2018年10月13日(土)、2020年 東京オリンピック マラソンコースを先取りして「体験ラン」してきたお話です。
「同じ轍を踏むことなかれ」と不甲斐なき我が体験談を語る
2018年10月13日(土)、わたしと同じく「ひとり税理士」のOさんと林さんと3人で、東京を32kmほど走ってきました。
( ※ あえてイニシャルトークにする意図はありませんが、「名前を出してOKか?」をうかがってはいないので念のため)
今回走る目的は、東京オリンピックのマラソンコースを先取りで「体験ラン」するため!
と、心躍るイベントだったのですが。
わたしの失態により、序盤からコースを大幅にまちがえてしまい、それに気がついたのは 15kmも走ってから… とか(くわしくは後述)。
「ヒザが、ヒザがもうダメだ…」と弱音を吐いて、途中リタイアを宣言するとか。結果、フルマラソン(42.195km)にはいたらず、32kmで終わるという中途半端さ。
Oさんと林さんも、わたしの弱音にお付き合いをいただき途中終了。なんとも申し訳ないばかりです。
でもすみません、近々フルマラソンが控えており、あまりムリはできなくて… とか言い訳ばかりを吐いているわたしにも、優しいOさんと林さんなのでした。
ちなみに、今回の走行コースはこちら(※ 東京オリンピックの正しいマラソンコースではありません。正しいコースは東京オリンピックの公式WEBサイトを!) ↓
コースをまちがえこそすれ、途中リタイアこそすれ、「おおむね」オリンピックコースの雰囲気を堪能できた。ということではあります。
新国立競技場前からスタートして、外堀通りを経由して、皇居、東京タワー、新橋、銀座、浅草、折り返して水道橋まで。と、コース上の名所はおおむね巡ることができました。
これから、東京オリンピック本番に向けて、同じように「体験ラン」をされる方も増えるのではないかと思います。
そこで、今回の実体験を踏まえて、東京オリンピック マラソンコースを「体験ラン」の注意点についてお話をしていきます。
東京オリンピック マラソンコースを「体験ラン」の注意点
東京オリンピック マラソンコースを、先取り体験ランしたことで感じた注意点についてお話をします。次の4点です ↓
- 正しくない「コースマップ」がある
- 土地勘がないとけっこう迷う
- 混雑箇所が多い
- 信号が多い
正しくない「コースマップ」がある
「東京オリンピック マラソンコース」のキーワードでググって見つけたコースマップを頼りに走り始めたのですが、結果的に、そのマップが正しいものではありませんでした。
という致命的なミスに気がついたのは、スタートから 15km近くも走ってから… ヒドすぎます。
もっとも、そんな正しくないコースマップを使ってしまったのはわたしであり、それをもとに同伴の林さんを誘導してしまったのもわたし。
誘導してしまった罪悪感で、ただただ申し訳ないばかりでしたが、林さんは「別に、こだわりないんでー」と笑ってくださる器のデカさが染みました。
それに引き換え。コースを正しく走れなくなったことで、一気にテンションを下げてしまうというわたしの「器」の小さいことときたらもう…
って、そんなことはどうでもいいですね。注意点は、正しくないコースマップに気をつけましょう、ということでした。
キホンは、東京オリンピック公式WEBサイトで公開されているコースマップなのですが、ちょっとザックリしています(縮尺が小さい) ↓
CHECK! 東京2020オリンピック競技大会 マラソンおよび競歩コース決定!
そこで、Google Mapに対応したコースマップはないか? と検索をしたのですが。そのなかには「正しくないコースマップ」もある。ということです。
ちなみに、わたしが使ってしまったのは「コースが途中まで」、しかも「ほぼ逆走」というマップ。なんじゃそりゃ、です。
はじめにマップの全体像をきちんと確認したり、公式WEBサイトのマップと照らし合わせるなどすれば、すぐにわかったはずなんですけどね。失敗です。
というわけで、この失敗についてはさっそく、じぶんの「まちがいリスト」に記録をしたしだいです。どうぞ、あなたもご注意を。
土地勘がないとけっこう迷う
わたしはイマイチ(どころかかなり)東京都心部に対する「土地勘」がなく、絶えずマップを見ながらでないとコースをまちがえてしまいそうです。
まぁ、土地勘がないのは、わたしの個人的問題ではありますが。
ただ、東京都心部は、似たような建物、似たような交差点ばかりで、似たような景色が続きます。どこも同じに見える…
ですから、よほどの土地勘がないと、ていどの差こそあれ「迷う」ことを避けられないのではないかと推測します。
迷えば、当然、立ち止まることになりますから、その分ペースが乱れます。タイムうんぬんの問題ではなく、ペースが乱れると走るのがツラいです。
また、現在地を知るためにスマホなどのGPSを多用すれば、バッテリーの消耗が激しくなります。モバイルバッテリーの準備がないと、困ったことになるでしょう。
ということで、土地勘がない、あるいは方向音痴の自覚があるならば、事前にMAPを読み込んでおく(イメージトレーニングしておく)ことをおすすめします。
かく言うわたしは、その「事前」を完全に怠りましたが… 同伴のお二人がすばらしく、途中からはすっかりおまかせでした。わたしは自信なし。
混雑箇所が多い
オリンピック当日、選手が走るのは「車道」です。けれども、体験ランできるのは、「歩道」です。あたりまえですが。
その歩道は、車道ほどに広くありませんし、ヒトも歩いていますので。走るのにはじゅうぶん注意をしなければいけません。
実際に走ってみて、「ココはとくに混んでいるっ!」という場所は、「銀座」周辺。オリンピックコースでは、銀座のど真ん中「中央通り」を走ります。
わたしが走ったのは土曜日の11時前後、歩道はかなりの人で賑わっており、その中をまっすぐ走るのは困難な状況です。
スピードを落とす、あるいは、無理せず歩かなければいけない、ということになるわけで。やはり、ペースが乱れます。気も使うので精神的にも消耗します。
さらに言えば。華やかな休日の銀座を、汗臭いランナーが走っているのは、ハタから見ればさぞかし浮いているものでもあり。肩身が狭い思いをするのかもしれません。
なお、銀座以外にも、浅草周辺などちょいちょい混雑で脚を止めざるをえない場所があります。くれぐれも歩行者に注意をして走りましょう。
そんなわけで、オリンピック選手とはちがった苦労をしょいこまねばならない「体験ラン」です。
信号が多い
脚を止めざるをえないという点では、「信号が多い」ことも挙げられます。とても多い。
都心部なのですからしかたないと言えばしかたないのですけれど。前述したとおり、ペースが乱れるのはけっこう堪えます。
わたしは最近、山手線一周ランではじめて経験をしたことでもありますが ↓
CHECK! 撃沈…!はじめての山手線一周ランニング。10kmはウォーキングと化す【体験レポート】
とはいえ、信号を無視するのはいけませんよね。交通ルールとしても、マナーとしても。そしてなにより、じぶんの身(加えて、残される家族)を守るためにも信号は守らなければいけません。
また、信号がない交差点・路地もたくさんあります。クルマや自転車が不意に飛び出してくることも想定しながら走るのがよいでしょう。
このあたりは、都心部を走るときには、とくに注意を要するポイントです。
余談ではありますが、このような環境では「イヤホンで音楽を聴きながら走る」のはかなり危険だと感じます(実際にはお見かけしましたが)。
たまに都心部を走るヒト(ふだんは安全な場所を走ることが多いヒト)が、いつもの習慣でイヤホンをしてしまったけれど… ということがないようにご注意を。
まとめ
2020年・東京オリンピックマラソンコースを体験ランの注意点についてお話をしてきました。
いろいろ書きましたが、とにかく「マップ」だけはまちがえないように! って、あまりまちがえませんよねぇ…(自己嫌悪です^^;)