サーキュレーター? デカくて、ウルさそうじゃね?
いやいや、そんなことはございません。静かでコンパクト。おまけにオシャレで、コスパじゅうぶんなサーキュレーターもありますよ。
ということで。アイリスオーヤマ製サーキュレーター「PCF-C15」のご紹介です。
使用感レビューとサーキュレーターの良さとを語る
サーキュレーターを探している方向けの話として、アイリスオーヤマ製サーキュレーター「PCF-C15」の使用感レビューと。
そもそも、サーキュレーターなんて要る? 扇風機でよくない? という点についても触れてみます。
きょうのお話の全体像は次のとおりです ↓
- 【使用感レビュー】アイリスオーヤマ製サーキュレーター「PCF-C15」
・コスパ最高! 「機能」と「価格」が絶妙バランス
・Goodデザイン! オシャレでコンパクト
・信頼のレビュー数と高評価 - そもそも、サーキュレーターは必要か?
・サーキュレーターと扇風機の違い
・オールシーズン家電としてのサーキュレーター
それでは、お話をはじめましょう。
【使用感レビュー】アイリスオーヤマ製サーキュレーター「PCF-C15」
サーキュレーターといってもいろいろありますが。
わが家で使用している、アイリスオーヤマ製サーキュレーター「PCF-C15」をレビューします。
コスパ最高! 「機能」と「価格」が絶妙バランス
PCF-C15が持つ機能は、
- 風量調整あり(3段階+リズム)
- タイマー付き(1時間・2時間・4時間)
- 自動首振り(左右のみ)
- 上下角度調整可(水平~上向き75度・6段階手動)
- リモコン付き
結論から言うと。これだけの十分な機能がありながら、Amazon価格で 3,700円(2017年6月25日現在)というコスパの凄さ。
それでは、各機能について説明を加えます。
風量調整あり(3段階+リズム)
風量は、「静音・中・強」から選ぶことができます。さらにそれぞれの風量に対して「リズム風」を設定可能。
「リズム風」というのは、風の強さを変化させて自然に近い風を送る、という機能です。
「静音」モードでは、実に35db以下。サーキュレーターの「ウルさい」というイメージを良い意味で裏切ります。
「中」モードでも生活音のなかであれば、気になる音ではありません。「強」モードでやっと、「あぁ、回ってますな」というカンジになります。
サーキュレーターというと「ブォ~~」「ブ~~ン」みたいな騒音をイメージしがちですが。音の大きさということで言えば、PCF-C15は、ほぼほぼ扇風機と変わりません。
タイマー付き(1時間・2時間・4時間)
細かい時間設定はできませんが、「1時間・2時間・4時間」の3つから選択できます。
でもまぁ、サーキュレーターのタイマーとしてはこれくらいで十分とも言えるでしょう。分単位で使うようなものでもありません。
いっぽうでタイマー自体がないと不便なもので。寝るとき、洗濯物を乾かす(後述)ときなどは、タイマーがあると便利でしょう。
価格重視のあまり、もうワンランク落して「タイマー無し」を買ってしまうと。意外なタイマーの偉大さに気づくものです。
自動首振り(左右のみ)
左右に45度ずつ、自動で首を振る機能が付いています。扇風機同様、風を送るモノとしてはぜひとも備えていて欲しい機能が首振りです。
もちろん、首を振らずに固定することもできます。
ちなみに、このPCF-C15の首振りはなかなかお茶目です。「おいおい、そこから回るんかいっ!」と思わずツッコミたくなるところから回ってくれます。
「首」ではなく、「台座ごと」回るんですねぇ。ですから、「自動首振り」機能ではなく、正しくは「自動台座回転」機能です ↓
上下角度調整可(水平~上向き75度・6段階手動)
突然ですが、サーキュレーターの本分は「空気の循環」にあります。詳しくはのちほどお話ししますが、滞留しがちな空気を回してナンボが、サーキュレーターなのです。
そう考えたときに必須の機能が、風を送るうえでの「上下角度調整」。この点、PCF-C15では、「水平~上向き75度」に対して「6段階」で調整できます ↓
注意点として、この上下角度については自動首振りではなく「手動」になります。
実は、このPCF-C15の上位機種に「PCF-C15T」があり、そちらは「上下左右自動首振り」です。ところが、Amazonなどのレビューを拝見するに、その首振りの故障事例がミョーに多い。
ということで、わたしは故障リスクを恐れ、上下の自動首振りは諦めました。よくよく考えると、上下左右に自動でウネウネさせる風も要らんか、と。
リモコン付き
要るか要らないかは人それぞれ好みですが、リモコンもついてます。とってもミニなリモコン。そのうちどっかにいってしまうんじゃないかとヒヤヒヤするほどのミニサイズ ↓
まぁ、万一リモコンを失くしても、本体台座に操作部がありますから問題はないのですけど。
ちなみに、リモコンはミニサイズですがフルリモコンなので、やりたいことは全部リモコンで済みます。横着なあなたは始終ポケットに入れておくとよいでしょう。
Goodデザイン! オシャレでコンパクト
PCF-C15は、機能美もさることながら、デザインも良いです。安価な家電にありがちな「ダサい」という感じはありません(わたしのセンスでは)。
全体観を見てみると、
コロコロっとした丸みを帯びたデザインが可愛らしく。
加えて、とってもコンパクト。具体的には、幅約22cm × 奥行約20cm × 高さ約 30cm。生活上、ジャマになるような大きさではありません。
これだけのコンパクトさにもかかわらず、サーキュレーターの醍醐味である「チカラ強い風」をきちんと送ることができるのは正直驚きです。
また、持ち運ぶ際に便利な「取っ手」が、本体上部に付いているのも高評価! 家中のあっちこちで、サーキュレーターを移動し、多様に使うことに配慮されています ↓
のちほど詳述しますが、サーキュレーターは暑いときに限らず、オールシーズンで使える家電。
躊躇なく好きな時に好きな場所で使えるデザインを擁するPCF-C15は、オールシーズン家電の名に恥じないサーキュレーターだと言えるでしょう。
信頼のレビュー数と高評価
PCF-C15について、高機能にして「安価」ということに触れました。
このように、一般の家電と同様の機能でありながら、比較して安価な家電は「ジェネリック家電」と呼ばれることがあります。
また、そのような家電の製造元であるアイリスオーヤマは、「ジェネリック家電メーカー」という呼ばれ方もします。
そんな説明をすると。ジェネリック家電だなんてだいじょうぶ? という疑問もあることでしょう。
疑問に対する答えのひとつとして、Amazonの商品レビューについて触れておきます。
2017年6月25日現在、PCF-C15に対するレビュー数は98件、レビュー平均評価は 4.4点/5点。レビュー数の母数もあり、総じて、高評価と見ることができます。
少なくとも「ジェネリック家電=低品質」というような紐づけはできない、PCF-C15のレビューになっています。
そもそも、サーキュレーターは必要か?
ひとまず、PCF-C15のレビューはここまでとして。
そもそも、サーキュレーターなんて必要なの? 扇風機でイイんじゃないの? というような疑問についてお話しします。
わたしも扇風機でイイじゃん、って思っていました。でも、そうでもないんですね。むしろ、サーキュレーターでイイじゃん、というハナシ。
サーキュレーターと扇風機の違い
サーキュレーターも扇風機も、「風を送る」ということでは同じですが。実は、送る風の「質」が違います。イメージで見てみると、
これをまとめると、
- サーキュレーター ・・・ 狭く、長く、チカラ強い風
- 扇風機 ・・・ 広く、短く、やわらかな風
という違いになります。この違いは、サーキュレーターと扇風機の構造の違いによるわけですが。
サーキュレーターは、羽の周りを枠で囲うことで風の送り道を狭く集中させます。扇風機は、羽の周りは囲わずに風の送り道を開放している。そんな違いです。
ところで。サーキュレーターの「 細くて、長く、チカラ強い風」という特性を欠点としてとらえるのであれば。やわらかな風を求めて扇風機、という選択肢があるでしょう。
ところが、PCF-C15に関して言えば。サーキュレーターでありながら、左右自動首振り、リズム風機能を備えているがゆえに、その欠点をカバーした商品だと言えます。
つまり、扇風機も兼ねたサーキュレーター。それが、PCF-C15の強みです。
いっぽうで、サーキュレーターの「 細くて、長く、チカラ強い風」という特性を長所として捉えたとき。サーキュレーターは、オールシーズン家電としてのチカラを発揮します。
オールシーズン家電としてのサーキュレーター
サーキュレーターの送る風は、「 細くて、長く、チカラ強い風」だとお話ししました。
この特性を利用すると、暑い日も寒い日も、はたまた、晴れの日も雨の日も、サーキュレーターには365日活躍の場が生まれます ↓
- 冷房使用時 ・・・ 部屋の下に溜まりがちな冷気を循環させる
- 暖房使用時 ・・・ 部屋の上に溜まりがちな暖気を循環させる
- 洗濯物部屋干し時 ・・・ 直接風をあてて、乾きを早くする
- 換気 ・・・ 部屋内の空気を屋外の空気と入れ替える
などなど。イメージ図として、PCF-C15の取扱説明書より抜粋をさせていただきます ↓
このようなことは、扇風機には荷が重く、サーキュレーターならではということになります。オールシーズン家電たるゆえんです。
まとめ
アイリスオーヤマ製サーキュレーター「PCF-C15」の使用感レビューと、「そもそもサーキュレーターとは?」についてお話をしてきました。
サーキュレーターを検討するのであればご参考に!
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きょうの執筆後記
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