きょうまでおよそ 1,500記事を書いてきたわたしが、ブログ記事を速くスムーズに書くためにやっている「7つのコツ」についてお話をしてみます。
速いに越したことはない。
きょう現在(2020年4月19日)、これまで投稿したブログ記事は 1,463。まもなく 1,500記事に届こうか、というところです。
ブログをはじめた当初(4年前)、1つの記事を書くのに、平均して2時間〜3時間くらいかかっていました。文字数にすると、1,500〜2,000字ほど。
いまはどうかと言えば、1つの記事を書く時間はあまり変わりません。けれども、1記事あたりの文字数は増えて、3,000字〜6,000字くらい。
コレを見ると、ブログ記事を書く「速さ」が、当初よりも2〜3倍ていどに上がっていることがわかります。
もちろん、「速けりゃいい」というわけではありませんが。速いに越したことはないでしょう。同じ記事を書くのであれば、そりゃあ速いほうがいい。
というわけで。およそ 1,500記事を書いてきたわたしが、ブログ記事を速くスムーズに書くためにやっている「7つのコツ」についてお話をしてみます。
こちらです ↓
- タイトル・小見出しを決めておく
- 型を持つ
- 朝のうちに書く
- 所要時間を決めて書く
- テキストエディタを使う
- タッチタイピングを鍛える
- 絶対に投稿すると決めて書く
かつてのわたしのように、「記事を書くのが遅いんだよなぁ」「記事をスムーズに書けないんだよなぁ」と悩まれている人のご参考になれば幸いです。
それではこのあと、7つのコツを順番に見ていきましょう。
ブログ記事を速くスムーズに書くための7つのコツ
《コツ1》タイトル・小見出しを決めておく
いざ記事を書こう! というときになってはじめて、なにを書こうか考えはじめる。これだとどうしても時間がかかります。
事前に、記事の「タイトル」と「小見出し」くらいは決めておくのがおすすめです。わたしはふだんから、それらを「ネタ帳(ツールは後述する Bear)」に書き出しておくようにしています。
そのうえで、夜のうちに「あすはこのネタを書くぞ」と当たりをつけておく。すると、翌朝はスムーズに記事を書きはじめることができます。
ちなみに。夜の段階で「どうもしっくりくるネタがない…(つまりネタ切れ)」ということがゼロではありません。
そんなときには、翌朝、ランニングをしながらアタマを巡らせると、ネタが決まるのは不思議なものです。机の前に座って悩んでいても、時間ばかりが過ぎていくので気をつけよう。そんなハナシです。
《コツ2》型を持つ
いまわたしがブログ記事を書くときには、原則これっ! という「型」があります。
具体的には、「結論ファースト」です。冒頭で、その記事の結論を明らかにする。そのうえで、結論に関する「根拠」や「例示」の話をしていきます。
さきほど、「小見出し」という話をしました。小見出しは、型で言うところの「結論」にあたる部分です。
本記事も、冒頭で「ブログ記事を速くスムーズに書くための7つのコツ」を列記することで、まずは「結論」を明らかにしています。いまは、その結論の根拠や例示のお話をしているところです。
というわけで。わたしが書く記事のほとんどは、この「型」に依っています。型があると構成が決まりますから、書くにあたっての迷いが少なくなる。結果、速くスムーズに書くことができます。
じぶんなりの「型」を持つ、「型」をつくることも考えてみるとよいでしょう。
《コツ3》朝のうちに書く
朝起きたばかりのアタマは「フレッシュ」です。睡眠をとったあとですから、心身の疲労が回復しているからですね。
だったら、そのフレッシュな状態のうちにブログを書いてしまおう! と、わたしは考えて、ブログは午前中のうちに仕上げるようにしています。
また、朝早い時間であれば「ジャマ」も少ないものです。電話がかかってきたり、メールが届いたり(わたしはもともと通知機能をOFFっていますが)。
もちろん、夜のほうが調子がいいんだ! という人もいるでしょうから。万人に朝をおすすめするわけではありません。要は、じぶんにとって最適な時間、パフォーマンスが上がる時間に書く、ということです。
これに対して、夜遅くになって、疲れたカラダ・ココロに鞭打って書くようではいけません。速くスムーズに書くことができないのは当然だと言えます。まずは、じぶんにとって最適な時間を確保することをからはじめましょう。
《コツ4》所要時間を決めて書く
いましがた、「朝のうちに書きましょう」とお話をしました。そのときに合わせてやっておきたいのは、「所要時間を決める」ことです。
たとえば。朝8時から書きはじめるとすると、何時までに書き終えるのか? 10時と決めれば、所要時間は2時間になります。
この2時間というタイムリミットを背負って記事を書きましょう、というお話です。
わたしの場合には、その日のテーマによって「2時間〜4時間」くらいのあいだで決めています。 ボリュームが少ないときには2時間くらい、多いときには4時間くらい。そんな感じ。
これに対して、タイムリミットを決めずにいるとダラダラするものです。
そういう経験はだれにもあるはずで。「仕事の量は、与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」という、パーキンソンの法則どおりでもあります。
ブログ記事に限らず、「所要時間を決める」ことは時間管理には欠かせないテクニックです。
《コツ5》テキストエディタを使う
わたしはブログ記事を書くときに「テキストエディタ」を使っています。テキストエディタとは、テキストを作成・編集するための「テキスト専用アプリ」です。
以前は、WordPressの編集画面(ブラウザ)で記事を書いていたのですが。速くスムーズに書くにあたって、ブラウザには「妨害」が多いなぁ… と、テキストエディタを使うことにしました。
で、妨害とは?
ブラウザはいろいろできてしまうため、ブログを書いていたつもりが気がついたらネットサーフィンをしていた… みたいな。ほかにも、メールチェックやら、Google Analyticsのチェックやらいろいろです。
また、ネット環境の問題で、突然オフラインになってしまうこともあります。その結果、書いていた文章がブッ飛んだ… ということも。これでは、速くスムーズに書くのも困難です。
共感できる! というのであれば、テキストエディタを使ってみるのはどうでしょう。わたしは、Mac用の「Bear」を使っています ↓
《コツ6》タッチタイピングを鍛える
キーボード入力で記事を書くのであれば、タイピングのスピードが速いほど、速くスムーズに書くことができます。
そのためには、タッチタイピング(キーボードを見ないで入力)を鍛えることです。
この点。わたしがブログをはじめた当初は、きちんとしたタッチタイピングすらできず… キーボードをチラ見しながらの「なんちゃってタッチタイピング」でした。
そこから、毎日ちょっとずつ練習をすることでタッチタイピングを習得。スピードも少しずつ上がっています。もともとがダメだったのもあり、効果てきめん! といったところでしょうか。
タッチタイピングに付随して、ショートカットキーを覚えるのも有効です。とくに文字入力系のショートカットキーはぜひとも押さえておくとよいでしょう ↓
タッチタイピングにしても、ショートカットキーにしても、一朝一夕には身につきませんが。身につけようと努力を続ければ必ず効果を発揮するので、やらない理由はありません。
《コツ7》絶対に投稿すると決めて書く
記事を書きはじめるときに「絶対に投稿する!」と決めて書くことを強くおすすめします。
逆に、「良い記事が書けたら投稿しよう」は、やめたほうがいいです。じぶんに厳しい人ほどハードルが上がり、記事を完成させることができません。
すると、時間ばかりかかって記事を投稿できず。投稿できない記事をいくら書いたところで、それは本末転倒というものでしょう。
誤解を恐れずに言えば。少々質が悪いとしても、ひとまず書き上げる。前述したように、所要時間のなかで書き上げる。書き上げたのであれば投稿する。わたしは、それをおすすめします。
質を求めるとキリがありません。もっとうまく書けるかも、と考えはじめるとキリがありません。
質を求めるのは大切なことですが、それは「短期」で求めるよりも「中長期」で求めるべきものでしょう。ひとつひとつの記事にこだわるよりも、記事を書き続けることで上がる質があります。継続はチカラなり。
なかなかうまく書けなくて投稿ができない… との話を見聞きすることがあります。それでも書き上げる。そして次の記事を書くことに時間を使いましょう。速くスムーズに書くことにつながるはずです。
「将来のじぶん」に期待をして、「いまのじぶん」にはあるていどのところで見切りをつける。そんな割り切りができるように、「絶対に投稿する!」と決めて書きましょう。
まとめ
ブログ記事を速くスムーズに書くためにやっている「7つのコツ」についてお話をしてきました。
かつてのわたしのように、「記事を書くのが遅いんだよなぁ」「記事をスムーズに書けないんだよなぁ」と悩まれている人のご参考になれば幸いです。
- タイトル・小見出しを決めておく
- 型を持つ
- 朝のうちに書く
- 所要時間を決めて書く
- テキストエディタを使う
- タッチタイピングを鍛える
- 絶対に投稿すると決めて書く