超音波洗浄機、TWINBIRDの EC-4548Wをレビューします。結論、メガネっ子ならば買いの装置です!
僕はメガネ屋の店頭で衝動に駆られる。
突然ですが、超音波洗浄機はご存知ですか?
身近なところで言えば、メガネ屋さんの店頭に置いてありますね。いつも身につけているメガネをキレイにしてくれる、メガネっ子にはなんともたまらない「装置」です。
だから、わたしはアレを見かけるといつも、メガネを洗いたくてたまらない衝動に駆られていました。なんのこっちゃ。
ちなみに。冒頭から「メガネ、メガネ」と言っていますが、超音波洗浄機はメガネ以外にもいろいろと洗えます(くわしくは後述)。
そんな超音波洗浄機を購入して使ってみましたのでレビューです。
なお、超音波洗浄機と言っても、いまではたくさんの製品が販売されています。そのなかから、わたしが購入したのが「TWINBIRD EC-4548W」です ↓
それではこのあと、TWINBIRD EC-4548Wの「良いところ」と「悪いところ」とをレビューしていきます。
超音波洗浄機 TWINBIRD EC-4548Wのレビュー
TWINBIRD EC-4548Wの「良いところ」
実際に使ってみて、わたしが感じた TWINBIRD EC-4548Wの「良いところ」はこちらです ↓
- 汚れが目に見えて落ちる
- もうメガネ屋さんの前で悩まなくていい
- デザインよし
- アクセサリーホルダー付き
- 電源コードの取り外しが可能
- コスパ良し
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
汚れが目に見えて落ちる
洗浄機ですからね、まずは汚れが落ちなければ意味がない。というわけで、TWINBIRD EC-4548Wの洗浄力ですが…
申し分ありません。
なにを根拠に申し分ないのか、と言えば。メガネ屋の店頭にある超音波洗浄機と同じ現象を再現できたからです。その現象とは、謎のモヤモヤ ↓
写真の撮り方が悪く、いまいち判然としないところがありますが。肉眼で見ると、煙のように立ちのぼるモヤモヤをはっきりと観察することができます。
もっとも。あまりによく撮れると、それはそれで「衝撃映像」です。結局は汚れですからね。閲覧注意的な記事になってしまうのもどうか、と思いますし。
それはともかく、立ちのぼるモヤモヤ(汚れ)の正体は「皮脂・汗」なのでしょう(女性の場合は化粧品も)。とくに、鼻パッドのところから、モヤモヤはよく発生します。
汚れが気になる鼻パッド。放っておくとサビや変色にもつながります。だから、超音波洗浄機を使う前は、食器用洗剤で洗ったりしていました。
とはいえ、細かい箇所は洗いにくいし、洗えないんですよね。それが超音波洗浄機ならば、細かいところまで届きます。
超音波洗浄機のしくみはざっくり言うと、「超音波で水中に小さな泡を発生させて、その泡が弾けるときの衝撃で汚れを落とす」というもの。
ゆえに、指先では届かないような細かい場所でも、複雑な形状のモノでも汚れを落とすことができるわけです。
市販されている超音波洗浄機は製品によって、超音波の強さやムラにだいぶ差があるとのこと。それでも、メガネ屋の店頭にあるものと同じ現象を再現できる EC-4548Wの洗浄力には満足できます。
もうメガネ屋さんの前で悩まなくていい
いましがた、EC-4548Wの「満足できる洗浄力」についてお話をしました。
おかげで、「もうメガネ屋さんの前で悩まなくていい」のは、わたしにとってのメリットです。あくまで、わたしにとっての。
なにしろ、メガネを買うわけでもないのに(その店では買ったこともない)、頻繁にメガネを洗いに行くのも気が引けます。
お店の人に声をかけられたりしても、メガネを洗っている最中では逃げることもかないません。気が弱ければ、メガネを買ってしまうやもしれない。
また、洗浄力のスゴさを知っているだけに、すでに誰かが洗浄済みであろうその「水」のなかに、じぶんのメガネを浸けることに抵抗がないわけでもない。
むしろ、汚れてしまうんじゃないか… みたいな。とくに潔癖症などではないわたしでも、洗浄力が強いだけに少々躊躇します。
そんな葛藤(どんな葛藤だよ)を、EC-4548Wが家にあればもうしなくていい。もうメガネ屋さんの前で悩まなくていい。
もしも、わたしと同じような悩みを抱えている人がいたら。超音波洗浄機の購入をおすすめするばかりです。
デザインよし
EC-4548Wは、デザイン性に優れた商品だと感じています。とくに外観のダイヤカットの柄が素敵です ↓
あからさまに「装置です!」という主張がなく、インテリアとしてもなじみやすいデザインになっています。
また、スクエアのデザインも個人的には好みです。超音波洗浄機のなかには、丸みを帯びた外観のデザインも多くありますが。
丸みを帯びたモノというのは、どこに置くにもデッドスペース(四隅に)ができるので「なんとなく収まりが悪い」感じがして好きではない。
まぁ、デザインの好みは人それぞれでしょうけど。わたしは気に入っている、ということです。
アクセサリーホルダー付き
超音波洗浄機で洗えるものはメガネだけではありません。EC-4548Wのメーカーであるツインバード工業さんによれば、以下のものが洗えるそうです ↓
メガネ、ネックレス、イヤリング、ブレスレット、ピアス、指輪、ネクタイピン、腕時計の金属バンド、電気カミソリの外刃部、ブラシ(※)、ペン先、ロットリング、クシ(※)、歯ブラシ(※)
※プラスチック製のみ
いろいろ洗えますね。というわけで、腕時計のバンドやアクセサリーを洗うときの「アクセサリーホルダー」が付属しています。
腕時計を洗うときにはこんな感じです ↓
これなら、文字盤より下まで水を入れることで、文字盤を水に浸けずに済みます(防水仕様の腕時計でも水に浸けてはいけません・後述)。
また、指輪を洗うときにはこんな感じです ↓
アクセサリーを引っ掛けられる場所があるので、アクセサリーを洗浄桶の底に沈めることなく洗うことができます。
せっかくの超音波洗浄機です。いろいろと洗ってみましょう。
電源コードの取り外しが可能
EC-4548Wは、本体から電源コードを取り外しすることができます ↓
なにげない仕様ではありますが、他の超音波洗浄機のなかには取り外しができないものもあります。洗浄桶の水を捨てたり、洗浄桶を洗ったりするときにはコードを取り外せるのは便利です。
EC-4548Wの良いところとして挙げておきます。
コスパ良し
EC-4548Wは、本投稿日(2020年2月9日)現在、実勢価格で 5,000円前後です(メーカー希望小売価格は 消費税抜き 10,000円)。
これまでお話をしてきた EC-4548Wの「良いところ」から見れば、5,000円のコスパは良いものと考えます。
市販されている超音波洗浄機の価格はマチマチですし、性能・機能もマチマチです。購入する際には、よく比較をしたうえで、じぶんに合ったものを探されることをおすすめします。
TWINBIRD EC-4548Wの「悪いところ」
実際に使ってみて、わたしが感じた TWINBIRD EC-4548Wの「悪いところ」はこちらです ↓
- 使わないときはジャマと言えばジャマ
- 洗浄桶が小さめ
- 結局、メガネ以外は洗わない
- 本体の丸洗いは不可
- タイマーは3分のみ
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
使わないときはジャマと言えばジャマ
EC-4548Wは使っていないときには、ただの「置き物」と変わりません。使わないときには、ジャマと言えばジャマなのです。
ただし、前述したとおり EC-4548Wはデザインが良いので、インテリアとしても馴染みやすい製品だと言えます。
また、EC-4548Wの外形寸法は「205 × 120 × 120 mm」で、他の超音波洗浄機と比べると「かなりコンパクト」な部類です。
形状もスクエアなので、ヘンに出っ張りなどもなく収納しやすいことを考えると、「ジャマも最小限」といったところでしょう。
洗浄桶が小さめ
EC-4548Wは「かなりコンパクト」であるがゆえに、洗浄桶(洗浄するモノを入れる場所)もコンパクトです。
その洗浄桶のサイズは「145×70×33mm」と、他社製品に比べても小さな部類に入ります。
したがって、大きめでゴツいつくりのサングラスなどは、洗浄桶に入り切らない可能性があるので注意しなければいけません。
じぶんが洗いたいモノのサイズを確認したうえで、EC-4548Wを選ぶようにしましょう。
結局、メガネ以外は洗わない
超音波洗浄機はいろいろなモノを洗えるという話をしました。でもまぁ、実際にはいまのところはメガネばかりであり、他のモノはそうそう洗わないかなぁ、という感じです。
スマートウォッチやスマートリングも洗いたいなぁ と思いましたが、精密機械は故障する可能性があるために断念。なお、洗ってはいけないモノは次のとおりとされています ↓
- 宝飾類(べっ甲、真珠、エメラルド、象牙、さんご、オパールなど)
- 腕時計本体、懐中時計本体(防水型含む)
- メッキ品や接着・接合品などの貴金属
- 木製品、ガラス、コンタクトレンズ、陶磁器、カメラ用フィルターなど
洗浄力に期待をするあまり、洗ってはいけないもモノまで洗ってしまわないように気をつけましょう。
本体の丸洗いは不可
EC-4548Wは本体を丸洗いすることはできません(非防水)。洗浄桶を本体から取り外すこともできないので、洗浄桶を洗うときには本体に注意して洗う必要があります。
とはいえ、前述したとおり、電源コードは本体から取り外すこともできますし、それほど洗いにくいというものでもありません。
なお、EC-4548Wの説明書によれば、洗浄時には水に加えて「家庭用食器洗い中性洗剤(小さじ2分の1ていど)」を入れることとされています。
が、わたしが思うに水だけでもじゅうぶんです。であるならば、洗浄桶を洗うときにもラクなので、本体の丸洗い不可はそれほどのデメリットでもないでしょう。
また、同価格帯の他社製品のほとんどが、やはり「本体の丸洗い不可」であることを申し添えます。
タイマーは3分のみ
EC-4548Wは、電源ボタンを押すと3分後に停止するタイマーのみです。3分以外の時間を指定することはできません ↓
3分より短い時間で停止するには、手動で電源ボタンを押す必要があります。
他社製品のなかには、別途タイマー機能が付属するものもあることを考えると、3分タイマーのみはデメリットになりうるところです。
が、洗浄といっても数分のことなのですから、「タイマーすら要らない」とも言えます。
また、操作は「水を入れて電源ボタンを押すだけ」のシンプルさ。いろいろと操作をする必要がないのはメリットだとも言えるでしょう。
まとめ
超音波洗浄機の TWINBIRD EC-4548Wをレビューしました。
家庭用の超音波洗浄機はいろいろな製品が市販されていますが、EC-4548Wはおすすめできる製品だと感じています。
いつも身につけているメガネを、おうちで洗いたい! というメガネっ子はぜひ。