継続が難しいと言われるブログの世界で、毎日更新を続けて2年と5日目。
ブログを続けることができた「今にして思えば」的な5つの方法をお話しします。
ブログの毎日更新を2年続けてこれた5つの方法
毎日ブログを書いているわたしですが、ある興味深い記事を見つけました ↓
[blogcard url=”http://www.procrasist.com/entry/blog-analyzer″]
- 3ヶ月続くブログは70%
- 1年間続くブログは30%
- 2年間続くブログは10%
くらいとなってます。しかもこの条件、3ヶ月に一回書けばとりあえず継続とみなすという激アマ条件ですからね。 いかに継続だけでも困難かが分かります。
【 PROCRASISTさま 『ブログは一年続くの?読者数は?2万件のはてなブログで分析する』より引用 】
だそうです。
筆者さまが言われるように「継続の条件」は甘いものの、それでも2年のあいだブログを続けることができるのは「10人に1人」。厳しい世界です。
ちなみに、わたしはブログの毎日更新をはじめてから、きょうで2年と5日目になります。ほぼほぼ2年。
厳しい世界のなかではありますが、気がつけば生き延びている「今」のわたし。上の調査に当てはめれば、10人に1人です。
そんなわけで、ブログを続けることができた「今にして思えば」的な方法を振り返ってみることにしました。僭越ながら、ブロガー生存率の向上に貢献できれば、と。
ブログをやめそうな危機はあったけれど、そう言えば「アレ」があったから続けてこれた、今も続いているのかな。と言えるものが、こちらの5つです ↓
- いちど書いた記事を振り返らない
- ページビューに一喜一憂する
- 他のブロガーの記事を毎日読む
- 妻に毎日見てもらう
- 空いた時間で書かない
それでは、このあと順番にお話をしていきます。
《理由①》いちど書いた記事を振り返らない
今にして思えば、いちど書いた記事を振り返ることはほとんどありません。
いやいや、そこは振り返れよっ! と思われるかもしれませんが。「きのうの記事よりもきょうの記事」、そういう考えでやってきました。
なぜなら、「昔の記事を直したい…」という思いには、キリがないからです。
たとえば、きょう。きのう書いた記事を書き直してみたとしても。あす読み返してみれば、また書き直したくなるところはあるはずです。キリがない。
だから、きのうの記事のことはさておき、きょうは新しい記事を書く。ということを続けています。
とくにブログ開始当初は、書き直しにこだわって記事数が足踏みするよりも、記事数を増やしていくほうが達成感も成果も得やすい(個人差はあるでしょうが)。結果、継続しやすい。
この点で、いわゆる「リライト(書き直し)」の重要性を否定するつもりはありません。限られた時間をどこに使うか、という優先順位のお話です。
《理由②》ページビューに一喜一憂する
今にして思えば、ページビュー数には一喜一憂していました。
さすがに今は落ち着きましたが、ブログをはじめたころは、「Google Analytics」でちょいちょいページビューを確認していました。それほど見られているわけでもないのに、です(笑)。
でも、そんなページビューもブログを書く「原動力」ではあります。ページビュー数がある、つまり、「読者がいる」ということは嬉しいことですものね。
だから、ページビューが多い、あるいは、増えているのであれば。それは積極的なやる気に貢献します。
いっぽうで、ページビューが少ない、あるいは、増えないのであれば。落ち込みはしますが、「もっとがんばるか…」という消極的ながらも、一応のやる気に貢献します(という、受け止め方がだいじ)。
ページビューに一喜一憂するな、の金言(?)もありますけれど。気になるもの(ページビュー)があるのであれば、好きなだけ見ればいい。今はそう考えています。
それが、ブログ継続のモチベーションになるのなら、好きなだけ一喜一憂したほうがいいです。
《理由③》他のブロガーの記事を毎日読む
今にして思えば、ブログを書き始めたころから、他のブロガーの記事を毎日読んでいました。
自分と同じ税理士で、更新頻度が高いブログを中心に。今も毎日読んでいます。
それを読んで思うことはさまざまです。たとえば、
- これは自分にはない視点だな、ほかに見ない視点だな
- 文章が上手だな、表現がわかりやすいな
- 毎日書いていてすごいな
- ネタの範囲が広いな、豊富だな
- こういうことは自分は書けないな、書かないほうがいいな などなど
と、いろいろですが。いずれにせよ、「ブログを書くぞ」というスイッチが入りやすくなります。
他人の記事が自分の記事を書くヒントやきっかけになったり、「自分も負けていられるか」という思いに火が点いたり。
ですから、なんだかブログを続けるのがツラいな、というときにも意外と効果があるのが「他人の記事」だったりします。
わたしは多くの場合、ブログを書く直前に、他のブロガーの記事をまとめ読みして、ブログ執筆の気力を高めています。
《理由④》妻に毎日見てもらう
今にして思えば、当ブログの最初の記事から、公開前には必ず妻に確認をしてもらっていました。はじめは書くことに自信もなく、不安でしたから。
誤字脱字といった基本的なところはもちろん、記事のテーマや結論の良否、表現の過不足など。あくまで、「いち読者」としての視点で、今も毎日確認をしてもらっています。
これは結論がよろしくない、だとか。表現が不適切、だとか… 手厳しい指摘に、ときどき心が折れはするのですが、妻は、当ブログのよき理解者です。
そんなわけで。ある日、「ブログの毎日更新をやめようかな」と言ったわたしに、「ダメ」の一喝で終わりました(実際には、もうちょっと優しく言ってくれました)。
ブログを継続することの重要性を、妻は理解していたからだと思います(たぶん)。おかげさまで2年ものあいだ、ブログ更新は続いています。
実際に目に見える、声が聞こえる「身近な読者」を意識できる環境があると、ブログ継続の助けになる。という実例です。
わたしのように妻(配偶者)がよいのか、毎日がよいのかどうかは別として、身近な読者を探してみるのはいかがでしょう。
《理由⑤》空いた時間で書かない
今にして思えば、「時間があったら書こう」と考えたことはありません。
時間に余裕などないからです。時間に余裕があると考えた瞬間、目の前の物事は空いた時間いっぱいまで膨張する。いわゆる「パーキンソンの法則」ですね。
もっとも、そんな理屈を持ち出すまでもなく。「時間があったら◯◯をする」で、まともに◯◯できた試しがないことは、42年の人生で数多く経験済みです。威張ることではないけれど。
ですから、「空いた時間にブログを書く」ではなく、「この時間にブログを書く」と決めて書いてきました。
具体的には、朝起きたらすぐに、翌朝起きるまでのスケジュールを分単位で決めてしまいます ↓
そこには当然、ブログを書く時間もスケジュールされています。
スケジュールはしょせんスケジュールでしかなく。予定どおりになどいかないものの、分単位で埋め尽くされたスケジュールによって「時間が膨張する」ことは防げます。
結果として、ブログを書く時間を守ることができる。あぁ、きょうは時間がなくて書けなかった… という事態を極力減らせるように、できる限りの算段(抵抗?)をしています。
まとめ
ブログを続けることができた「今にして思えば」的な5つの理由についてお話をしてきました。
続けることが目的ではありませんが、いちど続けると決めたのであれば、続けることはだいじなことです。
続ける秘訣は人それぞれではありますが、なにかの参考になれば幸いです。
- いちど書いた記事を振り返らない
- ページビューに一喜一憂する
- 他のブロガーの記事を毎日読む
- 妻に毎日見てもらう
- 空いた時間で書かない
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きょうの執筆後記
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