あたらしいことを始めたいのにうまくいかない。あたらしいことなんてやろうとも思わない。
そんなあなたの中には、「あたらしいこと始める」を邪魔する3つの敵がいるのかも。というお話です。
なぜ、あなたは「あたらしいこと」を始めないのか?
のっけからいきなりの質問ですが、あなたは「あたらしいこと」にチャレンジしていますか?
めっちゃチャレンジできている、というあなたはイイですね。ところが、「そうでもない…」という人もいるでしょう。
あたらしいことを始めたいけどうまくいかない、とか。あるいは、あたらしいことを始めたいとも思わない、ということもあるかもしれません。
かく言うわたしはと言えば、「かなり強め」に意識をして、ようやくもろもろチャレンジしているのが現状です。
人間を一括りにするつもりはありませんが、どちらかと言うと、「あたらしいことを始めるのはおっくうだ、苦手だ」という人が多いように感じます。
とはいえ、チャレンジの先には、成功や成長のチャンスが待っています(かなり乱暴な論理ではありますが、一般的にそうであろうということで)。
そんなわけで、チャレンジを「邪魔する敵」はいったい何なのか? そして、その敵を退治するにはどうしたらよいのか? を考えてみます。
「あたらしいこと始める」を邪魔する3つの敵
なにかを始めたいけどうまくいかない、なにかを始めたいとも思わない、という「あたらしいこと始める」を邪魔する敵のは次の3つです ↓
- 「いまのままがラクだ」という怠けゴコロ
- 「失敗するのがイヤだ」という恐怖心
- 「〇〇(あたらしいこと)なんて必要ない・良くもない」というねたみ・ひがみ
上記3つの敵について、わたし自身の実例とともにお話をしてみます。
《敵・その1》「いまのままがラクだ」という怠けゴコロ
これをやりたい、やろう、やらなきゃ、と考えてはいるのになかなか踏み切れない理由のひとつに「いまのままがラク」が挙げられます。
たとえば、「ダイエットしよう。でもメンドー」「運動しなきゃ。でもタイヘン」など。
このあたりについてわたしの実例で言うと、「タッチタイピング」が挙げられます。キーボードをいっさい見ずにパチパチ打ち込む、アレです。
お恥ずかしいハナシですが、目下、わたしが取り組み中なのがそのタッチタイピング。
これまではというと、「なんちゃってタッチタイピング」でした。テキトーな指使いで、キーボードをチラ見して乗り切ってきました。えへへ。
タッチタイピングの存在は知っていましたが、「習得するにも時間と手間がかかるし」と逃げてきました。いまのままがラクだから、ですね。
けれども。「なんちゃって」でもそれなりに速いのですが、これ以上の速さは望めない。もっと速く、もっと効率的に、と考えてタッチタイピングを覚悟した経緯があります。
ということで、「いまのままがラクだ」という、ありがちな怠けゴコロを退治する方法はこうです ↓
「目先の得」と「これから先の得」、どっちがお得なの? を問う。
タッチタイピングに関して言えば、これから先まだまだ使うパソコンですから。いまラクをすれば、将来の得を失うことになります。
目先にとらわれず、目先で損をしても、その先のもっと大きな得を取る。損して得取れ、の発想と覚悟ができるかどうかです。
ありきたりな話ではありますが、わかっていてもできるかどうかは別の話です。わかっているなら実際やろうぜ! ということでしかありません。
ちなみに。日常的なタイピングとは別に、ルーティーンとして毎日10分のタイピング練習を継続中です。精進します。
使っているツールはこちら → インターネットでタイピング練習「e-typing」
《敵・その2》「失敗するのがイヤだ」という恐怖心
失敗するのはイヤだ、という人は少なくありません。もちろん、わたしにもそういう気持ちがあります。
万事成功するなら最高ですが、現実にはうまくいかないことも多々あるわけで。「失敗したらどうしよう」が邪魔をします。
またまたわたしの実例で言うと、「仮想通貨」へのチャレンジがあります。
税理士という仕事柄、仮想通貨の取引とその税金について無視するわけにもいかず。実際に体験しておくことがベストだろう、というアタマはありました。
とはいえ、どこか怪しげな「仮想通貨」の響きに、なかなか踏み切れず。めっちゃ損とかしちゃったらイヤだよね、みたいな。
まさに、「失敗するのがイヤだ」という恐怖心ですね。そこで、次のように考えました。
失敗(損)を許せるくらい、小っちゃく始める。
ということで。まずはお試しに、月 5,000円の積み立てをスタートしました。極端な言い方をすれば、わたしにとって「無くなってもしかたない」と思える金額です。
起きるかもしれない失敗や損を小さくするために、小さく始める。はじめから大きな成功や成長を求めなすぎい、という考え方でした。
「ダイエットで10kg痩せるぞ」よりは、3kgのほうが始めやすいし成功しやすい。「毎日10km走るぞ」よりは、3kmのほうがやっぱり始めやすいし成功しやすい。可能性の問題ではありますが。
ところで。とある仮想通貨への積立投資の結果、いっとき投資額に対して7倍くらいの含み益になり思わずのけ反りました。
が、その後続く乱高下に仮想通貨を実体験し、関心を持つことで、勉強にもなっています。利益確定することで、確定申告も経験できますしね。チャレンジはしてみるものです。
使っているサービスはこちら(月 1,000円から積立できます) → 仮想通貨取引所・販売所「Zaif」
《敵・その3》「〇〇(あたらしいこと)なんて必要ない・良くもない」というねたみ・ひがみ
あたらしいことなんてやろうと思わない、という人の中にあるのは、「ねたみ」や「ひがみ」なのではないかと考えています。
わたしは、自分自身の実例を通じて、そのように考えています。それは「オマエだけだろう」ということであれば幸いです。
で、わたしの実例をひとつ挙げますと。「脱・Windowsパソコン、Macパソコンへの移行」です。
42歳になるいままで、Windowsパソコン一筋でした。別に確固たるこだわりがあったのでもなく、気が付いたら一筋だっただけなのですけどね。まぁ、一筋です。
ただ正直、Macを見ると、こんな気持ちもありました → 「ちっ、またMacかい」「アンタもMacかい」みたいな。
要するに、ねたみというか、ひがみというか… 器の小さいところが露呈してお恥ずかしいばかりですが、実際そうだったのだからしかたありません。
ところが先日、ついに「脱・Windowsパソコン、Macパソコンへの移行」に踏み切りました。こんなことを考えての結果です ↓
ねたみやひがみの底にある、「ほんとうの気持ち」に向かい合う
よくよく、ねたみやひがみの出どころを探ってみたら。実は、ほんとうは「オレもMac使ってみたいんよ」ということであり。
傍から見るとなんともバカげた話ではあるけれど、意外とこういうのもあるんじゃなかろうか(別にMacに限らず)と考えたしだいです。
ゆえに。「あたらしいことなんてやろうと思わない」という人も、実はあたらしいことをやりたくてしかたないのかもしれません。
そんな自分の気持ちに、自分自身で気づいてあげましょう。嫌い嫌いも好きのうち、ということです。
まとめ
「あたらしいこと始める」を邪魔する3つの敵を退治する、についてお話をしてきました。
なにごとも、あたらしいことにはチャンスがあります。必要以上に尻込みせず、チャレンジできる自分でありたいものです。
どうもチャレンジできないなぁ、というあなたは、3つの敵をチェックしてみましょう。
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きょうの執筆後記
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