2020年1月19日(日) 第10回イイコトチャレンジ、5時間リレーマラソン・一般の部(神奈川県)の参戦レポートです。
家族で5時間耐久リレー!走行距離は50km
2019年3月、家族ではじめてリレーマラソンに参加をしたのが 10ヶ月前になります ↓
また家族でリレーマラソンに出たいなぁ、と思い(たぶん家族のなかでわたしだけが思い)。今回参加をしたのが、2020年1月19日(日) に開催されたマラソン大会、第10回イイコトチャレンジです。
同大会の概要はこんな感じになります ↓
レース名称 | 第10回 イイコトチャレンジ |
開催日 | 2020年1月19日(日) |
開催地 | 神奈川県横浜市・日産スタジアム |
主 催 | 株式会社エムケイカンパニー(KONDO Racing) |
種目などの詳細は下記のとおりです ↓
種目 | エントリー | 制限時間 | 参加費 |
5時間リレーマラソン・一般の部 | 271チーム | − | @3,900円〜@5,500円 |
5時間リレーマラソン・企業対抗の部 | 162チーム | − | @3,900円〜@5,500円 |
5時間リレーマラソン・U-20の部 | 11チーム | − | @3,500円〜@4,500円 |
5時間リレーマラソン・ソロ | 76名 | − | 5,500円 |
ハーフマラソン | 410名 | 3時間 | 4,000円 |
小学生ラン 1km | − | 1,000円 | |
キッズラン 100m | − | 500円 |
上記種目のうち、わが家は「5時間リレーマラソン・一般の部」にエントリーしました。
リレーマラソンは「ソロ(ひとりで走る)」を除いて、最高9名までのチームを組みます。わが家は、わたし(44歳)、妻(46歳)、娘(中2)、息子(小5)の4名。ローテーションを回すには少々厳しい人数です。
まぁ、でも。家族水入らずで参加をできるのがいいですよね。
結果として、家族4人で5時間を走り続けることができました。距離にして、ちょうど 50km。各自がんばりました! という「戦績」は後段でお話をするとして。
まずは。次回大会以降、参加を検討される方の参考に。本大会の「おすすめポイント」と「注意点」とをまとめてみます。
ただし、イイコトチャレンジは、いつも会場が同じではありません。以前、ハーフマラソンで参加したときは別の会場でした ↓
したがって、次回大会では当てはまらないこともあるかも、ですけれど。運営姿勢の面などでは、今後も参考になることと思います。
イイコトチャレンジのおすすめポイント
わが家が参加をした「5時間リレーマラソン」を中心に、おすすめポイントや注意点などをまとめてみます。
まずは、おすすめポイントから。こちらです ↓
- 参加者が多くて盛り上がる
- 日産スタジアムのトラックを走れる
- エイド(給食・給水)がじゅうぶん
- スタンド(座席)がじゅうぶん
- 生マッチ(近藤真彦氏)に会える
- 待ち時間も飽きさせないイベントあり
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
参加者が多くて盛り上がる
冒頭で、本大会のエントリー数について触れました。
5時間耐久マラソンは、ぜんぶで 440チーム、ソロが 76名、ハーフマラソンが 410名。チームのうち、だれかひとりが必ず走っていることを考えると、いちどに 926名が走っていることになります。
後述しますが、コースは1周 1,623mの周回です。したがって、1,623mの距離のあいだに 926名ですから、なかなかの密度ですよね。実際、絶えず人が周りにいる状態で走ることになります。
また、参加者総数は 4,000人超えとの発表もあり。2年前(2018年)の第8回大会では 2,000人弱でしたから、ずいぶんと参加者が増えたのだなぁ、と感じるところです。
ゆえに、会場も盛り上がっております。やっぱり、活気のある大会というのは走り甲斐もあっていいですね。
日産スタジアムのトラックを走れる
5時間リレーマラソンのコースは、1周 1,623mの周回です ↓
上図のとおり、日産スタジアムのトラック(1周 400m)を含みます。実際に「トラックを走る」ということもなかなかないものですから、良い経験になりますね。
もちろん、スタジアムのスタンド(客席)は、参加者・見学者でいっぱいですから「人に見られているなかを走っている感」も味わえます ↓
エイド(給食・給水)がじゅうぶん
マラソン大会の楽しみのひとつと言えば「エイド(給食・給水)」、なのかどうかは人ぞれぞれでしょうけど。
イイコトチャレンジのエイドは、種類・量ともに「じゅうぶん」だと言えます。大会によっては、種類がぜんぜんない、量も不足しているということもありますが、そういうことはありません。こんな感じです ↓
- ミニクロワッサン 2種類
- ミニメロンパン
- ミニソーセージパン
- バナナ
- チョコレート(ときどきキットカット含む)
- スポーツドリンク
- 水
5時間のレース中、さいごまで「品切れ」を起こしていなかったのがスゴいです。なので、走っている限り「無限パン」。ダイエットには不向きな大会となっております。
スタンド(座席)がじゅうぶん
メイン会場の日産スタジアムは、参加者のために「スタンド(客席)」が解放されています。すべての客席が解放されているわけではありませんが、参加者の人数に対してはじゅうぶんな数の座席です。
手荷物を預けることができるクロークやコインロッカーもありますが、座席にもじゅうぶん置いておくことができます(貴重品の管理には注意)。
また、スタジアム内の更衣室やシャワーも利用できますが、わが家は利用せずでした。ちょっとした着替えはスタンドでじゅうぶんできますし。
生マッチ(近藤真彦氏)に会える
イイコトチャレンジは、近藤真彦さん(KONDO Racing監督)プロデュースのランニングイベントです。ことしで10回目、どんどん参加者も増えているよう。
その近藤真彦さんも会場にいらっしゃいますので、生で、間近で拝見することができます。生マッチ。
というわけで、マッチファンの女性の方々の参加も目立ちます。オリジナルの衣装(Tシャツやジャンパーなど)をまとい、小道具(マッチLOVE的なうちわなど)を手に走っていたりします。
そういう意味でも盛り上がっていますので、見ていて楽しいですね。
ちなみに、今回はものまねアスリート芸人のM高史さん、元マラソン選手の瀬古利彦さんもゲストで登場。生マッチも含めて写真を撮りましたが、肖像権の問題とかよくわからないので掲載は見送ります。
待ち時間も飽きさせないイベントあり
スタジアム内は常時にぎやかです。5時間リレーのあいだじゅう、いろいろなイベントが行われています。
マッチや瀬古さんのトークショー、和太鼓ショー、チアダンスショー、フリースタイルフットボーラーによるパフォーマンス。果ては女子プロレスのスペシャルタッグマッチまで。ちょっともうよくわかりませんが、とにかくにぎやかです。
M高史さんや、マラソン選手の森野麻美さんが「助っ人ランナー」として走るイベントもありました。「格の違い」を間近で見ることができる楽しさがあります。
イイコトチャレンジの注意点
続いて、イイコトチャレンジの注意点。こちらです ↓
- 座席の位置によっては寒い
- 交代時に道が渋滞している
- 飲み物・食べ物の調達に苦労する
- 男子トイレの個室は混む
- 1周の距離が少々長め
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
座席の位置によっては寒い
会場は「冬の屋外」なので当たりまえですが寒いです。走っているときはよいのですが、待ち時間のあいだはカラダが冷えます。
ただし、「日なた」に関してはそうでもありません。当日は晴れていましたので、わりとポカポカでした。というわけで、座席の位置は「日なた」をおすすめします。
なお、日産スタジアムのスタンドには「ひさし」があるため、朝のうちは「日なた」でも、太陽が移動していくうちに「日陰」になるという場所があります。とくにメインスタンド付近です。
終日あたたかく過ごしたいなら、このあたりがベストになります ↓
交代時に道が渋滞している
リレーの選手交代時には、スタンド(座席)からトラックまで降りる必要があります。そのために用意されている「出入り口」は2つ ↓
これが、けっこう渋滞します。つまり、降りるのに時間がかかるので、余裕を持って移動しなければなりません。わたしもいちど見誤り、前走者の息子を数十秒ていど待たせることとなりました…
とくに、「ポカポカ座席(前述)」近くの出入り口の渋滞はひどいので注意が必要です ↓
飲み物・食べ物の調達に苦労する
日産スタジアムのなかには、飲み物や食べ物を買うことができる場所はありません。
スタジアムの外に出るとキッチンカーが出店をしていますが、どこもけっこう混んでしまうので買うにも時間がかかります。そのうえ、食べ物を買うことはできても、飲み物はアルコールばかり…
すぐ近くにはコンビニや自販機も見当たらず、ちょっとした食べ物やソフトドリンクを調達するにはとても不便です。会場に来る前に、1日分の飲み物や食べ物を調達しておくことをおすすめします。
なお、スタジアムのトラック内に給水所はありますので「水」はあります。少々メンドーですがエイド(前述)まで歩いていけばパンなどを食べることはできます。
でも、5時間のあいだパンばかり、ではさすがに飽きますね… 息子が飽きてました。
男子トイレの個室は混む
マラソン大会では「トイレ足りない問題」がついてまわります。イイコトチャレンジはどうか、と言うと。
男子トイレに関して言えば、個室は絶えず 10人弱が待っている感じでした。やっぱり混むなぁ… という状況。個室を利用する際には余裕を持って動いたほうがよいでしょう。
なお、個室じゃないほうは、ほぼ待ち時間なし。女子トイレについては、妻と娘の情報によれば常時スムーズとのこと。この点はよいですね。
1周の距離が少々長め
前述したとおり、本大会でのコースは1周が 1,623m。リレーをするにあたって少々長いと言えば長いです。とくに、わが家のように子どもがいる場合には。
1周が1kmくらいだと、肉体的にも精神的にもラクなように思います。以前に参加したリレーマラソンがそういう距離でした ↓
後述しますが、わたし自身も後半はヘロヘロだったので「1.6km長い…」と参ってしまいました。まぁ、それはわたしの修行不足が原因ではありますが。
それはそれとして。もうちょっと距離を短くしてもらえると、参加者のハードルも下がるのかなぁ、と感じるところです。
イイコトチャレンジ・モロトメ家の戦績レポート
さいごに、イイコトチャレンジ・5時間リレーマラソンに参加したわが家の戦績について、少々お話をさせていただきます。
父(44歳)、妻(46歳)、娘(中学2年生)、息子(小学5年生)だと「こんな感じかぁ」とのご参考になれば幸いです。
一般の部 271チームのエントリーに対して 214位。周回数は 31周。距離にするとちょうど 50kmといったところです ↓
わたしはフルマラソン(42.195km)を5時間では走れませんので。それ以上の距離を5時間で走れたのですから、各自のがんばりですね。
そんな各自のがんばりのようすがこちらになります ↓
上図のとおり。パパ 15周(24.345km)、ママ 6周(9.738km)、娘 4周(6.492km)、息子 6周(9.738km)。娘が少々体調不良だったために、他の3人でカバーしました。
ふだんから走っているパパ(わたし)がたくさん走るのは当然です。にしても、そのパパが鈍足であることは息子の走りをみればわかりますね。わが家の最高ラップは息子の「7分49秒(上図緑色の枠内)」です。1kmを5分弱。
いっぽうのパパは、おおむね 10分前後。1kmを6分強ですから、「ほんとうにふだんから走っているのか?」と叱責したくなるほどです。
ちなみに。わが家の最低ラップ「11分19秒(上図青色の枠内)」は、交代がうまくいかずに、交代待ちが発生したことに起因しています。などと言うと、よけいに言い訳がましく聞こえますね。言い訳なんですけど。
なんにせよ。わが家の場合、4人で5時間を走るのはちょっときつかったです。とくにわたしが…(おかげで大会翌日のいまは筋肉痛です)。 もう1人2人くらいいるといいかなぁ、なんて思います。
逆にあんまり多いと、待ち時間が長すぎてつらそうです。以上、イイコトチャレンジ・5時間リレーマラソンのレポートでした。