ブログを続けるうえで感じる悩みのひとつに「ブログが読まれない」があります。
というわけで。読まれないブログが辛いとき、じぶんに言い聞かせたい3つの言葉についてお話をしていきます。
辛いときだってあるよね、わかるわかる。
このブログをはじめてから4年が過ぎました(2020年5月2日現在)。
そのあいだに感じてきた「悩み」のひとつに、「ブログが読まれない」があります。なにをもって「読まれない」とするかはいろいろあるにせよ、じぶんが書いたブログ記事が読まれない… と感じるのは辛いことです。
辛さのていど加減は人それぞれでしょうが、この種の辛さを感じている人は少なくないようで。直接お話をうかがうことも、決して少なくありません。
かく言うわたし自身も、その辛さをグチっていた時期はありましたし。いまもなお、辛さを感じるときがありますし。そういう意味では、いつまでたっても、どこまでいっても、ついてまわる悩みだとも言えるでしょう。
というわけで。そんなわたしが、読まれないブログが辛いとき、じぶんに言い聞かせてきた・言い聞かせている3つの言葉について、お話をしてみることにします。
同じような悩みを抱えている人、とくに、まだブログをはじめたばかりだという人のご参考になりましたら幸いです。
- だれでもはじめはそんなもの
- ここを乗り越える者が少ないからこそ
- ひとりでも読んでくれる人がいるのなら
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
読まれないブログが辛いとき、じぶんに言い聞かせたい3つの言葉
だれでもはじめはそんなもの
ブログが読まれているかどうかの指標として、しばしば「PV(ページビュー)」が挙げられます。文字どおり、どれだけそのページ(記事)が見られたかを示す数です。
ブログをはじめた当初、1日あたりのPVは「数十」でした。1日ですよ、1日。なので、瞬間的には「(ほぼほぼ)だれも読んでいる人がいない」というのがブログをはじめた当初の状況になります。
もちろん、はじめた当初からバケモノのようにPVを増やす人もいるわけですが。割合で言えば、ほんの一握りでしょう。だから、ほとんどの人は、だれにも読まれないようなところからはじまります。
それがわかっていれば、「必要以上」に辛く感じることもないはずです。まぁ、わかっていたとしても、実際にその状況に身を置いてみると、辛いことは辛いんですけどね。とっても。
とはいえ。わかっていれば、多少の「なぐさめ」にはなる、というものです。
いずれにせよ。この段階で「向いてないかも」とか、「才能ないかも」とかを深く考えてはいけません。実はほんとうに向いていない・才能がないのかもしれませんが、この段階では「読まれていない」ことがほとんどで、判断をするには早すぎます。
向いているとも才能があるとも言えないなかで、それでも4年のあいだ続けてこられたわたしが言うのですから間違いない。わたしじゃ不安ですか、そうですか。では、偉人の名言もひいておきましょう ↓
自分に能力がないなんて決めて、引っ込んでしまっては駄目だ。なければなおいい。今まで世の中で能力とか才能なんて思われていたものを越えた、決意の凄みを見せてやる、というつもりでやればいいんだよ。
岡本太郎 / 芸術家
ブログをやろう、と決めたじぶんを信じて。じぶんの決意を信じて。そのうえで、「だれでもはじめはそんなものだ」くらいに考えておきましょう。
ここを乗り越える者が少ないからこそ
ブログをはじめて3ヶ月、PVはどうなったかと言えば。1日あたり「数十」ということはないにしても、劇的に増えたわけではありません。
わたしの場合には「毎日更新」でしたから、3ヶ月で 100近い記事を書いたにもかかわらず「まだこんなものか…」との思いがあったことを覚えています。コスパ悪っ… みたいな。
そのころ目にした、とあるアンケート調査によると。1日あたり 500PVを超えるブログの割合はおよそ3%しかないそうで。500PVが多いか少ないかという議論は別にしても、読まれるブログはごく一部。そういうことです。
ちなみに。その調査によれば、8割以上のブログは1日あたり 100PV以下とのこと。数十のPVで「読まれない」と悩んでいたわたしと同じであれば、多くの人が同じ悩みを抱えていることになります。
悩みに耐え、乗り越えることができた人は3%。実に狭き門だ、と言えるでしょう。
そのいっぽうで、狭き門ゆえに「あきらめてしまう」という人も多いはずです。わたしもまた、いくどとなくあきらめかけていましたし。
ここを乗り越える者が少ないからこそ、「もうひとがんばり」が差になります。もうひとがんばりできる者が少ないからこそ、もうひとがんばりできるかどうかが、その後の結果を大きく左右する。
結果として。なんとか書き続けたわたしは、ブログをはじめておよそ半年後、1日あたり 500PVの壁を超えることができました。
じゃあ、いまはどうかと言うと。いまはいまで、やはり「壁」に挑んでいるところです。結局、それが何PVなのかは別にして、いつまでたっても壁は存在しています。どこまでいっても壁はある。
その壁が高ければ高いほど、乗り越えられる者は少ないわけで。少ないからこそもうひとがんばり…! との思いは、あのときもいまも(これからも?)変わらないようです。
[ad1]ひとりでも読んでくれる人がいるのなら
と、ここまで「PV」を主体にお話をしてきましたが。PVはひとつの指標に過ぎず、PVだけをもって「読まれている」ことにはなりません。
事実、PVばかりが多くても、その記事が読者の役に立っているのかどうかはまた別のハナシです。
この点で。たとえPVが少ないとしても、たとえいまのPVがじぶんの思い描いているものとは違っていても。「ひとりでも読んでくれてる人がいるのなら」との思いはだいじにしたいところです。
実際に。ブログを続けていると、読者の方から「声」をいただけることがあります ↓
- いつもブログを読んでいます!
- 〇〇の記事、とても参考になりました!じぶんもやってみました!
- 次の記事も楽しみにしています!
などなど。このような「声」をいただけることは、書き手にとっては「とてもうれしい」ものです。またブログを書こう、書きたい、とのチカラにもなります。
だからもし、こういう「声」をいただいたのなら、素直に受け入れること(自信過剰はいけませんが)。そして、辛いときには思い出すことです。
じぶんの書いたブログは「ひとりでも読んでくれる人がいる」、そして、「読んだ人の役に立つこともできる」。そう考えることができれば、辛いときにも励みになりますよね。
ブログを通じてだれかの役に立つ。つまり、「貢献」はブログを書くうえでの強い動機にもなるものです。もちろん、ブログを通じて「仕事をとる」といった動機もあるでしょう。わたしにもあります。
ただ、ブログを続けるという面で、もっとも影響力がある動機は「貢献」だというのがわたしの感覚です。だれかの役に立つことは、損得抜きにうれしいものです。
だからこそ、貢献できる記事を書こう! との考え方・行動にもつながるのではないでしょうか。これが、あまりに「仕事をとろう!」ということだと、ちょっとブレた内容(仕事の受注ばかりに誘導しすぎてしまう、とか)になることもあるように思います。
というわけで。ブログが読まれずにつらいときには、ひとりひとりの読者を思い出してみましょう。ひとりひとりの声を思い出してみましょう。結果として、より多くの人に読まれることにつながるはずです。
まとめ
ブログを続けるうえで感じる悩みのひとつに「ブログが読まれない」があります。
そんなわたしが、読まれないブログが辛いとき、じぶんに言い聞かせてきた・言い聞かせている5つの言葉について、お話をしてきました。
同じような悩みを抱えている人、とくに、まだブログをはじめたばかりだという人のご参考になりましたら幸いです。
- だれでもはじめはそんなもの
- ここを乗り越える者が少ないからこそ
- ひとりでも読んでくれる人がいるのなら