りないなぁ… という感じ。あとは、テキトーにお風呂のフチにでも腰掛けるか、あるいは、露天の「寝湯」で横になるか。
チェアを置けるスペースがないわけでもないので、もう少しだけチェアを増やしてもらえたら嬉しいですね。
なお、リクライニングチェアで横になれるとサイコー。外気浴スペースに配された「木々の緑」視界に入りつつ、広い空を眺めつつ、ときおり通り過ぎていく飛行機を眺めつつ。早朝など、人も少なくて静かな時間帯だと、タイヘンととのいますので良きです。
その他のお風呂や洗い場など
舞浜ユーラシアは、スパ施設であり、サウナだけではなく、いろいろなお風呂もあります。売りは、源泉かけ流し露天風呂だったりもするわけで。わたしのように、お風呂にはほぼ入らず… みたいな人は少数派でしょう。
洗い場の数はじゅうぶんであり、シャンプーが2種類あったり、ボディソープとは別に洗顔フォームもあったり、特別なシャワーヘッドの洗い場があったりと、こちらも充実しています。
また、シャワーが自動止水ではなく、出しっぱなしにできるもGoodです。洗い流すときなどに、何回も出水栓をプッシュするのはさすがにおっくうなので。
入浴後のアメニティも、乳液やローション、育毛トニックなどもあって、満足度が高まるのではないでしょうか。
まるで、ついでのようになってしまいますが、お風呂施設のほかにも、休憩スペース(漫画本あり)や仮眠スペースなんかも利用できます。追加料金(1,050円)を支払えば、岩盤浴も。
で、舞浜ユーラシアの利用料は、大人・平日 2,200円、土日祝日 2,700円です。コワーキングスペースになりそうな場所もありますから、1日いられるとおもえば、コスパは悪くないものとおもいます。
おまけのサ飯
さいごに、おまけのサ飯をご紹介です。舞浜ユーラシアのなかには、レストラン「オーキッド」があります。ジャンルは、洋食・和食・中華と幅広く、メニュー選びには迷ってしまうくらいです。
で、わたしが選んだのは「海鮮五目野菜あんかけうま煮そば(1,300円)」。ブロガーとしてはあるまじきで、撮影前にだいぶ手を付けてしまいました。サウナ後の塩分不足などで、いろいろとガマンがきかなかったのですね。
おいしかったのでドンドンと箸が進んだ結果、海鮮の部分(エビとか貝柱とか)がだいぶなくなりましたが、いちおう画像を載せておきます↓
子どもたち(高3娘、中3息子)は、カツカレーやカツ重と「カツ系」をオーダー。サクサクで、こちらもおいしかったそうです。