きょうでメルマガの発行をはじめて3年。ブログの更新もあわせて、「毎日」続けています。
というわけで。なにかを続けるなら、実は毎日のほうがラクな理由についてお話をしていきます。
毎日はほんとうにタイヘンか?
メルマガの配信を「毎日」はじめてから、あす(2019年9月30日)で 1,095日。3年になります(365日 × 3年 = 1,095日)。ブログはひと足早くはじめており、こちらも更新は「毎日」で。やはり3年を過ぎています。
ブログにしてもメルマガにしても。「3年やっている」と言えば、「それはスゴいですね」と言われることもあるわけで。たしかに、なにかを3年間続けることにはそれなりのスゴさを感じるところです。
石の上にも三年、なんて言葉もありますし。
そのいっぽうで。わりと飽きっぽいわたしでも3年続いているのは、実は「毎日」やっていたからではないのか? とも考えています。「ときどき」ではなく、「毎日」だから続いているのではないか? と。
ともすれば、「毎日はタイヘンだ」と思われがちではありますが。考えようによっては、「毎日のほうがラクだ」とも言える。
というわけで。なにかを続けるなら毎日のほうがラクな理由についてお話をしていきます。次の5つです ↓
- 悩まなくてすむ
- やらない理由がなくなる
- ムダな時間が減る
- 慣れがでる
- 習慣になりやすい
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
なにかを続けるなら毎日のほうがラクな理由
《理由1》悩まなくてすむ
たとえばメルマガ。これから配信をはじめようとするときに、「どういうペースで配信をしようか?」と悩んでしまうことがあるでしょう。
毎週2回、月曜日と木曜日はどうだろう? それとも、火曜日と金曜日? いやいや、そもそも週3回のほうがいいかな…? みたいな。
わたしは半年ほど前から「HIIT(高強度インターバルトレーニング)」という筋トレ的なものをはじめましたが、やはり悩みました。どのくらいの頻度でやろうかと。
でも、結局は「原則毎日」にしました。カラダの調子を見て、あえてやらない日もありますが、それ以外は毎日やると決めました。
悩んでいるくらいなら毎日やると決めたほうがラクだからです。
メルマガにしてもブログにしても。はたしてどれくらいの頻度で書くのがよいのだろうか? と考えたときもあります。
しかしまぁ、たとえば「週3回書こう」とすれば、「何曜日に書くか?」で悩み、「きょう書くか? あした書くか?」で悩むじぶんが目に浮かぶようです。ましてや「書けるときに書こう」では続けられる気がしません。
わたしの場合、「書けるときに書こう」は「書けないときは書かなくていい」と同義なのですね。意思が弱いというか、なんというか。
なので、あれこれ悩むくらいなら「毎日」と決めてしまったほうがラクだ、というのがわたしの考えです。結果、毎日できないことはあるかもしれませんが、それはまた別のハナシでしょう。
まずは悩むことなく、続けようとすることからです。
《理由2》やらない理由がなくなる
なにかを続けようというのは、それなりにタイヘンなことです。実際に、3年続いているこのブログも、なんどか「存続の危機」というやつはありました。
それでも続いた要因のひとつとして、「毎日更新を掲げていたから」が挙げられます。毎日やると決めていると、「やらない理由」がなくなるのですね。
存続の危機を迎えた諸事情はともかく。なにはともあれ最終的には「毎日やると決めたのだから四の五の言わずにやるしかない」に落ち着きます。
かなり乱暴なハナシであり、「もっとじっくり考えて決めたほうがよいのではないか?」とのご意見もあるでしょう。
たしかにそれも一理ある、と感じるいっぽうで。そもそも「やる」と決めた経緯があるはずです。じぶんにとってだいじなことだから、必要なことだから「やる」と決めたはず。
であるならば。なにやらテキトーな、あるいはイイ加減な理由をつけてやめようとしている弱いじぶんよりも、「やる」と決めた強いじぶんを信じたほうがいいだろう。というのがわたしの経験則です。
この点で、「毎日」というルールは都合がいい。きょうはやらないという言い訳をしなくてすむ、やらない理由を考えなくてすむのは、ある意味ラクだと言えます。
《理由3》ムダな時間が減る
毎日やることが増えると、それをやるために「時間をやりくり」することになります。
言うまでもなく、1日は 24時間しかないからです。なにかやることを増やせば、代わりになにかを減らさなければいけません。
わたし自身、毎日ブログやメルマガを続けるために、時間をつくることに取り組んできました。ブログとメルマガをあわせて、おおむね毎日3時間。その時間をつくるために、です。
たとえば、「なんとなくスマホでゲーム」をやめました。以前は、空いた時間にツムツムを… みたいなことをちょいちょいしていたのですが、いまはありません。スマホゲーム自体をやめました。
スマホゲームそのものが良いか悪いかは人それぞれの考え方ですが、少なくとも「なんとなく」やるのはよろしくないわけで。わたしは、その「なんとなく」がムダだと感じてやめたのです。
ただそれも、ブログとメルマガを毎日3時間というなかで、「背に腹は変えられず」との背景があります。決して意識高く「スマホゲームやめます宣言」をしたのではありません。
これは一例としても。なにかを「毎日」やると決めることで、ムダな時間を削減するきっかけにはなるようです。その結果として、あらたに時間ができることとなり、なにかをやるのも続けるのもラクになる、という効果が期待できます。
《理由4》慣れがでる
経験曲線効果、と呼ばれる現象があります。なにかをするにあたり、経験を重ねることで、より効率的にできるようになる、というものです。いわゆる「慣れ」ですね。
なにかを「毎日」やるということで、その「慣れ」はでやすくなるように感じます。
極端なハナシ、毎週1回しかやらないよりも、毎日やったほうがうまくなる、早くなるみたいな。
じぶんのブログやメルマガに関して言うと、書くスピードが上がりました。はじめた当初に比べると、遅くても 1.5倍、速いときには 2.5倍くらい。
まぁ、もともとが遅いんじゃないか? とのツッコミどころはありますが。それとて、成果は成果、慣れは慣れです。
同じ文字数を書くのでも、書きあげるまでの時間が少なくてすめば、それを続けるのもよりラクになります。
「一に練習、二に練習」の言葉もあるとおり。たくさん練習する、毎日練習するのはだいじだなぁ、と感じるところでもあります。
これに対して、「やみくもに練習してもダメ」とか、「効率よく練習をしたほうがいい」という考え方もあるでしょう。
それはそれでそのとおりなのですが、それを「言い訳にして練習を逃げる」ことがないように、とわたしは考えています。とくにわたしは逃げがちなので。
やろうと決めたことであれば、やらないよりはやったほうがいい。やり続けることで身につくことだってあるものです。
そのときそのときはタイヘンなようでも、ふと気がついてみたら慣れがでていた。前よりもラクになっていた、ということはあるものです。
いまなお、ブログやメルマガはタイヘンですが、さきほどお話をしたとおり、「速く書けるようになった」のはその一例です。
《理由5》習慣になりやすい
なにかを毎日続けていると、それを毎日やらないと気持ち悪い、という感覚が身につきます。
わたしの場合、たとえば「じぶんの経理を毎日やる」です。
個人事業をしているわたしは、少なくとも年に1回は経理をやらなければいけません(税金の申告があるから)。けれども、毎日少しずつやるようにしているし、それをおすすめもしています。
1年分をまとめて経理するなんてタイヘンですし、それこそ慣れていないとなおタイヘン… が理由のひとつです。年に1度ではやり方を思い出すだけで時間がかかってしまいます。だから、毎日少しずつやったほうがいいですよ、と。
で、毎日続けていると。「毎日やらないと気持ち悪い」という感覚がしだいに身につくはずです。歯磨きや入浴なんかと同じようなものですね。
やるべき目的うんぬんよりも、とにかく毎日やらないと気持ちが悪い… みたいな。つまり、「習慣」にしてしまうわけです。歯磨きも入浴も、多くの人は習慣として苦もなくラクラクと自然に続けています。
その前提として、「あたりまえに毎日やるもの」という考えがあるからではないか、というのがわたしの考えです。
だから「毎日やる」と決めてはじめれば、それが習慣になり、ラクに続けることにつながりやすくなる。なにかを続けたいのであれば、ためしてみるのはいかがでしょうか。
まとめ
「毎日はタイヘンだ」と思われがちではありますが。考えようによっては、実は「毎日のほうがラクだ」とも言えます。
なにかを続けたいのであれば、「ひとまず」は毎日やってみる。というのはいかがでしょうか?
- 悩まなくてすむ
- やらない理由がなくなる
- ムダな時間が減る
- 慣れがでる
- 習慣になりやすい