” 安西先生・・・!!バスケがしたいです・・・・・・ ”
など、数々の名言を残した国民的少年漫画「SLAM DUNK(スラムダンク)」。その新装再編版の全巻刊行を記念して、「俺的」におすすめの名言をセレクトします。
いまもなお「グッとくる」が満載!スラムダンク新装再編版
国内累計発行部数 1億2,000万部。多くの人が知る、名作少年漫画「SLAM DUNK(スラムダンク)」。
今年(2018年)、その「新装再編版」が刊行されました。
もともとの31巻を20巻に編成し直して、すばらしいのは 20巻すべての表紙が描き下ろし。
いやもう、これだけでも買いでしょ。そうでしょ、いまでしょ。
ということで全巻を買い揃え、早々に読破したわたしです。
もちろん、当時から読んでいましたから、なんども読んではいましたが。スラムダンクはイイ。イイよ、やっぱり。
なぜなら、43歳になったいまもなお、グッとくるシーン・グッとくる言葉にあふれています。
安西先生、バスケがしたいっす。ちょっとちがうか。安西先生・・・!!バスケがしたいです・・・・・・。あの日のミッチーは、なんど見てもグッとくる。
そこで、新装再編版の全巻刊行を勝手に記念して。スラムダンクの数ある名言の中から「これは人生の迷い・悩みに効く」というものを10個セレクトしてみました。
掲載されている「巻」とともに、名言をご紹介していきます。
人生の迷い・悩みに効くスラムダンク名言 10選
じぶんが「何者か?」を語れるか
湘北高校 柔道部主将・青田龍彦(通称・ジュードー男)から、強引な入部の勧誘を受けるバスケ部・桜木花道。
「なぜバスケにこだわるのか」という青田の問いに対して、花道は躊躇なく答えます ↓
バスケットマンだからだ
by 桜木花道(新装再編版 第2巻)
バスケットマンだからバスケをやる。じぶんが「何者であるか」を受け入れていなければ言えないセリフではないでしょうか。
わたし自身に置き換えてみると。「あなたはなぜ、ヒトも雇わず、ひとりで税理士をやっているんですか?」と問われたら。
「ひとり税理士だからだ」と答えよう。うん、そうしよう。たぶん、相手はポカンとした顔をするのでしょうけど。まぁ、いいです。
過去を振り切る気概を持つ
県大会、シード校の強豪・翔陽高校との一戦。試合終了まで残り4分半、6点のビハインド。
疲労でいっぱいの湘北高校・三井寿が、みずからを鼓舞した一言がこちら ↓
ここで働けなけりゃ・・・オレはただの大バカやろうだ 負けねえぞ!!
by 三井寿(新装再編版 第7巻)
過去にトラブルを起こし、バスケ部を離れていた三井は「悔恨の念」を抱き続けています。
それでも、「そんな過去をどうにか振り切ってやろう」とする気概が伝わってくるシーンです。
ヒトは誰にでも、過去に悔恨のひとつやふたつはあるものではないでしょうか(わたしはある)。けれども、そこに縛られていても、なにも変わることはありません。なにもできません。
悔しい思いもむしろバネにして、チカラに変えられるのが「強いヒト」。そういうヒトにわたしはなりたい。
夢を見続ける
県大会 決勝リーグの初戦。王者・海南大付属高校との試合を前にした湘北高校の控室にて。
チームメイトに向かって、キャプテン(3年生)・赤木剛憲が伝えた言葉がこちらです ↓
神奈川の王者 海南大付属とIH(インターハイ)出場をかけて戦うところを毎晩思い描いていた
一年のときからずっとだ
by 赤木剛憲(新装再編版 第8巻)
当時、弱小だった湘北高校にあっては、決勝リーグなど夢のまた夢。それでもなお、そのときからずっと、赤木は「きょうという日」を思い描いていたというのです。
いまはムリだから、これからもどうせムリ。そんなことを考えてしまうこともありますが。きょうはきょう、あすはあす、です。
あすへの強い思いが行動を変え、あすを変える。そう考えると、いまは叶わずとも「夢」を見るのはだいじなことだと気が付きます。夢は見なければ叶いませんから。
身のほどを知る
同じく、新装再編版 第8巻から。海南大付属との一戦、途中、ケガでキャプテン・赤木を欠くことになった湘北高校。
いままであれこれやろうとしていた桜木花道でしたが、赤木の穴を埋めることに集中しだします。そのとき、花道がじぶんに言い聞かせるようにつぶやいたのがこれ ↓
オレに今できることをやるよ!!やってやる!!
by 桜木花道(新装再編版 第8巻)
あれこれやろうとすること自体は悪いことではありません。チャレンジするのはだいじなことです。
けれども、あれこれやりすぎてしまったばかりに、じぶんを見失ったり、チカラをじゅうぶんに発揮できなかったりもするものです(わたしはおおいに自覚あり…)。
じぶんには「いま」なにができるか、「これから」なにをすべきか。ときには、そこに立ち返ることが必要ですね。言い方を変えるなら、「身のほどを知れ」ということでもあります。
じぶんはじぶん、他人は他人
ついにインターハイ出場を果たした湘北高校。会場へ向かう車中、手にした雑誌で組み合わせを知ることになります。
早ければ2回戦で前年の覇者・山王工業と当たる… という組み合わせ。「どうしていままで組み合わせを教えてくれなかったのか」というマネージャー・彩子の問いに対する安西先生のセリフがこちら ↓
相手がどこかを考えるよりも自分たちのことが先ですから
by 安西先生(新装再編版 第15巻)
相手のことをああだこうだ考えるよりも。まずは、じぶんがどうかを考えるのが先。
これは決して、バスケの試合に限ったことではありませんよね。仕事でも日常生活でも同じことが言える、という場面はあるでしょう。
相手や周囲のことを気にしすぎて、相手の土俵で相撲をとらされてしまう。じぶんらしさを出せずに終わる。これでは勝てるものも勝てません。
まずは、じぶんはじぶん、他人は他人だと理解して。相手を観察する・分析するなどはそのあとのハナシです。はい、気をつけます。
じぶんを信じる
インターハイ初戦。エースキラーと呼ばれる豊玉高校・南のラフプレーのより、湘北高校エース・流川が片目を負傷。
腫れ上がった左目で視界を失い遠近感を欠いた状態でなお、シュートを決めた流川が放った言葉がこちら ↓
何百万本もうってきたシュートだ
by 流川楓(新装再編版 第15巻)
いやぁ、流川君サイコーだわ。カッコよくて身震いしてしまいます、わたし。
それはそれとして。きびしい局面を迎えたときに、ものを言うのが「自信」です。とはいえ、自信は一朝一夕にできあがるものではありません。
ほんとうの自信は、「積み上げた努力」の先にしかない。努力なき自信は、すぐに壊れるガラスの自信。わたしはそう考えています。
ですから、「何百万本もうってきた」との言葉には強く納得をしてしまうのです。
わたしのことに置き換えてみると。「何百万本も切ってきた仕訳だ(税理士だけに)」って、なぜかちっともカッコよくない。言ってみたら、ちがう意味で身震いしました。
あきらめなければ、まだ負けない
王者・山王工業の怒涛の攻撃を前に、後半開始早々、20点以上の差をつけられた湘北高校。
3年・木暮(通称・メガネ君)との交替を命じられた桜木花道は、「監督は勝ちをあきらめた(ゆえに引退前に3年生を試合に出す)」と怒りに震えます。そこで、監督・安西先生のセリフがこちら ↓
あきらめる?あきらめたらそこで試合終了ですよ・・・?
by 安西先生(新装再編版 第17巻)
おなじみのアレですね。スラムダンク史上、いちばんメジャーな名言といってよいでしょう。
このセリフで、わたし自身もなんどじぶんを奮い立たせてきたことか。長丁場の税理士試験(合格まで6年かかった・・・)なんて、あきらめたくなる瞬間の連続でしたし。
どんなに失敗しても、「次」をあきらめなければ負けではない。終わりではない。それは決してきれいごとなどではなく、事実であることをわたしは身をもって知っています。
だからやっぱり。この先の人生もずっと、なんどもこの言葉を思い返しながら進んでいくのでしょう。あきらめたらそこで試合終了ですよ。
常識がナンボのものか
山王工業との後半戦。残り時間 10分ちょっとで24点のビハインドとなった湘北。
ベンチからふたたび試合に戻った桜木花道は、あきらめムードが漂うチームメイトに向かってこう言います ↓
おめーらバスケかぶれの常識はオレには通用しねえ!! シロートだからよ!!
by 桜木花道(新装再編版 第18巻)
とかくわたしたちは「常識」に縛られるところがあります。常識的に考えてムリ、そんなことを意識的にも無意識的にも考えているものです。
「常識」は、それはそれで知っていたほうがよいものではありますが。それに縛られてしまうと、自由な発想や、あったはずの可能性をつぶしてしまうという一面もあります。
ですからときには、「常識がナンボのもんじゃい」とタンカを切って考えてみるのもよいのでしょう。結果、思わぬ道が開けるかもしれない。
ものごとに対して慣れや経験、知識などが豊富であるほど常識に縛られるから気をつけろ! そんな教訓めいた花道の名言ですね。
敵も苦難も、すべては挑戦
山王工業のエース・沢北との「エース対決」でコテンパンにされた湘北のエース・流川。
誰もが「もう流川は勝てない」と感じる状況のなか、流川が「不思議な感情」を抑えきれずに笑みを浮かべて考えたこと。それがこちら ↓
ありがてえ・・・・・・偽物じゃねえ・・・・・・
by 流川楓(新装再編版 第19巻)
流川が笑みを浮かべた理由、そして不思議な感情の正体は、「挑戦できることへの喜び」。
相手が強ければ強いほど、ハードルが高ければ高いほど、その挑戦を喜びと感じられる「能力(と言ってよいでしょう)」を流川君は持っていたわけですね。
ひるがえって、じぶんはそこまでの喜びを感じることができるだろうか。なかなかできません、できない。打ちひしがれそうになるのをこらえるのがやっと、だったりもしました。
そんなときには言ってみればいい、「ありがてえ、ニセモノじゃねえ」。戦うべき相手が居る、戦えるじぶんが在る。なんとも幸せなことです。
いまを生きる
山王工業 vs 湘北の試合も大詰め。身をていしてルーズボールを拾いにいった桜木花道は背中を負傷。
これ以上の出場はムリだと判断した監督・安西先生を制して、コートに戻ろうとする花道が口にした言葉がこちらです ↓
オヤジの栄光時代はいつだよ・・・ 全日本のときか?
オレは・・・・・・・・・ オレは今なんだよ!!
by 桜木花道(新装再編版 第20巻)
これからの長い選手人生と、やがて来るであろう栄光のときを考えて、いま試合に出ることをあきらめさせようとした安西先生。
それに対して、「いま」こそが栄光のときなんだ、と言う花道。「いま目の前」を懸命に生きているからこそ、口にできる言葉です。
いまを生きる、きょうを生きる。口で言うほどカンタンなことではないけれど。だからこそ、いまを、きょうを、できるかぎり大切に生きたいですよね。
だいたいにおいて、「あす」があるかどうは誰にもわかりません。「明日ありと思う心の仇桜、夜半に嵐の吹かぬものかは」と謳ったのは親鸞です。
まとめ
人生の迷い・悩みに効くスラムダンク名言について、俺的セレクトでお伝えをしてきました。
あなた的スラムダンクの名言はなんですか? お聞かせいただけましたら幸いです。