その経理がコスト高。故に経理の中心でコスト削減をさけぶ

経理コスト削減

スポンサードリンク

コスト削減をさけぶなら。経理のコスト高は確認しましたか?

経営改善の手段にコスト削減があります。ムダをなくすための見直しはたいせつです。

ところが、経理担当者の給与、税理士報酬など「経理のコスト」は意外と見逃しがち。

「いや、みたよ」というあなたも。もしかしたら、大きなムダを見逃しているかもしれません。

経理コストは、見えにくいのが特徴です。

金額だけでは計れないから経理コストは見えにくい

経理のコストを、ただしく削減するのはカンタンなことではありません。なぜか?

はっきりした価格、つまり「定価がない」からです。

本を買おうと思えば「定価」が決まっています。電車に乗ろうと思えば「料金」が決まっています。

経理コストはどうでしょう?

経理担当者の給与に「相場」はあっても「定価」はありません。税理士報酬の「相場」はあっても、やはり「定価」はありません。

かけたお金の金額だけでは計れないところに、経理コスト削減の難しさがあります。

目に見えないところにコスト削減の余地が見える

金額では計れないのであれば、いったいなにで計ればよいのやら・・・その答えは2つあります。

  1.  時間
  2.  価値

いずれも「目に見えない」もの。また抽象的なものがでてきてしまったなぁ、ということで具体例でお話しします。

時間の例 『無給の経理』

フリーランスや小規模法人の事業にあっては、「人手」が不足しています。わたしも「ひとり」で仕事をしていますが、もとより人がいません。

そのような場合に、経営者本人も含めて身内などに「経理をお願い」することがよくあります。しかも無給で。

無給、言い換えれば「無料」はいけません。気を付けていないと、コストの感覚がマヒします。

「無給の経理」自体がいけないわけではありません。「無給=お金がかかっていない」という感覚になってはいけないということです。

たとえば、営業時間後に夜遅くまで経理。休みの日を返上して経理。でもまぁいっか、お金はかからないし。という、その感覚はダメ!

ほら、よく言いますよね。タダほど高いものはないって。

夜遅くまでとか、休みの日返上とか、そういった時間の使い方が普通になっていたら。自分の「コスト感覚」を疑ってください。

お金とおなじようにたいせつな「時間」を使っているのです。そこにはコスト削減の余地があることを感じましょう。

もっと良い方法はないか、もっと早くできる方法はないか。それが無給の経理のコスト削減方法です。

ちなみにもっと良い方法、もっと早くできる方法についてはこちらの記事をご覧ください。

経理の悩みを抱えるな!「税理士要らず」で経理は変わる

2016.08.23

価値の例 『税理士報酬』

税理士に経理の全部または一部を委託している、かつ、税理士報酬に内訳がないことを前提にした場合。

たとえば、税理士報酬として毎月5万円支払っている。この税理士報酬の「内訳」を考えたことはありますか?

あくまでわたしの感覚値ですが、経理代行(記帳代行)料が7割、税務・経営顧問料が3割です。

なにが言いたいかというと、経理を自分(自社)でやるというのなら、税理士報酬は7割減の余地があるということ。

経理を自分(自社)でやるかどうかは議論がわかれるところでしょうが、わたしは「経理は自分で」をすすめています。

なぜなら、いまお話しした「経理代行料としての税理士報酬」は、経理コストとしてとても高くつくからです。

3.5万円(5万円の7割)という金額自体の話をしているわけではなく。価値として「割高」だという話です。

経理は税理士でなくても十分に身につけることができます。経理の世界でもITが浸透し、ほんとうに身近なものになってきました。

ところが、税務相談や税金計算、財務の支援といったところは、まだしばらくは、専門家たる税理士の領域です。

だから、税理士にお金をかけるのであれば。「専門家としての税理士」にお金を支払うべきです。

繰り返しになりますが、経理は自分(自社)でもできるという選択肢があります。フリーランスや小規模法人の経理は特に、経営者自身で。

税理士報酬という経理コスト削減を考えるとき、その報酬の価値を考えるようにしましょう。

まとめ 「経営者が経理をやるなんて」という反論への反論

経理のコストは金額だけでは計れない、ゆえに難しい。という話をしてきました。

ただしく経理コストを削減するのであれば、「時間」と「価値」にも着目しなければいけないことにも触れました。

ところで、フリーランスや小規模法人の経理は経営者自身でできる、という話をしました。

これについて、「経営者は本業に集中すべきであって、経理なんてやっているヒマはない」というような反論があります。

そんなことはありません。なぜか?

本業に支障をきたすような経理のやり方を改めればよい、というのがひとつ。

そして、多少の手間を経理にかけたとしても、補って余りある「見返り」が見込めるからです。

「見返り」の詳細は別の機会に譲りますが、「経理ができる・わかる」ことで仕事はもっとうまくいきます。

経理コストの削減を検討する際には、あわせて「自分で経理」についても検討してみましょう!

当事務所では、「税理士要らずの経理」を身につけるためのコンサルティング「自分・de・経理」を行っています。 

************
  きょうの執筆後記
************

昨日はお客様先で業務。PCの入れ替えで、新しいPCを用意されていたのですがLANポートがない!
有線LANの環境だったので、USB変換コネクタの購入をお願いしました。
15インチノートPCでしたが、いま時は「無線」が標準なんですね…少し焦りました。

スポンサードリンク

毎週月・木 配信中!
経営・お金のヒントWeekly News

経営の考え方・銀行対応・補助金・減税など役立つ情報を、無料メルマガにて定期的にお届けします。

ABOUTこの記事をかいた人

税理士レス経理エバンジェリスト、フリーランス型税理士。1975年生まれ。 フリーランスの経理・会社の銀行融資支援を得意にする、横浜市の諸留誕税理士事務所・所長。2016年4月、18年間の「勤め人」を脱して独立開業。以来、ブログを毎日更新中!