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フリーランスの僕がラクをするためにやっている5つのこと

フリーランスがラクをする

ラクをしたいなぁ・・・ という思いは誰しも「少し」はあるでしょう。たぶん。

というわけで。フリーランスの僕がラクをするためにやっていることをお話します。

目次

『ラクをするためにラクをしない』という考え方

ラクをするためにやっていること、という記事タイトルをつけておきながら。のっけから、それを覆すかのような話をしようとしております。

「あとあとラクをするために、いまラクをしない」という考え方について。

サギではないかっ! と文句を言われても言い返すことができない。そういう展開でございます。

とはいえ。まだまだフリーランス歴1年半のわたしが、いまからほんとうにラクをしているようでは困ります。ちょっといただけない。

そこで、「いまはともかく、長い目で見ればラクをしたいよね」などと思いながら出した答えがこれ ↓

” 長くラクをするために、目先でラクをしない ”

損して得取れ、一文惜しみの百知らず、みたいな。

そんなわたしが、日々やっているラクではないこと。長い目で見ればラクができるように、いまはラクではないがやっている、ということについてお話します。次の5つです。

【 長くラクをするためにいまやっているラクではないこと 】

  • ブログ
  • ランニング
  • 時間管理
  • 値上げ
  • 新サービスづくり

それでは、順番に見ていきましょう。

 

ブログ

いま書いているこのブログ。毎日書いています。365日毎日書き続けて、きょうで535日めということになっています。

自分のことについて「ということになっています」という書きぶりもおかしいのですが。それだけ書き続けている、という実感は数字が表わすほどにはないものです。それはそれとして。

目の前にある1日1日を見たときに、毎日ブログを書くというのはカンタンなことではありません。ラクじゃない。ぜんぜんっ、ラクじゃない。どちらかというと120%タイヘンです。

だったら、「好きな時に書く」という選択肢ももちろんあるわけで。それでも、その選択肢を取らない理由が、「ラクをしない」ということでもあります(ほかにもありますが、ひとまず略)。

書きたいことがあってはじめたブログ、伝えたいことがあってはじめたブログ。だったら毎日書けるだろ。以上。そういう心持ちです。心持ちはそういうことになっています。

実際にはくじけることもあれば、逃げ出したくなることもある。でも心持ちは「毎日書く」。そういうことになっている。

現実、辛くはあるけれど。ブログを書くからには、書くために考える、書くためにあたらしいなにかにチャレンジしてみる、そういう「負荷」を自分に毎日かけ続けることになります。

その「負荷」が、自分の中にあるいろいろなものを高めてくれる。そんなイメージでいるわけです。ラクをできるわけではないけれど、自分が強くなる。そういうイメージ。

そんなわけで、巨人の星の大リーグボール養成ギブスをイメージしながらブログを書いているわたしです。いつか、大リーグボールを投げられるようになるかもしれない。投げられません。

 

ランニング

ランニングという習慣をはじめてから、きょうで552日めになります。ブログの535日めといい、1日単位でカウントしているなんて「なんて神経症的な人なんだろう」と思われるかもしれませんが。

もちろん、毎日毎日指折り数えているわけではなく。ランニングやブログをはじめた日から今日までの日数を、Excelさんに計算してもらっているだけです。「それが神経症的だ」と言われたらしかたない・・・

ランニングが552日めだとは言っても、ブログのように「毎日欠かさず」走っているわけではありません。それでも、直近で月間100km以上は走っています。走る習慣。

結果として、ハーフマラソンまではなんとか走れるようになりました。次はフルマラソンを・・・ と、目論んでいるほどです。はじめたころは2~3kmで、限界を感じていたヘタレだったのですけれど。

ことほど左様に、日々のランニング自体はラクではありませんが、1日5km前後のランニングという小さな習慣にすることで少しづつ体を鍛えることができました。

関係あるかないかはわかりませんが、風邪らしい風邪もひいていない。体が鍛えられ、健康であるからこそ、毎日ブログも書けるし、仕事もできる。ランニングだって続けられる。

逆に運動をせずにいればある意味ではラクできますが、加齢で体力が落ち、病気になりやすい。そんな可能性が高まることでしょう。病気になったらタイヘンです。ラクじゃない。

長い目で見たときの「健康」というラクをとるために、いまラクをせず走り続けている。そんなところです。

 

時間管理

毎朝起きるとすぐ、その日1日の「1分単位でのスケジュール」を組んでいます。「やっぱりこの人おかしいかも」と疑われることを承知で書いております。

もっとも、1分単位でのスケジュールを組んだからといって、寸分たがわず守り切ろうと考えているわけでもありませんし、実際にそんなことはできません。必ずスケジュールと現実はズレます。

それでも懲りずに1分単位でのスケジュールを組むのは、「時間をムダにしない」ためです。それでも、時間をムダにはするのですけどね。

望まぬ電話やメール対応に時間をとられた、思っていたよりも仕事に手間取ってしまった、なんとなく夜更かしした、寝過ぎた、意味なく呆けていた、そういうことはあるものです。

そういうありがちなことを、明確にムダとして認識するためにスケジュールを組んでいます。スケジュールがあるから、現実とのズレを測ることができるのです。

現実とのズレを測るのに「感覚」を使ってはいけません。感覚のなかでの3分は、実際の10分だったり30分だったりします。感覚はアテにせず、「数字」を使わなければ意味がありません。

かくして、自分自身に分単位のスケジュールを突きつけ、現実との悲しいギャップを知ることにより、ほんとうに少し少しずつですが人は時間をムダにしない生き方になっていくようです。

時間に縛られる感覚はラクではないのかもしれませんが、ムダにせず済んだ時間で、よりスムーズな毎日を過ごせると考えています。ムダが多いと、そのシワ寄せで苦労をするばかり。ですよね?

 

値上げ

自分の仕事における商品やサービスの価格の話です。その価格を「値上げ」する、ということについて。

売る側からすれば、「値上げ」は売上が増え、利益が増えることを狙うものであって。ある意味で売り手にとってのラクを狙った行為が「値上げ」だと言えます。

いっぽうで、買う側からすれば、値上げは歓迎すべきことではない、と言えるでしょう。できれば、なんでも安く買えるに越したことはありません。

結果、ラクを狙った値上げにより客離れが進むということであれば。売上も利益も下がるのであって、売り手はちっともラクではない。ラクはできない、ということになります。

つまり、値上げが成功すればラクになるが、成功するまでの過程はラクではない。それでもフリーランスになってから1年半、わたしは基本的に値上げのスタンスを取り続けています。

もっとよい商品やサービスをつくりだすのに、値上げを前提にしなければ成立しえないからです。

値上げとは反対に値段を下げれば、お客さまのすそ野は広がるかもしれません。お客さまが増えるかもしれません。お客さまが増えることはうれしい反面、お客さまが増えた分だけ仕事はタイヘンになります。

値下げ前の利益を確保するには、もっと多くの仕事をしなければいけないからです。値下げで利幅が減ると、仕事はタイヘンになるのです。効率が悪くなる。

商品やサービスの質を落とすこともあります。なにせフリーランスはひとりですから、忙しくて手が回らない。品質維持がせいぜいで、もっと良い商品・サービスを開発するということはとても無理・・・

であるならば。少しずつでも値上げをして、お客さまの数は減ったとしても利益を確保する。お客さま減により手が空いた時間で、品質を上げる、商品・サービス開発をする。顧客満足が高まる。そうありたい。

売り手にとって値上げは心情的にラクではありません。客離れが気になります。それでも将来のラクをとるために、値下げや据え置きではなく、値上げを前提に考えるようにしています。

 

新サービスづくり

さきほどの「値上げ」についてのお話のところで、新商品・サービスの開発に触れました。ということで、時間管理や値上げにより生まれた時間で、「開発」をするように努めています。

あたらしい知識やスキルを身につけるための研修・セミナーへの参加や読書。人に会いに行く。新サービスの企画・検討などが、わたしにとっての「開発」です。

こういうことをせずに、従来のままの自分、従来のままの商品やサービスでいられればラクなのですが。なにぶん変化の早いご時世です。変わらずにいると取り残されてしまいます。

フリーランスが時代に取り残されたら、生きていくことが難しくなるばかりです。仕事がない、おカネが無い。これでは生きられません。

ゆえに、目先ではラクをせず、「開発」することに自分の時間やおカネを意識的に費やす。これが将来にわたって安心してラクに暮らす秘訣だと心得ています。

そんなわけで、いわゆる税理士業務以外にも、ブログ、自主開催セミナー、講師、執筆などと開発は進めておりますが。なかなか陽の目を見ないのが、「開発」の難しさでもありますね。はい。

 

まとめ ~ラクできないことが結局はラク~

フリーランスの僕がラクをするためにやっている5つのこと、についてお話をしてきました。

人間ですから(?)どこかにラクをしたいという思いはあるでしょう。けれども、そのラクは「目先のラク」を許すばかりで、長い将来までラクであることは許さない。

アリとキリギリスの話ではありませんが、やはりラクをしたツケというものは存在するように思います。

先にラクをして、後で苦労したキリギリス。先にラクをせず、後でラクができたアリ。ちょっとはアリを見習おう、というわたしですが。あなたはいかがでしょう?

 

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  きょうの執筆後記
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