” ブログ収入で一攫千金、っていうのもあるんじゃないの?どうなの?”
ない、わたしにはない。「ブログで一攫千金!」とはいかない。けれども、「ブログが収入のひとつ」に育てることなら… ということで、そのコツについてお話をします。
ブログで「一攫千金!」とはいかないけれど「収入のひとつ」に育てた5つのコツ
2016年4月に当ブログサイトを開設してから、きょう(2018年5月12日)まで。およそ「2年と1ヶ月」になる税理士ブロガーのわたしです。
まぁ、2年もブログやっていますとね。「ブログ収入で一攫千金、っていうのもあるんじゃないの?どうなの?」なんて思われたり思われなかったり。
でも、ちまたのブロガーさんを見ていると。ブログ開設から数ヶ月で、月額ウン10万円の収入だとか、いまでは月額収入がウン百万円になりましたとか。
ブログについては「おいしそう」なハナシがそこかしこ。 で、わたしはと言えば… そんなに華やかなものではありません。一攫千金はもちろんのこと、いわゆる「ブログ飯」もほど遠く。
それでも、「ブログが収入(源)のひとつ」には育ってきました。決してラクな道ではなく、まだまだ道半ではありますが、それでも着実に育っています ↓
上記グラフの「ブログ収入」に含まれているものは次のとおりです ↓
- ブログ広告収入
- アフィリエイト収入
- ブログ経由で申し込みがあったセミナー受講料
- ブログ経由で依頼された各種コンサルティングの報酬
- ブログ経由で依頼された原稿執筆料
なんだってウサンくさいグラフが出てきたなぁ、というところかもしれませんが(右上がりの矢印がウサンくさいわ、うん)。これがわたしの現実であり、事実です。
縦軸の値が消されているじゃないかっ、けしからん! って、まぁまぁ、そこは大人の事情をご理解願います。
ただひとつ確実にお伝えできることがあります。それは、「このブログ収入が無くなったらヤバい・マズい」ということ。それぐらいの「金額」には育っているということです。
ブログをやる、続ける理由は「金銭だけ」ではありませんが、「金銭も」だいじな理由のひとつ。
というわけで、「ブログで一攫千金!」とはいかないけれど「ブログが収入のひとつ」に育てたコツ、についてお話をしてみます。次の5つです ↓
- とにかく書き続ける
- でもムリはしない
- 読者を絞る
- ゴリ押ししない、押し売りしない
- おカネを稼ぐしくみをつくる
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
《コツ①》とにかく書き続ける
振り返れば、わたしのブログ収入は「さっぱり(ダメ)」でした。ブログ初期の収益化は難しい、ということを差し引いても「さっぱり」です。それは、前述のグラフからも明らか。
そういう意味では、わたしにブログの「才能」はありません。なにをもって「才能」と言うのか、ということはありますが。少なくとも、サッと書いてパッと花開くようなタイプではない。
ということが、ブログをはじめてみて、痛いほどにわかりましたので(事実、ほんとうにココロとアタマが痛むんだけど…)。わたしがやっているのは、「とにかく書き続ける」ことです。
具体的に言えば、1年365日、毎日ブログを更新し続けています。ここで細かいことを話し出すとキリがないのでやめますが、ひと言で済ませるならば「継続はチカラなり」。
四の五の言わずに、目の前のブログを日々書き連ねる。そこ(継続)に「正しい努力」がある限り、結果は必ずついてくると信じています。それは多くの先人が証明していることでもありますし。
だから、才能では勝てなくても、誰にも負けないくらい書き続けてやる! という心持ちでいます。まぁ、勝ち負けでもないのですけどね。強いて言えば、弱い自分に負けないことです。
《コツ②》でもムリはしない
ブログを書き続ける、とは言ったものの。ムリはいけませんね。ムリが過ぎれば長持ちしません。結果、書き続けることもできません。
たとえば、ブログ読者を増やそうと、SNSでも積極的に仕掛ける。コメントしたり、「いいね」したり、リツイートしたり、シェアしたり…
わたしもその昔、ちょっとはがんばったのですがダメでした。確かに、仕掛ければ手応え(あるいは成果)もあるのですけれど、なんだかすぐに疲れてしまいました。
SNSを見だすとキリがありませんし、コミュニケーションといっても特定の範囲内になりがちで。もちろん、それはわたしの場合であって、向き不向きの問題でもあります。
SNSが悪い、なんてことはありません。なにが言いたいかというと、ブログ収入を増やしたいとはいってもムリはいかん、ということです。
《コツ①》でお話をしたとおり、自分が長く続けていくことができるような方法・体勢をとる。イマ風に言うならば、「サスティナブル(持続可能)」です。
《コツ③》読者を絞る
ブログを書くうえでのポイントとして、「読者ターゲットを絞りましょう」ということがよく言われますよね。
んなこたぁ、わかってんだよ。と毒づきながらも、相変わらず「あやふやな読者」に向かって記事を書いてしまったりもするのですけれど(今でもね…)。
ただ、これについては、読者ターゲットを絞ったほうが、読者へのメッセージが伝わりやすくなることは確かです。2年ブログを続けてみて、その実感と実績はあります。
わたしは経理についての記事を、ブログ開設当初から書き続けていますが、同じ経理の記事でも、当初と今とでは読者ターゲットが違います。
当初は「経理全般」というくくりで書いていることがほとんどでしたが、今は「フリーランスの経理」というところにほぼほぼ絞って書いています。
はじめはなんだか「フリーランス以外の経理」というニーズを逃しているような気もしました。けれども、二兎を追う者は一兎をも得ず、です。
逆に、ターゲットをフリーランスに絞ったことで、「フリーランスのための確定申告・経理セミナー」や「フリーランスの経理コンサルティング」というブログ収入につながっています。
読者を絞る、というのは口でいうほどカンタンではないよね。という経験があるからこそ、少しでもいいから読者を絞るように書いてみる、という考え方をおすすめします。
《コツ④》ゴリ押ししない、押し売りしない
ブログ収入、欲しいですかぁ? って、欲しいです。そりゃあ、欲しいよ。
とはいえ、ゴリ押ししない、押し売りしないようにしています。たとえば、ブログやSNSなどで頻繁に「セールス(トーク)」を展開する、とか。
まったくしない、というわけではありません。わたしはこんなことをやっていますよ、こんなことができますよ、くらいのことは書きます。
でも、頻度は少なめ、押しは弱め(だと思う)。コレ買ってね、アレ買ってね、みたいな書き方はしていない(はず)。
ゴリ押ししたり、押し売りしたりするほうが、目先のブログ収入のチャンスは広がるのかもしれません。でも、ゴリ押しされるのも、押し売りされるのも「自分はイヤ」だから。
自分がされてイヤなことはしない、それだけですね。コツでもなんでもないかもしれない。でも、それもまた自分の「キャラクター」の一部として読者に伝わります。
収入を増やしたいがために、意にそぐわないことを伝えてやしないか。自問することです。かく言うわたしも、かつてはFacebook広告をやっていたじゃん… 自問すべし、自戒すべし。
《コツ⑤》おカネを稼ぐしくみをつくる
ゴリ押ししない、押し売りしないとは言っても。まったく稼ぐ気がない、というわけにもいきません(ブログ収入を得たいならば)。
したがって、なにかしら、ブログから収入を上げるしくみをつくる必要があります。
わたしの場合にはまず、日々のブログ記事によるブログ広告(GoogleAdSense)、おすすめのモノを紹介した記事によるアフィリエイト(Amazon、楽天)、という収入があります。
ここはブログの閲覧者数を伸ばすことで、基本的には収入も伸びていく部分ですね。ブログを書き続けることで、わずかながらでも伸びていくことがじゅうぶんに期待できます。
加えて、ブログ読者の方からの、セミナーやコンサルティングの申し込み、という収入があります。こちらについては、閲覧者数を増やすというよりは、ブログ記事の内容が大切です。
「セミナーに行ってみようかな」「コンサルティング受けてみようかな」と思っていただけるようなブログ記事でなければ、セミナー参加者もコンサルティング希望者も増えません。
この点について、わたしはブログの記事ひとつひとつで「情報を出し切る」ように努めています。
書き手にどんな意図があるにせよ、ブログ記事の情報が薄ければ、セミナーやコンサルを受けたいとは思えないでしょう。
いっぽうで、ひとつひとつの記事の情報が濃いからこそ、もっと聞きたい、もっとよいことを学べるのではないか、と期待する。わたしはそのように考えています。
まぁ、言うは易しではありますが。それでも、「いつもブログ読んでいます」「毎日ブログを書いている人なら信頼できる」などの理由でセミナー・コンサルの申し込みをいただけるのはブロガー冥利に尽きるというものです。
まとめ
「ブログで一攫千金!」とはいかないけれど「ブログが収入のひとつ」に育てた5つのコツ、についてお話をしてきました。
ブログですぐに大きな収入を上げることはなかなかできないかもしれませんが、すこしずつ増やすことならばきっとできる。そんな想いで書いてみました。
これからブログをはじめたい、続けていきたい、というあなたの勇気になれば幸いです。
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きょうの執筆後記
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