「早起きはいいよね」「早起をしましょう」って、言うけどさ。もっと寝たいのよ…
わかります、その気持ち。けれども、だいじなことほど「朝早くやる」のは効果的です。ということで、その理由についてお話をしていきます。
いくらでも寝れるわたし、早起きのわたし。
いきなりの「わたくしごと」ですが。朝は、だいたい「4時から5時半のあいだ」には起きています。
じぶんでは「早起き」の自覚があるのですがどうでしょう(もっと早起きだ、と言うヒトもいるでしょう)。それはそれとして、ただただ早起きをしている、というのではありません。
「だいじなことを朝早くにやる」ために、早起きをしている。あるいは、だいじなことを朝早くやるから、早起きができている。
もともと、わたしはいくらでも寝れるタイプの人間でして。本気で寝れば(というのもおかしな表現ですが)、昼まででも夕方まででも寝れる自信があります。はい。
そんなわたしでも、早起きをしている。早起きができている。
これはやはり、だいじなことを朝早くにやるためであり、さらに言えば、だいじなことを朝早くにやるのが「効果的」だと感じているからでもあります。
ちなみに。「だいじなこと」とは、勉強なり、読書なり、仕事なり、趣味なり、人それぞれです。じぶんが「やりたい」「やるべき」と考えているようなこと。
早起きはいいよね、早起きをしましょう、などとよく言われるわけですが。ただただ早起きをするのは、なかなかシンドイものでしょう。でも、「効果的」だと言うのなら…
というわけで。だいじなことほど「朝早くやる」が効果的である理由について、お話をしていきます。次の5つです ↓
- アタマが冴える
- ほんとうに静か
- 「できなかった…」がなくなる
- 1日を気持ちよく過ごせる
- 早寝早起きの好循環ができる
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
だいじなことほど「朝早くやる」が効果的な5つの理由
《理由①》アタマが冴える
寝たらスッキリした! というのは誰にでも経験があることでしょう。
これは、決して「感覚的」なことではなく、科学的に証明できるハナシだそうです。
どういうことかと言うと。
人間は起きているあいだに、実にたくさんの情報に接しています。些末なことから大切なことまで、数え上げたらキリがない。というか数えきれないくらいの情報量。
そんな膨大な情報がアタマのなか、つまり、脳のなかに「蓄積」されていきます。机のうえ(脳)に、たくさんの書類(情報)が積み上げられていく。そんなイメージです。
起きている時間が長くなるほど、机のうえは散らかっていくので、作業の効率(脳のはたらき)が悪くなる。
これを解決するのが「睡眠」です。眠ることによって、脳のなかでは、散らかった情報を整理しています。散らかった書類を、しかるべき棚に整理する。机のうえはスッキリです。
ゆえに、朝起きたらスッキリしていた! というのは科学的に証明できる。おおむねそのような趣旨のハナシを、以前、本で読みました。
前置きが長くなりましたが、朝はアタマが冴えるのです。とくに「朝イチ」ほど、脳のなかはきれいさっぱりクリアですから、だいじなことは朝イチでやるのがいい。
逆に。朝起きてすぐに、なんとなくテレビでニュースを見る、なんとなくスマホでSNSを眺める、というのは「もったいない」ことだと言えます。
どんどん情報(重要か重要でないかを問わず)がアタマのなかに流入してきますから、脳はクリアな状態を失っていく。せっかくの早起きがもったいない。
わたし自身は、朝イチでなにをやるかはいろいろ試しています。いまは、ブログの執筆です。毎日書くブログは、わたしにとってだいじなことのひとつ。
朝起きて、シャワーを浴びたら(交感神経を刺激)、すぐにブログの執筆をしています。結果として、以前よりも 10%ほど執筆時間を減らすことができました。
だいじなことほど「朝早くやる」のは、アタマが冴えるので効果的。試してみてはいかがでしょう。
《理由②》ほんとうに静か
だいじなことをやるときに「集中」できる環境は大切です。この点で、「うるさい」となかなか集中ができませんよね。
「うるさい」にもいろいろあるわけで。たとえば、生活音、電話の着信、メール・SNSの通知、来客・お届け物などなど。
いっぽうで。朝が早いと当然に「静か」です。日中に比べれば、断然に静か。
ただ、ここで言う「静か」は、「音がしない」という音量のハナシにとどまりません。静かさの「質」そのものが、朝と日中とでは違うのです。
電話を例にとると。朝早いほど起きている人は少ないので電話はかかってこない。かかってこないだけではなく、じぶんもまた電話をかけようとは考えないでしょう。
電話がかかってこない、電話をかけようとも考えない。2つの意味で、静かです。これは電話に限りません。
メールもこないし、メールをしようとも考えない。来客もないし、じぶんも来訪しようとは考えないでしょう。
朝が早いほど、世の中の活動量が少なく、本質的に静かなので集中しやすい。
朝は、ほんとうに静か。だいじなことほど「朝早くやる」のは、効果的だと言える理由のひとつです。
《理由③》「できなかった…」がなくなる
じぶんにとって「だいじなこと」を朝早くやると決めていると。できなかった… ということがなくなります。
朝起きてすぐにやるのですから、「予定がズレる」ことがないからです。
これに対して、だいじなことを夜にやるとなると。日中しだいで、予定がズレ込んでしまう可能性は高くなりますよね。
残業で遅くなってしまった。急用ができた。という経験は誰にでもあるでしょう。また、1日いろいろあって疲れた… みたいなこともあるでしょう。
結果として、だいじなことができなかった、というのはよくあるパターンです。
それはそれでしかたのないこと。毎日いろいろあるのですから、予定どおりにいくことばかりではありません。わたしもまた、しばしば予定はズレます。
ですから、だいじなことを、より確実にできるように。だいじなことほど「朝早くやる」のはおすすめです。
《理由④》1日を気持ちよく過ごせる
さきほど《理由③》で、「できなかった…」がなくなる。という話をしました。
言い換えると。早起きをすることで、だいじなことをできるようになる。
すると、1日のはじめには「だいじなことができている」わけで、そのあと1日を気持ちよく過ごすことができます。
なんとまぁ、単純な… と思われるかもしれませんが。これはこれでよいものです。
朝から充実感がありますし、その後の時間に集中できます。
わたしについて言えば。朝イチでブログの執筆が終わると、「きょうもまただいじなことができたぞ!」と気持ちがよい。
ではこれを夜にやるとなると。「だいじなブログ、あとで書かなきゃ」と、どこか落ち着かない気持ちで1日を過ごすことになります。
どっちがいいか? と聞かれたら、わたしは前者です。朝早く、だいじなことをやりたい。
だいじなことほど「朝早くやる」ことで、1日をより気持ちよく過ごす。いかがでしょうか。
《理由⑤》早寝早起きの好循環ができる
ここまで、だいじなことほど「朝早くやる」のが効果的である理由を、4つ見てきました。
これらの効果を実感できると、ますます「朝早くやろう」という行動につながりやすくなります。
効果がある、イイことがあるのだから、もっとやろう。そういうことです。
すると。自然、「夜更かし」を控えるようになります。寝ないで早起きするのはツラいですからね。
夜遅くまで予定を入れない、深酒をしない、ダラダラと夜更かしをしないようになる。
結果、「早寝」が加わって、「早寝早起き」になります。
早起きの習慣が強化されて、好循環になる。これもまた、だいじなことほど朝早くやることが効果的だと言える、大きな理由です。
まとめ
だいじなことほど「朝早くやる」が効果的な5つの理由、についてお話をしてきました。
誰でにでもあるであろう、「やりたい」「やるべき」と考えている「だいじなこと」。
だいじなことほど、朝早起きしてやってみる。だいじなことほど、朝イチでやってみる。ご興味あれば、お試しを!
- アタマが冴える
- ほんとうに静か
- 「できなかった…」がなくなる
- 1日を気持ちよく過ごせる
- 早寝早起きの好循環ができる