私はこの4月からフリーランス型税理士として独立開業しました。「ひとりで働く人」の心と体はより強くある必要があります。
なにしろ、「代わり」は居ませんし、休めば当然収入はなくなります。
走ることで得られる5つの効用
いざ、「心と体を強く」といってもなにからはじめたものか・・・
そんなときは、まずは「歩く」のがおススメです。もちろん、ただ歩くのではなく、その後の「走る」につなげるために歩きます。
では、まず。「歩く」を経て、そのあと「走る」ことに到達できたときの効用をお話しします。
実体験から、わたしは次の5つを考えています。
- 体力があがる
- 体質がかわる
- 気持ちがリフレッシュされる
- 心が強くなる
- ひとりの時間を持てる
では、それぞれ説明を加えます。
体力があがる・体質がかわる
体力や体質についての「正確な効用」の説明は専門家にお任せしますが、おおざっぱなイメージだけ言わせていただけば。
脂肪等をエネルギーにして長時間持続する有酸素運動により、心肺能力や筋力の向上、体重や体脂肪の改善につながる、ということです(長い!)。
よく聞きますよね、「痩せたいから歩く(走る)」。それのことです。
気持ちがリフレッシュされる
誰でも運動のあとの爽快感は経験があるのではないでしょうか。
走ることでも、「きちんと」走るのであればやはり同じことです。
それを嫌々やってしまうと「ただ疲れた」みたいなことにはなりがちなのですが。
義務感ではなく。歩く、あるいは走ることを腹落ちさせてから、というのは大事なのかもしれません。
心が強くなる
ある程度の距離を走っている最中には、肉体的につらい時間帯というのがやってきます。
そのときにどう耐えるか、というのは精神修行みたいなもの。
「止まっちゃおうかな」という気持ちにどう応えるかは自分しだいです。
ひとりの時間を持てる
よく考えてみると、人はひとりの時間というものを簡単には持てないものです。
家庭や職場では、ひとりで何かをしていても声をかけられることはあるでしょう。電話やメールなどで気を削がれることもあるでしょう。
ですが走っているときは「ほんとうにひとり」です。
じっくり考え事をすることもできれば、急になにかがひらめいたりもします。
もっとも、ギリギリまで追い込んで走れば、それどころではないのかもしれませんが。わたしは追い込んでまでは走っていません(笑)
自信がないならまず歩く、そして走る
「走ることの効用」について話をしてきましたが、「最初からは走れない」という人もいるでしょう。
自分はどちらかというとMっ気(カッコよく言うとストイック)なので、走れないとわかっていても走ることからはじめましたが。
歩く、いわゆる「ウォーキング」ですが、フォームを気にしすぎたり、ウェアやシューズを気にしすぎる必要はありません。
「しすぎる」必要はないのです。
気楽に自由に歩くことで効用としては十分。ポイントは30分程度以上は歩き続けた方がよいこと。
そして、慣れてきたら息切れしない程度には速足で歩くようにすることだけです。
歩くことを続けていると、必ず心肺機能が強化されます。少しづつ長い距離も走れるようになっていきます。
自分の体と相談しながら、「歩く」から「走る」へ、「より長く走る」へ切り替えていけばだいじょうぶ。
偉そうなことをいろいろ言いましたが、かくいう自分も最近走り始めた「にわかランナー」です。
しかもまだまだ、せいぜい日に4km程度の距離。それでも、少しづつ走る距離も伸びていき、走る習慣を持てつつあります。
そんな自分の「走る」を後押ししてくれた言葉がこれです。書籍からの引用です。
ランニングはもっと自由なものだ。身軽な服装になって気ままに走る。ただそれだけでいい。
高橋尚子さんなど多くの陸上競技選手を育成した指導者、小出義雄さんの言葉です。そう、「小出監督」です。
効果的に、快適に走るためには理論や道具も必要。
ですが理論や道具にこだわりすぎれば、走ること本来の意味を見失います。
背伸びをせず、自分に合わせて走ることを楽しめばいい。そういうことを教えてくれる言葉だと感じます。
そうはいっても、最低限の理論はあった方がよ良いし、道具選びも楽しみの一つだったりして。
日々、きちんと楽しく走ることを実践中です。
そのあたりはまた、いろいろブログにしていきたいと思います。
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きょうの執筆後記
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この4月からは人生初めてのフリーランス生活です。
生活(お金)に対する不安はありますが、いまは健康不安の方が切実です・・・
走ることを含めて、生活習慣にはこだわろうとしています。