” セミナーに参加? おカネも時間もかかるしさ。あんまりね… ”
たしかに、おカネと時間はかかるけど。それに見合うだけの「学び」もありますよね、というお話です。
フリーランスの僕が「セミナー参加」で学ぶ3つのこと
勤め人をやめて独立してから、セミナーに参加する機会が増えました。
セミナー参加には、おカネや時間がかかるのですが、それに見合うだけの「学び」がある。と考えて、積極的にセミナーに参加するようにしています。
わたしが考える、セミナー参加での「学び」とは次の3つです ↓
- セミナーのテーマ自体のこと
- じぶんの価値
- セミナー講師のスキル
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
《学び①》セミナーのテーマ自体のこと
「セミナー参加」で学ぶの1つめは、そのセミナーのテーマ自体のこと。
たとえば。プログラミングセミナーであれば、「プログラミング」というテーマについて学べます、と。
あたりまえと言えば、あたりまえなのですが。そんなあたりまえも、セミナー参加による最たる学びだとも言えますから挙げておきます。
ちなみに。わたしが参加するセミナー(のテーマ)選びは、大きく次の2つに分かれます ↓
- じぶんが知らないこと、をテーマにしているセミナー
- じぶんが知っていること、をテーマにしているセミナー
じぶんが知らないこと、をテーマにしているセミナー
世の中にはじぶんの知らないことだらけなので。そんなセミナーはいくらでもあるだろう、と思われるかもしれません。
実際そのとおりでして、正確には「じぶんが知らないこと、かつ、知らないでは済まされない」という視点で、参加するセミナーを絞っています。
じぶんの働き方や生き方から見て、これは「知らない」ではマズイよなぁ、たぶん… ということはあるもので。最近ですと、AIとかプログラミングとか。
加えて、具体的に参加するセミナーを選ぶ際に気をつけていることは2つあります ↓
- 初心者向け・入門者向けのセミナーを選ぶ
- How(ノウハウ)だけではなく、Why(なぜ)を教えてくれそうなセミナーを選ぶ
じぶんが知らないことを学ぶ「はじめの一歩」なのですから、気張る必要はありません。次の一歩が踏み出せそうか、踏み出すべきかがわかればじゅうぶんです(あえて踏み出さない、も選択肢)。
また、ノウハウ開示を必要以上にウリにしているセミナーは避けます。ノウハウありきでは、その後の状況変化にじぶんで対応できないからです。まぁ、ノウハウ自体は魅力なんですけど…
じぶんが知っていること、をテーマにしているセミナー
じぶんが知っている、あるいは、得意にしていることをテーマにしたセミナーにも参加をしています。
実はあるかもしれないスキルのヌケモレを確認するため、とか。さらにスキルアップするため、とか。同業他社(者)さんのやり方を勉強するため、とか。目的はいろいろです。
知っているし、わかっているからもうじゅうぶん。という考え方もありますが、知っている・わかっているからこそ、さらに深める。強みを伸ばす。そういう考え方です。
そもそも、知っている・わかっている、などというのも不遜であることが少なくないわけで。日々精進です…
《学び②》じぶんの価値
「セミナー参加」で学ぶの2つめは、じぶんの価値です。
じぶんの価値を学ぶ、とはどういうことかというと。セミナーに参加をすることで、まずはそのセミナーの価値をはかります。
ひとことで言うならば「参加費用(受講料)」です。セミナーの内容に対して、高い? それとも安い? それともおおむねちょうどいい? みたいなことです。
そのあとで、じぶんが持っているスキルについても考えます。もし、じぶんのスキルについて、同じようなレベル感でセミナーをしたらどうだろう? 参加費用はいくらにできるかな?
つまり、他人が主催するセミナーを比較対象にして、じぶんの「値決め」について考える・学ぶ。ということです。
じぶんがセミナーをやるなら〇〇円の価値があるかな、とか。コンサルティングにするなら〇〇円くらいの価値はあるだろう、とか。値決めは、フリーランスの悩みどころでもありますから。
これは、前述をした「じぶんが知らないこと」をテーマにしたセミナーでも、「じぶんが知っていること」をテーマにしたセミナーでも。どちらでも、同じように学べることです。
そんなわけで。わたしはセミナーに参加しながらも、しばしばじぶんの価値について考えこんでしまい、ふと我に返るという… 集中、集中。
ところで、参加しようとするセミナーが、参加費無料とか、ワンコインセミナーとか、ですと。セミナーの価値をはかることが難しくなります。
無料・低価格の背景には、なんらかの思惑やスポンサーの存在などがあるものであって、「表面の参加費用だけ」ではその価値をうかがい知ることはできないから、ですね。
《学び③》セミナー講師のスキル
「セミナー参加」で学ぶの3つめは、セミナー講師のスキルです。
これは、わたし自身がセミナーを自主開催しているから、ということではありますが。セミナーに参加をすれば、セミナー講師のスキルに関する学びには事欠きません。
ときに、セミナーの内容そっちのけで、講師のスキルに魅入ってしまうことも…(おいおい)。
たとえば、講師のこんなところに注目をしています ↓
- 内容の伝え方やことば遣い
- 服装や小道具(パソコンとかポインタとか)
- スライドの構成やデザイン
- 話し方や表情のクセ
- 終了時間を守れるか、守るためにどんな工夫をしているか
- セミナー開始時のつかみ、終了時の締め方
- 会場選び(設備や雰囲気、立地など)、会場の使い方(座席配置など)
- 休憩時間有無、休憩の取り方
- 質疑応答の有無、質疑応答の方法
- 受講者への配布物 などなど
なんてね。エラそうに言っているわたしですが。わたし自身が完璧なわけではありません。完璧どころか、いろいろと失敗をやらかしています ↓
そういった失敗をなるべく繰り返さないように(人間なのでそれでも繰り返す…)、また、もっといいセミナーができるようにと、勉強をさせていただいているしだいです。
いずれにせよ。セミナー講師はたくさんいますし、その「個性」も十人十色。じぶんには無いものが必ずあります。
そう考えますと。セミナーに行ってなにひとつ学ぶことがなかった、ということはありません。
まとめ
フリーランスの僕が「セミナー参加」で学ぶ3つのこと、についてお話をしてきました。
セミナーに参加をすると言っても、ただただ目先の講義内容を学ぶだけではないよね、ということでまとめてみました。
そんな視点で、セミナー選びをしてみるのもまたよいのではないでしょうか。
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きょうの執筆後記
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