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iPad用MagicKeyboardで生産効率を極める12の設定

iPad用MagicKeyboardで生産効率を極める12の設定

iPadPro(11インチ・2020)で作業をするにあたって、MagicKeyboard(US)を使っています。

そこで、iPad用MagicKeyboardで生産効率を極めるために、実際わたしがやっている「設定」についてのお話です。

目次

せっかくのMagicKeyboard、最大限に活かしたい。

iPadPro(11インチ・2020)で作業をするにあたって、MagicKeyboard(US)を使っています。せっかくのキーボードです。しかもトラックパッド付き。最大限に活かしたいですよね。

そこで、iPad用MagicKeyboardで生産効率を極めるために、実際わたしがやっている「設定」について、お話をしていきます。ぜんぶで 12、こちらです↓

iPad用MagicKeyboardで生産効率を極める12の設定
  1. 自動大文字入力 → オフ 
  2. 自動修正 → オフ
  3. ライブ変換 → オン
  4. キーボードの輝度 → 最小
  5. caps lock → control
  6. 地球儀キー → caps lock
  7. スマート句読点 → オフ
  8. スマート全角スペース → オフ
  9. フルキーボードアクセス → オン
  10. キーのリピート → 最短
  11. トラックパッド・軌跡の速さ → 最速
  12. トラックパッド・タップでクリック → オン

これらの設定をすると、どうして生産効率が上がるのか? その理由と設定の方法もあわせて、このあと順番に見ていきましょう。

 設定方法については、iPadOS 14を前提にしています。

 

iPad用MagicKeyboardで生産効率を極める12の設定

1.自動大文字入力 → オフ 

設定方法

設定 → 一般 → キーボード → 自動大文字入力 → オフ

「自動大文字入力」とは、英語で入力をするときに、最初の文字を自動的に大文字に変換してくれるという機能。ありがたいんだか、ありがたくないんだか、よくわからない機能です。

おそらく、多くのヒトにとっては、「かえってメンドー(変換された大文字を小文字に修正…)」な機能だと思われますので。オフにすることをおすすめします。

2.自動修正 → オフ

設定方法

設定 → 一般 → キーボード → 自動修正 → オフ

「自動修正」とは、英単語を入力したときのスペル誤り(と思われるもの)を、自動的に修正候補を示してくれる機能です。「便利じゃん」と思いますが、実はそうでもない。

メールアドレスや、なにかのID、パスワードなど「独自のスペル」を入力するときに、勝手に修正候補を提示してくるので、うっかり選択すると間違えてしまいます。やっかいですから、オフにしておきましょう。

なお、似た機能に「スペルチェック」があります。これは、スペル誤り(と思われるもの)があると、その箇所に赤線を引いてくれる機能です。勝手に修正されたりしませんので、こちらはオンにしておくとよいでしょう。

3.ライブ変換 → オン

設定方法

設定 → 一般 → キーボード → ハードウェアキーボード → ライブ変換 → オン

「ライブ変換」とは、入力した文字をどんどん勝手に変換してくれる機能です。スペースキーで変換を確定する必要がないので、その分だけ速くラクに入力することができます。

とはいえ、「勝手」に変換されていくことには違和感があるものです。これを「使いにくい」と感じて、オフにしているヒトは多いものと推測します。

それでも、使えば使うほど「学習」をして変換精度が高まるため、違和感を克服するまで慣れることができれば、入力のスピードアップが期待できるでしょう。ゆえに、オンで挑むべし。

4.キーボードの輝度 → 最小

設定方法

設定 → 一般 → キーボード → ハードウェアキーボード → キーボードの輝度 → 最小

「キーボードの輝度」とは、キーボードバックライトのことです。調整バーを動かすことによって、暗くしたり明るくしたりできます。迷わず、最小にしましょう。いちばん暗くしてしまいましょう。

だって、「キーボード見ながら入力します?」というハナシです。生産効率を上げたければ、タッチタイピング一択です。キーボードは見ずに入力する。これしかありません。

だったら、キーボードバックライトを点けておくなど、バッテリーのムダ使いでしかない。エネルギー資源のムダ使いです(言い過ぎ)。タッチタイピングの覚悟を決めるためにも、キーボード輝度は最小にしましょう。

5.caps lock → control

設定方法

設定 → 一般 → キーボード → ハードウェアキーボード → 修飾キー → caps lock → controlを選択

これは、USキーボードを使っているヒトのための設定です。USキーボードの場合には、「A」のキーのすぐ左が「caps lock」キーです。日本語ばかりのヒトには、ほとんど用がないキーが、とても良い場所(左手小指をちょっと伸ばすだけ)に陣取っている。これはよくありません。

なので、よく使うキーである「control」キーに置き換えましょう。そのための設定です。

「control」キーを使った便利なショートカットキーはたくさんあります。このあたりは Macと同じですから、くわしくはこちらの記事をどうぞ↓

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USキーボードの場合、放っておくと「control」キーは使いにくい場所にありますから。「caps lock」はぜひ、「control」に置き換えましょう。

6.地球儀キー → caps lock

設定方法

設定 → 一般 → キーボード → ハードウェアキーボード → 修飾キー → 地球儀キー → caps lockを選択

さきほど、「caps lock」なんか使わなんだろう、と言ったばかりですが。いわゆる「地球儀キー(地球儀のマークが描かれたキー)」に、その「caps lock」キーを割り当てます。

なぜなら、これで「英語と日本語のモード切り替え」ができるから。これは便利。

この切り替えをできるようにするためには、「Caps Lockを使用して言語を切り替え」の設定をオンにしておく必要があります(ハードウェアキーボードの設定のなかでできます)。

USキーボードの場合、地球儀キーはいちばん左下にあるので、場所がわかりやすくて押しやすいのはナイスです!

7.スマート句読点 → オフ

設定方法

設定 → 一般 → キーボード → スマート句読点 → オフ

「スマート句読点」とは、いまいちよくわからない機能です…

半角のハイフンを連続入力すると、全角のダッシュになったり。クォート( ’ )やダブルクォート( ” )が、ちょっと違ったもので入力されたり。場面によっては不具合を起こしますので、オフっておきましょう。

オフにしておいて困る機能ではないはずです。

8.スマート全角スペース → オフ

設定方法

設定 → 一般 → キーボード → スマート全角スペース → オフ

「スマート全角スペース」とは、日本語で入力をしているときに、スペースキーを押したときのスペースが全角になる機能です。

わたしとしては、「勝手に全角にするんじゃねぇ!」と思ってしまうので(スペースは、基本的に半角を使います)。「常に全角スペース派」でなければ、オフにしておきましょう。

9.フルキーボードアクセス → オン

設定方法

設定 → アクセシビリティ → キーボード → フルキーボードアクセス → オン

「フルキーボードアクセス」とは、タブキーでフォーカスを移動したり、スペースキーで確定できたりと、いろいろな操作をキーボードのみでできる機能です。

せっかくMagicKeyboardを使うのであれば、ぜひともオンにしておきましょう。なお、フルキーボードアクセスで利用できるショートカットキーは、「tab + H (ヘルプを表示)」で確認できます。

「tab + C」でコントロールセンターを呼び出せたり、「option + comman + D」でDockを表示したあと、tabキーでアプリを選択してスペースキーで開けたりするのは便利です。

 フルキーボードアクセスで「フォーカス」された箇所は「青色の枠」で囲われます。青色の枠は、15秒表示されると消える設定ですが長すぎます。「フルキーボードアクセス → 自動的に非表示」から、マイナスボタンを押すことで秒数を減らすとよいでしょう。わたしは、最短の「1秒」にしています。

10.キーのリピート → 最短

設定方法

設定 → アクセシビリティ → キーボード → キーのリピート → オン → 「キーのリピート間隔」と「リピート入力認識までの時間」を最短

キーを長押したときに、どれだけ速くリピートしてくれるか(キーのリピート間隔)、どれだけ速くリピートを認識してくれるか(リピート入力認識までの時間)の設定です。

いずれも、マイナスボタンを連打して、最短にしておきましょう。入力した文字を連続して消去するときや移動するときなどのスピードがまるで違います。ちなみに、なぜか文字の連続入力はできません… どうして?

11.トラックパッド・軌跡の速さ → 最速

設定方法

設定 → 一般 → トラックパッド → 軌跡の速さ → 最速 

トラックパッドを動かしたときのポインタの速さ、つまり「軌跡の速さ」は、最速にしておきましょう。設定用の調整バーがあるので、いちばん右側(ウサギさんのマーク)まで動かします。

そうしておかないと、ポインタを動かすたびに、余計に指を動かさなくてはいけなくなります。同様に、パソコンのマウスなども含めて、ときどき「めっちゃ遅っ…」というものがありますが。時間のムダ、体力のムダです。軌跡の速さは「最速」以外にはありえません。気をつけましょう。

12.トラックパッド・タップでクリック → オン

設定方法

設定 → 一般 → トラックパッド → タップでクリック → オン 

「タップでクリック」とは、文字どおり、トラックパッドをタップすることでクリックできる機能です。この機能がオフになっていると、クリックするたびにトラックパッドを「押し込む」という作業が必要になります。

オンにしておけば、トラックパッドをタップするだけで済む。どっちがいいですか? わたしは、タップするだけのほうがいいです。そのほうがラクだし、たびたびカチカチ(押し込む音)いわせてるのもイマイチなんで。

まとめ

iPad用MagicKeyboardで生産効率を極めるために、実際わたしがやっている「設定」について、お話をしてきました。

せっかくのMagicKeyboardを最大限に活かせるよう、ご参考にしていただけましたら幸いです。

iPad用MagicKeyboardで生産効率を極める12の設定
  1. 自動大文字入力 → オフ 
  2. 自動修正 → オフ
  3. ライブ変換 → オン
  4. キーボードの輝度 → 最小
  5. caps lock → control
  6. 地球儀キー → caps lock
  7. スマート句読点 → オフ
  8. スマート全角スペース → オフ
  9. フルキーボードアクセス → オン
  10. キーのリピート → 最短
  11. トラックパッド・軌跡の速さ → 最速
  12. トラックパッド・タップでクリック → オン
iPad用MagicKeyboardで生産効率を極める12の設定

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