週刊/税理士ジョーの銀行融資マガジン 購読受付中

大井町・ネスカフェ『睡眠カフェ』でお昼寝体験レポート

ネスカフェ・睡眠カフェ

2019年3月6日にオープンした、NESCAFE(ネスカフェ)さんの「睡眠カフェ」に行ってきました。そこでのお昼寝体験レポートです。

目次

平日日中、本気の昼寝をしに睡眠カフェへ

2019年3月6日、NESCAFE(ネスカフェ)さんの「睡眠カフェ」がオープン!

とのことで、先日、体験をしに行ってきました。

ふだんから「お昼寝」を取り入れていることもあり、平日日中に本気で昼寝をしに。

というわけで。そんな睡眠カフェの体験について、お話をしていきます。話の内容・流れは次のとおりです ↓

このあとの話の内容
  • ネスカフェ「睡眠カフェ」とは?
  • 睡眠カフェでお昼寝体験レポート

それでは、このあと順番にお話をしていきます。

【注意】

本記事の内容は、2019年3月7日現在の情報にもとづいております。その後の情報の変更にはご注意願います。

 

ネスカフェ「睡眠カフェ」とは?

今回わたしが体験した、ネスカフェさんの睡眠カフェについて。

まずは、カンタンに概要をまとめてみます。

場所

  • 東京都品川区大井1-7-7 K-2ビル5階(JR・大井町駅から徒歩5分くらい)

「大井町」とは、なかなかシブい場所にありますね。

営業時間

  • 9時〜18時

いまのところ、年中無休のようです。

コンセプト

  • 新スタイルの睡眠体験型カフェ

「眠るためのカフェ」ということですね。一見、なんじゃそりゃ? なのですが。実際、コーヒーを飲んで寝ます。詳しくはのちほど体験レポートで。

サービスメニューと料金

メニュー内容料金(税別)
ナップコース30分の仮眠体験+コーヒー1杯750円
睡眠コース60分60分の睡眠体験+コーヒー2杯1,500円
睡眠コース90分60分の睡眠体験+コーヒー2杯2,480円
睡眠コース120分60分の睡眠体験+コーヒー2杯3,300円
睡眠コース180分60分の睡眠体験+コーヒー2杯4,950円
  • ナップコースは「リクライニングチェア」のみ、睡眠コースは「リクライニングチェアかベッドか」を選択
  • ナップコースのコーヒーは、「カフェイン入り」を仮眠前に
  • 睡眠コースのコーヒーは、睡眠前に「カフェインレス」、睡眠後に「カフェイン入り」

長くても 180分。イメージとしては「お昼寝」ですね。そういう意味で、30分や60分というメニューがあるのは実用的だと感じます。

効果的な昼寝は、15分から30分くらい。長すぎるのはよくない(夜の睡眠に差し支える、など)とも言われますので。

【参考】コーヒーナップ

ナップコースでは、仮眠前に「カフェイン入り」のコーヒーが提供されます。ちょうど起きたころにカフェインが効きはじめ、すっきりと目覚めることができるためです。

これは「コーヒーナップ」と言われるお昼寝法になります。

利用方法

WEBサイトから空き状況を確認しながら、希望のメニューを選んで予約します。予約無しで来店しても「空いていれば」というフンイキはありましたが、予約をしていくのがよいでしょう。

店舗規模感

  • ベッド 6台、レザーリクライニングチェア 4つ

こじんまり、というカンジの規模ですね。もっとも、同じ場所で何十人も寝ている… というのもそれはそれで奇妙なものですが。

 

睡眠カフェでお昼寝体験レポート

ここからは、わたしが実際に利用した際の体験についてお話をしていきます。

利用したメニューは「睡眠コース 60分、ベッド利用」です。

いざ入店

お店があるビルの5階まで上がり、店内に入ってまず感じたのは「おぉ、こじんまり…」。

前述したとおり、「ベッド 6台、レザーリクライニングチェア 4つ」ですからね。考えてみれば、こじんまりでしょう。

店内に入ると、受付待ちの方などが座る長椅子があり、その奥に受付窓口があります ↓

image1

右手がシューズロッカー、左手が睡眠室入口

さ、殺風景。なのは、写真を撮らせていただくにあたり、「店員の方が映らないように」とのご配慮をいただいたからです。

実際には、制服姿で笑顔の店員さんがお迎えをしてくれます。

受付

受付で予約の旨を伝えると、受付票を渡されます。名前とか住所とか電話番号とか、必要事項を記入します。

予約をするときにも同じことを入力したような… と、少々ナゾ仕様ではあります。

それはそれとして。受付票の末尾には「免責事項」の記載もしてあります。

なるほどな、と感じたのは「利用時間が終了してお客さまに声掛けをする際に、体に触れることがあります」的な文言です(細かい表現は忘れましたが、そんな感じ)。

本気で爆睡してたら、自力では目覚めることができない、というのはありうるハナシです。そう考えると、店員さんもなかなか大変なお仕事です。

ちなみに、受付から先は「スリッパ」に履き替えます。受付の横に用意された鍵付きシューズロッカーに靴を預ける流れです。

支払い

受付が終わった時点で、お支払いです。

わたしが利用した日(2019年3月7日)時点では、支払方法は現金のみ。できるだけ現金使わない派のわたしとしては、これは残念。

ですが、これから他の支払方法にも対応していくような「フンイキ」はありましたので。期待をしたいところです。

睡眠室へ

受付・支払いが終わったら、いよいよ睡眠室へ ↓

image2

睡眠室へのトビラ

写真がヘタすぎてなんだかわかりませんが、睡眠室へのトビラの写真です。重そうなトビラの先が、「睡眠+カフェ」スペースというわけですね。

で。トビラを抜けると、そこは「真っ暗闇」でした。

明るいところからの暗闇ですから眼も慣れておらず。突然の真っ暗闇に「み、見えん…」と少々困惑をします。

そんな困惑や不安を察してかどうなのか、睡眠室に入る前には「LEDライト(Philips製 Hue Go)」を手渡されてはいるのですが ↓

image3

まぁ、闇のほうがずっと深いです。手元は明るくても、闇の奥までは見えんのです。

というわけで、睡眠場所までは店員さんがちゃんと案内をしてくれますから、見失わぬようはぐれぬようについて行きましょう。

「睡眠 + カフェスペース」に入室

暗闇を抜けてたどり着いた(←大げさ)「睡眠 + カフェスペース」はこんなカンジです ↓

image4

わたしが利用したのは「ベッド」のコース(リクライニングチェアの選択も可能)。

スペースは、「パイプ」を柱にして区切られており、パイプとパイプのあいだに「布」が張られている、というつくりです。

きちんとした「壁」で仕切られているわけではありません。

したがって、パイプと布のスキマからは「廊下(人が歩くスペース)」が見えもするのですが。まぁ、いずれにせよ暗闇ですからね。わたしはそれほど気にはなりませんでした。

とにかく、「パーソナルなスペース」としては仕切られていますので。「あぁ、ひとりだぁ」を感じることができる空間になっている、ということをお伝えしておきます。

【参考】リクライニングチェアの場合

リクライニングチェアのスペースも、ベッドと同じようにパーソナルスペースとして「個室風」に仕切られています。落ち着けますね。

身の回りのモノを確認

さっそく寝たいところなのですが。まずは身の回りにあるモノを確認せねば… ということで、順番に見ていきましょう。

ハンガー

ハンガーがひとつ用意されています。ジャケットやコートなどをかけて身軽になることができます。

ベッド

詳しくはWEBサイトに記載をされていますが、「よいフランスベッド」らしいです。

ふだんは横になって昼寝をすることはない(椅子で寝る)のですが、フランスベッドの響きに惹かれてベッドを選びました。

予約時に、マットレスが「やわらかめ」か「かため」を選ぶことができます。横向きで眠る人は「やわらかめ」、仰向けで眠る人は「かため」がよいとのこと。

ちなみに、わたしは横向きで寝ます! って、要らない情報でしたかね。すみません。

枕は、やわらかめとかための両方が置いてあるので、その場で好きなほうを選べます。

なお、ベッドには布のシーツの上に、紙製っぽいシートが敷かれていました。ので、使い捨てで利用者ごとに交換をしているのではないかと推測します(確認まではしていませんけどおそらく)。

LEDライト(Philips製 Hue Go)

さきほども触れたライトです。ボタンを押すと、色合いや明るさが変わります。

受付で受け取り、帰りには受付まで持っていきます。道中くらいですからね、ずっといっしょです。

睡眠計測アイマスク・iPhone

睡眠を計測できるアイマスク(ウェザリー・ジャパン LUUNA)と、計測結果を確認するためのiPhoneが用意されています ↓

image5

暗いのでアイマスクは要らんだろ、とは思うのですが、「計測」と聞くと計測せずにはいられないのがわたしです。無論、使います。

時計

ベッドサイドには時計も用意されています。触れたり振動があると点灯するタイプで、暗闇に便利です ↓

image6

温度 24.6度、湿度 49%。睡眠には良さげなカンジですね。

ようやく、お昼寝

身の回りの確認もできたところで、睡眠前に店員さんが用意をしてくれたコーヒーをいただきます ↓image7

睡眠コースでは、まず睡眠前に「カフェインレス」のコーヒー。睡眠後に「カフェイン入り」という使い分けになっています。

15分〜20分ていどの仮眠の場合には、カフェイン入りで問題ありませんが、それ以上長く眠るにはカフェインがないほうがいい。との考えですね。

というわけで、カフェインレスコーヒー(アイス)を飲んでリラックス。

暗闇でほのかな灯を眺めながら飲むコーヒー、というのもなかなかオツなものだね。なんて、オツを楽しむのはほどほどにして寝ます。

アイマスクを着けて。よっこらせ、と自慢のベッドに横になります。おぉ、イイねイイね。

気がつけば、「水のせせらぎ(チョロチョロ的な)」がBGMとして流れています。そんな音を聴きながら、気がつけばウトウトと…

… zZzZ

 ふだんの昼寝と同じく、深く眠るつもりがなかったので、20分のアラームをかけていました。

アイマスクでの計測結果がこちら ↓

image8

けっこう波を描いてはいますが、「うとうと」できて、「浅い睡眠」もできている時間があります。

じぶんとしても、「昼寝できた」という感覚を持てました。満足。

ただ、ひとつ難点を挙げておきますと。

わたしが利用したスペースは、ベッドの真横が廊下でした。そこを人が通ると床がたわむらしく、ベッドにそれなりの振動があります。

わたしの場合には、そのときに目が覚めてしまうのですね。計測結果に波が大きかったのは、それが原因ではないかと思います。

また、前述したとおり、仕切りは「布」ですから、周囲の音は聴こえてきます(人が動く音、咳払いなど)。

幸いうるさい音は聴こえてきませんでしたが、気になる方は「耳栓」をしたほうがよいかもですね。

起床

利用時間終了の10分前になると、店員さんが起床の確認をしに来てくれます。

「◯◯さま、失礼いたします」など、名前で声掛けをしてくれるのがいいですね。

よく眠れましたか?とか、写真は撮れましたか?(ブログで使う写真を撮っていいか聞いていたので)などの声掛けもあり、全体的に「コミュニケーションをとろうとする姿勢」が印象的でした。

また、このタイミングで「目覚めのコーヒー(カフェイン入り・アイス)」を用意してくれます。おしぼり付き ↓

image9

時間までのあいだに身支度を整えつつコーヒーを飲んで、「日常空間」へと戻る準備です。

退店

睡眠体験もこれにて終了。時間になったら、借りていたもの一式(LEDライト、アイマスク、iPhone)を持って、スペースを出ます。

廊下へ出ると、睡眠室出入口の前に店員さんが立っているので、そこから退出。

受付で、借りていたもの一式を返却しておしまいです。

これで、1,500円(税別)。高いと見るかどうか? ですが、睡眠にどれだけの価値を求めるか、ですね。

ふだんから昼寝の習慣があるわたしとしては、外出時にも落ち着いた場所で昼寝ができて(しかもフランスベッド!)、コーヒーも2杯付いて。

高い、ということはない。というのが個人的な感想になります。

あとは、利用したいときに利用したい場所にあれば… ですが。これから店舗が増えていくのかどうかに注目です。

 

まとめ

大井町・ネスカフェ「睡眠カフェ」でのお昼寝体験についてお話をしてきました。

眠るためのカフェ、というあたらしい「選択肢」。ご興味があれば、ぜひいちど体験をしてみるのはいかがでしょうか。

ネスカフェ「睡眠カフェ」WEBサイト

https://suimin-cafe.jp

ネスカフェ・睡眠カフェ

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

良い記事があればシェア
  • URLをコピーしました!
目次