Twitterを続けることで被る9つものデメリットがあります。
自覚しているようで自覚していないデメリットでもあるので、あらためて確認をしてみましょう。というお話です。
自覚しているようでしていないのがデメリット。
きょう現在(2021年1月17日)、Twitterを使っていはいるものの。その使いみちは「限定」しています。
本ブログの更新情報を投稿するほかは、ほとんど投稿せず。タイムラインに流れてくる投稿を見ることはありません。他人の投稿を見るにしても、「見たいものだけを見る」ようにしています。
はじめからそうしていたわけではありませんが。Twitterを使い続けているうちにそうなりました。ではなぜ、Twitterを限定的に使うのか?
それは、Twitterを続けることで被る「9つものデメリット」があるからです。
だから、あなたもTwitterは限定的に使ったほうがいい、いっそやめたほうがいい。などと言うつもりはありません。Twitterにはメリットだってあるわけで。
ただ、そのメリットばかりではなく、デメリットも自覚したうえで、Twitterを使うかどうか? 使うとしたらどのように使うか? を考える。
そのきっかけになればと、Twitterを続けることで被る9つものデメリットについてお話をしていきます。具体的にはこちらです↓
- 時間を失くす
- 価値観がかたよる
- 140文字の限界
- 炎上する
- ストックできない
- 集中力を奪われる
- 見たくないものまで目に入る
- 承認欲求が高まる
- 最終的に、幸福度が下がる
これらは、意外とわかっているようでわかっていないデメリットでもあります。気づいているようで気づいていない。自覚しているようで自覚していない。わたし自身もそうでした。
というわけで、あらためて確認をしていきましょう。
Twitterを続けることで被る9つものデメリット
【デメリット1】時間を失くす
言うまでもありませんが、Twitterには「まさに無限」の情報が流れています。だから、無防備にタイムラインを眺めていると、情報の大波に流されるばかりです。これはいけません。
気がついたら、思った以上に時間がたっていた… という経験は、だれにもいちどくらいはあるのではないでしょうか? そういうときって、けっこう後悔しますよね。繰り返しとなれば、その後悔もひとしおでしょう。
というように、「時間を失くす」のは Twitterのデメリットのひとつです。
そのデメリットを避けるために、わたしは Twitterの利用時間を制限しています。利用するときにも、タイムラインは開かず、必要な情報を「能動的」に見にいくようにしています(設定やアプリを使って、フィルターにかけたものだけを見る)。
【デメリット2】価値観がかたよる
Twitterのメリットとして、リアルよりも「多くのヒトたち」と交流できることが挙げられます。とはいえ、なかには「じぶんとは合わないなぁ」というヒトたちもいるわけで。
そんなときには、ブロックしたりミュートしたりで、わが身を守ることになるでしょう。その結果、おのずと「価値観が合うヒトたちだけ」との交流になっていきます。
はじめは多くのヒトたちと交流しよう、と思っていたのに。価値観の交流をも考えていたはずなのに。結局は、じぶんの価値観の範囲にとどまってしまう… これを「価値観がかたよる」と考えるならデメリットです。
【デメリット3】140文字の限界
Twitterはひとつの投稿につき、基本的に「140文字まで」という制限があります。限られた文字数で語るのですから、気をつけないと「誤解」を招くことにもなりかねません。
実際に、誤解を招いてトラブルにいたる… というハナシはちょいちょい見聞きするところです。おそらく、「当事者にはなりたくない」とのヒトがほとんどでしょう。
これを避けるためもあってか、スレッド式で投稿することもできますが。そこまでするなら、Twitterでなくてもいいような…(ブログとかFacebookとか)という考え方もあるはずです。
「140文字の限界」もまた、Twitterのデメリットだと言えます。
【デメリット4】炎上する
いましがた、Twitterは「140文字の限界」によって誤解を招くことがある、とのハナシをしました。誤解がエスカレートすると、いわゆる「炎上」にいたります。
あえて炎上を狙う、という「商法」もあるようですが。精神的にはだいぶキツそうなので、わたしにはとてもできることではありませんね…
また、狙わずに炎上したのであれば、なおキツいでしょうから。やっぱり炎上は避けたいところです。それなら、可能性を元から断つ。140文字の限界がついてまわる Twitterではあまり深くを語らない。
というわけで。言いたいことはブログやメルマガに書くようにしているわたしです。
【デメリット5】ストックできない
Twitterには、「投稿がフローする(流れる)」という特性があります。これをメリットととることもできますが、デメリットととることもできるでしょう。
このようなブログであれば、情報として「ストックできる(蓄積できる)」ことを考えると。同じ情報にしても、あっという間にフローしてしまうのはもったいない気がします。
あるていど多くのヒトたちに、あるていど普遍的なことを伝えようとするのであれば、フローするよりもストックできるほうがいい。そういう考え方もあるはずです。
【デメリット6】集中力を奪われる
Twitterをガチでやりだすと、新着通知をオンにすることが多くなるでしょう。ガチでなくても、オンにしているかもしれません。
いずれにせよ、集中力を奪われます。新着情報があるたびにスマホが鳴ったりすれば、手は止まる。手が止まらずとも、意識は確実に持っていかれます。
これを日になんども繰り返していたのでは、いくら時間があっても足りません。いちど途切れた集中力を取り戻すのには 25分かかるとの話もあります。
というわけで。わたしは、Twitterにかかわらず「通知オフ」がキホンです。
【デメリット7】見たくないものまで目に入る
Twitterのタイムラインを眺めていると、見たくないものまで目に入ることがあります。見たくないものはヒトそれぞれでしょうが、行き過ぎた怒りや非難、凄惨なニュースなどをわたしは好みません。
そういったものが目に入ってしまうと、心がザワザワします。アタマのなかがモヤモヤしてしまいます。あまり健康的ではありませんよね? だとしたら、デメリットでしょう。
だから、タイムラインを見ないようにしている。というのは、さきほどもお話をしたとおりです。ヒトの好奇心(怖いもの見たさ含め)とはなかなかスゴいものですから、「しくみ」としてブロックするのがよいでしょう。
【デメリット8】承認欲求が高まる
Twitterには「いいね」や「リツイート」といった、ヒトの承認欲求をあおるしくみがあります。つまり、じぶんの投稿に「いいね」や「リツイート」がほしい! という気持ちが高まるわけです。
承認欲求自体はわりと自然なものでしょうし(人間として)、必ずしも悪とは言い切れないものでもあります(目的にせず、動機にする限りは)。
でもやっぱり、他者承認が可視化されるのは疲れるものです。どうしても目がいくし、気にもなってしまう。その結果、「いいね」や「リツイート」がほしいがための投稿になれば、本末転倒だとも言えるでしょう。
【デメリット9】最終的に、幸福度が下がる
ここまで、Twitterを続けることで被るデメリットを8つ、お話してきました。それらの総合的な影響として(と言っていいでしょう)、幸福度が下がってしまう。これが9つめのデメリットです。
SNSを使い続けることで幸福度が下がる、うつ病になる可能性が高まることが研究によってわかっています。これはショッキングなデメリットではないでしょうか。さすがに、Twitterで不幸にはなりたくないですよね。
いっぽうで。SNSの利用を1日30分以内に抑えることに効果があるとの研究結果もあります。Twitterを利用するときには、目安にしたいところです。
まとめ
Twitterを続けることで被る9つものデメリットがあります。
自覚しているようで自覚していないデメリットでもあるので、折に触れて、あらためて確認をしてみるのがいいでしょう。
そのうえで、Twitterの使いかたを考える。場合によっては制限する・やめる、といったことも「選択肢のひとつ」です。
- 時間を失くす
- 価値観がかたよる
- 140文字の限界
- 炎上する
- ストックできない
- 集中力を奪われる
- 見たくないものまで目に入る
- 承認欲求が高まる
- 最終的に、幸福度が下がる