なにかを続けるのはラクじゃない。あきらめずに続けるのはラクじゃない。
っていうこと、ありますよね。そこで、あきらめない・継続することをあと押しする名言をご紹介していきます。
あきらめないのも、続けるのもラクじゃない
突然ですが。なにか続けているもの、ってありますか?
勉強でも、趣味でも、はたまたダイエットでも。続いているなぁ、と思うもの。
わたし自身について言うと、たとえばこのブログは、続いているもののひとつです。
なんだかんだと、きょう現在(2019年2月17日)で 1,036日のあいだ、毎日更新が続いています。
とはいえ、「なにかを続ける」のはラクじゃない。あきらめずに続けるのはラクじゃない。ということもありますよね。
続けたくても思うようにいかないときもあるでしょう。つらくてあきらめてしまいそうになることもあるでしょう。
そんなときわたしは、先人・先輩の言葉、いわゆる「名言」に触れることで、あきらめずに継続するのを「あと押し」してもらうことがあります。
というわけで。昔からちょいちょいコレクションしている名言のなかから、あきらめない・継続することをあと押ししてくれる名言のご紹介です。
あきらめない・継続することをあと押しする名言 10選
「まあ、しょうがない」と思うだけでは、しょうがないだけの選手で終わってしまう
落合博満さん/元プロ野球選手
ときどき、「まぁ、こんなもんだろ」と考えてしまうことがあります。ここまでよくがんばった、もういいだろう。みたいな。
そういう自己満足的な思いに喝を入れてくれる名言です。アマい、アマすぎる。そんなんだから、しょうがないんだオマエは、と。
いまのじぶん、現状に、かんたんに満足をしない。そのためには、かんたんにあきらめないこと・継続することが必要ですよね。
アマちゃんなじぶんを感じたら、この名言で喝を入れましょう。
100勝くらいで満足するためにメジャーに来たわけではない
野茂英雄さん/元プロ野球選手
いまのじぶん・現状に満足をするな的な名言パート2ですね、これ。
じぶんを褒める、正しく評価するということは必要だ、といういっぽうで。褒めや評価が過ぎれば、やはり自己満足に陥ります。
メジャーで 100勝なんてスゴいことです。それでも、100勝なんて通過点だと思えるかどうか。
いまよりも先へ進み「続ける」ためには、じぶん自身を冷静に評価する目も必要だということでしょう。
進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む。
福沢諭吉さん/思想家・教育者
進まざる者、つまり、あきらめて続けられない者は、前に進むことはできない。逆に、退かざる者、つまり、あきらめずに続ける者は、前に進むことができる。
そりゃそうだろうね、という内容なのですが。「偉人」が残された言葉には、格段の説得力があるものです。この名言もしかり。
とくに「必ず」と言い切るあたり、チカラ強さが違います。
あきらめずに続けようとがんばっている人にとって、「退かざる者は必ず進む」の言葉は大きな勇気になりますね。
今日いい稽古をしたからって明日強くなるわけじゃない。
でも、その稽古は2年先、3年先に必ず報われる。自分を信じてやるしかない
千代の富士さん/元大相撲力士
あきらめずに続けているけれど、「なかなか成果がでないんだよねぇ」と嘆きたくなることもあるでしょう。
そんな人におすすめの名言がこれ。きょうがんばったからと言って、いきなり成果があがるわけでもなし、というのはもっともなハナシです。
この名言をコレクションして以来、思わず嘆きたくなるときには「自分を信じてやるしかない」と、じぶんでじぶんを鼓舞をしております。
そもそも嘆くなよ、とは思うのですが。まだまだ修行が足りないわたしです。
努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。
王貞治さん/元プロ野球選手
なかなかにショッキングな名言です。「努力は必ず報われる」と上げておいて、「報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない」と落とされる。
あきらめずに続けている(=努力している)のに「なんか報われてないなぁ」と感じるのなら。それって努力が足りないんじゃないの? と、言われているわけですよね。ショック…
まぁ、それはそれとして。努力の「量」ということとは別に、努力の「方向」ということも、ときには振り返りが必要です。
どんなに努力を続けても、誤った方向の努力では成果も得にくいでしょうから。もっとも、「どこをどう誤っているか」を知るのが難しいのですけれど。
毎日少しずつ、それがなかなかできねんだなあ。
相田みつをさん/詩人・書家
ここまでの名言は、どちらかと言えば「ストイック系」でした。もっとやれ、いいからやれ、的な。
ストイックにも少々疲れたので、ちょっとユルいやつを。ということで、この名言です。
それがなかなかできねんだなあ、にホッとしちゃいますね。ほんと、わかっちゃいるけどできないんだよねぇ… にんげんだもの。
でもこれって。わかっていても毎日少しずつ、続けることができない人間がほとんどだ、ということです。だから、あきらめずに続けることに価値がある。って、ことですよね。
期待しないってことは 夢を捨てたってことじゃなくて それでもまだ何か待ってること
秋元康さん/作詞家・音楽プロデューサー
こちらは、秋元康さんが作詞した楽曲(期待していない自分/日向坂46)からの引用です。
長い人生、ともすれば、なにかをあきらめたくなることもあるでしょう。あきらめたこともあるでしょう。とはいえ、「なにもかもを捨て去った」というわけではないものです。
あるとき、じぶんのなかのどこかに残っていた「何か」に気が付き、もういちど立ち上がることだってあるはずです。だからまぁ、あきらめることがあってもいいんじゃないの。
じぶんのなかにある「何か」に耳を済まして、立ち上がるその日を待つというのもいいんじゃないの。って、なにを言っているんでしょうかね、わたし。
私たちの最大の弱点は諦めることにある。成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることです。
トーマス・エジソンさん/発明家・起業家
さぁ、気を取り直して(?)、ストイック系の名言に戻りましょうか。
人間はほんとうによくあきらめるんだよね、とエジソンさんは言っています。もうそれは、どうしようもない弱点だと言っています。
だから、しかたない。それはそれとして、「常にもう1回」おやりなさい。ということですね。
実は次の1回が成功だったのに、それに気づかず(気づくすべがない)に、失敗だとあきらめていることがいっぱいあるのでしょう。あきらめの悪いヤツ、にならなければいけません。
小さいことを重ねることがとんでもないところに行くただ一つの道だと感じている
イチローさん/プロ野球選手
とっても有名な名言のひとつ。いまさら…という観もありますが、やはりこれはハズせない。
誰にでもできるような小さなことを、誰にもできないくらいずっとあきらめずに続けられるかどうか。「コツコツ」の重要性が詰まった名言です。
「才能」とか「能力」とかのハナシになると、どうにもならないことはありますが。「続ける」ことであれば、なんとかなる部分、じぶんしだいの部分はだいぶ多くなります。
わたしも、続けるための「しくみ」をつくったり、続けるための「健康」づくりなど、じぶんしだいの部分にチカラを入れるようにしています。
プロの作家とは、書くことをやめなかったアマチュアのことである。
リチャード・バックさん/作家・飛行家
さいごの名言。これは、あきらめない者・継続する者にとっての「心意気」とも言える言葉でしょう。
「プロ」という肩書きがあるからプロなのではない。書き続けるからこそプロなのだ、と。まがりなりにも毎日書き続けているわたしとしては、心震える言葉でもあります。
なにごとにおいても続けることは容易ではなく、とかくあきらめてしまう人が多いことは、ここまでお話をしてきたとおりです。
だからこそ、あきらめずに続けることには大きな価値があるし、いずれ大きな差異も生まれるのでしょう。たとえアマチュアであろうとも「書くことをやめない」気概をもって臨みたいものです。
まとめ
あきらめない・継続することをあと押しする名言をご紹介してきました。
続けたくても思うようにいかないときもあるでしょう。つらくてあきらめてしまいそうになることもあるでしょう。
そんなときにふと思い出し、再起のチカラになるのであれば幸いです。