あの唄、懐かしいなぁ。
冬本番。寒い季節にふと思い出す一曲はありませんか?
いまこそ聞きたい、懐かしのウィンターソング10曲を振り返ります。
すばらしき90’sの冬曲
いつの時代にも、「名曲」は時を超えてよみがえるもの。
毎年冬を迎えれば、お決まりのように「いま聞きたい!ウィンターソング特集」なんてのが組まれたりして。
いや、もうそれは聞き飽きた。聞くのもイヤだ。なんて曲もあるものですが、それでもやります。
だからやります、ボクもやります。ボクだけのウィンターソング特集。
そんなボクは現在41歳。ずいぶんと時代をさかのぼるうえに、少々マニアックにも走ります。
それでも本気で選んだ「珠玉の冬曲」で、寒さに負けず、あなたの心を温めてみませんか?
って、うぇ~、なんだこの気味の悪いイントロ文は。本題にいきましょ、本題に。
STILL LOVE HER (失われた風景) / TM NETWORK《1988年》
枯れ葉舞う 北風は きびしさを増すけれど 僕はここで生きてゆける
作詞:小室哲哉 作曲:小室哲哉、木根尚登
90’sを振り返るつもりが、いきなり80’sの冬曲へ。さすがのアラフォーです。にしても、TM NETWORKって知ってるかなぁ、今の若い人たち。
のちに「小室ファミリー」「TKプロデュース」の言葉を生んだ小室哲哉さんが属したバンドです。ボーカルの宇都宮隆さんの「声」がカッコいいんだわ、これが。
当時好きだった「シティハンター」という少年漫画のテレビアニメで使われていた曲、ということでよく聴いていました。懐かしすぎて、涙出そう。
愛しい人よGood Night… / B’z《1990年》
まっすぐな思いを卑怯者が踏みにじり 裏切り壊しかけた愛は今強くなってる
作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘
わたしが15歳のときの曲ですね。当時やっていた「代表取締役刑事」という、いま思えばワケの分からぬタイトルの刑事ドラマで使われていました。
舘ひろしさんと渡哲也さんの演技が最高にシブいんだ。そしてエンディングで流れるこの曲が泣かせます。って、もう曲の内容とまったく関係ないよね。
しかもさっきの曲といい、まったく「冬感」が感じられないほどマニアックか?もしかして。でもね、なぜか冬になると思い出すの(注・おネェではありません)。
寒い夜だから / trf《1993年》
寒い夜だから明日を待ちわびて どんな言葉でもいいよ 誰か伝えて
作詞・作曲:小室哲哉
いよいよキタんじゃない?メジャーソング。みんな知ってるtrf。ちなみにtrfは「Tetsuya komuro Rave Factory」の略だゼ。TM NETWORKに続き、小室哲哉が再登場だぁ!
と、ひとり興奮を抑えきれませんが気にしないでください。「survival dAnce」「Boy Meets Girl」「CRAZY GONNA CRAZY」など、trfは今も耳に残るヒット曲を連発しましたね。
ついでに小室哲哉さんは、globe、華原朋美、hitomi、安室奈美恵、鈴木あみ、dos、H Jungle with t、観月ありさ、篠原涼子など、数えきれないほどのファミリーを築きましたとさ。
きっと忘れない / ZARD《1993年》
きっと忘れない また冬が来ても 想い出 抱きしめていたいから
作詞:坂井泉水 作曲:織田哲郎
やっぱりZARDは外せませんねぇ、いまも変わらず好きなアーティストの一人です。
曲の出だしから、「きぃっと忘れない」の「ぃ」のところの唄い方がイイんですよねぇ。切なさでキュンと来る。坂井泉水さんは「声」が魅力ですが、特に高音が素敵です。
自分の青春時代に、ZARDは黄金期も相まって。忘れようと思っても忘れられない一曲です。きぃっと忘れない~♪
Last Good-bye / FIELD OF VIEW《1995年》
見つめるより熱く Last Godd-Bye 冷たい星空の下
作詞:坂井泉水 作曲:多々納好夫
再び、モヤっとした世界に逆戻り。FIELD OF VIEWって、そんなに知られていないんじゃなかろうか。
ZARDの坂井泉水さんが楽曲提供していたこともあり、当時割とよく聴いていたアーティストでした。この曲に直接的な冬ワードは全然ありませんが、どうして冬を強く感じます。
なぜかいつも黒いスーツ姿の彼らのイメージと、Last Godd-Bye的なイメージが。寒々しい世界を演出するようです。Last Godd-Bye的なイメージってなんだろう?
Season Train / RAZZ MA TAZZ《1995年》
2人の幸せが 積もるように 今夜 雪に祈るよ This is tha Season Train in my…
作詞:阿久延博 作曲:三木拓次
モヤモヤはさらに続きます。RAZZ MA TAZZ(ラズマタズ)ってバンド、知ってるかなぁ。ボクは大好きでした。
いわゆるオリコンチャートで見れば、「振るわないアーティスト」であったかもしれませんが。出す曲出す曲が、ホントにイイものばかりでした。
「LOVE Re-Do」「MERRY-GO-ROUND」「あじさい」とか。よかったら聴いてみて。突き抜けた爽やかさが、おススメです。
White Love / SPEED《1997年》
果てしない あの雲の彼方へ 私を連れていって
作詞・作曲:伊秩弘将
沖縄アクターズスクール出身の女性4人組、SPEED。当時、小・中学生にも関わらず、抜群の歌唱力とパフォーマンスで一世を風靡しました。完全な実力派ですね。
この曲は累計200万枚を売り上げ、SPEED最大のヒット曲に。NHK紅白歌合戦での姿をなんとなく思い出します。なんとなくね。とにかく、冬感は満載です。
メンバーの一人、今井絵理子さんはいまや参議院議員です。いやはや、なんとも。時の流れを感じずにはいられません。
WHITE BREATH / T.M.Revolution《1997年》
凍えそうな 季節に君は 愛を どーこー云うの?
作詞:井上秋緒 作曲:浅倉大介
はい、西川クンの登場です。えっ、「あるある探検隊」の西川クンじゃなくて。 西川貴教クンのほうね。
T.M.Revolutionと言ったら、「裸」で「風」を受けているイメージなわけですが。キラいじゃないんだな、これが。だって、オモシロカッコいいよね。なんか。
ところでT.M.Revolutionは浅倉大介さんがプロデュースしてます。あの人、ただのディズニーマニアじゃないよ。accessなんて音楽ユニットも組んでたんだから。そこんとこよろしく。
スカーレット / スピッツ《1997年》
喜び 悲しみ 心ゆがめても 寒がりな 二人を 暖めて
作詞・作曲:草野正宗
メジャーバンド、スピッツ。メジャーデビューから20年以上、いまなお健在です。その「息の長さ」が一流アーティストの証でもあります。
にしても。デビュー当初、この人(ボーカルの草野さん)はいったいどこから声を出しているのだろう?といぶかし気に見ていたものです。だいたい、とても不健康そうだけど、大丈夫?
でもそんな草野さんの「声」は唯一無二。センチメンタルでノスタルジーな世界観を声だけで創り上げる、類まれなるバンドです。
Winter, again / GRAY《1999年》
逢いたいから 恋しくて、あなたを想うほど 寒い夜は、未だ胸の奥、鐘の音が聞こえる
作詞・作曲:TAKURO
オオトリはどメジャーバンド、GRAYの冬の王道ソング「Winter,again」です。どうだ、満足かっ!ってわたしがエバるほどのことはありませんね。
カッコつけ過ぎなくらいカッコイイであろうGRAY。「であろう」って、それはわたしがGRAYのほんとうのカッコよさを理解していないから。
だってさ、「Uh~」とか「Oh~」とか「Ah~」とか多過ぎない?気のせいかな、気のせいならいいんです。曲の紹介しなかったけど、間違いのない冬の名曲です。
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きょうの執筆後記
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