売上入金があれば必ず『お礼メール』している3つの理由

入金お礼のメールをする理由

仕事で「売上の入金」があったとき、お礼の連絡をしていますか?

わたしはしています。というわけで、売上入金があれば必ず「お礼メール」している3つの理由、についてお話をします。

目次

売上入金があれば「お礼メール」をする3つの理由

お客さまから、銀行口座払いやクレジットカード決済などでお支払いをいただいたとき。つまり、売上の入金があったとき。

わたしは、入金を確認しだい必ず、メール(あるいはチャットワーク)で「お礼」の連絡をするようにしています。

ちなみに、ここで言う「連絡」とは。自動返信メールのように、じぶんの意思とは無関係になされる「連絡」とはちがいます。

そうではなく。じぶんの意思で、じぶんの作業としておこなう「連絡」のことです。

そんな「お礼の連絡」を、わたしが必ずするという理由は次の3つです ↓

  1. 感謝の気持ちを伝える
  2. 相手に安心してもらう
  3. じぶんが「麻痺していないか」を確認する

それでは、このあと順番に見ていきましょう。

 

《理由①》感謝の気持ちを伝える

売上入金について、お礼の連絡をする理由の1つめは、感謝の気持ちを伝えるためです。

言うまでもないことですが、「仕事をご依頼いただき、きちんとお支払いをいただく」のはありがたいことです。

だから、入金をいただいたところで、あらためてお礼を言う。これはあたりまえのこと。ほんと、言うまでもありません。

ところが。「仕事をご依頼いただき、きちんとお支払いをいただく」ほうをあたりまえだと思っていると。

とおりいっぺんの自動返信メールが送られてくるだけだったり、ずいぶんあとになって顔を合わせた際に「いまさら」お礼を言われたり。

これでは、感謝の気持ちもイマイチ伝わらないことでしょう。もちろん、そもそもお礼がない、というのは論外として。

いずれにせよ、感謝の気持ちを伝えるのであれば、伝え方に注意をしなければいけません。

そこで、わたしがやっているのが、「入金を確認しだい、メール(あるいはチャットワーク)でお礼の連絡をする」というもの。

お礼は「タイミング」がだいじだと考えているので、その点で、メールなどであれば「すぐ」に連絡できます。これが、電話や手紙で… などとなれば、ちょっと負担感があるでしょう。

また、負担感で言えば、お客さまのほうも同じです。電話はすぐに出られないこともあるし、急な電話で時間を取られるのはイヤ。手紙では、ちょっと仰々しく感じるものです。

結果、メールなどで、「タイムリーに・あっさりめに」お礼の連絡をするようにしています。

具体的な文面としては、「〇〇の入金を確認しました。いつもありがとうございます。毎日暑いので、お体にはお気をつけて」くらいのものです。

【補足】連絡をするタイミング

入金を確認しだい、と言っても。早朝・夜間・休日などは、連絡をしないようにしています。メールなどが「お手軽」だからと、お互い負担になるようなタイミングでは本末転倒なので。

入金を確認しだい、「平日日中(基本的に朝イチ)」に。これが、わたしが連絡をするタイミングです。

 

《理由②》相手に安心してもらう

売上入金について、お礼の連絡をする理由の2つめは、相手に安心してもらうためです。

支払いをするほうの立場として、支払ったはずのおカネが、ちゃんと相手に届いたかどうかというのは気になるものです(人によって、ていど加減はあるでしょうが)。

これについては、通帳やネットで決済の記録を確認すればいいじゃないか、と言われるかもしれません。けれども、そういうことでもないのです。

支払ったことは確かだとしても、それを支払先の相手が確認できたかどうかが、気になることもある。そういうことです。

ケースは違いますが似たようなハナシとして「郵便物・配送物」があります。

〇〇さんに送ったアレ、ちゃんと届いたかなぁ。そんな心配をした経験はあるのではないでしょうか。

届いたかどうかは、追跡サービスなどで知ることもできますが。それでも、送ったモノによっては、ちゃんと〇〇さん開けてくれたかなぁ、と不安になることもあるでしょう。誤配の可能性もありますし。

そんなときに、「たしかに受け取りましたよ」と一報があれば安心をするものです。

だからわたしは、お客さまなどからの「郵便物・配送物」があれば、受け取りしだい連絡をするようにしています。

売上入金もそれと同じことです。ましてや、受け取ったものは「だいじなおカネ」なのですから。相手に安心をしてもらえるように、受け取りしだい、お礼の連絡をするのです。

 

《理由③》じぶんが「麻痺していないか」を確認する

売上入金について、お礼の連絡をする理由の3つめは、じぶんが「麻痺していないか」を確認するためです。

ここまで、《理由①》で感謝の気持ち、《理由②》で安心してもらう、というお話をしてきましたが。

これらの重要性・必要性を、すっかり忘れてしまったかのような出来事をわたしは経験しています。

それは、わたしの知人から贈り物が届いた際のこと。妻から「〇〇さんからいただきもの」と聞いたのですが、それを妻の親戚の名前と聞き違えてしまいました。

したがって当然、知人にはなんのお礼も言わないままに時は流れて…(妻の親戚であれば妻からお礼を言うはずだろう、と)

ある日、その知人のほうから贈り物が届いているかの確認がありました。ただただお詫びをするばかり、という出来事であり。相手にもご心配や気まずい思いをさせてしまった出来事でした。

この出来事からわかったのは、「じぶんが麻痺をしていた」ということです。つまり、《理由①》の感謝の気持ち、《理由②》の安心してもらう、という思いが欠けていたのです。

じぶんが麻痺をしていなければ、勘違いをした「妻の親戚」に対してなにかしらお礼の行動(妻にお礼の連絡を確認するなど)があったはずです。結果、勘違いに気がつくチャンスはあったはずです。

それがなかったのですから、「じぶんの麻痺」は推して知るべしです。

贈り物か売上入金かの違いはありますが、「受け取る・もらう」という点では、本質的に同じことだと考えています。

ですからわたしは、入金を確認しだい、お礼の連絡をすることを通して、「じぶんが麻痺してはいないか」を確認するようにしています。

 

まとめ

売上入金があれば必ず「お礼メール」をしている3つの理由についてお話をしてきました。

お礼メールという方法をとるかどうかは別にして。

「受け取る・もらう」ということについて、欠けているものはないかな? という目で見てみるのはいかがでしょうか ↓

  1. 感謝の気持ちを伝える
  2. 相手に安心してもらう
  3. じぶんが「麻痺していないか」を確認する

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  きょうの執筆後記
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