いまでは3日にいちどのペースでサウナにかようまでになりました。そんなわたしが感じているサウナの効果についてお話をしてみます。実は、サウナでなくてもえられる効果だったりするわけですが。
実はサウナでなくても可
ことし(2023年)の4月あたりから、サウナにハマりだして以来、いまでは「3日にいちど」のペースでサウナに行くまでになりました。まずまずの頻度だ、と言ってもよいでしょう。
空前のサウナブームと騒がれてもいますから、わたしと同じようにサウナにハマっている方もいれば、わたしの比にならないくらいにハマり散らかしている方もいるものとおもいます。
それはそれとして、おのおのが「何かしらの効果」を感じているからこそ、足繁くサウナにかようというものです。では、わたしが感じているサウナの効果とは?について、お話をしてみます。
はじめに結論めいたことを言っておくと、「これってサウナでなくても可だよなぁ」などと考えているところです。つまり、サウナではない別の何かであっても、そこに「同じ要素」があれば、やはり同じ効果をえられるのではないか、と。
そのあたりもふまえて、わたしが感じている「3日にいちどのサウナの効果」がこちらです↓
- 心身が健康になる
- 仕事が速くおわる
- 挑戦旺盛になれる
このあと、順番に解説をしていきます。
3日にいちどのサウナの効果
心身が健康になる
サウナの健康効果は多岐にわたります。なので、サウナ好きではなくとも、いちどくらいは、ひとつくらいは聞いたことがあるかもしれません。ざっくりと列挙してみると…
- 脳の疲労がとれる
- 集中力が回復する
- ひらめきが生まれる
- メンタルが安定する
- 睡眠の質が改善する
- 血流がよくなる
- 肌質がよくなる
話すと長くなるので、理由については省きますが。研究の結果や、医師の見解などによって、多くの健康効果が示されているわけです。これらの効果がえられるとしたら、悪くはありませんよね。
ですが、もちろん、えられる効果に個人差があるでしょうし、サウナも入り方が異なれば、必ずしもえられる効果ばかりではないでしょう。ただ、それでもわたしは「健康になれる!」と感じています。
なぜか、プラセボ効果(偽薬効果)がはたらくからです。要は、思い込みによる効果ですね。だから、客観的・科学的な効果がどうであろうと、じぶんが良いとおもっているのならいいんじゃね?というのが、わたしの考えです。
それでは身もフタもない!と、言われるかもしれません。そのとおりです。プラセボ効果はさまざまなところにあらわれるのですから、別にサウナでなくても、代わりの何かでよいでしょう。
つまるところ、じぶんが「良い」と信じられるものであればかまわないのです。いまのわたしにとっては、それがサウナだということにすぎません。
そのうえで、わたし自身は「メンタルの安定」に強い効果を感じています。アツアツのサウナ室に入って、あぐらをかき、目を閉じる(瞑想スタイルw)。やがて、熱さで何かを考えたくても考えられなくなる。じぶんの「感覚」だけに集中でき、「感情」から解き放たれる瞬間が好きなのですね。
そうして、たとえ一瞬でも感情から離れることができると、「執着」からも離れることができるようになります。このあたりは、「激しめの運動」なども同じ要素を含んでいるでしょう。
ちなみに、サウナには「害」があるとも指摘されています。カラダへの負担が大きいとか、白内障のリスクが高まるとか。真偽のほどは別にして、何にだって害はあるものです。気をつける必要はありますが、必要以上に気にするものではないだろう、とわたしは受け止めています。
仕事が速くおわる
そんなことある?と、おもわれるかもしれませんが。3日にいちどサウナに行くようになってから、仕事がさらに速くおわるようになったと感じています。感じているだけでなく、実際にも。
事実、サウナに行くようになったのに、依然と同じように仕事ができています。何か、仕事を減らしたということもありません。何なら、仕事量としては増えている…
もちろん、残業が増えたわけでもないし、睡眠時間が減っているわけでもありません。仕事は16時には切り上げて散歩に出かけるし、平日も休日も22時から5時のきっちり7時間睡眠です。
もうおわかりのこととおもいますが、パーキンソンの法則が理由ということでよいでしょう。「ヒトはあらゆる資源(時間やおカネなど)を、あればある分だけ使ってしまう」というアレです。
だから、時間があれば、その時間めいっぱいかけて仕事をします。いやいや、そんなことはない。ちゃんと急いでいる!とおもわれるかもですが、そうはいかないのが法則たるゆえんです。
誰しも、締切が迫ることで「いつもより速くおわった」という経験もあるでしょう。わたしは、「サウナイキタイ」と考えるようになったことで、おのずと仕事の時間に制限がかかったわけです。
これって、サウナではない別の何かでもかまいませんよね。仕事以外に、じぶんが使いたい時間が増えれば、おのずと仕事の時間が制限されて、制限された時間内でおわらせようとなるはずです。少なくとも、何の制限もないよりは。
ここで、大事なポイントがひとつ。仕事が速くおわったら〇〇(わたしの場合はサウナ)しよう、と考えるのではなく、「あらかじめ〇〇の予定を先に入れておく」ことです。
つまり、仕事に優先して〇〇の時間を天引きしておきます。こうしておかないと、結局、「仕事が片付かないから、きょうは〇〇をあきらめよう…」となりがちです。これもまた、パーキンソンの法則がはたらいているケースだといえるでしょう。
天引きの効果をナメてはいけません。時間を天引きして、予定するからこそ、実行できる可能性はケタ違いに高まります。逆に、天引きを怠れば、実行できる可能性は激減することを覚えておきましょう。
挑戦旺盛になれる
ことしに入ってからサウナにハマりだした、と言いました。これまで、およそ半年のあいだに行ったサウナ施設の数は20におよびます。できるだけ、行ったことがない施設に行きたい!との考えです。
同じ「サウナに行く」でも、いつも同じ場所ばかりということもあるでしょう。それも悪くはありませんが、わたしは「できるだけ違う場所に」と考えているのです。
なぜなら、そのほうが「挑戦旺盛」になれるから。ヒトは、あたらしい物事にふれる機会が多いほど、挑戦旺盛になるものです。逆に、その機会が少ないほど、現状維持に流れやすくなります。
これは別に、サウナだけの話をしているのではありません。サウナを通じて、じぶんの挑戦意欲をより旺盛に高めることもできるだろう。そういう話をしています。
なので、サウナに限らず、別の何かであっても、やはり違う〇〇、あたらしい〇〇を選択することで、挑戦旺盛になれるはずです。同じことをするのであっても、違う場所や方法、あたらしいモノなどを試してみるとよいでしょう。
でもさぁ、別に挑戦意欲なんてなくてもよくね?と、おもわれるかもしれません。そうですね、そういう考え方もあるでしょう。考え方、生き方は人それぞれです。
ただ、わたしは挑戦意欲が旺盛なほうがいいと考えている。それだけの話でもあります。ではなぜ、挑戦意欲が旺盛なほうがいいのか?そのほうが、人生にハリが出るからです。
また、いろいろな意味でのチャンスが増えるとも考えています。いっぽうで失敗(おもってたのと違った…みたいな)も増えるのですが、失敗を通じてレジリエンス(回復力)が養われるのもメリットです。
サウナの話から、ずいぶん大層な話になったとおもわれるかもしれませんが。物事は、一事が万事。日常のなかにこそ、人生を変えるきっかけがあるものではないでしょうか。
まとめ
いまでは3日にいちどのペースでサウナにかようまでになりました。そんなわたしが感じているサウナの効果についてお話をしてみました。
とはいえ実は、サウナでなくてもえられる効果だったりするわけで。サウナではない別の何かであっても、そこに「同じ要素」があれば、やはり同じ効果をえられるのではないかと考えています。
その要素を含んだ、じぶんにとってのサウナにあたるものを、探してみるのもよいのではないでしょうか。すべての人が、サウナを好きになれるものでもないでしょうから。