ブログさえ無ければ、もっといろいろできるのに… ブログ書くのやめちゃおっかなぁ。
なんて考えているあなた。ちょっと待ってみましょうか。ブログがあるからこそ、続けるからこそできることもありますよ。というお話です。
ブログさえ無ければ、なんて言わない。
ブログの毎日更新をはじめてから、きょうで643日め。
2016年4月に独立開業して以来、当ブログサイトにて記事を書き続けてきました。
いまでこそ、あたりまえのように毎日更新をしていますが。それでも、いまだにときどき考えることがあります。これです ↓
ブログさえ無ければ、もっといろいろできるのに。
つまり、「ブログやめちゃおっかなぁ」的なことです。
そもそも目的意識が弱いのか、ただの怠け者なのか。なんにせよ、困ったものです。
そんな自分を正当化するつもりはありませんが。まぁ、人間ですからね。「だって人間だもの、みつを」といったところです。
とはいえ、僕はやめていない。やめてません。ブログさえ無ければ、とたまに考えてしまうことはあるけれど。次の瞬間、こう切り替えるようにしています ↓
ブログがあるからこそ、いろいろできた。だから、もっとできる。
単なる強がりのように聞こえるかもしれませんが。事実、ブログがあるから、いままで続けているからこそ、できたことがあります。
だからあなたも、「ブログさえ無ければ」なんて言わないで。という思いで、「ブログがあるからこそできること」についてお話します。
ブログがあるからこそできたこと
もちろん、人によってそれぞれだとは思いますが。ブログがあるからこそ、「わたしが」できたことについてお話をします。
収入が増えた
なんとまぁ、直截な表現かとは思いますが。ブログがあるからこそ、ブログからの収入が増えました。具体的には、
- 自主開催セミナーの参加申し込み
- 提供しているサービス(コンサルティング・顧問契約)の問合せ → 受注
- 専門誌や書籍の執筆
- ブログサイトの広告収入、アフィリエイト収入
増えたとは言っても、わたしの場合にはスローペースかもしれませんが。それでも、ブログをはじめてからは「右肩上がり」で増えています。
「件数や金額」という視点もありますが、それよりも「内容」で見て、ブログが果たす役割は大きなもので。
たとえば、専門誌や雑誌の執筆は、ブログ記事を書いているからこそ。ブログを書かずにリアルの営業活動をしているだけでは絶対にいただけない仕事でした。
自分が「なにをやりたいか」ではありますが。ブログを書き続けることでしか増えない収入もある、そのように考えています。
インプット(学ぶ・知る)が継続できた
ブログを書くためには、「インプット」が必要です。あらたに「学ぶ・知る」というインプットが必要です。少なくともわたしには。
インプットせずとも、あふれんばかりのなにかを持っていればよいのでしょうが。わたしの場合、インプットを怠ればすぐにでもブログのネタが枯渇してしまいそうだ…
というわけですから、否応なしでインプットを継続しています。具体的には、
- 積極的にセミナーに参加する(ひと月に2つ以上)
- 本を読む(2日に1冊ペース)
- 他のブロガーの記事を読む(毎日20分ていど)
- 新聞各紙のニュースを拾う(毎日15分ていど)
これらを毎日・毎月、休むことなく続けるようになりました。おかげさまで、いろいろなことを「学ぶ・知る」ができている、と実感をしています。
直接的な情報についてはもちろんですが、話し方や魅せ方(講師の)、文章の書き方(著者・執筆者の)などもインプットする、という視点ができました。
ブログをやっていなければ、できなかったであろう視点です。
健康になった
医学的な因果関係はまったくもって証明できませんが。ブログをはじめてからは健康が続いています。
643日にわたり毎日ブログを更新できているのは、風邪らしい風邪もひかずに健康でいられたからです。
感謝をすべきことにもともとカラダは健康ですが、さすがにこれだけ長く風邪もひかない、というほどではありませんでした。わたし史上、もっとも健康な「今」。
これを自分なりの解釈で見ると、毎日のブログ更新は大きいなぁ、と思うわけです。いろいろと気遣うようになりました ↓
- ランニングをはじめた(月に120km〜150km)
- 早寝早起き(毎日Excelに記録)
- 摂取カロリー・消費カロリーの記録(毎日Excelに記録)
- リストバンド型活動量計の常時装着(各種データを毎日Excelに記録)
- 歯科の定期検診(3ヶ月ごと)をサボらなくなった
などなど。ほかにも、ビタミンサプリやプロテインの摂取、腹筋を毎日やったり、冬場は部屋の湿度管理をしたり… 好き嫌いが分かれそうなところではありますが(笑)
ブログの毎日更新は、健康維持や増進・予防をうながす良い動機になっています。もしブログをやめたら、すぐにでも油断をして風邪をひきそうで怖いです。
物事が速くなった
ブログを書く時間をなんとかしなきゃ、と焦るあまり。物事を速くすませることを考えるようになりました。
いつもやっているコレは、もうちょっとなんとか速くできないものだろうか? そんなことを考えます。
卑近な例ではありますが、パソコンの入力速度を上げるためにマウスを排除したり、タッチタイピングの特訓をはじめてみたり(いまさらかい…)。
ブログが無ければそんなこと絶対にやらなかった、と断言できることをやるようになりました。エッヘン! って、えばることではないですね、はい。
まぁ、とにかく。いままでの自分の常識にちょっとだけ疑いを持ち、「少しでも速く」を求めることで、ものごと全般にわたり効率化・時短が進んでいるのはまちがいありません。
スケジュールの先読みが進んだ
わたしのスケジュール管理の前提は、「毎日ブログを書く」というところにあります。
毎日1記事で2時間半という時間を、常に毎日のスケジュールの中に織り込んでいます。
大きなこと・小さなこと含めて、日々、「想定外」は起きるもの。油断をすれば、あらゆるスケジュールはカンタンに「想定外」に奪われてしまいます。
ですから、毎日のスケジュールにブログの執筆を織り込むのは大前提。そのうえで向こう1週間や向こう1ヶ月、「想定外」が起きた場合にブログが難しくなりそうなところはないかを先読みしています。
難しくなりそうなところは極力調整をはかり、余裕をつくる。その先読みの積み重ねが、きょうまでの643日です。
ブログの毎日更新という重荷がなければ、なおざりになりそうな「先読み」。スケジュール管理の巧拙に関わる要素だけに、持続したいスキルです。
自分の「軸」が磨かれた
ブログを書くようになって、徐々にではありますが、「自分のやりたいこと・できること・得意なこと」などがわかるようになりました。
いまにして思うと、独立開業時はなんともはっきりしない「自己紹介」をしていました。
それに比べれば、だいぶはっきりと、自信をもってお伝えできるようになりました。ブログを書き続けることで、自分の中の「軸」が磨かれたようです。
日々、自分がやっていること、考えていること、言いたいことを、文字にして書き続けてきた成果でしょう。
もしブログをやっていなかったら…と想像するとちょっとした恐怖すら感じます。とくに、ひとりで事業をしていくフリーランスにとって、自分の「軸」は欠かせません。
もちろん、その軸もいまが完成形ではなく、現在進行系です。軸磨きを今後も継続し続けるために、ブログはきっと効果を発揮するはずです。
人と繋がった
ブログをしていなければ、決してなかったであろう出会いがありました。
同じようにブログを書いている人たちと知り合い、顔を合わせるようになった。という直接的な出会いだけではなく、間接的な出会いもあります。
自分がブログをはじめてから、他のブロガーの方の記事も読むようになり。そこで紹介された他のブログ記事や書籍なども読むようになりました。
直接の面識ができたわけではなくても、ブログ記事や書籍を通じて、さらに他のブロガーや著者にも出会うことができました。
ブログを書いていることをきっかけとして、「自分の居る世界が広がった」ということですね。
世界が広がることで、自分の視野や考え方にもよい刺激が得られます。ブログがあるからこそ広がった世界は、いまの財産のひとつだと言えます。
まとめ
ブログさえ無ければ、もっといろいろできるのに。
正直、わたしはいまだにその思いを払拭できずにいます。そのいっぽうで、
ブログがあるからこそ、いろいろできた。だから、もっとできる。
とも考えています。
ブログを続ける思い・理由は人それぞれですが。ブログをやめようか迷ったときには、ブログがあって「いろいろできた」ことをいちどは思い返してみるとよいでしょう。
もっとできる、かもしれません。
************
きょうの執筆後記
************
ブログには書けない・書きにくいことその他。きょうの「執筆後記」は毎日メルマガでお届け中です。
よろしければメルマガ(無料)をご登録ください! → 登録はこちらから