” ブログを続けるのがツラいです… ”
でも、やめない。ツラいのが好きだから。というわたしの、「苦しくてナンボ!のオレ流ストイックブログ論についてお話をします。
『苦しくてナンボ!』のオレ流ストイックブログ論を語る
先日、とある税理士ブロガーの集まりにて。「ブログを書くのが ”苦” だという人はいますか?」の問いに、手を挙げたのはわたしだけでした。
ふーん、ブログを苦にしてるのはじぶんだけってことね。えっ、そうなの? そうだったの? みんなスゲー!
でもまてよ。「苦」にしながらも、1年365日、毎日欠かさず 770日間書き続けているオレだって、もしかしてスゴくない?(← 勘違い)
というわけで。苦しくったって書ける・続けられる! 苦しくてナンボ! そんなわたしのストイックブログ論についてお話をします。こちらです ↓
- 四の五の言わずに毎日更新【頻度】
- 妥協せずに書け【量・時間】
- 浮気をするな【テーマ】
- カラダを張ってでもひねり出せ【ネタ】
- 負けを喜べ【自己分析】
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
四の五の言わずに毎日更新【頻度】
「書きたいときに書く・書きたいことがあるから書く」というブログ論があるのだとすれば、その真逆を行くのがストイックブログ論です。
誤解を恐れずに言えば、「書きたかろうと書きたくなかろうと書け、以上」。
などと言うと。書きたくないことでも書けということか! なんたる暴論、なんたる冒瀆かっ! とお怒りになられるかもしれませんが。
これはあくまで、ブログ更新の「頻度」を守る、という姿勢のハナシです。
つまり。きょうは書きたいことがないから書〜かない、とか。きょうは書くヒマがなかったから書〜かない、とか。
そういう半端な姿勢を許さない、というのが「とにかく書け」のストイックブログ論です。
「毎日更新」かどうかはともかくとして、書くと決めたらきちんと書く。でないと、気がついたら「しばらく書いていませんでした、エヘ」なんて言いそうなじぶんをわたしは知っています。
ということで、具体策としては ↓
- 朝起きたら即座にブログ執筆の時間をスケジュールせよ(時間があったら書こう、では結局書けない)
- できるだけ朝のうちに書け(時間が遅くなるほどスケジュールは狂う)
- 必要ならば3時でも4時でも早起きせよ (時間がないなら削り出す)
- あすは書けないとわかっているのであれば、その分もきょう書け(スケジュールは先読み)
「ブログ毎日更新」の影には、このような「ストイックさ」の存在が欠かせない。って、わたしの場合は、ですけれど。
妥協せずに書け【量・時間】
毎日のブログ執筆には、量にして「3,000字から4,000字」、時間にして「2時間半」をかけています。これがいまのわたしの「標準」です。
ブログがそんなに「苦」だと言うのであれば、量も時間も減らせばいいじゃないか。ということではあります。
たとえば、このブログ記事。ストイックブログ論について、冒頭で「5つ」を挙げました。ここで「ラクをしたいなぁ」と考えるのであれば、「3つ」でもいっか、となりますが。
じぶんがラクをするために、量や時間を減らすようなことは考えていません。
じぶんが読者に伝えたかったことを、伝えきれたと感じるまで書くようにしています(いや、伝わらんけども… というクレームは甘んじて受け入れます。もっと精進します、はい)。
読者のこと(負担感など)を思い、「文字量を減らすために苦しむ」ことはあっても、「じぶんがラクをするために文字量を減らす」ことはしない。妥協しない。という考えです。
ところで。妥協せずに書き続けたことの産物か、書くスピードは少しばかり上がりました。
ブログをはじめた当初は、いまと同じく2時間半ほどの時間をかけても、文字量は 2,000字ていど。いまは、その1.5倍から2倍ほどの文字量ですから。妥協しなかったことのご褒美かも。
浮気をするな【テーマ】
当ブログの毎日の記事は、次のような「テーマ」を軸にして書いています ↓
- 平日 ・・・ 「経理・税金(おもにフリーランス向け)」と「銀行融資(おもに会社向け)」と「ITの活用(Excel、PC操作など)」に関する記事
- 土日祝日 ・・・ 仕事観・価値観、おすすめ品のレビュー、ライフハック的なことに関する記事
そのときどきの状況によって、多少崩れることはありますが、おおむね上記の「テーマ」で書いています。
休日のほうはユルめに広いテーマになっているいっぽうで、平日のテーマはかなり固定的です。
テーマを固定して書き続けると、ネタが枯渇しがちになるという一般的な傾向はありますが。そこは浮気をせずに、同じテーマを同じペースで粛々と書き続けるようにしています(いまは、とあえて申し添えます)。
ネタの枯渇は多くの人が抱える悩みでもあり、そこであきらめてしまったら、じぶんも「多くの人といっしょ」で終わりです。だから、苦しくても安易にテーマを変えない。
あきらめずに粘ってみることで、あらたな「視点」や「気づき」は生まれるものです。
おかげで(?)、たとえば当ブログの「銀行融資」関係の記事数は 150を超えています。単純に「数」を見たときに、これだけの記事を持っているブログサイトはそうないはずです。
もちろん、「数だけ」がブログの強みではありませんが、「数だって」ブログの強みになります。浮気なくストイックに書き続けることだけでも、強みはつくれるのです。
カラダを張ってでもひねり出せ【ネタ】
ネタがない! というのはブロガーあるあるのひとつです。わたしも幾度となく、その危機に直面してきました。
そんなときにはカラダを張ってネタをひねり出す、という手法を身につけました。具体的には、「ランニング」です。
ネタがなけりゃ、ネタを思いつくまで走り続けよ! というストイック。ネタがないだけでもツラいのに、さらにカラダにもツラい思いをさせるという。もはやMですな、そうに違いない。
もっとも、実際に「走り続ける」ことはなく。5kmそこそこ(30分くらい)走ると、だいたいなにかしらのアイデアがまとまります。ランニングには脳を活性化する効果があるようですからおすすめです。
とはいえ。ここで言いたいことは、「ランニングをせよ」ということではありません。
言いたいことは、「ネタが無いからといって、机の前でウンウンうなっているばかりで、ラクをしているようではいけないよ」ということです。
ランニングだろうと、逆立ちだろうとなんでもいいけれど。なんとしてでもネタをひねり出そうとする「気概」と「具体的な策」を持つ。そして、それらを継続すること。
まぁ、そもそもネタ切れになること自体が問題なんですけどね(行動量が足りないとか、気づきのアンテナが低いとか)。それはそれとして、カラダを張ることも一法だろう、という持論です。
負けを喜べ【自己分析】
わたしは毎日、じぶんと同じ「税理士ブロガー」を中心に、他の方のブログに目を通すようにしています。
その目的のひとつとして、「じぶんの負けを知る」ことが挙げられます。他人の記事を読んで、こんなことを感じることがあるわけです ↓
- なんと先進的な内容か、ついていけん…
- 着眼点が鋭すぎる、とてもかなわん…
- めっちゃ成果だしてるじゃん、うらやましいぞぉ…
このように、じぶんの負けに気づくことは、「自己分析」のきっかけになります。改善へのきっかけになります。
じぶんの書きたいことを書きたいように書き続けることは、楽しく気持ちの良いものですが。誰かに向けて文章を書くのであれば、それだけではいけませんよね。
ところで。じぶんの負けを知ることは、ツラいことでもあります。あまりのツラさに、「もう他人の記事を読みたくない」と考えたこともありました。負けず嫌いというか、お子様というか。
けれども、モノは考えようです。負けがあるのであれば、「うわぁ、オレにはなんてたくさんの伸びしろがあるんだろう、アハハハハ」と笑ってみればいい(← 少々気味が悪い)。
負けは負けと受け入れたうえで、じぶんにできる努力をする。努力をしたあとのことは、「他人は他人、自分は自分」です。
しかし。負けを喜びましょうって、もうこれ「ストイックブログ論」じゃなくて、どちらかと言うと「Mブログ論」だわね。
まとめ
オレ流ストイックブログ論についてお話をしてきました。
楽しくブログを書けるのがいちばんです。でも、ときには「苦しい…」ということもあるでしょう。わたしのように、「基本、苦しい」という人もいるかもしれません。
そこで「苦しい」から逃げないためのストイック。よろしければぜひ、あなたもストイックに(よろしくはないだろう、とは思いますが…)。
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きょうの執筆後記
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