2020年11月16日に発売された、Appleのスマートスピーカー「HomePod mini」を買いました。
というわけで、HomePod miniで「できること・やってみたこと」についてお話をしてみます。
リーズナブルなHomePod miniの実力はいかに。
2020年11月16日に発売された、Appleのスマートスピーカー「HomePod mini」を買いました。
その「HomePod mini」のお値段は 10,800円(税別)。もともとあった「HomePod」のお値段は 32,800円(税別)ですから、かなりリーズナブルに感じる価格設定です。なので、買ってみた。
きょう現在、まだ2日くらいしか使っていませんが。現時点でのレビューとして、HomePod miniで「できること・やってみたこと」についてお話をしてみます。
具体的にはこちらの9つです↓
- 狭い場所にも置ける
- 高音質で音楽が聞ける
- 音楽再生中でもSiriを聞き取る
- Hey Siriが使える
- iPhoneを近づけるだけで音楽の引き渡しができる
- MacやiPadのスピーカーにもできる
- YouTube、Amazon Musicなども聴ける
- かかってきた電話に出れる
- iPhoneを探せる
それではこのあと、順番に見ていきましょう。
HomePodminiでできること・やってみたこと9つ
狭い場所にも置ける
HomePod miniは、とにかくコンパクト。Appleだけに(?)、りんごサイズ。それも「ちょっと小さめ」のりんごサイズです。
具体的には、縦・横 9.79cm、高さ 8.43cm。重さは 345g。大きさといい、重さといい、ほんと「りんご」じゃんか、という感じです。天面と底面を除いて「メッシュ」な素材なので、りんごが網(いわゆるフルーツキャップ)でくるまれているかのようなデザインになっています。
でもこれって、網目のあいだにホコリがたまりそうだよなぁ… と心配をしてしまうのはわたしだけでしょうか。
とにかく、コンパクトなので、場所を気にせず置けるのはいいですね。わたしも、デスク上の「スキマ」に置くことができました↓
高音質で音楽が聞ける
HomePod miniの良さとして、「高音質」が挙げられます。スマートスピーカーは、ほかにもいくつか持っていますが、そのなかでもHomePod miniの音質の良さはいちばんです。
もちろん、それぞれ価格もコンセプトも違いますから、いっしょくたに比較するのもどうかとは思いますが。それでも、「良い音を聴きたい」という人にとって、HomePod miniは満足できるスピーカーだと言ってよいでしょう。
ちなみに、わたしはじぶんの「耳」について、音(の違い)をくわしく語れるほど自信はありません。音の「シロート」だと言っていい、自慢にならんけど。そういうシロートでさえ、「良い音だなぁ」と感じるのですから、やっぱり良い音なのでしょう。
なお、Appleさん的には、「音の常識を変えるコンピュテーショナルオーディオが、大きなスピーカーのように広い音域と繊細なサウンドを届けます。」とアピールをしています。コンピュテーショナルオーディオとかよくわかりませんが、「音に自信あり」ということだけはわかるよ。うん。
音楽再生中でもSiriを聞き取る
HomePod miniで音楽を再生中、「声」でストップすることもできます。そりゃあ、スマートスピーカーなんだから当然ですが。
ただ、音楽がけっこうな音量で流れているなかでも、きちんと「声」を拾ってくれるのはスゴいですよね。HomePod miniは「お利口さん」。
この点で、Appleさんは、「HomePod miniは、ボリュームを上げてもあなたの声のコマンドを聞き漏らしません。」と言い切っています。これも、コンピュテーショナルオーディオだかなんだかの恩恵なのでしょうか。
なんにせよ、技術の進化には驚くばかりです。
Hey Siriが使える
さきほど、「声」で音楽再生をストップできる、と言いました。具体的には「Hey Siri」です。
というわけで、HomePod miniは音楽をストップさせるだけではなく、「Hey Siri、〇〇して」が使えます。スマートスピーカーなんだから、あたりまえと言えば、あたりまえです。
これまでは、積極的に「Siri」を使ってこなかったわたしですが。HomePod miniがあると、ちょっと使ってみたくなりますね。でも、「OK Google」やら「アレクサ」やら、わたしの部屋には「アイリス(と呼びかけて照明をコントロールする)」もあるので、いろいろあって混乱しそうです。
なお、HomePod miniの天面で「タッチ操作」もできます。音量のコントロール、再生や一時停止など。まぁ、基本的に使うことはなさそうですけど↓
iPhoneを近づけるだけで音楽の引き渡しができる
これはスゴいなぁ、と感心したのがこれ。iPhoneをHomePod miniに近づけるだけで音楽の引き渡しができます。こんな感じです↓
この機能について、Appleさん的には「音楽やPodcastを聴いているのに、出かける時間がやってきた。そんな時も楽しさは途切れません。HomePod miniにiPhoneを近づけるだけでオーディオを引き継げるからです。」と表現をしています。
わたしはそこまで熱心に、音楽やPodcastを聴いたりはしないけれど。iPhoneを近づけるだけで、すぐにHomePod miniに音楽を引き渡せるのは便利。もう1回近づければ、iPhoneのほうに引き取ることができます。
MacやiPadのスピーカーにもできる
HomePod miniは、iPhoneだけではなく、Macや iPadのスピーカーにもできます。
わたしが使っている MacBookPro(13インチ・2020)であれば、サウンド設定でスピーカーを HomePod mini切り替える。iPadPro(11インチ・2020)であれば、コントロールセンターから「AirPlayボタン」を押す、という感じです。
MacbookProも、iPadProも、スピーカーの音質が極端に悪いわけではありませんが。それでもやっぱり、HomePod miniと比べたら、一目瞭然です。「目」じゃないか。一耳瞭然です。
YouTube、Amazon Musicなども聴ける
HomePod miniでは、YouTubeやAmazon Music、Spotifyなども聴くことができます。iPhoneやMac、iPadで聴いていた音を、前述のとおり HomePod miniに切り替えればOKです。
AppleのMusicアプリや、Apple Musicだけしか聴けない… ということではありません。
ところで、Zoomのスピーカーとして、 HomePod miniに切り替えることはできましたが。わたしの環境だと、映像に対して音が「かなり遅延」しました。遅延せず使えたらいいのになぁ、とは思います。
ちなみに、HomePod miniを、マイク(入力装置)として使うことはできません。
かかってきた電話に出れる
iPhoneにかかってきた電話に、HomePod miniで出ることができます。着信したら「Hey Siri、電話に出て」で出ることができます。
ハンズフリーは、iPhone自体でもできることではありますが。HomePod miniでできるのも便利だと言ってよいでしょう。そもそも電話がほとんどかかってこないので、あまり恩恵はありませんが。
なお、HomePod miniから電話をかけることもできます。でも、電話をかけることもほとんどないし、電話をするときは、LINE通話やLINE OUTなので、そうなると HomePod miniは使えません…
iPhoneを探せる
HomePod miniでできることとして、iPhoneを探せます。できるというから試しにやってみました。たしかに、「Hey Siri、iPhoneを探して」と言えば、iPhoneを鳴らしてくれます。
最近、「〇〇は、どこに置いたっけ?」みたいなことが増えてきたようにも思うので、もしかしたら、いずれ役に立つかもしれません。あまり頻繁に役立つようでは困りますけど。
HomePodminiでできるらしいけど、やっていないこと
HomePod miniでできるらしいけど、やっていないことについても触れておきます。こちらです↓
- HomePod miniが2台あれば、ステレオ再生できる
- Homekit対応の電球や家電を声で操作できる
- メッセージの送受信ができる
- HomePod miniを複数設置すれば、互いにインターコム通話できる
2台買ってステレオ再生するほど、音に対して熱心ではありません。Homekit対応の製品は持っていません。メッセージの送受信はもともとしていません。インターコム通話を便利に感じるほど家は広くありません。そんな感じです。
まとめ
2020年11月16日に発売された、Appleのスマートスピーカー「HomePod mini」について、「できること・やってみたこと」をお話してきました。
iPhoneはもちろん、Macや iPadのスピーカーとして使うのに、よい製品だと感じています。なにより、高音質でリーズナブル。HomePod miniのおすすめポイントです。