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試験勉強できない・合格できない社会人の5つの傾向とその対策

勉強できない社会人

なかなか試験勉強ができない、試験に合格できないんだよねぇ・・・

というあなた。こんな傾向はないですか?

ということで。試験勉強できない・合格できない社会人の5つの傾向とその対策について、お話をしていきます。 

目次

試験勉強できない・合格できない社会人に共通する5つの傾向

こう見えて(どう見えて?)、わたしは社会人になってから20以上の資格試験を受験・合格してきました。

ちょっとした「資格マニア」を自負しております。えっへん。

という、「わたしの自負」はさておき。自分自身のコトとは別に、周囲で試験勉強をする人たちの姿もたくさん見てきました。

そんな経験と体験をもとに独断と偏見で、「試験勉強できない・合格できない社会人の傾向と対策」についてお話をしていきます。

わたしが「これは合格がなかなか厳しそうだなぁ」と感じる社会人の傾向とは、次の5つです。

  1. 昼休みにほんとうに休む
  2. 付合いがいい
  3. 朝のラッシュ時に通勤をする
  4. 「勉強があるから帰る」と退社する
  5. 勉強時間を記録していない

それでは、それぞれの傾向と、その対策について見ていきましょう。

 

《傾向1》昼休みにほんとうに休む

昼休みをたっぷり1時間休むとどうなるか?

試験勉強をしているはずなのに、人前ではその姿を見せないというヒトがいます。

典型として、会社の「昼休み」。

昼休みにはいつも同僚などと食事に出かけ、たっぷり1時間休んで終了。そういうヒト。

勉強する時間を確保するのが難しい社会人が、昼休みをたっぷり休んでいるようではいけません。ほんとうに勉強をしたいなら、合格をしたいのなら。

もちろん、食事は摂りましょう。休みましょう。それでも、30分は勉強できますよね。外に食事に行かず、あらかじめ買ってきたもの・持ってきたもので食事をすればできます。

1日30分でも、1か月 20日間あればそれで10時間です。1年で 120時間。やるかやらないかで、ものスゴい差が出るのが「昼休み」です。

人前でこそ勉強せよ

わたしの経験則ですが、昼休みに勉強できるヒトは「とても」少ないです。

ただただのんびりしているヒトが多いし、テキストなどを開いている姿を見ることもない。それを見ているコチラが心配になります。

勉強しなくていいの? もしかして、人前で勉強するのがカッコ悪いとでも? いつまでも合格できない方がずっとカッコ悪いけど。

人前でこそ勉強する姿をさらしましょう。自分の覚悟も決まるし、周囲の見る目も変わります。結果として、あなたは年間 120時間もの勉強時間を手に入れます。

これが、勉強できる人・合格できる人と、なかなか勉強できない人・合格できない人との差になります。

 

《傾向2》付合いがいい

突然の誘いも断らないほどのお人好しはどうなるか?

付合いが悪いのもナンですが。受験・勉強をしているのであれば、付合いが良すぎるのもナンです。

「よし、きょうは飲みに行こう!」という誘いにホイホイついていく社会人受験生もまたよく目にします。

おいおいおい、君のきょうの予定はどうだったんだね? とこれまた心配になりますが。

飲みに行けば、そのあいだの勉強時間を失います。ヘタをするとお酒が残り、睡眠時間が減り、翌日の勉強にも差し支えることでしょう。

そんなダブルの痛手を繰り返していては、合格が遠のくのは当り前です。

いまはどっちが大切なのかを見極めよ

付き合いも大切だ、と言うヒトがいます。もちろんです、そのとおり。

でも。「いまはどちらが大切か」は考えるべきです。付き合いも大切だけど、いまは勉強のほうが大切だと判断できるようになりましょう。

付合いの良さを合格できない言い訳にしてはいけません。お人好しを勉強できない言い訳にしてはいけません。

当然のことのようですが、ここをきちんとできるヒトもまた少ない。だからこそ、できるできないで大きな差がつく、命運を分ける部分です。

 

《傾向3》朝のラッシュ時に通勤をする

満員電車で通勤するとどうなるか?

通期時間の長さはひとによってさまざまですが。毎日のこととして、勉強に充てたい時間だと言えます。

にもかかわらず、朝のラッシュ時を外さず・逃さずで出勤するヒトも少なくありません。そんな社会人受験生を見聞きすると、「もったいないなぁ」と思ってしまうわけで。

満員電車の中で勉強できるの? テキストも開けないよねぇ。がんばって勉強できたとしても、満員電車の中では疲労感も大きいよねぇ。

毎日必ずある通勤時間であれば。勉強できない、あるいは集中して勉強できない。しかも疲労する、というラッシュ時の通勤はダメージが大きすぎます。

夜早く寝よ、朝早く起きよ

であれば、朝早く、ラッシュ時を外して出勤することです。いままで朝寝ていた分は、夜早く寝ればいい。

空いている電車でしっかり勉強して。早く着いた時間でさらに勉強できます。しかも、フツーは夜よりも朝のほうがアタマがすっきりしていてはかどります。

早朝出勤は「2度おいしい」のです。ラッシュ時出勤の「2度マズい」とは大違い。

なんとなく、仕事を終えた夜にがんばってしまいがちですが。夜の勉強は最低限に抑えて早く寝る。早起きして、朝を大事にする。そのほうがずっといい、というハナシです。

 

《傾向4》「勉強があるから帰る」と退社する

勉強を言い訳にしているとどうなるか?

「勉強があるんで帰りま~す」と言って帰るヒトがいます。口にしないまでも、そう思って帰るヒトもいるでしょう。

でもそれは間違いです。会社は、あなたを勉強させるために雇っているのではありません。あなたに仕事をしてもらうために雇っています。

そこのところを間違えてはいけません。じゃあ、勉強していないヤツは帰っちゃいけないのか? という話です。そんなことありませんよね?

会社や仕事をないがしろにするような言い分や態度、思いではいけません。

仕事が終わったから帰る、と言え

誤解のないように申し添えると。「残業しろ」とか、「早く帰ってはいけない」ということではありません。

帰るのならば「仕事が終わったので帰ります」と言え、ということです。実際に言わなくてもいいけど、そういう思いで退社するということ。

会社は仕事をする場所であり、仕事としてやるべきことをやったから帰るのです。

やるべきことをやることができないのに帰る、というのでは。結局、勉強についてもまた、やるべきことができないヒトになってしまうもの。

ほんとうに勉強ができるヒトは、仕事もデキる。というのがわたしの持論です。

 

《傾向5》勉強時間を記録していない

自分の勉強時間を知らないとどうなるか?

勉強に充てた時間を記録していない、というヒトも多くいます。では、勉強時間がわからないと何が起きるか?

明確な記録がないので、自分の勉強のペースを客観的に把握できません。記録がなければ、なんとなく勉強した、なんとなくできていない、という感覚に頼ることになります。

結果、ほんとうは余裕などないのに休んでしまったり。逆に、焦りを感じて、必要以上にムリをしてみたり。勉強のペースにムラが出ます。

ムラがある勉強は、体調を崩す要素にもなりやすく。テンションの維持をむずかしくする要素にもなりえます。

自分の必勝ラインを知る

資格試験に関して言えば。それぞれの試験には、「標準的な勉強時間」というものがあるものです。合格するのにどれくらい勉強時間が必要か、という目安ですね。

これを参考に、受験までの勉強のスケジュールを組むわけです。あと1年で 1,000時間だから、1日平均 2.8時間。これを1週間にどう配分しよう、みたいな感じです。

加えて、そのスケジュールに対して、実績の勉強時間を記録していきます。こういう受験・勉強のしかたを続けていると。「標準的な勉強時間」と、自分にとっての「必要な勉強時間」との誤差が見えてくるのです。

わたしの場合は、「標準的な勉強時間」と言われている時間に、プラス2割増くらいの時間が必勝ラインだな、という具合。

あとは必勝ラインの勉強時間に向かって、実績時間の記録を確認しながら、ペースを乱さずに走るだけ。合格を手繰り寄せるカギは、自分の勉強時間にあります。

 

まとめ

試験勉強できない・合格できない社会人の傾向とその対策について、お話をしてきました。傾向は、次の5つ。

  1. 昼休みにほんとうに休む
  2. 付合いがいい
  3. 朝のラッシュ時に通勤をする
  4. 「勉強があるから帰る」と退社する
  5. 勉強時間を記録していない

思い当たることがあれば、対策を練りましょう。あなたの勉強しようという思いと、その時間を活かすことができますように。

 

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  きょうの執筆後記
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