湊湯(東京都・中央区)に行ってきましたので、そのレポートです。東京駅からギリ徒歩圏にある、オシャレな銭湯サウナ(最寄り駅の八丁堀からは徒歩5分)。近隣エリアでは、敵無しのクォリティをレポートします。
モダンでスタイリッシュ、オシャレ銭湯サウナ
こんにちは、サウナ好き税理士のモロトメジョーです。きょうも、サウナしてますか?
というわけで、きょうは「湊湯(東京駅・中央区)」をレポートします。東京駅周辺で用事があって、「近くにサウナはないかなぁ、しかも徒歩圏で」と探していたときに見つけたのが、湊湯です。
サウナ専門の施設は別として、いわゆる「銭湯サウナ」のくくりでいえば、湊湯は近隣エリアのなかで敵無しのクォリティといってよいでしょう。まず外見からして、モダンでスタイリッシュなデザインが、ふつうの銭湯とは一線を画しています↓
営業開始は15時。「夕方から夜にかけては混む」との情報も得ていたので、15時目指して東京駅から歩きました。距離にして1.5km、時間にして20分です。もっとも、最寄りの八丁堀駅からは5分くらいなので電車もOK。
わたしは、とにかく歩きたい人(1日平均1万歩がマイルール)なので、歩けるところは歩きます。それはさておき、営業開始10分前に到着したのですが、すでに先客3名が列をつくっていました。というわけで4着です。
営業開始時にはさらに列が伸び、老若男女が一気に入店する…みたいな状況でした。平日の日中とはいえ、みんな湊湯が大好きじゃねーの。ようし、オレだって負けてはいられない。何の勝負かわかりませんが、いざ入店です。
すぐ目につくのが、オシャレな入口。のれんさえも、スタイリッシュを感じます。そののれんをくぐると、脱衣所に向かう通路は、光の回廊的なイルミネーションがほどこされており、「ここ、銭湯だよな?」と自問を要するでしょう↓
と、ワクワクが高まってきたところで、湊湯のサウナについてレポートをはじめていきます。
湊湯のサ活を詳しくレポート
それでは、湊湯でのサ活(サウナ活動)について、お話をしていきます。
料金は、銭湯の入浴料520円+サウナ利用料500円です。注意点は、制限時間があること。男湯は90分、女湯は120分です。「サウナ3セット+軽くお風呂」くらいなら、90分でじゅうぶんではあります。
サウナ利用の場合、バスタオルが付きますが、フェイスタオルは付きませんので、必要があれば持参しましょう(番台で購入も可能)。なお、シャンプーとボディーソープは、洗い場に常備されています。これは、ありがたい!
脱衣所は、どちらかといえばコンパクト。営業開始直後は、人が集中するために混み合っていました。でも、みなさん譲り合いの精神で、不自由や不愉快を感じることがないのは、よかったですね。
また、ロッカーのいちぶは「大きめサイズ」もあります。ふだんから大きめリュック持ちのわたしにとっては、これまた、ありがたいことです。30リットルサイズのリュックが、ラクラク入るほどの大きめロッカーでした(最下段が大きめ)↓
ロッカーは、カギを締めるときに100円硬貨が必要です(返却式)。硬貨を入れる場所は、ロッカーの扉の裏側にあります。表側にあるタイプしか知らなかったわたしは、かなり戸惑ってしまいましたのでご注意を。
脱衣所のハナシをもう少しだけ。給水器はありませんので、必要があれば、ペットボトルの水などを準備しましょう(番台でも購入可能)。洗面台には、有料(5分20円)のドライヤーと、綿棒が置いてあります。銭湯の標準装備。
それでは、前置きが長くなりましたが、サ活のお話をはじめましょう!
サウナは男女週替りで2種類
湊湯には、2つのサウナがあります。1つがコンフォートサウナ(やや高温・低湿度)であり、もう1つがロッキーサウナ(やや低温で高湿度)です。これらが、男女週替りとのこと。この日の男湯は、コンフォートサウナでした↓
いわゆる「遠赤外線サウナ」であり、銭湯やスーパー銭湯によくあるタイプになります。この日の室温計は88℃くらい。熱いの好きのわたしからすると、ややヌルめに感じなくもありませんが、ヌルすぎることはありません。
最上段に座って10分もすれば、しっかりと汗がかけるくらいの熱さはありました。ちなみに、段数はぜんぶで3段。とはいえ、座面の奥行きがかなり狭いので、2段めは最上段に座る人の足置き場と考えると、実質2段です。
としたときの定員は6名(1段めと3段めに3人ずつ、きっちり詰めて座れば)。でも、最下段はかなりヌルめになるので、最上段に座りたい人が多いでしょう。なので、この日も最上段に集中しました。
1セットめは、営業開始直後だったこともあり、貸し切り状態でしたが、徐々にサウナ利用者が増えて、3セットめには4〜5人が、サウナを利用している感じに。すると、やっぱり最上段から埋まっていきますね。
なお、サウナの利用者数はそのくらいでも、お風呂だけの利用者はかなりいます。いっときは、湯船も洗い場もいっぱいに見えるくらいには。そのあたりは、営業開始直後がいちばん混んでいたようにおもいます。
なので、サウナが3セットおわって、お風呂で締めようというタイミングでは、お風呂はわりと空いていました(サウナは混んできていた)。日によるのかもですが、サウナ目的ならば、営業開始直後は狙い目かもしれません。
ところで、サウナ室内にはテレビがあります。わたしは、テレビいらない派ですが、音量ありなのでどうしても聞こえてくる…この日は、ワイドショーのどうでもいい芸能人スキャンダルや、悲しいニュースなど。
せっかくのサウナが、ちょっと残念な気持ちになりました。というのは、個人的な感想です。が、サウナ室のコンディション自体は、銭湯サウナとして申し分ありません。もういっぽうのロッキーサウナにも興味津々です。
狭くはあるけど、強烈バイブラでヒエッヒエ
サウナであたたまったら、次は水風呂です。画像の右手前の区画が水風呂になります↓
画像だと広く見えるかもですが(広角なので)、実際には2名でギュウギュウの広さです。サウナ利用者ばかりではなく、お風呂のみ利用者の方も水風呂を利用される人が少なくないようで、タイミングによっては待ちが生じます。
水温計によれば、18℃くらい。水温自体は、それほど低いわけではないのですが、入ってみるとかなりのヒエヒエ。なぜなら、けっこう強烈なバイブラ(気泡がブクブク)があるからです。これは、冷える〜〜!
しかも、湊湯のお湯・お水はすべて「軟水」とのこと。軟水とは、水中のミネラルを取り除いた水であり、肌にやさしく、保湿効果が高いのが特徴です。なので、肌当たりもなめらか〜!に感じるのは、軟水だと聞いたからなのか。
いずれにせよ、サウナ室に加えて、水風呂もまた、すばらしいクォリティでございました。良きです。
惜しむらくはととのいスペース、でも…
水風呂のあとは、休憩です。というわけで、ととのいスペースなのですが、洗い場の各所に「ととのい用(洗い場用とはタイプが違う)」とおもわれる椅子が3つほど点在するのみ、となっています。
ととのい用の椅子も、いわゆる「ととのい椅子」ではなく、背もたれがないタイプなので、ゆったりと座る感じではありません。また、洗い場のすぐ近くなので、洗っている方のお湯・お水がはねてきます(笑)
水風呂横の椅子だと、誰かが水風呂に入るたびに、浴槽から水があふれて、足元を大量の水が流れていく。ちべたいです。それに、座っているすぐ近くを人が行き来もしますし、落ち着かないといえば落ち着かない。
でもまぁ、そういう雑然とした景色や環境もまた、銭湯ならではでしょう。ヘンなハナシではありますが、「あぁ、ヒトがいるなぁ、じぶんもヒトのなかにいるんだなぁ」と、ミョーに社会とのつながりを感じてしまったり。
もっとも、わたしはサウナハットをかぶっているので、休憩時にはそれを目深にかぶることで、視界をシャットアウトすることは可能です。ガヤガヤとした音、水が流れる音をBGMに休憩するのも、けして悪くはありません。
で、サウナ3セットのあとは、お風呂も少々楽しみました。ふつうのお風呂はもちろん、ジャグジー風呂やジェットバス、熱湯なんかもあって気持ちよい。好きな人には、でんき風呂なんかもあります(わたしは怖くてムリです)。
まとめに代えて
湊湯(東京都・中央区)に行ってきましたので、そのレポートでした。東京駅から徒歩圏で見たときには、敵無しのクォリティをほこる銭湯サウナといってよいでしょう。おうちの近くに、こういう銭湯があったらサイコー。
というわけで、夜にかけては混雑するようなので、そのあたりは気をつけたほうがよいかもです。
サウナあがりには、サウナーに人気の「伊良コーラ(290円)」をいただきました。実は、初めて。いやいや、クセすごっ!スパイスの刺激がハンパない。クセすごすぎてクセになる。そういうタイプの飲み物です。絶対に、また飲む。