あぁ、ネタが無いわぁ…
という、ブロガーあるあるの「ブログのネタ切れ」を乗り切るための11の方法をご紹介します。
ブログのネタ切れを乗り切るための11の方法
あぁ、ネタが無いわぁ… とお嘆きのブロガーさんへ。
365日ブログを更新し続けて600日を超えるわたしから、「ブログのネタ切れ」を乗り切るための11の方法をお話しましょう。
真のブロガーたるものネタが無いなどということはないっ! と言ってしまえばそれまでですが。ネタが見つからない、思い浮かばないことはあるわけで。
そんなときに試してほしい方法の数々をまとめてみます。
あまり悠長にかまえているヒマはない、という切羽詰まった人のための「応急処置編」と。あるていど時間的猶予がある人のための「じっくり治療編」との2本立て。
それでは、順番に見ていきましょう。
切羽詰まった人のための応急処置編
やべぇ、時間がない。少なくともきょうのうちにはブログを書かねば、みたいなあなたにはこちらの応急処置編から。
《方法①》ネタにする
いよいよもって時間がない。が、なんとしてでもブログを書かねばならない(どんだけ追い詰められてんねん)という状況であれば。
「ネタが無いこと」をネタにしてしまいましょう。困っているいまの状況をネタにする。
そんな「転んでもただ起きない」というスタンスもブロガーには必要です。失敗したこと、やらかしたことをネタにできる「たくましさ」を持ちましょう。
ネタ切れにいたってしまった経緯(言い訳?)、原因、今後の対応などをまとめることができれば、同じような境遇にある読者の役に立つ記事になるはずです。
ただし。この方法はなんども使えるものではありません。多用しすぎれば、「いつもネタが無いヤツ」とのレッテルを貼られるばかりです。
《方法②》ひとのブログを読む
他人のブログからネタを探す。困ったときの「王道」とでも言うべき方法です。
ですから、まずは他人のブログを読んでみて。「ちょっと違うと思うけどなぁ」と感じるものがあれば、それをネタにしてしまいましょう。
そのブログへの批判・反対という角度ではなく、自分が持つ視点・意見の記事としてまとめることがポイントです。
また、他人のブログを読んでいて「これはどうなんだろう?あれはどうなんだろう?」と感じる場合。その答えが書かれていないのであれば、それを調べてまとめてみるという方法もあります。
この方法は、切羽詰ったときに限りません。普段から他人のブログには目を通し、ネタを仕込んでおきましょう。他人の文章を読むのは、文章の勉強としても役立ちます。
《方法③》本を読む
直接的なネタを求めて本を読むわけではなく、アタマを刺激する意味で「とりあえず」本を読んでみるという感覚です。
ですから、基本的には、なんの本でもかまいません。
すると不思議なもので、文中の語句などからブログネタを連想できることがあります。また、連想せずとも急に別のなにかを思いつくこともあります。
読書には、ネタ切れで凝り固まったアタマをリセットする、リフレッシュする効果があるようです。科学的根拠は不明ですが、わたしの実体験としては確かです。
というわけで、なかば開き直って本を読んでみるというのはおすすめです。
《方法④》違うことをする
たとえば、別な仕事をしてみる、とか。わたしは、朝のうちにブログを書く習慣がありますが、ネタが無い、うまく書けそうもないときには後回しにします。
朝から日中にかけては、別の仕事などに時間を使って、ブログは夕方からとりかかる。そんなカンジです。
結果、やっていた仕事自体がネタになることもありますし、なにかネタを思いつくこともあります。ということは、実はあまりなく。
この方法は、実は「自分を追い込む」ことに賭ける方法だったりします。追い込めば、思わぬパワーが出るんじゃなかろうか的な。コワっ…
でも意外とイケます。いままで触れてこなかったジャンルのネタを引きずり出すことができるのはこういうときだったりします。
ま、あとで振り返ると「こんなことまで書いてしまったか…」となるんですけどね。そういうネタのほうがウケたりするのが、ブログのおもしろいところです。
《方法⑤》走る
机に向かってウンウン唸っているくらいなら。わたしはいっそ走ります。ランニングです。
ランニングがベストかどうかはともかく。運動をすることで脳が活性化するという医学的根拠はあるようですし、事実、ランニング中にネタを思いつく機会が少なくありません。
もっともマジなペースで走ると、脳が活性化することを通り越してなにも考えることができなくなりますので。無理のないジョギングくらいのペースがよいでしょう。
「いやいや、走りたくなんてないんじゃ」という方はせめてウォーキングでも。ダマされたと思ってやってみていただければ。健康管理とあいまって一石二鳥です。
《方法⑥》寝る
別にふざけているわけではなく、場合によっては寝ることもおすすめです。「あー、なんか疲れているなぁ」というときはとくに、いちど寝るに限ります。
疲れたアタマでなにかを考えても、たいていロクなことにはなりません。無駄に時間を費やすばかりですから。
というわけで、ひとまず寝てしまいましょう。
ただし、すっかり寝入ってしまうと「うわっ、朝やんけ!」と驚くことになりますので。あくまで仮眠の体制で寝るように。15分から30分くらいのお昼寝感覚がいいですね。
時間的猶予がある人のためのじっくり治療編
切羽詰まった状況を乗り切ったら。喉元過ぎれば熱さを忘れるのではなく、じっくり治療をはじめましょう。
《方法⑦》ネタ帳を持つ
ブログのネタをストックするためのネタ帳を持ちましょう。紙でもデジタルでもよいですが、思いついたときにすぐ書けるネタ帳を準備します。
ネタ帳を持つことには、2つの効用があります。ひとつは、せっかく思いついたネタを、忘れてしまうことがなくなる。
もうひとつは、ネタ帳を持つことで、ネタを集めようという意識が高まる。「ネタ帳に書かなきゃ」という思いから、ネタ収集に対する感度が上がるんですね。
ですから、ネタのストックは「記憶」ではなく、「記録」にすることをおすすめします。
ちなみにわたしはiPhoneを使っています。FastEverという速記用のアプリを経由して、Evernoteというアプリに記録を貯めています。
《方法⑧》あたらしいことをやる
ネタが無いということは、自分が変化をしていないことの表れでもあります。変化をしない自分には、いずれネタに限界が来ることはあきらかです。
よって、普段から「あたらしいこと」に対する積極的な姿勢を持つことを意識しましょう。
持っていないものを買ってみる、やったことがない方法を試してみる、行ったことのない場所に行く、あたらしく何かをはじめてみる、などなど。自分が変われば、ネタは自然と生まれますよね。
とはいえ。人間は「あたらしいこと」には抵抗があるもので。「いままで」の居心地の良さを守ろうとします。
ですから、意識的に「いままで」や「古いこと」を捨てる・やめる必要があります。時間や手間がかかったり、勇気もいることですが。ブログだけではなく、自分が成長するきっかけになります。
《方法⑨》読者とコミュニケーションする
自分のブログの読者と、なにかしらコミュニケーションをすることで、あらたなブログネタが生まれます。
わたし自身は、当ブログの主テーマ(フリーランスの確定申告、会社の銀行融資)にあわせたセミナーを毎月開催することで、ブログ読者から話をうかがう機会をつくっています。
そういった機会があれば、ブログに対する感想はもちろん、読者が疑問に感じていること、もっと知りたいこと、理解が難しいことなどを知ることができます。
もう、これはそのままブログネタになります。しかも、「精度」が高いブログネタです。
普段は読者のことを想定して書いていますが、その想定はハズレていることだってありうるわけですから。直接の声には、ハズレがありません。
セミナー以外にも、ブログ内のコメントフォーム、問い合わせフォーム、SNSなどを通じて、いろいろなコミュニケーションが考えられます。ぜひ、読者とコミュニケーションしてみましょう。
《方法⑩》ネタのジャンルを制限しない
あまりガチガチにテーマやジャンルを絞りすぎると、範囲が限られている分だけネタ出しはきびしくなります。
確固たるテーマやジャンルの記事を不足なく書けるブロガーであれば別ですが、「ネタが無い」と言っている段階ではネタの範囲をあまり制限しないほうがよいでしょう。
自分では「このテーマでしか書けない」「このジャンルでしか書けない」と考えているところがあるものですが、意外とそんなこともありません。
わたしで言えば、主テーマの「確定申告・銀行融資」以外にも、ディズニーやら、読書やら、音楽やら、買ったモノやら、好きなモノやらいろいろです。
「いろいろ」が良いか悪いかは考え方もありますが。ネタ切れで書けないのであれば「いろいろ」書いてみるしかありません。書かずに悩んでいるよりも、書いてみて悩んでみることをおすすめします。
《方法⑪》ハードルを上げすぎない
うまく書こう、よい記事を書こう、という向上心は大切です。けれども向上心があまりに過ぎると、せっかくのネタをあきらめてしまいがちです。
こんなネタじゃあ、誰も読んでくれないのではないか? おもしろくないのではないか? そんなふうに考えてしまうことはありませんか。
であるならば。そこはひとまず「自分に甘く」、ハードルを下げてみるのはいかがでしょう。
これはわたしの経験則ですが、ブログは書かなければうまくはなりません。よい記事も書けるようにはなりません。書かずに思い悩んでいるだけで、向上することなんてありません。
ブログで成功している人たちを見ていると、「圧倒的なアウトプット量」が共通点として挙げられます。
ハードルを下げてでも書くことで、結果的には自分の力量を上げていく糧になる。そういう視点も持っておきましょう。
まとめ
『ブログのネタ切れ』を乗り切るための11の方法についてお話をしてきました。
ネタ切れはブロガーにとって、大きな悩みのひとつです。
悩んだときに乗り切るための術を備えておきましょう。
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きょうの執筆後記
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